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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 15.2 運用ガイド
ETERNUS

12.4.3 保守系コマンド

レプリケーション管理の保守系コマンドについて説明します。

12.4.3.1 swsrprecoverres(資源整合コマンド)

名前

swsrprecoverres - 管理情報の復旧


形式

管理対象サーバ(Storageサーバ)で実行するとき
プログラムディレクトリ\bin\swsrprecoverres [-r] [-p]
運用管理サーバ(Storage管理サーバ)で実行するとき
プログラムディレクトリ\bin\swsrprecoverres -h Server-Name [-r] [-p]

機能説明

システムダウンなどでレプリケーション管理情報の整合性が不完全となってしまった場合、整合性がとれるように復旧します。


オプション

-h Server-Name

管理対象サーバ名を指定します。
運用管理サーバ以外では、このオプションを指定できません。

-r

レプリケーション管理簿を更新するswsrpsetvol(複製ボリューム情報設定コマンド)swsrpdelvol(複製ボリューム情報削除コマンド)が強制終了やシステムダウンなどで不意に終了した場合や、レプリケーション管理簿が誤って削除された場合のように、レプリケーション管理簿の不正状態が発生した場合に指定します。
本オプションが指定された場合、以下のようなレプリケーション管理簿の再作成処理が実施されます。
運用管理サーバのリポジトリ内にあるレプリケーション管理情報が管理対象サーバにダウンロードされ、複製ボリューム情報が復元されます。ETERNUS ディスクアレイに問い合わせることで、同期処理の実行情報が復元されます。

-p

未実施の後処理を実行しないことを指定します。swsrpmake(複製作成コマンド)のプロセスが強制終了、システムダウンなどにより不意に終了した場合に使用できます。


終了ステータス

=0 : 正常終了
>0 : 異常終了


使用例

注意事項