名前
swsrpdbinfo_ex2k3/swsrpdbinfo_exchange - ストレージグループまたはデータベースの情報の登録と削除
形式
プログラムディレクトリ\bin\swsrpdbinfo_ex2k3 [-evs Virtual-Server-Name] [-sgname Storage-Group-Name]
プログラムディレクトリ\bin\swsrpdbinfo_ex2k3 [-evs Virtual-Server-Name] -clean
プログラムディレクトリ\bin\swsrpdbinfo_exchange [-evs Virtual-Server-Name] [-sgname Storage-Group-Name]
プログラムディレクトリ\bin\swsrpdbinfo_exchange [-evs Virtual-Server-Name] -clean
プログラムディレクトリ\bin\swsrpdbinfo_exchange -delete [-sgname Storage-Group-Name]
プログラムディレクトリ¥bin¥swsrpdbinfo_exchange [-dbname Database-Name]
プログラムディレクトリ¥bin¥swsrpdbinfo_exchange -clean
プログラムディレクトリ\bin\swsrpdbinfo_exchange -delete [-dbname Database-Name]
機能説明
ストレージグループまたはデータベースの情報を登録/削除します。
本コマンドは、Exchange Serverのバックアップ運用開始時、または、ストレージグループ(データベース)のファイル構成が変更された場合に実行します。本コマンドを実行すると、ストレージグループ(データベース)を構成する各ファイル(メールボックスストアとパブリックフォルダストアのデータベースファイル、トランザクションログファイル、チェックポイントファイル)とAdvancedCopy Managerデバイス名の情報が登録/削除されます。
オプション
ストレージグループ名を指定します。
Exchangeデータベース情報を登録するときに本オプションを省略すると、すべてのストレージグループ情報が登録されます。
-deleteオプションを指定してExchangeデータベース情報を削除するときに本オプションを省略すると、すべてのストレージグループ情報が削除されます。
スペースを含むストレージグループ名は、二重引用符(" ")をつける必要があります。
データベース名を指定します。
Exchangeデータベース情報を登録するときに本オプションを省略すると、すべてのデータベース情報が登録されます。
-deleteオプションを指定してExchangeデータベース情報を削除するときに本オプションを省略すると、すべてのデータベース情報が削除されます。
スペースを含むデータベース名は、二重引用符(" ")をつける必要があります。
マウントされていない、または、存在しないデータベースの情報を削除する場合に指定します。
Exchange Server 2013のデータベース情報を削除する場合は、Exchangeデータベース情報を削除してから実施してください。
クラスタ運用を行っている場合、Exchange仮想サーバ(EVS)の名前を指定します。
クラスタ運用を行っていない場合は、指定の必要はありません。
マウント状態に関わらず、登録されたストレージグループまたはデータベースの情報を削除する場合に指定します。
本オプションはWindows Server 2008以降の64bit環境で使用可能です。
終了ステータス
=0 : 正常終了
>0 : 異常終了
使用例
ストレージグループFirstStorageGroupを登録します。
C:\>C:\Win32App\AdvancedCopyManager\bin\swsrpdbinfo_ex2k3 -sgname FirstStorageGroup swsrpdbinfo_ex2k3 successfully completed C:\>
不要なストレージグループ情報を削除します。
C:\>C:\Win32App\AdvancedCopyManager\bin\swsrpdbinfo_ex2k3 -clean swsrpdbinfo_ex2k3 successfully completed C:\>
データベースMailBox1を登録します。
C:¥>C:¥Win32App¥AdvancedCopyManager¥bin¥swsrpdbinfo_exchange -dbname MailBox1 swsrpdbinfo_exchange successfully completed C:¥>
不要なストレージグループ情報またはデータベース情報を削除します。
C:¥>C:¥Win32App¥AdvancedCopyManager¥bin¥swsrpdbinfo_exchange -clean swsrpdbinfo_exchange successfully completed C:¥>
データベースの状態に関わらず、データベースMailBox2を削除します。
C:¥>C:¥Win32App¥AdvancedCopyManager¥bin¥swsrpdbinfo_exchange -delete -dbname MailBox2 swsrpdbinfo_exchange successfully completed C:¥>
注意事項
次のような場合は、データベース情報を登録できません。
指定したストレージグループが存在しないとき。
指定したデータベースが存在しないとき。
Exchange Server 2007の場合、ストレージグループ内のすべてのストア(データベース)をマウントした状態で本コマンドを実行してください。
ストレージグループ内の一部のストアがディスマウントされている場合、ディスマウントされているストアの情報は登録されません。
ストレージグループ内のすべてのストアがディスマウントされている場合、本コマンドは異常終了します。
Exchange Server 2010またはExchange Server 2013の場合、データベースをマウントした状態で本コマンドを実行してください。
次のコマンドが動作中のときは、本コマンドを実行できません。