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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 15.2 運用ガイド
ETERNUS

12.5.5 swsrpvssrestore_exchange(Exchange VSSリストア実行コマンド)

名前

swsrpvssrestore_exchange - ストレージグループまたはデータベースのリストア


形式

Exchange Server 2003またはExchange Server 2007の場合
プログラムディレクトリ\bin\swsrpvssrestore_exchange [-evs Virtual-Server-Name] (-point|-roll) -sgname Storage-Group-Name [-copygrp Copyset-Group-Name]
Exchange Server 2010またはExchange Server 2013の場合
プログラムディレクトリ¥bin¥swsrpvssrestore_exchange (-point|-roll) -dbname Database-Name

機能説明

VSSと連携してストレージグループまたはデータベースのリストアを行います。
VSSと連携する際に、バックアップサーバに保存されているライタメタデータドキュメントおよびバックアップコンポーネントドキュメントが使用されます。
オプションにより以下の2つのリストア方式を選択できます。

Point-in-timeリストア(バックアップ時点へのリストア)

バックアップボリュームからストレージグループまたはデータベースを構成する全ファイル(*.edb、*.stm、*.log、*.chk)をリストアすることで、ストレージグループをバックアップ時点へ復旧します。バックアップ後に作成されたデータは、リストア後のデータベースには反映されません。

ロールフォワードリストア(最新状態へのリストア)

バックアップボリュームからデータベースファイル(*.edb、*.stm)だけをリストアし、業務ボリューム上に存在するログファイルを使用してログを適用し、データベースを最新時点へ復旧します。


オプション

-sgname Storage-Group-Name

ストレージグループ名を指定します。
スペースを含むストレージグループ名は、二重引用符(" ")をつける必要があります。

-dbname Database-Name

データベース名を指定します。
スペースを含むデータベース名は、二重引用符(" ")をつける必要があります。

-evs Virtual-Server-Name

クラスタ運用を行っている場合、Exchange仮想サーバ(EVS)の名前を指定します。
クラスタ運用を行っていない場合は、指定の必要はありません。

-point

Point-in-Time方式のリストアを行います。

-roll

ロールフォワード方式のリストアを行います。

-copygrp Copyset-Group-Name

コピーセットグループ名を指定します。
本オプションを省略した場合、コピーセットグループ名はデフォルトのコピーセットグループ:“BkupGroup”になります。
本オプションは、Windows Server 2008以降では未サポートです。


終了ステータス

=0 : 正常終了
>0 : 異常終了


使用例

注意事項