本節では、レプリケーション管理のコマンドによる操作について説明しています。
注意
レプリケーション管理のすべてのコマンドはAdministratorsグループに属しているユーザーだけが実行可能です。
そのほかのユーザーでコマンド実行した場合は、「swsrp0601」のメッセージを出力しエラー終了します。
注意
コマンド実行に必要な動作環境は下表のとおりです。
コマンド名 | AdvancedCopy Managerの動作環境 |
---|---|
swsrpcancel | 運用管理サーバ(Storage管理サーバ)で-hオプションを指定してコマンドを実行する場合は、運用管理サーバおよび処理対象である管理対象サーバ(Storageサーバ)のデーモン/サービスが動作していなければならない。 |
swsrpchsync | 運用管理サーバで-hオプションを指定してコマンドを実行する場合は、運用管理サーバおよび処理対象である管理対象サーバのデーモン/サービスが動作していなければならない。 |
swsrpdelvol | 管理対象サーバで実行する場合、運用管理サーバのデーモン/サービスが動作していなければならない。 |
swsrprecbuffstat | 運用管理サーバで-hオプションを指定してコマンドを実行する場合は、運用管理サーバおよび処理対象である管理対象サーバのデーモン/サービスが動作していなければならない。 |
swsrprecbuffset | 管理対象サーバで実行する場合、運用管理サーバのデーモン/サービスが動作していなければならない。 |
swsrpmake | 運用管理サーバで-hオプションを指定してコマンドを実行する場合は、運用管理サーバおよび処理対象である管理対象サーバのデーモン/サービスが動作していなければならない。 |
swsrprecoverres | 運用管理サーバで-hオプションを指定してコマンドを実行する場合は、運用管理サーバおよび処理対象である管理対象サーバのデーモン/サービスが動作していなければならない。 |
swsrprevsync | 運用管理サーバで-hオプションを指定してコマンドを実行する場合は、運用管理サーバおよび処理対象である管理対象サーバのデーモン/サービスが動作していなければならない。 |
swsrpsetvol | 管理対象サーバで実行する場合、運用管理サーバのデーモン/サービスが動作していなければならない。 |
swsrpstartsync | 運用管理サーバで-hオプションを指定してコマンドを実行する場合は、運用管理サーバおよび処理対象である管理対象サーバのデーモン/サービスが動作していなければならない。 |
swsrpstat | 運用管理サーバで-hオプションを指定してコマンドを実行する場合は、運用管理サーバおよび処理対象である管理対象サーバのデーモン/サービスが動作していなければならない。 |
swsrpvolinfo | 運用管理サーバで-hオプションを指定してコマンドを実行する場合は、運用管理サーバおよび処理対象である管理対象サーバのデーモン/サービスが動作していなければならない。 |
注意
クラスタ運用におけるコマンドは、次の手順で実行します。
必要に応じて、環境変数SWSTGNODEに該当業務の論理ノード名を設定します。環境変数の設定方法は以下のとおりです。
set SWSTGNODE=論理ノード名
コマンドを実行します。
クラスタ運用におけるコマンドと、環境変数設定の要否およびコマンドを実行するノードは下表のとおりです。コマンドを実行する際の注意事項は備考欄に記述しています。
コマンド | 環境変数の要否 | コマンド実行ノード | 備考 |
---|---|---|---|
swsrpsetvol | 必要 | 業務稼働ノード | - |
swsrpvolinfo | 必要 | 業務稼働ノード | - |
swsrpdelvol | 必要 | 業務稼働ノード | - |
swsrprecbuffstat | 必要 | 業務稼働ノード | - |
swsrprecbuffset | 必要 | 業務稼働ノード | - |
swsrpstartsync | 必要 | 業務稼働ノード | - |
swsrpmake | 必要 | 業務稼働ノード | - |
swsrpstat | 必要 | 業務稼働ノード | - |
swsrpcancel | 必要 | 業務稼働ノード | - |
swsrpchsync | 必要 | 業務稼働ノード | - |
swsrprevsync | 必要 | 業務稼働ノード | - |
swsrprecoverres | 必要 | 業務稼働ノード | - |