名前
stgforcedelsrv - 管理対象サーバ(Storageサーバ)情報の強制削除
形式
プログラムディレクトリ\bin\stgforcedelsrv -n 管理対象サーバ名 -b 削除前のデータベース格納先 -a 削除後のデータベース格納先
機能説明
管理対象サーバの情報を強制削除します。本コマンドは、運用管理サーバ(Storage管理サーバ)で実行する必要があります。
本コマンドは、管理対象サーバのバックアップ/レプリケーションの設定を強制削除するため、使用には注意が必要です。実行前に必ず本書の「11.6 管理対象サーバの情報を削除できない場合の対処」を参照してください。
オプション
強制削除する管理対象サーバ名を指定します。
データベースをバックアップしたディレクトリを、フルパスで指定します。
本コマンドは、-bオプションで指定されたディレクトリのデータベースを元に、指定された管理対象サーバ情報を強制削除し、-aオプションで指定されたディレクトリに、削除後のデータベースを配置します。
管理対象サーバ削除後のデータベースを格納するディレクトリを、フルパスで指定します。
指定ディレクトリに関する注意事項は以下のとおりです。
指定するディレクトリが存在しない場合は、本コマンド実行前に作成しておく必要があります。
配下にファイルやディレクトリが存在しないディレクトリを指定してください。
サーバを再起動しても消えないディレクトリを指定してください。
終了ステータス
=0 : 正常終了
>0 : 異常終了
使用例
管理対象サーバ(サーバ名: Server1)の情報を強制削除します。削除後のデータベースは、“c:\afterDB”配下に作成されます。
C:\>C:\ETERNUS_SF\ACM\bin\stgforcedelsrv -n Server1 -b c:\beforeDB -a c:\afterDB Begin the forcing deletion? (y/n) : y stgforcedelsrv completed
注意事項
本コマンドはadministratorsグループに所属するアカウントだけ実行可能です。
製品インストール時に指定したロケールで、実行してください。
運用管理サーバの情報は削除できません。
本コマンド実行中にバックアップやレプリケーション、運用環境の変更など、AdvancedCopy Managerの操作は行わないでください。
本コマンドが異常終了した場合、-aオプションで指定したディレクトリ配下に作業ファイルが残ることがあります。本コマンドが異常終了したあとに本コマンドを再実行する場合は、-aオプションで指定したディレクトリ配下を削除してから実行してください。
本コマンドは複数同時に実行できません。
Windows Server 2008以降で実行する場合は、コマンドプロンプトを“管理者として実行”にて起動し、本コマンドを実行してください。