ページの先頭行へ戻る
ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 15.2 運用ガイド
ETERNUS

12.3.20 stgforcedelsrv(サーバ情報強制削除コマンド)

名前

stgforcedelsrv - 管理対象サーバ(Storageサーバ)情報の強制削除


形式

プログラムディレクトリ\bin\stgforcedelsrv -n 管理対象サーバ -b 削除前のデータベース格納先 -a 削除後のデータベース格納先

機能説明

管理対象サーバの情報を強制削除します。本コマンドは、運用管理サーバ(Storage管理サーバ)で実行する必要があります。

本コマンドは、管理対象サーバのバックアップ/レプリケーションの設定を強制削除するため、使用には注意が必要です。実行前に必ず本書の「11.6 管理対象サーバの情報を削除できない場合の対処」を参照してください。


オプション

-n 管理対象サーバ名

強制削除する管理対象サーバ名を指定します。

-b 削除前のデータベース格納先

データベースをバックアップしたディレクトリを、フルパスで指定します。
本コマンドは、-bオプションで指定されたディレクトリのデータベースを元に、指定された管理対象サーバ情報を強制削除し、-aオプションで指定されたディレクトリに、削除後のデータベースを配置します。

-a 削除後のデータベース格納先

管理対象サーバ削除後のデータベースを格納するディレクトリを、フルパスで指定します。
指定ディレクトリに関する注意事項は以下のとおりです。

  • 指定するディレクトリが存在しない場合は、本コマンド実行前に作成しておく必要があります。

  • 配下にファイルやディレクトリが存在しないディレクトリを指定してください。

  • サーバを再起動しても消えないディレクトリを指定してください。


終了ステータス

=0 : 正常終了
>0 : 異常終了


使用例

管理対象サーバ(サーバ名: Server1)の情報を強制削除します。削除後のデータベースは、“c:\afterDB”配下に作成されます。

C:\>C:\ETERNUS_SF\ACM\bin\stgforcedelsrv -n Server1 -b c:\beforeDB -a c:\afterDB
Begin the forcing deletion? (y/n) : y
stgforcedelsrv completed

注意事項