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Systemwalker Centric Manager/Systemwalker Event Agent トラブルシューティングガイド 監視編

18.1 セルフチェック監視中に、「監視メッセージ・監視イベント通知に遅延が発生しています」と出力される

セルフチェック監視中に、スローダウンのメッセージが表示された場合の対処方法について説明します。

エラーメッセージ

[Systemwalkerコンソール]が起動しているサーバ、および運用管理クライアント上に、以下のメッセージボックスが表示されます。

対象バージョンレベル

対処1

Windows版はAdministrator権限で、Solaris版はスーパーユーザで、対処してください。

確認方法1:処理待ちのメッセージの確認

運用管理サーバで以下のコマンドを実行し、処理待ちのメッセージ一覧を確認します。

【実行例】

機能                     発生元      処理待ち件数
システム監視              nodeA         1
システム監視              nodeB       200
アプリケーション管理      nodeX         3
対処イベント                 -         1
-------
計                                    205

実行結果から、以下の確認作業に進みます。

確認方法2:プロセス状態の確認

  1. プロセス動作状況の確認

    問題が発生しているコンピュータ上で、以下のコマンドを実行し、各機能のプロセスの動作状況を確認します。

    • [Windows版の場合]

      mppviewc

    • [Solaris版、Linux版の場合]

      /opt/systemwalker/bin/mppviewc

    ポイント

    プロセスに異常が発生している場合は、機能に対して、以下のように表示されます。

    >>>>> ERROR:Process NOT Found!! : 監視対象プロセス

  2. システムの復旧

確認方法3:出力情報の確認

  1. “確認方法1:処理待ちのメッセージの確認”で表示した出力情報の機能名、発生元ノード、および処理待ち件数を確認します。

  2. 処理待ち件数の多い機能に対して、それぞれ以下を参照し、それぞれの方法で、対処してください。

対処2

原因

原因については、“[Systemwalkerコンソール]での表示、操作に時間がかかる(遅延している)、各サーバでCPU使用率が高くなっている”を参照してください。

対処方法

対処方法については、“[Systemwalkerコンソール]での表示、操作に時間がかかる(遅延している)、各サーバでCPU使用率が高くなっている”を参照してください