PRIMECLUSTER 活用ガイド <コマンドリファレンス編> (Solaris(TM)オペレーティングシステム/Linux版)
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第1章 コマンドの概要> 1.1 コマンドの種類

1.1.2 種類別コマンド一覧

コマンド

機能

Solaris

Linux

備考

■ CF

cfconfig(1M)

PRIMECLUSTER クラスタのノードを構成または構成を削除する

 

cfrecon(1M)

クラスタノードで使用しているクラスタインタコネクトを動的に変更する

Solaris のみの機能

cfregd(1M)

CF レジストリ同期デーモン

 

cfset(1M)

/etc/default/cluster.config エントリを CF モジュールに適用または変更する

 

cftool(1M)

CF ノードまたはクラスタ内の他ノード通信状態を表示する

4.2A30以降"-R","-H"オプション追加

rcqconfig(1M)

クラスタ整合状態(クォーラム)を設定または開始する

 

rcqquery(1M)

クラスタの整合状態(クォーラム)の状態を取得する

 

■ CIP

cipconfig(1M)

CIP を起動または停止する

 

cip.cf(4)

CIP 構成定義ファイルフォーマット

参照のみ(Cluster Admin で使用するファイルため、直接編集は行わないでください。)

ciptool(1M)

クラスタ内のローカルノードとリモートノードに関する CIP 情報を取り出す

 

■ オペレータ介入

clreply(1M)

オペレータ介入要求メッセージに応答する

 

■ PAS

mipcstat(1M)

MIPC 統計を出力する

 

■ クラスタリソース管理機構

clautoconfig(1M)

自動リソース登録を実行する

 

clbackuprdb(1M)

リソースデータベースを保存する

Linux ではノード増減設が未サポートのため制限

cldeldevice(1M)

自動リソース登録によって登録されたリソースを削除する

Solaris のみの機能

cldelrsc(1M)

Solaris
自動リソース登録で作成したネットワークインタフェースカードのリソースを削除する

Linux
自動リソース登録で作成したリソースを削除する

 

clexec(1M)

クラスタノード間でコマンドを実行する

 

clgetrsc(1)

引継ぎ IP アドレスを取得する

Solaris のみの機能

clgettree(1)

リソースデータベースのツリー情報を出力する

 

clinitreset(1M)

リソースデータベースをリセットする

 

clinitscript(1M)

共用ディスク装置の接続確認結果を通知する

Solaris のみの機能

clrestorerdb(1M)

リソースデータベースを復元する

Linux ではノード増減設が未サポートのため制限

clsetacfparam(1M)

共用ディスク装置の接続確認、および自動リソース登録の動作設定を行う

Solarisのみの機能

clsetparam(1M)

リソースデータベース/故障リソース特定/オペレータ介入要求の動作環境を表示および変更する

 

clsetrsc(1M)

引継ぎ IP アドレスを変更する

Solaris のみの機能

clsetup(1M)

リソースデータベースを設定する

 

clspconfig(1M)

パトロール診断の動作設定を行う

Solaris のみの機能

clsptl(1M)

パトロール診断を実行する

Solaris のみの機能

clstartrsc(1M)

リソースを活性化する(GDS のみ)

 

clstoprsc(1M)

リソースを非活性にする(GDS のみ)

 

clsyncfile(1M)

クラスタノード間でファイル配布を行う

 

■ RMS

clchkoffline(1M)

RMS オブジェクトの状態をチェックする

4.1A20 以降

hvassert(1M)

RMS のリソース状態を診断する

 

hvcm(1M)

BM(ベースモニタ)を起動する

 

hvconfig(1M)

RMS 構成ファイルを表示または保存する

 

hvdisp(1M)

RMS のリソース情報を表示する

 

hvdump(1M)

RMS に関するデバッグ情報を収集する

4.2A30以降"-w"オプション追加

hvenv.local(4)

RMS ローカル環境変数ファイル

 

hvlogclean(1M)

RMS ログファイルを削除する

 

hvsetenv(1M)

RMS rc スクリプトで起動するかどうかの指定、または AutoStartUp 属性の制御を行う

4.1A30 以降

hvshut(1M)

RMS を停止する

 

hvswitch(1M)

RMS ユーザアプリケーションリソースの制御を他のシステムノードへ切替える

 

hvutil(1M)

RMS リソースの可用性を操作する

 

■ シャットダウン機構

cldevparam(1M)

非同期監視のチューニング可能な動作環境を変更・表示する

 

clmmbmonctl(8)

MMB 非同期監視機能のデーモンの動作状態表示/起動/停止/再起動を行う

Linux のみの機能

clmmbsetup(8)

MMB 情報を登録・変更・削除・表示する

Linux のみの機能

clrccumonctl(1M)

コンソール非同期監視のデーモンの動作状態表示/起動/停止/再起動を行う

Solaris のみの機能

clrccusetup(1M)

コンソール情報を登録・削除・表示する

Solaris のみの機能

clrcimonctl(1M)

RCI 非同期監視のデーモンの動作状態表示/起動/停止/再起動を行う

Solaris のみの機能

clrcirccusetup(1M)

RCI 非同期監視機能およびコンソール非同期監視機能の環境設定を行う

4.1A00 のみ
Solaris のみの機能

clvmgsetup(8)

管理OS情報を登録・変更・削除・表示する

4.3A00 のみ
Linux のみの機能

rcsd(1M)

シャットダウンマネージャのシャットダウンデーモン

 

rcsd.cfg(4)

シャットダウンデーモンの構成ファイル

 

SA_blade.cfg(4)

BLADE シャットダウンエージェントの構成定義ファイル

Linux のみの機能

SA_ipmi.cfg(4)

IPMI シャットダウンエージェントの構成定義ファイル

Linux のみの機能

SA_lkcd.tout(4)

シャットダウンエージェントの補助情報定義ファイル

Linux のみの機能

SA_rsb.cfg(4)

リモートサービスボード(RSB)シャットダウンエージェントの構成定義ファイル

Linux のみの機能

SA_sunF.cfg(4)

sunFシステムコントローラシャットダウンエージェントの構成定義ファイル

Solaris のみの機能

sdtool(1M)

シャットダウン機構のインタフェースツール

 

■ 故障リソース履歴

cldispfaultrsc(1M)

現在故障が発生しているリソース一覧を出力する

 

■ Web-Based Admin View

fjsvwvbs(1M)

Web-Based Admin View を停止する

 

fjsvwvcnf(1M)

Web-Based Admin View の Web サーバを起動、停止、および再起動する

 

wgcnfclient(1M)

RMS 構成名を設定/参照する

Solaris のみの機能

wvCntl(1M)

Web-Based Admin View を起動、停止、およびデバッグ情報を取得する

 

wvGetparam(1M)

Web-Based Admin View の環境変数を表示する

 

wvSetparam(1M)

Web-Based Admin View 環境変数を設定する

 

wvstat(1M)

Web-Based Admin View の操作状態を表示する

 

■ プロシジャリソース

claddprocrsc(1M)

状態遷移プロシジャを使用するアプリケーションリソースを登録する

 

cldelproc(1M)

状態遷移プロシジャを削除する

 

cldelprocrsc(1M)

状態遷移プロシジャを使用するアプリケーションリソースを削除する

 

cldspproc(1)

状態遷移プロシジャを使用するリソースの情報を出力する

 

clgetproc(1M)

状態遷移プロシジャを取り出す

 

clsetproc(1M)

状態遷移プロシジャを登録する

 

clsetprocrsc(1M)

状態遷移プロシジャを使用するアプリケーションリソースの登録情報を変更する

 

■ プロセス監視機能

clmonproc(1M)

プロセス監視機構にプロセスの監視を要求する

Solaris のみの機能

clmonsetdet(1M)

プロセス監視機能を使うための設定を行う

Solaris のみの機能

■ 回線切替機能

claddswursc(1M)

回線切替装置の切替回線リソースを登録する

Solaris のみの機能

cldelswursc(1M)

回線切替装置の切替回線リソースを削除する

Solaris のみの機能

clgetswuinfo(1)

回線切替装置のリソース情報を取得する

Solaris のみの機能

■ RMSウィザード

clrwzconfig(8)

クラスタアプリケーション情報を登録・削除・確認する

4.1A40 以降

Linux のみの機能

hvw(1M)

RMS リソースを設定する RMS Wizard Tools コマンド

Solaris は GUI Wizard を使用してください。

■ 保守/システム情報採取

cfbackup(1M)

PRIMECLUSTER ノードに関するクラスタ構成情報を保存する

Linux は制限

cfrestore(1M)

PRIMECLUSTER ノードで保存されたクラスタ構成情報を復元する

Linux は制限

pclsnap

システム情報採取ツール

Linux のみの機能


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