PRIMECLUSTER 活用ガイド <コマンドリファレンス編> (Solaris(TM)オペレーティングシステム/Linux版) |
目次
索引
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コマンド |
機能 |
Solaris |
Linux |
備考 |
---|---|---|---|---|
Web-Based Admin View を停止する |
○ |
○ |
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Web-Based Admin View の Web サーバを起動、停止、および再起動する |
○ |
○ |
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RMS 構成名を設定/参照する |
○ |
− |
Solaris のみの機能 |
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Web-Based Admin View を起動、停止、およびデバッグ情報を取得する |
○ |
○ |
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Web-Based Admin View の環境変数を表示する |
○ |
○ |
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Web-Based Admin View 環境変数を設定する |
○ |
○ |
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Web-Based Admin View の操作状態を表示する |
○ |
○ |
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Web-Based Admin View を停止する
/etc/init.d/fjsvwvbs stop
本コマンドは、Web-Based Admin View を停止するために使用します。
本コマンドにオプションが指定されなかった場合は、何も行われず終了します。Web-Based Admin View を起動する場合は、wvCntl(1M) コマンドを使用してください。
本コマンドは、システム管理者権限で実行してください。
# /etc/init.d/fjsvwvbs stop
#
0 :正常終了
0以外:異常終了
wvCntl(1M)
Web-Based Admin View の Web サーバを起動、停止、および再起動する
/etc/init.d/fjsvwvcnf { start | stop | restart }
本コマンドは、WWW Server for Admin View を起動、停止、再起動するために使用します。
本コマンドは、システム管理者権限で実行してください。
例 1: WWW Server for Admin View を停止します。
# /etc/init.d/fjsvwvcnf stop
#
例 2: WWW Server for Admin View を再起動します。
# /etc/init.d/fjsvwvcnf restart
#
0 :正常終了
0以外:異常終了
RMS 構成名を設定/参照する
/opt/FJSVwvucw/bin/wgcnfclient -s config-name -o name
/opt/FJSVwvucw/bin/wgcnfclient -g config-name
本コマンドは、userApplication Configuration Wizard で表示・操作する RMS 構成名を変更することができます。
本コマンドは、システム管理者権限で Web-Based Admin View の管理サーバで実行します。
本コマンドを使用するには、クラスタリソースマネージャのパッケージがインストールされている必要があります。パッケージがインストールされていない場合は、Web-Based Admin View の 3 層構成であると判断し、自ノードの情報のみ変更します。Web-Based Admin View の 3 層構成を使用している場合は、Web-Based Admin View のセカンダリ管理サーバ上でも、本コマンドを実行する必要があります。
0:正常終了
1:異常終了
Web-Based Admin View を起動、停止、およびデバッグ情報を取得する
/etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvCntl [ start | stop | restart ]
/etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvCntl glogs [ -all ] DestDir
本コマンドには、2つの使用用途があります。1つは、Web-Based Admin View を起動、停止、再起動することです。もう一つは、Web-Based Admin View の保守情報を収集することです。
保守情報は、本コマンドを実行したノードのみの情報しか採取しません。クラスタ環境などで運用しているような場合は、すべてのノードの保守情報が必要となるため、すべてのノードでこのコマンドを実行する必要があります。
収集した保守情報は、DestDir で指定されたディレクトリに wvLogs.tar.Z というファイル名で保存されます。DestDir を指定しなかった場合は、/var/tmp に保存されます。
本コマンドは、システム管理者権限で実行してください。
例 1: Web-Based Admin View を停止します。
# /etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvCntl stop
#
例 2: Web-Based Admin View の保守情報を採取します。
# /etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvCntl glogs -all /tmp
wvglogs: starting tar|compress process ...
wvglogs: done(0).
#
0 :正常終了
0以外:異常終了
fjsvwvbs(1M)
Web-Based Admin View の環境変数を表示する
/etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvGetparam [ key ]
本コマンドは、Web-Based Admin View の環境変数を表示するために使用します。
本コマンドは、Web-Based Admin View の環境変数を標準出力に出力します。デフォルトでは、すべての環境変数を出力します。
環境変数は、Web-Based Admin View の動作する環境を変更するために使用されます。環境変数には、3 つの属性があります。
本コマンドは、システム管理者権限で実行してください。
以下に、環境変数の説明を記載します。
"nnnn" は、正数値を指定することを示します。"nnn" は、IP アドレスを 10 進数で指定することを示します(最小値:0, 最大値:255)。
sys 属性には、以下のものがあります。
usr 属性には、以下のものがあります。
local 属性には、以下のものがあります。
例 1: プライマリ管理サーバの IP アドレスを表示します。
# /etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvGetparam primary-server
sys:primary-server 10.20.30.40
#
例 2: すべての環境変数を表示します。
# /etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvGetparam
sys:group-addr 231.20.30.40
sys:health-time 10
sys:keep-time 10
sys:n-pending-events 100
sys:n-tlog-debug on
sys:n-tlog-num 5
sys:n-tlog-vol 200
sys:primary-server 10.20.30.40
sys:retry-time 30
sys:s-elog-num 2
sys:s-elog-vol 100
sys:s-llog-num 2
sys:s-llog-vol 100
sys:s-olog-num 5
sys:s-olog-vol 100
sys:s-tlog-debug on
sys:s-tlog-num 5
sys:s-tlog-vol 200
sys:secondary-server 10.20.30.41
sys:server-ha on
usr:c-tlog-debug off
usr:locale japanese
usr:look-and-feel Metal
usr:out-time 0
local:httpip 10.20.30.40
local:java_home /usr/java1.1
local:mip 10.20.30.40
local:server-election on
#
0 :正常終了
0以外:異常終了
wvSetparam(1M)
Web-Based Admin View 環境変数を設定する
/etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvSetparam key value
/etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvSetparam -add { sys | usr | local } key value
本コマンドは、Web-Based Admin View の環境変数を設定するために使用します。
環境変数は、Web-Based Admin View の動作する環境を変更するために使用されます。環境変数には、3つの属性があります。
本コマンドを使用して、sys 属性または、usr 属性を変更する場合は、あらかじめ設定を変更するすべてのノードで Web-Based Admin View を停止しておく必要があります。Web-Based Admin View が停止されていなかった場合は、環境変数が正しく設定されません。local 属性を変更する場合は、該当ノードの Web-Based Admin View のみ停止する必要があります。設定の変更後は、wvCntl(1M) を使用して、Web-Based Admin View を起動してください。
本コマンドは、システム管理者権限で実行してください。
以下に、環境変数の説明を記載します。
"nnnn" は、正数値を指定することを示します。"nnn" は、IP アドレスを 10 進数で指定することを示します(最小値:0, 最大値:255)。
sys 属性には、以下のものがあります。
usr 属性には、以下のものがあります。
local 属性には、以下のものがあります。
例 1: プライマリ管理サーバの IP アドレスを設定する。
# /etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvSetparam primary-server 10.20.30.40
sys:primary-server 10.20.30.40
#
例 2: 環境変数を追加する。
# /etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvSetparam -add sys login-retry 10
sys:login-retry 10
#
0 :正常終了
0以外:異常終了
wvGetparam(1M)
Web-Based Admin View の操作状態を表示する
/etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvstat
本コマンドは、Web-Based Admin View の動作状態を確認するために使用します。Web-Based Admin View のプライマリおよびセカンダリ管理サーバの動作状態と、それらの管理サーバに接続している監視ノードやクライアントの接続状況も表示します。
本コマンドは、システム管理者権限で実行してください。
Web-Based Admin View の動作状態は、以下のフォーマットで表示されます。
# /etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvstat
primaryServer 10.20.30.40 node1 http=10.20.30.40 Run+S 21h26m27s ...(1) primaryServer Sessions: 1 ...(2) [3] User=root 10.20.30.50 0m18s ...(3) primaryServer Nodes: 3 ...(4) 10.20.30.40 node1 SunOS-5.8 6m13s (SA) ...(5) 10.20.30.41 node2 SunOS-5.8 5m54s (SA) 10.20.30.42 node3 SunOS-5.8 5m53s (SA) secondaryServer 10.20.30.41 node2 http=10.20.30.41 Run 6m22s ...(6) secondaryServer Sessions: 0 ...(7) secondaryServer Nodes: 3 ...(8) 10.20.30.42 node3 SunOS-5.8 6m13s (SA) ...(9) 10.20.30.40 node1 SunOS-5.8 5m54s (SA)
10.20.30.41 node2 SunOS-5.8 5m54s (SA)
#
(1)
初期化中
動作中
動作中で、クライアントセッションが存在する
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
初期化中
動作中
動作中で、クライアントセッションが存在する
(7)
(8)
(9)
0 :正常終了
0以外:異常終了
wvCntl(1M)
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