PRIMECLUSTER導入運用手引書 4.2 (Linux版) |
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第2部 導入編 | > 第6章 クラスタアプリケーションの構築 | > 6.7 クラスタアプリケーションの設定 |
ここでは、前節で設定したuserApplicationへリソースを登録する方法について説明します。
登録できるリソースは、以下があります。
Cmdline リソース
スクリプトファイルやコマンドをリソースとして設定する場合に使用します。
このリソースは、ISVアプリケーションや利用者アプリケーションをuserApplicationの状態に連動して起動/停止したり、逆にアプリケーションの停止に連動してuserApplicationを状態遷移するために必要です。
Fsystem リソース
ファイルシステムをuserApplicationの起動に合わせてマウントする場合に使用します。
GDSで作成したクラス上のファイルシステムをFsystemリソースとして使用する場合、GDSリソースも同一のuserApplicationにリソース登録を行う必要があります。
Gds リソース
GDS (Global Disk Services)で定義するディスククラスを userApplicationと連動して起動/停止する場合に使用します。
Gls リソース
GLS (Global Link Services)の伝送路二重化機能で定義する引継ぎIPアドレスをuserApplicationに設定する場合、および伝送路一重化で引継ぎIPアドレスをuserApplicationに設定する場合に使用します。
プロシジャリソース
状態遷移プロシジャリソースをuserApplicationに登録する場合に使用します。
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