PRIMECLUSTER導入運用手引書 4.2 (Linux版) |
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第2部 導入編 | > 第6章 クラスタアプリケーションの構築 | > 6.7 クラスタアプリケーションの設定 | > 6.7.3 リソースの設定 |
<事前設定>
Glsリソースの設定前に仮想インタフェースと引継ぎ仮想インタフェースの設定を行っておく必要があります。詳細は、"PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書(伝送路二重化機能編)"を参照してください。
"turnkey wizard STANDBY" の "Gls:Global-Link-Services" を選択します。
"AdditionalTakeoverIpaddress"を選択し引継ぎIPアドレスの設定を行います。
複数のリソースを登録するには、手順 2.〜手順4.までを複数回実施してください。
事前設定で登録した引継ぎIPアドレスが選択肢に表示されます。
事前設定した引継ぎIPアドレスの中から、userApplicationに登録する引継ぎIPアドレスを選択します。
リソースの動作モードの設定を行います。
リソースの動作モードには、"AUTORECOVER(A)"(選択値)と"NOT:AUTORECOVER(N)"(デフォルト値)があります。"SAVE+RETURN"を選択すると、デフォルト値である"NOT:AUTORECOVER(N)"が設定されます。
リソース異常時に、一定時間(デフォルト:60秒)リソースの回復を試みる場合には"AUTORECOVER(A)"を、直ちに他ノードへの切替えを行う場合には"NOT:AUTORECOVER(N)"を選択します。
Glsリソースの設定を保存し終了するには、"SAVE+EXIT"を選択してください。
なお、ここではGlsリソースのタイムアウト値を変更することが可能です。
タイムアウト値を変更する場合には、"(Timeout=60)"を選択し、任意の値(秒)を設定してください。
クラスタアプリケーション作成時に StandbyTransition 属性に値を設定することにより、待機ノードのGlsリソースを"Standby"状態へ遷移させ、待機ノードのGlsリソース状態を監視することができます。設定方法については、"スタンバイ運用のクラスタアプリケーション作成"を参照してください。
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