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Interstage Application Server V12.0.0 Java EE 7 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

第10章 Java EE 7運用コマンド

本章では、Java EE 7機能を運用する場合に使用するコマンドについて説明しています。

コマンド一覧

以下の表は本章で説明するコマンドを示しています。

コマンド

概要

asadmin

Java EE 7実行環境のための統合コマンド

appclient

アプリケーションクライアントコンテナを起動して、Java EEアプリケーションクライアントを実行

ij7setoperatorid

サービス運用ユーザーの設定

imqbrokerd

メッセージブローカの資材作成・削除および起動

imqcmd

メッセージブローカの管理

imqsvcadmin

メッセージブローカの登録/削除

imqusermgr

メッセージブローカに接続可能なユーザ情報の管理

ijwsimport

WSDLファイルからJAX-WSサービスに必要な資材の生成

ij7backup

Java EE 7資源のバックアップ・移出

ij7restore

Java EE 7資源のリストア・移入

jspc

指定したディレクトリ内に格納されているJSPファイルのコンパイル

pcmistat

PCMIサービスの起動状態の確認

pcmilistprocesses

PCMIサービスで監視しているプロセスの状態表示

wscadmin

Webサーバコネクタの管理

wscbackup

Webサーバコネクタ(Interstage HTTP Server 2.2用)の資源のバックアップ・移出

wscrestore

Webサーバコネクタ(Interstage HTTP Server 2.2用)の資源のリストア・移入

コマンドの格納先

以下の表は、製品をデフォルトのインストール先にインストールした場合に、本章で説明するコマンドの格納先を示しています。

プラットフォーム

コマンド

格納先

asadmin

C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin

appclient

imqbrokerd

C:\Interstage\F3FMisje7\mq\bin

imqcmd

imqsvcadmin

imqusermgr

ijwsimport

C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin

ij7backup

C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin

ij7restore

jspc

pcmistat

C:\Interstage\F3FMpcmi\bin

pcmilistprocesses

wscadmin

C:\Interstage\F3FMwsc\bin

wscbackup

wscrestore


asadmin

/opt/FJSVisje7/glassfish/bin

appclient

ij7setoperatorid

imqbrokerd

/opt/FJSVisje7/mq/bin

imqcmd

imqusermgr

ijwsimport

/opt/FJSVisje7/glassfish/bin

ij7backup

/opt/FJSVisje7/glassfish/bin

ij7restore

jspc

pcmistat

/opt/FJSVpcmi/bin

pcmilistprocesses

wscadmin

/opt/FJSVwsc/bin

wscbackup

wscrestore

注意

Java EE 7機能ではJava EE 6機能と同じ名前のコマンドがあります。また、Java EE 6、Java EE 7機能に固有のサブコマンドをサポートしないasadminコマンドに指定して実行しても、動作は保証されません。

Java EE 7機能とJava EE 6機能のコマンドを区別するため、Java EE 7機能のコマンドを実行するときは、コマンドの絶対パスを指定する必要があります。

コマンドの表記方法

各コマンドの「形式」の説明で使用している記号について、以下に説明します。

空白を含む文字列の指定

コマンドのオプションの値、またはオペランドとして、空白を含む文字列を指定する場合は、ダブルクォート(")で括る必要があります。