名前
imqbrokerd - メッセージブローカの資材作成・削除および起動
形式
(1)メッセージブローカ資材の新規作成
imqbrokerd -init [-name name]
(2)メッセージブローカの起動
imqbrokerd [[-Dproperty=value]...] [-name name] [-port #] [-reset data] [-s|-silent] [-vmargs vmarguments]
(3)メッセージブローカ資材の削除
imqbrokerd -remove instance [-force] [-name name]
(4)ヘルプの表示
imqbrokerd {-h|-help}
機能説明
メッセージブローカの資材の新規作成・削除および起動を行います。
オプション
オプション名 | 簡略名 | 説明 |
---|---|---|
-init | メッセージブローカの運用に必要な資材を新規に作成します。 | |
-D | メッセージブローカに様々な設定を行う場合に使用します。 例 imq.system.max_sizeプロパティに「10m」を設定する場合 -Dimq.system.max_size=10m | |
-force | メッセージブローカの資材の削除時に、削除確認をユーザに問い合わせません。 | |
-help | -h | 使用法の情報を表示します。 |
-name | 引数に指定した名前のメッセージブローカインスタンスを起動します。(注1) | |
-port | メッセージブローカのポート番号を指定します。本ポートは、ポートマッパーのポート番号として使用されます。(注2) | |
-remove | 不要となったメッセージブローカの資材(設定ファイル、ログファイル、持続ストアおよびその他の関連するファイルやディレクトリ)を削除します。メッセージブローカは起動しません。 | |
-reset | 動的に作成したメッセージブローカの資材を削除、またはメッセージブローカの状態を解除して、メッセージブローカを起動します。
| |
-silent | -s | 端末コンソールにメッセージを一切表示しません。 |
-vmargs | メッセージブローカが動作するJava VMのオプションを指定します。 |
引数に指定するメッセージブローカインスタンス名には、以下の文字を含めないでください。
ファイル名に使用できない記号(\ / : * ? " < > | .)
空白
DOSデバイス名
ポート番号には、システム上のアプリケーションを含むすべてのサービスにおいて、それぞれ異なるポート番号を設定する必要があります。以下の値を設定しないでください。
システム内の他のサービス、システム上のアプリケーションが使用するポート番号
システムが動的に割り当てる領域のポート番号(エフェメラルポート)
ポート番号の設定については、「付録D ポート番号」を参照してください。
戻り値
0: 正常終了
0以外: 異常終了
注意事項
本コマンドは、管理者権限を持つユーザで実行してください。
本コマンドは、メッセージブローカを停止した状態で実行してください。
使用例
以下のように実行します。
C:\Interstage\F3FMisje7\mq\bin\imqbrokerd -force -remove instance |
/opt/FJSVisje7/mq/bin/imqbrokerd -force -remove instance |