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Site Recovery for Red Hat(R) OpenStack Platform V1.0 運用ガイド
FUJITSU Software

まえがき

本書の目的

本書は、FUJITSU Software Site Recovery for Red Hat(R) OpenStack Platform(以降、本製品)の機能概要からセットアップおよび運用するための操作について説明しています。 なお、本書では、Red Hat(R) OpenStack Platformの環境に対して、本製品によるDisaster Recovery(以降、DR)を構築、利用することを中心に説明しています。Red Hat(R) OpenStack Platformの構築、利用についてはRed Hat(R) OpenStack Platformのマニュアルを参照してください。

本書の読者

本書は、本製品を利用してプライベートクラウドやデータセンターでインフラを運用する管理者を対象にしています。 また、本製品を利用するにあたり、導入するサーバやストレージ、ネットワーク機器の基本的な設定方法、およびRed Hat(R) OpenStack Platformについて基本的な知識があることを前提としています。

本書の構成

本書は、以下の構成になっています。

概要

  本製品の概要について説明します。

DRの準備

  DRの事前準備について説明します。

本製品のインストール、アンインストール

  インストール、アンインストールの手順について説明します。

運用 - フルバックアップ

  フルバックアップの手順について説明します。

運用 - 増分バックアップ

  増分バックアップの手順について説明します。

運用 - 切替え

  切替えの手順について説明します。

運用 - 切戻し

  切戻しの手順について説明します。

運用 - 運用中に実施する手順

  運用中に実施する手順 について説明します。

コマンドリファレンス

  各種コマンドについて説明します。

Novaインスタンス・Cinderボリュームが増分バックアップ対象となるAPI一覧

  Novaインスタンス・Cinderボリュームが増分バックアップ対象となるAPIについて説明します。

設定ファイル

  本製品で使用する設定ファイルについて説明します。

メッセージ

  本製品のメッセージについて説明します。

確認手順

  本製品の運用時の確認手順について説明します。

権限委譲情報の削除

  ユーザーの権限委譲情報の削除方法について説明します。

OpenStackのコマンド実行について

  OpenStackのコマンド実行について説明します。

トラブルシューティング

  トラブルシューティングについて説明します。

参照先URLについて

本文中に記載されている参照先URLは、2018年1月時点の情報です。

本書の表記について

本書中の表記方法は以下のとおりです。

作業実施するサイトについて

作業を本番サイト/災対サイトのどちらで実施するかを【サイト:<サイト>】で示します。

記載例

DRユーザー(rcxsrosp)作成【サイト:本番サイト】

コマンドの実行について

OSの特定のユーザーとしてコマンド実行する場合、 実行するユーザーを【OS:<ユーザー名>】で示します。

記載例

以下のコマンドを実行し、カレントディレクトリのファイル・ディレクトリ一覧を表示します【OS:root】

# ls

OpenStackの特定のユーザーとしてコマンド実行する場合、 実行するユーザーを【OpenStack:<ユーザー名>】で示します。 この記載がある場合は、事前にOpenStackのadminユーザーのクレデンシャルファイルを読み込んでからコマンドを実行してください。

記載例

以下のコマンドを実行し、ユーザー一覧を表示します【OS:root, OpenStack:admin】

# openstack user list

実行例

# . ~/osp10r1rc
# openstack user list

商標について

Red Hat、RPMおよびRed Hatをベースとしたすべての商標とロゴは、Red Hat, Inc.の米国およびその他の国における登録商標または商標です。

Linuxは、Linus Torvalds氏の米国およびその他の国における登録商標または商標です。

お願い

本書を無断でほかに転載しないようお願いします。 本書は予告なしに変更されることがあります。

著作権表示

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