本項ではインストールおよびアンインストールについて説明します。
本製品はRed Hat(R) OpenStack Platformのコントロールノードにインストールします。 すべてのコントロールノードがインストールの対象となります。
Red Hat(R) OpenStack Platform 10がインストールされていることを確認します。
以下のコマンドを実行します。
rpm -qi rhosp-release
Nameが"rhosp-release"かつVersion"10.0"であればRed Hat(R) OpenStack Platform 10がインストールされています。
インストール先に必要な空き容量があるか確認してください。
静的ディスク容量
フォルダー | ディスク容量 |
---|---|
/etc | 1MB |
/opt | 5MB |
動的ディスク容量
フォルダー | ディスク容量 |
---|---|
/var | ログデータ※ |
※概算で120MBです。
以下の手順でインストールをします。 インストールをする前に「インストールの事前準備」が行われているか確認してください。
mount -t iso9660 -r /dev/hdc DVD-ROMマウントポイント
注意
自動マウントデーモン(autofs)により、DVD-ROMの自動マウントが実施されると、マウントオプションに"noexec"が設定されているため、インストーラの起動に失敗します。
以下のインストールコマンドを実行します。
cd DVD-ROMマウントポイント ./install.sh
インストールが正常に終了した場合、以下のメッセージが表示されます。
Site Recovery for Red Hat(R) OpenStack Platform installation completed.
正常終了のメッセージが表示されない場合は、「メッセージ」 を確認してください。
本製品を利用する際に設定した定義ファイルは、削除されます。 必要な場合は、アンインストールする前に以下のファイルを他のフォルダーに退避してください。
/etc/opt/FJSVrcxsr/rcxsr.conf
コピーを停止します。
停止対象のコピーグループは下記のとおりです。
以下のコマンドを実行し、コピーを停止します。
acec cancel -g <copyGroup> -force
acec cancelコマンドの詳細はAdvancedCopy Manager CCMのコマンドリファレンスを参照してください。
コピーグループを削除します。
削除対象のコピーグループは下記のとおりです。
以下のコマンドを実行し、コピーグループを削除します。
acgroup remove -g <copyGroup>
acgroup remove コマンドの詳細はAdvancedCopy Manager CCMのコマンドリファレンスを参照してください。
以下の手順でアンインストールをします。 アンインストールをする前に「アンインストールの事前準備」が行われているか確認してください。
システムにOSの管理者権限(root)でログインします。 アンインストールするコントロールノードをマルチユーザーモードで起動し、OSのシステム管理者(root)でログインします。
以下のコマンドを実行し、ディレクトリを移動します。
cd /opt/FJSVrcxsr/bin/
以下のアンインストールコマンドを実行します。
./uninstall.sh
バックアップ資産を削除します。 必要な場合は削除する前に他のフォルダーや媒体に退避してください。
rm -rf /var/opt/FJSVrcxsr
アンインストールが正常に終了した場合、以下のメッセージが表示されます。
Site Recovery for Red Hat(R) OpenStack Platform uninstallation completed.
正常終了のメッセージが表示されない場合は、「メッセージ」 を確認してください。