本製品に表示されるメッセージについて説明します。
メッセージは以下の書式で出力されます。
FJSVsrcxsr:メッセージ分類:メッセージ番号:メッセージ
例
FJSVrcxsr:INFO:21051:SRUser created successfully.
メッセージ分類にはINFO, WARNING, ERRORがあります。それぞれ、INFOは情報、WARNINGは警告、ERRORはエラー を意味します。
SRUser created successfully.
SRUserの作成に成功しました。
対処は不要です。
Trust created successfully.
trustの作成に成功しました。
対処は不要です。
Volumes information display successfully.
ボリューム情報の表示に成功しました。
対処は不要です。
Nova instances has been backed up successfully.
インスタンスのバックアップに成功しました。
対処は不要です。
Cinder volumes has been backed up successfully.
Cinderボリュームのバックアップに成功しました。
対処は不要です。
System files has been backed up successfully.
システムファイルのバックアップに成功しました。
対処は不要です。
Transaction began successfully.
トランザクションの開始に成功しました。
対処は不要です。
Transaction end successfully.
トランザクションの終了に成功しました。
対処は不要です。
Take snapshot. (volume_id: %s) [%d/%d]
スナップショットを作成しています。
対処は不要です。
Start instance. (instance_id: %s)
インスタンスを起動しています。
対処は不要です。
Backup volume. (volume_id: %s) [%d/%d]
バックアップを取得しています。
対処は不要です。
System files has been restored successfully.
システムファイルのリストアに成功しました。
対処は不要です。
Restore of cinder volumes ended successfully.
Cinderボリュームのリストアに成功しました。
対処は不要です。
Nova instances has been restored successfully.
インスタンスのリストアに成功しました。
対処は不要です。
Transaction began successfully.
トランザクションの開始に成功しました。
対処は不要です。
Transaction end successfully.
トランザクションの終了に成功しました。
対処は不要です。
System files has been stashed successfully.
システムファイルの退避に成功しました。
対処は不要です。
Nova instances has been stashed successfully.
インスタンスの退避に成功しました。
対処は不要です。
System files has been poped successfully.
システムファイルの復旧に成功しました。
対処は不要です。
All stashed instances have been successfully poped.
インスタンスの復旧に成功しました。
対処は不要です。
The following volumes are not backed up.
表示されたIDのCinderボリュームはステータスがavailableではないためバックアップを取得しませんでした。
バックアップを取得する必要がある場合はステータスをavailableにしてください。
The following volume(s) status is in-use. Please execute "rcx_srosp_backup instance" instead of "rcx_srosp_backup volume".
表示されたIDのCinderボリュームはインスタンスにアタッチされています。
"rcx_srosp_backup instance"コマンドを使用してバックアップしてください。
An internal error has occured.
内部サーバーエラーが発生しました。
出力されたメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
COMMAND is already running.
コマンドは実行中です。
実行中のコマンドが完了後に再度実行してください。
Config is invalid. value required for option %s in group [%s]’.
コンフィグファイルに必須のキー(option %s)が記載されていません。
コンフィグファイルに必須のキーを記載して、再度実行してください。
No such backup_name.
指定したバックアップ名に誤りがあります。
正しいバックアップ名を指定して、再度実行してください。
No config file is found.: /etc/opt/FJSVrcxsr/rcxsr.conf
コンフィグファイルがありません。
出力されたメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
Config is invalid.: Failed to parse /etc/opt/FJSVrcxsr/rcxsr.conf: %s
コンフィグファイルのキー名:%sに誤りがあります。
コンフィグファイルのキー名:%sに正しい値を設定してください。
Failed to open config file: /etc/opt/FJSVrcxsr/rcxsr.conf
コンフィグファイルを開くことができません。
コンフィグファイルの権限を確認してください。権限が600ではない場合は、chmodコマンドで権限を600に修正してください。
Value for option %s is not valid: %s
指定したオプション:%sの値に誤りがあります。
正しいオプションを指定してください。
Unauthorized: Invalid username or password
ユーザー名、またはパスワードが間違っています。
以下の原因が考えられます。
(1) rcxsr.confのadmin_usernameかadmin_passwordが間違っています。正しい値を設定してください。
(2) rcxsr.confのsruser_passwordが間違っています。正しい値を設定してください。
(3) 権限を委譲するユーザーのtokenを取得する際のユーザー名、パスワードが間違っています。正しい値でtokenを再取得してください。
ConnectTimeout: Timed out connecting to service.
OpenStackとの接続時にtime outが発生しました。
OpenStackのサービスが正しく起動しているかを確認してください。
This command is only allowed to run on the main controller.
メインコントローラ以外のコントローラでは実行できません。
メインコントローラで実行してください。
This command is only allowed to run on the main site.
本番サイト以外のサイトでは実行できません。
本番サイトで実行してください。
This command is only allowed to run on the backup site.
災対サイト以外のサイトでは実行できません。
災対サイトで実行してください。
Something wrong in config file.
File name: filename
At line line number: contents
出力された_filename_を持つ定義ファイルの_line number_行目に誤りがあります。
マニュアルを参照し、定義ファイルを正しく設定してから再度コマンドを実行してください。
Error occured during making cinder API call: message
OpenStack cinder API関連のエラーが発生しました。_message_はcinderサービスから返した元のエラーメッセージです。
出力されたメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
Error occured during making keystone API call: message
OpenStack keystone API関連のエラーが発生しました。_message_はkeystoneサービスから返した元のエラーメッセージです。
(1)出力された_message_の内容が以下の場合、
「Cannot authorize API client.」
シェルの環境変数による影響だと考えられます。以下の手順を参照し、対処してから再度コマンドを実行してください。
上記対処で復旧しない場合、出力されたメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
Error occured during making nova API call: message
OpenStack nova API関連のエラーが発生しました。_message_はnovaサービスから返した元のエラーメッセージです。
出力されたメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
Error occured during making neutron API call: message
OpenStack neutron API関連のエラーが発生しました。_message_はneutronサービスから返した元のエラーメッセージです。
rcx_srosp_restore instanceコマンドを実行した場合かつ、出力された message の内容が以下の場合、
Unable to complete operation for network <network_id>. The mac address <mac_address> is in use.
以下の手順を参照し、対処を実施してから、再度rcx_srosp_restore instanceコマンドを実施してください。
「残存ポートの削除」
再度実施しても同じエラーが発生する場合、出力されたメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
SRProject already exists.
SRProjectがすでに存在します。
既存のSRProjectを他の名前に変更してください。本コマンドで作成済みのSRProjectの場合は次の作業に進んでください。
SRUser already exists.
SRUserがすでに存在しています。
既存のSRUserを他の名前に変更してください。本コマンドで作成済みのSRUserの場合は次の作業に進んでください。
No role with name "admin" exists.
adminロールがありません。
adminロールを再作成してください。
Creating SRProject is failed.
SRProjectの作成に失敗しました。
以下の原因が考えられます。
(1) OpenStackのkeystoneサービスが停止しています。keystoneサービスを再起動してください。
上記の対処で復旧しない場合は、出力されたメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
Creating SRUser is failed.
SRUserの作成に失敗しました。
以下の原因が考えられます。
(1) OpenStackのkeystoneサービスが停止しています。keystoneサービスを再起動してください。
上記の対処で復旧しない場合は、出力されたメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
Adding "admin" role to SRProject and SRUser failed.
SRProjectとSRUserへのadminロールの付与に失敗しました。
以下の原因が考えられます。
(1) OpenStackのkeystoneサービスが停止しています。keystoneサービスを再起動してください。
上記の対処で復旧しない場合は、出力されたメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
Configuring quota failed.
クォータの設定に失敗しました。
以下の原因が考えられます。
(1) OpenStackのkeystoneサービスが停止しています。keystoneサービスを再起動してください。
(2) OpenStackのcinderサービスが停止しています。cinderサービスを再起動してください。
上記の対処で復旧しない場合は、出力されたメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
Cleanup failed. Please delete "rcxsrosp" project and "rcxsrosp" user.
ロールバック処理に失敗しました。
以下の原因が考えられます。
(1) OpenStackのkeystoneサービスが停止しています。keystoneサービスを再起動してください。
上記の対処で復旧しない場合は、出力されたメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
No domain with a name "DOMAIN" exists.
コンフィグファイルに指定したドメインが存在しません。
コンフィグファイルの"admin_domain"に正しいドメインを設定して、再度実行してください。
No role granted to "%s" user in "%s" project.
権限を委譲するユーザーにロールが設定されていません。
権限を委譲するユーザーにロールを設定してください。
Getting trustor user roles is failed.
権限を委譲するユーザーのロールの取得に失敗しました。
以下の原因が考えられます。
(1) OpenStackのkeystoneサービスが停止しています。keystoneサービスを再起動してください。
上記の対処で復旧しない場合は、出力されたメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
Getting trustee user is failed.
SRUserの情報の取得に失敗しました。
以下の原因が考えられます。
(1) OpenStackのkeystoneサービスが停止しています。keystoneサービスを再起動してください。
上記の対処で復旧しない場合は、出力されたメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
Creating trust is failed.
trustの作成に失敗しました。
以下の原因が考えられます。
(1) OpenStackのkeystoneサービスが停止しています。keystoneサービスを再起動してください。
上記の対処で復旧しない場合は、出力されたメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
Getting volumes is failed.
ボリューム情報の取得に失敗しました。
以下の原因が考えられます。
(1) OpenStackのcinderサービスが停止しています。keystoneサービスを再起動してください。
上記の対処で復旧しない場合は、出力されたメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
Displaying volumes information is failed.
ボリューム情報の表示に失敗しました。
出力されたメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
Number of specified volume ids are over limit.
指定したボリュームIDの数が上限を超えています。
指定するボリュームIDの数を260個以下にしてください。
No current backup exists.
バックアップオブジェクトの取得に失敗しました。
出力されたメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
Failed to backup OpenStack database.
OpenStackデータベースのバックアップに失敗しました。
以下の原因が考えられます。
(1) OpenStackのデータベースサービスが停止しています。データベースサービスを起動してください。
上記の対処で復旧しない場合は、出力されたメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
Database url does not found in nova.conf.
OpenStackのnova.confにdatabase urlが設定されていません。
nova.confの設定を見直してください。
Failed to connect to database.
OpenStackデータベースへの接続に失敗しました。
以下の原因が考えられます。
(1) OpenStackのデータベースサービスが停止しています。データベースサービスを起動してください。
上記の対処で復旧しない場合は、出力されたメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
Failed to backup instance. Instance status must be SHUTOFF.
インスタンスのバックアップに失敗しました。
インスタンスが起動状態です。インスタンスを停止してください。
Failed to rollback. Some Cinder resources may be left. (Snapshots: %s, Backups: %s)
ロールバックに失敗しました。
ロールバックに失敗したため、表示されたスナップショットとバックアップが残っています。OpenStackコマンドを使用して、これらのリソースを削除してください。
Creating lock file is failed.
ロックファイルの作成に失敗しました。
出力されたメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
Updating backup information is failed.
バックアップ情報ファイルの更新に失敗しました。
バックアップディレクトリ、バックアップ情報ファイルの権限を確認してください。
Creating backup directory is failed.
バックアップディレクトリの作成に失敗しました。
出力されたメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
Checking backup directory is failed.
バックアップディレクトリの状態が正しくありません。
出力されたメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
Deleting lock file is failed.
ロックファイルの削除に失敗しました。
出力されたメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
Backup name is too long.
バックアップ名が長すぎます。
バックアップ名は128文字以下を指定してください。
Backup name contains an invalid character.
バックアップ名に不正な文字が含まれています。
バックアップ名に半角の英大文字、英小文字、数字、"_"、"-" 以外の文字を使用しないでください。
Transaction already active.
トランザクションはすでに開始しています。
トランザクションを再実行する場合は、一度、rcx_srosp_backup endを実行してください。トランザクションを継続する場合は引き続き操作を実行してください。
Backup name is wrong.
バックアップ名に誤りがあります。
正しいバックアップ名を指定してください。
Checking lock file is failed.
ロックファイルが参照できません。
出力されたメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
Backup directory does not exist.
バックアップディレクトリが存在しません。
出力されたメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
Transaction is not active.
トランザクションが開始されていません。
以下のコマンドを実行し、本製品の作業ディレクトリがマウントされていることを確認します。
# mount | grep /var/opt/FJSVrcxsr/mnt
例
# mount | grep /var/opt/FJSVrcxsr/mnt 192.168.100.21:/var/nfs/siterecovery on /var/opt/FJSVrcxsr/mnt type nfs4 (rw,relatime,vers=4.1,rsize=1048576,wsize=1048576,namlen=255,hard,proto=tcp,port=0,timeo=600,retrans=2,sec=sys,clientaddr=192.168.100.144,local_lock=none,addr=192.168.100.21)
本製品の作業ディレクトリがマウントされている場合は、rcx_srosp_backup beginコマンドでトランザクションを開始してください。
本製品の作業ディレクトリがマウントされていない場合は、まず「本製品の作業ディレクトリの設定」を実施してから、rcx_srosp_backup beginコマンドでトランザクションを開始してください。
No such instance id exists.: %s
インスタンスIDが%sのインスタンスがありません。
OpenStackのコマンドを使用して、%sのインスタンスがあるか、確認してください。ない場合は、出力されたメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
No such volume id(s) exist(s).: %s
ボリュームIDが%sのボリュームがありません。
OpenStackのコマンドを使用して、%sのボリュームがあるか、確認してください。ない場合は、出力されたメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
Instance has no volumes. (instance_id: %s)
インスタンスIDが%sのインスタンスにCinderボリュームがありません。
Cinderボリューム以外(エフェメラルディスク)は復旧対象外です。インスタンスIDが%sのインスタンスをスキップして、後続の手順を実施してください。
Cleanup failed.
ロールバック処理に失敗しました。
以下の原因が考えられます。
(1) OpenStackのkeystone, nova, cinderサービスのどれかが停止しています。停止しているサービスを起動してください。
上記の対処で復旧しない場合は、出力されたメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
Number of specified volume ids are over limit.
指定したボリュームIDの数が上限を超えています。
指定するボリュームIDの数を10個以下にしてください。
create volume snapshot failed.
cinderボリュームのスナップショット作成処理に失敗しました。
出力されたメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
create volume backup failed.
cinderボリュームのバックアップ作成処理に失敗しました。
以下の原因が考えられます。
(1) OpenStackのcinderサービスが停止しています。cinderサービスを起動してください。
上記の対処で復旧しない場合は、出力されたメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
Failed to restore OpenStack Database.
OpenStackデータベースのリストアに失敗しました。
以下の原因が考えられます。
(1) OpenStackのデータベースサービスが停止しています。データベースサービスを起動してください。
上記の対処で復旧しない場合は、出力されたメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
No trust was found from user: user_id of project: project_id to user: rcxsrosp
project_idに所属する_user_id_からrcxsrospユーザーへのトラストが設定されていません。
以下の原因が考えられます。
(1) 手順「SRユーザーへの権限委譲【サイト:本番サイト】」の実施が漏れています。出力されたユーザー、プロジェクトに対して、手順「SRユーザーへの権限委譲【サイト:災対サイト】」を実施してください。
上記の対処で復旧しない場合は、出力されたメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
Failed to start keystone service.
OpenStackのkeystoneサービスの起動に失敗しました。
OpenStackのkeystoneサービスが起動できることを確認してください。起動できる場合は再度コマンドを実行してください。起動できない場合、あるは、再度実行しても同じ問題が発生する場合は、出力されたメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
Failed to update service endpoints.
OpenStackのサービスエンドポイントの更新に失敗しました。
以下の原因が考えられます。
(1) OpenStackのkeystoneサービスが停止しています。keystoneサービスを起動してください。
上記の対処で復旧しない場合は、出力されたメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
Failed to delete OpenStack service records.
データベースリストア実施後、本番サイトに存在したOpenStackサービスのレコードの削除に失敗しました。
以下の原因が考えられます。
(1) OpenStackのnovaサービスが停止しています。novaサービスを起動してください。
上記の対処で復旧しない場合は、出力されたメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
Failed to delete invalid instances and volumes.
データベースリストア実施後、本番サイトに存在したインスタンス、ボリュームレコードの削除に失敗しました。
以下の原因が考えられます。
(1) OpenStackのnova, cinder, keystoneサービスのどれかが停止しています。停止しているサービスを起動してください。
上記の対処で復旧しない場合は、出力されたメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
Failed to restore cinder volumes.
cinderボリュームのリストアに失敗しました。
以下の原因が考えられます。
(1) OpenStackのcinderサービスのどれかが停止しています。cinderサービスを起動してください。
上記の対処で復旧しない場合は、出力されたメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
Failed to roll back.
cinderボリュームのロールバック処理に失敗しました。
以下の原因が考えられます。
(1) OpenStackのcinderサービスのどれかが停止しています。cinderサービスを起動してください。
上記の対処で復旧しない場合は、出力されたメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
Failed to restore cinder volumes from volume-backup. Backup for volume %s not exist.
出力されたID(%s)を持つcinderボリュームのバックアップが存在しないため、 バックアップからのCinderボリュームのリストアに失敗しました。
以下の原因が考えられます。
(1) 出力されたIDを持つcinderボリュームのバックアップが存在するかを確認してください。存在しない場合は、ボリュームバックアップからのリストアは実施できません。
ボリュームのバックアップが存在する場合は、出力されたメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
Failed to restore instance: volumes for instance not exist.
インスタンスにアタッチされたボリュームが存在していないため、インスタンスのリストアに失敗しました。
以下の原因が考えられます。
(1) 復旧対象となるインスタンスにアタッチされたボリュームが存在するかを確認してください。存在しない場合は、以下の手順を参照し、コピーペアの登録漏れが発生したかを確認してください。
コピーペアの登録漏れが発生した場合、上記手順を実施してから、以下の手順を参照し、インスタンスのリストアを実行してください。
再度実行しても、同じエラーが発生する場合や、ボリュームがすでに存在する場合や、コピーペアの登録漏れが発生していない場合、出力されたメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
Creating lock file is failed.
ロックファイルの作成に失敗しました。
出力されたメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
Checking backup directory is failed.
バックアップディレクトリの状態が正しくありません。
出力されたメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
Deleting lock file is failed.
ロールバック処理に失敗しました。
以下のファイルを削除してください。 /var/opt/FJSVrcxsr/mnt/lock/rcx_srosp_restore.tran_lock
Backup name is too long.
バックアップ名が長すぎます。
バックアップ名は128文字以下を指定してください。
Backup name contains an invalid character.
バックアップ名に不正な文字が含まれています。
バックアップ名に半角の英大文字、英小文字、数字、"_"、"-"以外の文字を使用しないでください。
Transaction already active.
トランザクションはすでに開始しています。
トランザクションを再実行する場合は、一度、rcx_srosp_backup endを実行してください。トランザクションを継続する場合は引き続き操作を実行してください。
Backup name is wrong.
バックアップ名に誤りがあります。
正しいバックアップ名を指定してください。
Checking lock file is failed.
ロックファイルが参照できません。
出力されたメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
Transaction is not active.
トランザクションが開始されていません。
以下のコマンドを実行し、本製品の作業ディレクトリがマウントされていることを確認します。
# mount | grep /var/opt/FJSVrcxsr/mnt
例
# mount | grep /var/opt/FJSVrcxsr/mnt 192.168.200.21:/var/nfs/siterecovery on /var/opt/FJSVrcxsr/mnt type nfs4 (rw,relatime,vers=4.1,rsize=1048576,wsize=1048576,namlen=255,hard,proto=tcp,port=0,timeo=600,retrans=2,sec=sys,clientaddr=192.168.200.144,local_lock=none,addr=192.168.200.21)
本製品の作業ディレクトリがマウントされている場合は、rcx_srosp_restore beginコマンドでトランザクションを開始してください。
本製品の作業ディレクトリがマウントされていない場合は、まず「(3) 本製品の作業ディレクトリの切替え」を実施してから、rcx_srosp_restore beginコマンドでトランザクションを開始してください。
Cannot find instance id from backed up instances.
コマンドに指定されたインスタンスIDを持つインスタンスがバックアップされたインスタンス一覧に存在しません。
バックアップディレクトリ配下のinstance_list.jsonファイルの内容を確認し、コマンドに指定されたインスタンスIDが存在するかどうかを確認してください。存在しない場合、対象のインスタンスがバックアップされてないため、リストアできません。存在する場合は、出力されたメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
Volume id is not available after max retries.
出力された id を持つボリュームの状態は「available」になっていません。
rcx_srosp_restore volumeコマンド実行時にこのメッセージが出力される場合は、OpenStackのコマンドで該当ボリュームが存在するかどうかを確認してください。ボリュームが存在する場合は、以下の手順を参考し、そのボリュームをOpenStackの管理対象から除外してください。
その後、再度コマンドを実行してください。再度実行しても同じ現象が発生する場合は、出力されたメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
rcx_srosp_restore instanceコマンド実行時に本メッセージが出力される場合は、出力されたメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
Volume id has entered invalid status: status.
出力された id を持つボリュームは予期せぬ状態になっています。
rcx_srosp_restore volumeコマンド実行時に本メッセージが出力される場合は、OpenStackのコマンドで該当ボリュームが存在するかどうかを確認してください。ボリュームが存在する場合は、以下の手順を参考し、そのボリュームをOpenStackの管理対象から除外してください。
その後、再度コマンドを実行してください。再度実行しても同じ現象が発生する場合は、出力されたメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
rcx_srosp_restore instanceコマンド実行時に本メッセージが出力される場合は、出力されたメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
Cleanup failed.
ロールバック処理に失敗しました。
以下の原因が考えられます。
(1) OpenStackのkeystone, nova, cinderサービスのどれかが停止しています。停止しているサービスを起動してください。
上記の対処で復旧しない場合は、出力されたメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
Deleting instances is failed. reach max retry count.
インスタンスの削除に失敗しました。
以下の原因が考えられます。
(1) OpenStackのkeystone, novaサービスのどれかが停止しています。停止しているサービスを起動してください。
上記の対処で復旧しない場合は、出力されたメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
Deleting ports is failed. reach max retry count.
ポートの削除に失敗しました。
以下の原因が考えられます。
(1) OpenStackのkeystone, neutronサービスのどれかが停止しています。停止しているサービスを起動してください。
上記の対処で復旧しない場合は、出力されたメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
Deleting networks is failed. reach max retry count.
ネットワークの削除に失敗しました。
以下の原因が考えられます。
(1) OpenStackのkeystone, neutronサービスのどれかが停止しています。停止しているサービスを起動してください。
上記の対処で復旧しない場合は、出力されたメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
Delete failed. Please delete the following resources manually.
リソースの削除に失敗しました。
表示されたリソースをOpenStackコマンドで削除してください。
No current stash exists.
退避情報が存在しません。
検証環境の退避を実行してください。
Creating stash information is failed.
退避情報の生成に失敗しました。
出力されたメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
Stash already exists.
退避情報がすでに存在しています。
rcx_srosp_stash systemコマンドを再実行する場合は、以下のディレクトリを削除してください。
/var/opt/FJSVrcxsr/stash/current_stash/
注意
rcx_srosp_stash instanceコマンドを実行済みの場合は、上記ディレクトリを削除すると待避情報が失われ復旧できなくなります。rcx_srosp_stash instanceコマンドを実行済みの場合は、「検証環境の復旧【サイト:災対サイト】」を実施してから上記ディレクトリを削除してください。
Stash directory does not exist.
退避情報の保存先ディレクトリが存在しません。
出力されたメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
Fail to pop instance: id
出力されたIDを持つインスタンスの再作成に失敗しました。
以下の原因が考えられます。
(1) OpenStackのkeystone, nova, cinder, neutronサービスのどれかが停止しています。停止しているサービスを起動してください。
(2) 権限委譲していないユーザーが存在する可能性があります。「権限委譲していないユーザーがいる場合」に記載されている手順を実施してください。
(3) ポート情報が残存する可能性があります。「残存ポートの削除」に記載されている手順を実施してください。
上記の対処を実施した後、再度コマンドを実施してください。復旧しない場合は、出力されたメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。