コマンドでオンライン運用環境の設定を行う場合、管理者が、オンライン環境設定ファイルをテキストエディタなどで作成する必要があります。
オンライン環境設定ファイルの作成手順について説明します。
注意
「7.1 オンライン運用環境設定の流れ」を参照して、事前に行うべき作業がすべて完了していることを確認してください。
オンライン環境設定ファイルを格納するディレクトリを作成します
以下のディレクトリを作成します。
installdir/conf/work/confname |
installdir : 本製品のインストールディレクトリ
confname : 環境設定名
ポイント
「環境設定名」の命名規約については「第19章 環境設定情報」または「第20章 環境設定ファイル」を参照してください。
環境設定名は、本製品で作成されたオンライン運用およびオフライン運用のすべての運用環境設定において、同一サーバ内で一意の名前を指定する必要があります。
作成したディレクトリにrootユーザーの読み込み権限を設定してください。
オンライン環境設定ファイルを作成します
作成したディレクトリ配下に、以下のファイルを作成します。
共通で必要になるファイル
RMANバックアップの場合に必要になるファイル
ACMバックアップの場合に必要になるファイル
ASM上に構成されたデータベースのバックアップを行う際に必要になるファイル
RAC構成のバックアップを行う際に必要となるファイル
ポイント
オンライン環境設定ファイルにrootユーザーの読み込み権限を設定してください。