リカバリ・カタログ・データベースに関する情報を指定する環境設定ファイルを「リカバリ・カタログ・データベース定義ファイル」と呼びます。
リカバリ・カタログ・データベース定義ファイルは、以下のファイルパス名で作成してください。
installdir/conf/work/confname/rmfo_catalog.ini |
installdir : 本製品のインストールディレクトリ
confname : 環境設定名
注意
環境設定名には、「20.1.1 基本情報ファイル (rmfo_system.ini)」の「CONF_NAME」に設定する値と同じ値を使用してください。
リカバリ・カタログ・データベース定義ファイルには、1行につき1つのパラメーターを指定します。
各行は、パラメーター名とパラメーターを「=(等号)」で区切って、以下の形式で指定します。
パラメーター名=パラメーター値 |
リカバリ・カタログ・データベース定義ファイルに設定するパラメーターを、以下に示します。
パラメーター名 | 説明 | パラメーター値 |
---|---|---|
R_DB_NAME | データベース名(ORACLE_SID) | リカバリ・カタログ・データベースのデータベース名を指定してください。
|
R_ORA_HOME | ORACLE_HOME | リカバリ・カタログ・データベースのORACLE_HOMEを絶対パスで指定してください。
|
R_LSNR_NAME | リスナー名 | リカバリ・カタログ・データベース接続用リスナー名を指定してください。リカバリ・カタログ・データベース接続用リスナーは、RMfOが環境設定時に作成しますので、未使用のリスナー名を指定してください。
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R_PORT | ポート番号 | リカバリ・カタログ・データベース接続用リスナーが使用するポート番号を指定してください。リカバリ・カタログ・データベース接続用リスナー用のポート番号は、RMfOが環境設定時に割り当てます。未使用のポート番号を指定してください。 指定できる値は、1024~65535です。 |
R_USER | リカバリ・カタログ・ユーザー名 | リカバリ・カタログ・ユーザー名を指定してください。
|
R_PROCESSES | 同時接続可能OSユーザー・プロセス最大数 | リカバリ・カタログ・データベースで使用する初期化パラメータのPROCESSESを変更します。 指定できる値の範囲は0~999で、デフォルト値は150です。 |
R_SGATARGET | SGAコンポーネント合計サイズ | リカバリ・カタログ・データベースで使用する初期化パラメータのSGA_TARGETを変更します。 指定できる値の範囲は0~9999で、デフォルト値は640(MB)です。 |
R_TEMPSIZE | 一時表領域サイズ | リカバリ・カタログ・データベースで使用する一時表領域のサイズを変更します。 指定できる値の範囲は0~9999で、デフォルト値は300(MB)です。 |
注意
すべてのパラメーター名を記載してください。
すべてのパラメーター値を設定してください。
「=」(等号)の前後に空白およびタブを入れないでください。
空行を入れないでください。