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ETERNUS SF Recovery Manager for Oracle 16.2 説明書
FUJITSU Storage

20.1.13 リカバリ・カタログ・データベースSYSパスワードファイル (rmfo_rmansyspwd.ini)

リカバリ・カタログ・データベースのSYSユーザーのパスワードを指定する環境設定ファイルを「リカバリ・カタログ・データベースSYSパスワードファイル」と呼びます。

リカバリ・カタログ・データベースSYSパスワードファイルは、以下のファイルパス名で作成してください。

installdir/conf/work/confname/rmfo_rmansyspwd.ini

installdir : 本製品のインストールディレクトリ
confname : 環境設定名

注意

環境設定名には、「20.1.1 基本情報ファイル (rmfo_system.ini)」の「CONF_NAME」に設定する値と同じ値を使用してください。

リカバリ・カタログ・データベースSYSパスワードファイルには、1行目にリカバリ・カタログ・データベースのSYSパスワードを指定します。

SYSパスワード

リカバリ・カタログ・データベースSYSパスワードファイルに設定する情報を、以下に示します。

項目名

設定値

SYSパスワード

リカバリ・カタログ・データベースのSYSユーザーのパスワードを指定してください。

  • 指定可能な文字は、半角英数字と一部の記号(「_」、「#」、「$」)です。

  • 最大長は30文字です。

  • 半角英字で始まる値を指定してください。

注意

  • このファイルの最大行数は1行です。

  • 空行を入れないでください。

  • SYSパスワードは、必ず設定する必要があります。

  • このファイルは、オンライン環境設定コマンドで有効化したときに暗号化されます。暗号化された場合、ファイルの拡張子が「.crp」に変更されます。暗号化ファイルは再設定時には使用できませんので、再度「.ini」ファイルを作成してください。