ETERNUS SF Recovery Manager for Oracle 16.2 説明書

20.1.3 アーカイブログ出力先定義ファイル (rmfo_arch.ini)

RAC構成でのアーカイブログ出力先に関する情報を指定する環境設定ファイルを「アーカイブログ出力先定義ファイル」と呼びます。

アーカイブログ出力先定義ファイルは、以下のファイルパス名で作成してください。

installdir/conf/work/confname/rmfo_arch.ini

installdir : 本製品のインストールディレクトリ
confname : 環境設定名

注意

• 環境設定名には、「20.1.1 基本情報ファイル (rmfo_system.ini)」の「CONF_NAME」に設定する値と同じ値を使用してください。

• このファイルはRAC構成の場合にのみ必要です。シングル構成やHA構成の場合は作成する必要はありません。

アーカイブログ出力先パス

アーカイブログ出力先定義ファイルに設定する情報を、以下に示します。

説明	設定値
アーカイブログ出力先パス	「基本情報ファイル」の「データベース運用形態」が「3:RAC」の場合のみアーカイブログ出力先を設定してください。 指定可能な文字は、半角英数字および、「+」、「_」、「/」、「-」、「:」、「.」です。 128文字以内を推奨します。 アーカイブログ出力先がASMの場合は、「+」から始まる値を指定してください。 アーカイブログ出力先がファイルシステムの場合は、「/」から始まる値を指定してください。 すべてのノードのアーカイブログ出力先を指定してください。出力先を多重化している場合は、すべての出力先を指定してください。ただし、各クラスタノードで同じ出力先を指定している場合など、重複した出力先は指定しないでください。 パスの最後に「/」を入れないでください。 パスの中に「//」を含まないでください。

注意

空行を入れないでください。