以下に、環境作成を行う際のチェック項目一覧を示します。
■Symfoware Serverを利用する場合の環境作成チェックリスト
チェックポイント | チェック内容 |
---|---|
データベースのインストール | 運用に必要なSymfoware Serverパッケージがインストールされていることを確認してください。 |
非同期アプリケーション連携実行基盤で使用する各資源の見積りを確認してください。 | |
ディスク容量の確認 |
|
必要な容量および数のローデバイスが作成されていることを確認してください。 | |
パスの権限確認 | 指定したパスやローデバイスに対する読込み書込み権限を、DB管理者ユーザに与えられていることを確認してください。 |
| |
RDB構成パラメタファイルが正しく編集されていることを確認してください。 | |
システム用の動作環境ファイルが正しく編集されていることを確認してください。 | |
共用バッファプールの定義ファイルが正しく編集されていることを確認してください。 | |
/etc/services ファイルの編集が正しく編集されていることを確認してください。 | |
Symfoware Serverを利用する際に必要な環境変数の設定がされていることを確認してください。 | |
ログ管理ファイルの作成が完了していることを確認してください。 | |
テンポラリログファイルの作成が完了していることを確認してください。 | |
RDBディクショナリの作成が完了していることを確認してください。 | |
アーカイブログファイルの初期作成および追加が完了していることを確認してください。
> set RDBNAME=RDBAPFW (注) 注) RDBシステム名を付けない運用の場合は、環境変数RDBNAMEの設定は不要です。 | |
RDBシステムが起動されていることを確認してください。
> set RDBNAME=RDBAPFW (注) 上記の結果 0が表示されていれば、RDBシステムは正常に起動しています。 | |
| |
| |
各種コマンドを実行する管理者権限ユーザの環境変数に、JDBCドライバの実行に必要な環境変数の設定がされていることを確認してください。 | |
利用するJDBCデータソースがSymfowareのネーミングサービスに登録されていることを確認してください。 以下のコマンドで確認します。 | |
環境変数設定ファイルの記述がされていることを確認してください。 | |
非同期アプリケーション連携実行基盤で使用するデータベースが作成されていることを確認してください。 | |
データベースへの接続確認 | 非同期アプリケーション連携実行基盤で使用するデータベースに接続できることを確認してください。
上記のコマンド実行後に、標準出力として'SQL>'と表示されることが確認できれば、データベースへの接続に成功しています。 |
■Oracleを利用する場合の環境作成チェックリスト
チェックポイント | チェック内容 |
---|---|
データベースのインストール | 運用に必要なOracleパッケージがインストールされていることを確認してください。 |
非同期アプリケーション連携実行基盤で使用する各資源の見積りを確認してください。 | |
ディスク容量の確認 | 必要な容量を見積り、データを格納するローデバイスに見積り以上の空き容量があることを確認してください。 |
必要な容量および数のローデバイスが作成されていることを確認してください。 | |
パスの権限確認 | 指定したパスやローデバイスに対する書込み権限を、データベース環境セットアップコマンドを実行するUNIXローカルユーザが所有していることを確認してください。 |
Oracleを利用する際に必要な環境変数が設定されていることを確認してください。(注) | |
非同期アプリケーション連携実行基盤用にデータベース名が“APFWDB”であるデータベースが作成済みであることを確認してください。 | |
インスタンスが起動されていることを確認してください。 | |
Oracleを利用する際に必要なJDBC環境の設定がされていることを確認してください。 | |
| |
メッセージ格納DBを作成する場合は、対象となる業務用データベースに接続可能な業務ユーザを作成済みであることを確認してください。 | |
環境変数設定ファイルの記述がされていることを確認してください。 | |
非同期アプリケーション連携実行基盤で使用するデータベースが作成されていることを確認してください。 | |
データベースへの接続確認 | SQL*Plusなどのコマンドを利用し、非同期アプリケーション連携実行基盤用のデータベース“APFWDB”に接続できることを確認してください。
上記で正常に接続できない場合、リスナーの設定を見直してください。 |
注)Oracleを利用する際に必要な環境変数を以下に示します。
インストールを行ったOracleソフトウェアが64bit版の場合は、LD_LIBRARY_PATHの設定として32bitライブラリを指定する必要があります。
32bit/64bit | 環境変数 | 設定値 |
---|---|---|
32bit版 | LANG | ja_JP.eucJPなど |
ORACLE_BASE | Oracleマニュアルに従って設定してください。 | |
ORACLE_HOME | Oracleマニュアルに従って設定してください。 | |
NLS_LANG | Japanese_Japan.JA16EUCなど | |
ORA_NLS10 | $ORACLE_HOME/nls/data | |
PATH | $ORACLE_HOME/bin | |
LD_LIBRARY_PATH | $ORACLE_HOME/lib | |
$ORACLE_HOME/ctx/lib | ||
$ORACLE_HOME/jdbc/lib | ||
64bit版 | LANG | ja_JP.eucJPなど |
ORACLE_BASE | Oracleマニュアルに従って設定してください。 | |
ORACLE_HOME | Oracleマニュアルに従って設定してください。 | |
NLS_LANG | Japanese_Japan.JA16EUCなど | |
ORA_NLS10 | $ORACLE_HOME/nls/data | |
PATH | $ORACLE_HOME/bin | |
LD_LIBRARY_PATH | $ORACLE_HOME/lib32 | |
$ORACLE_HOME/ctx/lib | ||
$ORACLE_HOME/jdbc/lib |
環境変数 | 設定値 |
---|---|
LANG | ja_JP.eucJPなど |
ORACLE_BASE | Oracleマニュアルに従って設定してください。 |
ORACLE_HOME | Oracleマニュアルに従って設定してください。 |
NLS_LANG | Japanese_Japan.JA16EUCなど |
ORA_NLS10 | $ORACLE_HOME/nls/data |
PATH | $ORACLE_HOME/bin |
LD_LIBRARY_PATH | $ORACLE_HOME/lib |
$ORACLE_HOME/ctx/lib | |
$ORACLE_HOME/jdbc/lib |
環境変数 | 設定値 |
---|---|
LANG | jaなど |
ORACLE_BASE | Oracleマニュアルに従って設定してください。 |
ORACLE_HOME | Oracleマニュアルに従って設定してください。 |
NLS_LANG | Japanese_Japan.UTF8など |
ORA_NLS10 | $ORACLE_HOME/nls/data |
PATH | $ORACLE_HOME/bin |
LD_LIBRARY_PATH | $ORACLE_HOME/lib |
$ORACLE_HOME/ctx/lib | |
$ORACLE_HOME/jdbc/lib |