メッセージとDBの整合性保証機能を使用する場合、既存の利用データベース(業務データベース)に対してアクセス可能なユーザが作成済みである必要があります。以下に、ユーザ作成の例を示します。詳細については、Oracleマニュアル“SQL*Plusユーザーズ・ガイドおよびリファレンス”を参照してください。
sqlplus /nolog SQL> CONNECT system/manager SQL> CREATE USER MSGUSER IDENTIFIED BY パスワード 2 DEFAULT TABLESPACE デフォルト表領域名 3 TEMPORARY TABLESPACE デフォルト一時表領域名 4 QUOTA UNLIMITED ON 表領域名; SQL> GRANT CONNECT,RESOURCE TO MSGUSER; SQL> exit |
■ユーザIDおよびパスワードの設定条件
既存の利用データベース(業務データベース)に対してアクセス可能なユーザを作成する場合の、ユーザIDおよびパスワードの設定条件を以下に示します。
設定対象 | 指定値の条件 |
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ユーザID | 引用識別子、非引用識別子共通(注1)
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引用識別子で指定する場合(注1)
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非引用識別子で指定する場合(注1)
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パスワード | 引用識別子、非引用識別子共通(注1)
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引用識別子で指定する場合(注1)
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非引用識別子で指定する場合(注1)
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注1) 引用識別子は二重引用符(")で囲み、大文字/小文字が区別されます。非引用識別子は大文字/小文字が区別されず、すべて大文字として解析されます。
注2) 予約語についてはOracleマニュアル “SQL リファレンス”を参照してください。
注3) 引用識別子と非引用識別子のどちらにも、二重引用符(")は使用できません。
注4) 非引用識別子では、$ と# はできるだけ使用しないでください。