TRMのメッセージの本文、意味およびオペレータの処置について以下に示します。TRMのメッセージ番号は"TRM"で始まります。
trm:ERROR:TRM0003:A system call error occurred: FUNC=s* ERRNO=d* SYSTEM=t*
trm:エラー:TRM0003:システムコールエラーが発生しました: FUNC=s* ERRNO=d* SYSTEM=t*
メッセージの意味
システムコールエラーが発生しました。またはシステムコールを実行するために必要な資源が不足しました。そのため処理を中止しました。
s*: 関数名
d*: エラー番号
t*: TRMシステム名
オペレータの処置
ファイルシステムやディスクに異常がないか調査してください。
FUNCが、"システムコール名,memory"の形式で出力されている場合は、当該システムコールを実行するためのメモリ領域が不足したためシステムコールの実行に失敗したことを意味します。その場合は、TRM0005の処置を実施してください。
原因がわからない場合は技術員(SE)に連絡してください。
trm:ERROR:TRM0004:A system error occurred: CODE=’s*’ SYSTEM=t*
trm:エラー:TRM0004:システムエラーが発生しました: CODE=’s*’ SYSTEM=t*
メッセージの意味
システムエラーが発生しました。
s*: システムエラー情報
t*: TRMシステム名
オペレータの処置
技術員(SE)に連絡してください。
trm:ERROR:TRM0005:Insufficient memory: SYSTEM=s*
trm:エラー:TRM0005:メモリが不足しています: SYSTEM=s*
メッセージの意味
メモリが不足しています。そのため処理を中止しました。
以下の原因が考えられます。
メモリが不足している
IPC資源が不足している
s*: TRMシステム名
オペレータの処置
以下の処置を実施してください。
メモリ不足の場合は、メインメモリの増設またはスワップ領域の拡張を行ってください。
IPC資源不足の場合は、システムの環境をチューニングしてください。
処置を実施したあとも再度本メッセージが出力される場合は、技術員(SE)に連絡してください。
trm:ERROR:TRM0006:The user has no permission to access the file/directory: FILE=s* SYSTEM=t*
trm:エラー:TRM0006:ファイルまたはディレクトリにアクセス権がありません: FILE=s* SYSTEM=t*
trm:ERROR:TRM0006:The user has no permission to access the file/folder: FILE=s* SYSTEM=t*
trm:エラー:TRM0006:ファイルまたはフォルダにアクセス権がありません: FILE=s* SYSTEM=t*
メッセージの意味
TRM利用者グループにユーザアカウントが登録されていない、または、ファイルまたはディレクトリにアクセス権がありません。そのため処理を中止しました。
s*: ファイル名
t*: TRMシステム名
オペレータの処置
TRM利用者グループにユーザアカウントを登録してください。
TRM利用者グループにアカウントが登録されているにもかかわらず本メッセージが出力される場合は、TRMのシステム環境を強制削除し、再度TRMのシステム環境を作成してください。
trm:ERROR:TRM0007:I/O error: FILE=s* SYSTEM=t*
trm:エラー:TRM0007:I/Oエラーが発生しました: FILE=s* SYSTEM=t*
メッセージの意味
I/Oエラーが発生しました。そのため処理を中止しました。
s*: I/Oエラーが発生した箇所
t*: TRMシステム名
オペレータの処置
I/Oエラーの原因を調査し処置してください。
trm:ERROR:TRM0008:Insufficient system resources: SYSTEM=s*
trm:エラー:TRM0008:システム資源が不足しています: SYSTEM=s*
メッセージの意味
システム資源が不足しています。そのため処理を中止しました。以下の原因が考えられます。
同時に実行しているコマンドが多数存在する
同時に実行しているアプリケーションが多数存在する
メモリが不足している
IPC資源が不足している
s*: TRMシステム名
オペレータの処置
以下の処置を実施してください。
アプリケーションまたはコマンドが多数実行されている場合はそれが終了するのを待って再度コマンドを実行してください。
メモリ不足の場合は、メインメモリの増設またはスワップ領域の拡張を行ってください。
IPC資源不足の場合は、システムの環境をチューニングしてください。
処置を実施したあとも再度本メッセージが出力される場合は、TRM0005と同様のオペレータの処置を実施してください。そのあとも本メッセージが出力される場合は、技術員(SE)に連絡してください。
trm:ERROR:TRM0009:Cannot execute the command because of high load: SYSTEM=s*
trm:エラー:TRM0009:システム負荷が高いため実行できません: SYSTEM=s*
メッセージの意味
システム負荷が高いため実行できません。そのため処理を中止しました。以下の原因が考えられます。
同時に実行しているコマンドが多数存在する
同時に実行しているアプリケーションが多数存在する
s*: TRMシステム名
オペレータの処置
アプリケーションまたはコマンドが終了するのを待って再度コマンドを実行してください。
trm:ERROR:TRM0012:A system call error occurred: FUNC=s* ERRNO=d* FD=*u FILE=*v SYSTEM=t*
trm:エラー:TRM0012:システムコールエラーが発生しました: FUNC=s* ERRNO=d* FD=*u FILE=*v SYSTEM=t*
メッセージの意味
システムコールエラーが発生しました。そのため処理を中止しました。
s*: 関数名
d*: エラー番号
u*: ファイルディスクリプタ番号
v*: ファイル名
t*: TRMシステム名
オペレータの処置
ファイルシステムやディスクに異常がないか調査してください。原因がわからない場合は、技術員(SE)に連絡してください。
trm:ERROR:TRM0051:The process is not connected to the TRM system: PID=d* SYSTEM=s*
trm:エラー:TRM0051:TRMシステムに接続しているプロセスではありません: PID=d* SYSTEM=s*
メッセージの意味
指定されたプロセスは、TRMに接続されていません。
d*: プロセスID
s*: TRMシステム名
オペレータの処置
適切なプロセスIDを指定し、再度コマンドを実行してください。
trm:INFO:TRM0052:The process was forcibly terminated: PID=d* SYSTEM=s*
trm:情報:TRM0052:プロセスを強制的に停止しました: PID=d* SYSTEM=s*
メッセージの意味
プロセスを強制的に停止しました。
d*: プロセスID
s*: TRMシステム名
trm:ERROR:TRM0100:The same option is specified twice or more: OPTION=s*
trm:エラー:TRM0100:同じオプションが二つ以上指定されています: OPTION=s*
メッセージの意味
オプションが二つ以上指定されています。そのため処理を中止しました。
s*: オプション名
オペレータの処置
適切なオプションを指定し、再度コマンドを実行してください。
trm:ERROR:TRM0101:An option argument is not specified: OPTION=s*
trm:エラー:TRM0101:オプション引数が指定されていません: OPTION=s*
メッセージの意味
オプション引数が指定されていません。そのため処理を中止しました。
s*: オプション名
オペレータの処置
オプション引数を指定し、再度コマンドを実行してください。
trm:ERROR:TRM0102:An invalid option is specified: OPTION=s*
trm:エラー:TRM0102:不正なオプションが指定されています: OPTION=s*
メッセージの意味
不正なオプションが指定されています。そのため処理を中止しました。
s*: オプション名
オペレータの処置
適切なオプションを指定し、再度コマンドを実行してください。
trm:ERROR:TRM0103:The TRM system name is invalid: SYSTEM=s*
trm:エラー:TRM0103:TRMシステム名に誤りがあります: SYSTEM=s*
メッセージの意味
TRMシステム名に誤りがあります。そのため処理を中止しました。
s*: TRMシステム名
オペレータの処置
適切なTRMシステム名を指定し、再度コマンドを実行してください。
trm:ERROR:TRM0104:The process ID is not specified
trm:エラー:TRM0104:プロセスIDが指定されていません
メッセージの意味
プロセスIDが指定されていません。そのため処理を中止しました。
オペレータの処置
プロセスIDを指定し、再度コマンドを実行してください。
trm:ERROR:TRM0105:Multiple process IDs are specified
trm:エラー:TRM0105:プロセスIDが複数指定されています
メッセージの意味
プロセスIDが複数指定されています。そのため処理を中止しました。
オペレータの処置
プロセスIDを1つ指定し、再度コマンドを実行してください。
trm:ERROR:TRM0106:The process ID is invalid: PID=s*
trm:エラー:TRM0106:プロセスIDに誤りがあります: PID=s*
メッセージの意味
プロセスIDに誤りがあります。そのため処理を中止しました。
s*: プロセスID
オペレータの処置
適切なプロセスIDを指定し、再度コマンドを実行してください。
trm:ERROR:TRM0107:Only super-user can execute this command
trm:エラー:TRM0107:スーパユーザ以外は実行できません
trm:ERROR:TRM0107:Only the user of Administrators local group can execute this command
trm:エラー:TRM0107:Administratorsローカルグループのユーザ以外は実行できません
メッセージの意味
スーパユーザ以外は実行できません。
Administratorsローカルグループのユーザ以外は実行できません。
オペレータの処置
スーパユーザ権限で実行してください。
Administratorsローカルグループのユーザで実行してください。
trm:ERROR:TRM0200:The TRM system environment does not exist: SYSTEM=s*
trm:エラー:TRM0200:TRMシステムの環境が存在しません: SYSTEM=s*
メッセージの意味
TRMのシステム環境が存在しません。そのため処理を中止しました。
s*: TRMシステム名
オペレータの処置
適切なTRMシステム名を指定し、再度コマンドを実行してください。
trm:ERROR:TRM0201:The TRM system is not operating: SYSTEM=s*
trm:エラー:TRM0201:TRMシステムは運用状態ではありません: SYSTEM=s*
メッセージの意味
TRMは運用状態ではありません。そのため処理を中止しました。
s*: TRMシステム名
オペレータの処置
TRMを起動したあとに、再度コマンドを実行してください。
trm:ERROR:TRM0500:A system error occurred: CODE=s* d* SYSTEM=t*
trm:エラー:TRM0500:システムエラーが発生しました: CODE=s* d* SYSTEM=t*
メッセージの意味
運用に誤りがあります。または、システムエラーが発生しました。
s*: システムエラー情報1
d*: システムエラー情報2
t*: TRMシステム名
オペレータの処置
以下を確認してください。
・TRMシステムを強制停止していないこと
・システムバックアップなどが動作していないこと
TRMシステムを強制停止したときに本メッセージが出力された場合、オペレータの処置は不要です。
システムバックアップなどが動作していた場合、ファイルにアクセスできない状態になっている可能性があります。システムバックアップなどとTRMの動作が重ならないように運用を見直してください。運用を再開する場合は、TRMシステムを起動してください。
原因がわからない場合は、システムエラー情報1およびシステムエラー情報2を控え、技術員(SE)に連絡してください。
trm:ERROR:TRM0501:The file system capacity is insufficient: CODE=s* SYSTEM=t*
trm:エラー:TRM0501:ファイルシステムの容量が不足しました: CODE=s* SYSTEM=t*
メッセージの意味
ファイルシステムの容量が不足しました。
s*: システムエラー情報
t*: TRMシステム名
オペレータの処置
TRM環境定義ファイルに指定したシステムファイルの容量の設計に誤りがないか確認してください。
ファイルシステムの容量が少ない場合は、パーティションの再作成を行うなどしてファイルシステムの容量を十分に確保したあとに、trmqdsetupコマンドを実行してください。
trm:ERROR:TRM0502:Failed to call XA library: CODE=s* SYSTEM=t*
trm:エラー:TRM0502:XAライブラリの呼び出しに誤りがありました: CODE=s* SYSTEM=t*
メッセージの意味
XAライブラリの呼び出しに誤りがあります。原因はエラー情報を参照してください。
s*: エラー情報
1 :誤った引数が指定されました。オープン文字列が誤っている可能性があります。
53 :正しいシーケンスで呼び出されていません。TRMが起動されていないか、オープン文字列が誤っている可能性があります。
その他:システムエラー
t*: TRMシステム名
オペレータの処置
エラー情報に従って処置してください。
その他のエラーの場合はエラー情報を控え、技術員(SE)に連絡してください。
trm:WARNING:TRM0503:The usage rate of the message storage area has exceeded the warning level: ATTRIBUTE=s* SYSTEM=t*
trm:警告:TRM0503:メッセージ格納域の使用率が、設定した警告値を超えました: ATTRIBUTE=s* SYSTEM=t*
メッセージの意味
メッセージ格納域の使用率が、警告状態となる基準値(定義された警告値)を超えました。
s*: メッセージ格納域の種別
DISK: ディスク型メッセージキューのメッセージ格納域
t*: TRMシステム名
オペレータの処置
必要ならば以下のいずれかの処置を実施してください。
メッセージの受信側が停止している場合は、メッセージの受信側を起動してください。
メッセージ格納域の絶対容量が不足している場合は、"19.2 TRMシステム環境の変更"を参照し、容量を変更してください。
trm:INFO:TRM0504:The usage rate of the message storage area returned to the safe level: ATTRIBUTE=s* SYSTEM=t*
trm:情報:TRM0504:メッセージ格納域の使用率が、設定した安全値まで回復しました: ATTRIBUTE=s* SYSTEM=t*
メッセージの意味
メッセージ格納域の使用率が、警告状態が解除される基準値(定義された安全値)まで回復しました。
s*: メッセージ格納域の種別
DISK: ディスク型メッセージキューのメッセージ格納域
t*: TRMシステム名
trm:ERROR:TRM0505:Related program was forcibly stopped: SYSTEM=s*
trm:エラー:TRM0505:TRMシステムの運用を継続できない異常が発生しました: SYSTEM=s*
メッセージの意味
TRMシステムの運用を継続できない異常が発生したため、TRMシステムを停止します。
以下の原因が考えられます。
TRMを使用するアプリケーションをkillコマンドで強制停止した。
TRMを使用するアプリケーションをタスクマネージャから強制停止した。
s*: TRMシステム名
オペレータの処置
TRMを使用するアプリケーション(逐次差分反映など)を強制停止しないように運用を見直してください。運用を再開する場合は、TRMシステムを起動してください。
trm:ERROR:TRM0506:Failed to access the file: ERRNO=s*: SYSTEM=t*
trm:エラー:TRM0506:ファイルのアクセスに失敗しました: ERRNO=s*: SYSTEM=t*
メッセージの意味
ファイルのアクセスに失敗しました。原因として以下の理由が考えられます。
ファイルシステムに異常がある。
クラスタシステムで、ノード切り換えが発生した際にTRMシステムを停止せず、切戻し後にそのままTRMの運用を続けた。
s*: エラー番号
t*: TRMシステム名
オペレータの処置
ファイルシステムやディスクに異常がないか調査してください。
直前にTRM0012またはTRM0003のメッセージが出力されている場合はそちらの処置もあわせて実施してください。
原因がわからない場合は技術員(SE)に連絡してください。
クラスタシステムの場合、ノード切り換えが発生すると共有ディスク装置上のTRM環境が見えなくなるため、TRMシステムを停止してください。切戻し後共有ディスク装置が見えるようになったあとにTRMシステムを再起動してください。通常はクラスタシステムの機能を使用して、自動的にTRMシステムが停止および起動されるように設定してください。
trm:ERROR:TRM0507:An error occurred during dynamic library load processing: LIBRARY=s*: FUNC=t* SYSTEM=u*
trm:エラー:TRM0507:ライブラリの動的ロード処理でエラーが発生しました: LIBRARY=s*: FUNC=t* SYSTEM=u*
メッセージの意味
TRMシステムに必要なライブラリの動的ロード処理でエラーが発生したため、処理を中止しました。
s*: ライブラリ名
t*: 機能コード
u*: TRMシステム名
オペレータの処置
LIBRARYで示すライブラリが存在するか確認してください。
trm:ERROR:TRM4001:I/O error: FILE=s* SYSTEM=t*
trm:エラー:TRM4001:I/Oエラーが発生しました: FILE=s* SYSTEM=t*
メッセージの意味
I/Oエラーが発生しました。
s*: I/Oエラーが発生した箇所
t*: TRMシステム名
オペレータの処置
I/Oエラーの原因を調査し処置してください。
trm:ERROR:TRM4002:A system call error occurred: FUNC=s* ERRNO=d* SYSTEM=t*
trm:エラー:TRM4002:システムコールエラーが発生しました: FUNC=s* ERRNO=d* SYSTEM=t*
メッセージの意味
システムコールエラーが発生しました。
s*: 関数名
d*: エラー番号
t*: TRMシステム名
オペレータの処置
ファイルシステムやディスクに異常がないか調査してください。
原因がわからない場合は技術員(SE)に連絡してください。
trm:ERROR:TRM4003:Insufficient memory: SYSTEM=s*
trm:エラー:TRM4003:メモリが不足しています: SYSTEM=s*
メッセージの意味
メモリが不足しています。そのため処理を中止しました。
以下の原因が考えられます。
メモリが不足している
IPC資源が不足している
s*: TRMシステム名
オペレータの処置
以下の処置を実施してください。
メモリ不足の場合は、メインメモリの増設またはスワップ領域の拡張を行ってください。
IPC資源不足の場合は、システムの環境をチューニングしてください。
処置を実施したあとも再度本メッセージが出力される場合は、技術員(SE)に連絡してください。
trm:ERROR:TRM4004:Cannot execute the command because of high load: SYSTEM=s*
trm:エラー:TRM4004:システム負荷が高いため実行できません: SYSTEM=s*
メッセージの意味
システム負荷が高いため実行できません。以下の原因が考えられます。
同時に実行しているコマンドが多数存在する
同時に実行しているアプリケーションが多数存在する
s*: TRMシステム名
オペレータの処置
アプリケーションまたはコマンドが終了するのを待って再度コマンドを実行してください。
trm:ERROR:TRM4005:The user has no permission to access the file/directory: FILE=s* SYSTEM=t*
trm:エラー:TRM4005:ファイルまたはディレクトリにアクセス権限がありません: FILE=s* SYSTEM=t*
trm:ERROR:TRM4005:The user has no permission to access the file/folder: FILE=s* SYSTEM=t*
trm:エラー:TRM4005:ファイルまたはフォルダにアクセス権限がありません: FILE=s* SYSTEM=t*
メッセージの意味
TRM利用者グループにユーザアカウントが登録されていない、または、ファイルまたはディレクトリにアクセス権限がありません。
s*: ファイル名
t*: TRMシステム名
オペレータの処置
TRM利用者グループにユーザアカウントを登録してください。
TRM利用者グループにユーザアカウントが登録されているにもかかわらず本メッセージが出力される場合、TRMのシステム環境を強制削除したあと、再度TRM利用者グループを指定してTRMのシステム環境を作成してください。
trm:ERROR:TRM4007:Insufficient system resources: SYSTEM=s*
trm:エラー:TRM4007:システム資源が不足しています: SYSTEM=s*
メッセージの意味
システム資源が不足しています。そのため処理を中止しました。
以下の原因が考えられます。
メモリが不足している
同時に実行しているコマンドが多数存在する
同時に実行しているアプリケーションが多数存在する
IPC資源が不足している
s*: TRMシステム名
オペレータの処置
以下の処置を実施してください。
メモリ不足の場合は、メインメモリの増設またはスワップ領域の拡張を行ってください。
アプリケーションまたはコマンドが多数実行されている場合は、それが終了するのを待って再度コマンドを実行してください。
IPC資源不足の場合は、システムの環境をチューニングしてください。
処置を実施したあとも再度本メッセージが出力される場合は、技術員(SE)に連絡してください。
trm:ERROR:TRM4008:The area is insufficient for creating a system file: SYSTEM=s*
trm:エラー:TRM4008:システムファイルを作成するための領域が不足しています: SYSTEM=s*
メッセージの意味
TRMをインストールしたディスク領域が不足しているため、システムファイルを作成できません。
s*: TRMシステム名
オペレータの処置
十分なディスク領域を用意してください。
trm:ERROR:TRM4009:The area is insufficient for creating a file: FILE=s* SYSTEM=t*
trm:エラー:TRM4009:ファイルを作成するための領域が不足しています: FILE=s* SYSTEM=t*
メッセージの意味
ディスク領域が不足しているため、指定されたファイルを作成できません。
s*: ファイル名
t*: TRMシステム名
オペレータの処置
十分なディスク領域を用意してください。
trm:ERROR:TRM4010:I/O error: SYSTEM=s*
trm:エラー:TRM4010:I/Oエラーが発生しました: SYSTEM=s*
メッセージの意味
以下のファイルまたはディレクトリでI/Oエラーが発生しました。
TRM環境定義ファイルに指定したファイルまたはディレクトリ
TRMをインストールしたディレクトリ
s*: TRMシステム名
オペレータの処置
I/Oエラーの原因を調査し処置してください。
ただし、TRMのシステム環境を強制削除したときに本メッセージが出力された場合は、以下の手順で処置してください。
(1)I/Oエラーの原因を取り除きます。
(2)TRMのシステム環境を強制削除します。
(3)(2)のあと、TRM環境定義ファイルに指定したファイルが存在する場合は、そのファイルを削除してください。
trm:ERROR:TRM4011:The user has no permission to access the file/directory: SYSTEM=s*
trm:エラー:TRM4011:ファイルまたはディレクトリにアクセス権限がありません: SYSTEM=s*
trm:ERROR:TRM4011:The user has no permission to access the file/folder: SYSTEM=s*
trm:エラー:TRM4011:ファイルまたはフォルダにアクセス権限がありません: SYSTEM=s*
メッセージの意味
以下の原因が考えられます。
TRM利用者グループにユーザアカウントが登録されていません。
以下のファイルまたはディレクトリにアクセス権限がありません。
TRM環境定義ファイルに指定したファイルまたはディレクトリ
TRMシステムが使用するファイルまたはディレクトリ
Windows 2008以降の場合、管理者として実行されていない可能性があります。
s*: TRMシステム名
オペレータの処置
以下の処置を実施してください。
TRM利用者グループを運用している場合、TRM利用者グループにユーザアカウントが登録されていることを確認してください。詳細は"17.1.3 TRM利用者グループの作成"を参照してください。
TRM利用者グループにユーザアカウントが登録されているにもかかわらず本メッセージが出力される場合は、以下の手順で処置してください。
(1)TRMのシステム環境を強制削除します。
(2)TRM利用者グループを指定してTRMのシステム環境を作成します。
ただし、TRMのシステム環境を強制削除したときに本メッセージが出力された場合は、以下の手順で処置してください。
(1)ファイルまたはディレクトリのアクセス権を変更します。
(2)TRMのシステム環境を強制削除します。
(3)(2)のあと、TRM環境定義ファイルに指定したファイルが存在する場合は、そのファイルを削除してください。
Windows 2008以降の場合は、コマンドの実行権限を確認してください。詳細は"17.1.3 TRM利用者グループの作成"を参照してください。
trm:ERROR:TRM4012:Failed to load a dynamic library: CODE=’s*’ SYSTEM=t*
trm:エラー:TRM4012:ライブラリの動的ロード処理でエラーが発生しました: CODE=’s*’ SYSTEM=t*
メッセージの意味
ライブラリの動的ロード処理に失敗しました。
s*: エラー情報
t*: TRMシステム名
オペレータの処置
エラー情報の内容からエラー原因を調査し処置してください。
処置の方法がわからない場合は技術員(SE)に連絡してください。
trm:ERROR:TRM4013:The file/directory does not exist: SYSTEM=s*
trm:エラー:TRM4013:ファイルまたはディレクトリが存在しません: SYSTEM=s*
trm:ERROR:TRM4013:The file/folder does not exist: SYSTEM=s*
trm:エラー:TRM4013:ファイルまたはフォルダが存在しません: SYSTEM=s*
メッセージの意味
以下のファイルまたはディレクトリが存在しません。
TRM環境定義ファイルに指定したファイルまたはディレクトリ
TRMシステムが使用するファイルまたはディレクトリ
s*: TRMシステム名
オペレータの処置
ファイルまたはディレクトリが存在するか確認してください。存在しない場合、該当する位置にファイルまたはディレクトリを準備してください。
trm:ERROR:TRM4014:Only super-user can execute this command
trm:エラー:TRM4014:スーパユーザ以外は実行できません
trm:ERROR:TRM4014:Only the user of Administrators local group can execute this command
trm:エラー:TRM4014:Administratorsローカルグループのユーザ以外は実行できません
メッセージの意味
スーパユーザ以外は実行できません。
Administratorsローカルグループのユーザ以外は実行できません。
オペレータの処置
スーパユーザ権限で実行してください。
Administratorsローカルグループのユーザで実行してください。
Windows 2008以降の場合は、コマンドの実行権限を確認してください。詳細は"17.1.3 TRM利用者グループの作成"を参照してください。
trm:ERROR:TRM4015:Cannnot continue processing because of high load: SYSTEM=s*
trm:エラー:TRM4015:システム負荷が高いため、処理を継続できません: SYSTEM=s*
メッセージの意味
システム負荷が高いため、処理を継続できません。
以下の原因が考えられます。
メモリが不足している
同時に実行しているコマンドが多数存在する
同時に実行しているアプリケーションが多数存在する
IPC資源が不足している
s*: TRMシステム名
オペレータの処置
以下の処置を実施してください。
メモリ不足の場合は、メインメモリの増設またはスワップ領域の拡張を行ってください。
アプリケーションまたはコマンドが多数実行されている場合は、それが終了するのを待って再度コマンドを実行してください。
IPC資源不足の場合は、システムの環境をチューニングしてください。
処置を実施したあとも再度本メッセージが出力される場合は、技術員(SE)に連絡してください。
trm:ERROR:TRM4016:Shared disk cannot be accessed: ERRNO=d* SYSTEM=s*
trm:エラー:TRM4016:共用ディスク装置にアクセスできません: ERRNO=d* SYSTEM=s*
trm:ERROR:TRM4016:Shared disk cannot be accessed: ERRNO=d* SYSTEM=s*
trm:エラー:TRM4016:共用記憶装置にアクセスできません: ERRNO=d* SYSTEM=s*
メッセージの意味
共用ディスク装置にアクセスできません。
d*: エラー番号
s*: TRMシステム名
オペレータの処置
共用ディスク装置がオンラインになっているか確認してください。
オンラインになっている場合は、ファイルシステムやディスクに異常がないか調査してください。
それでも原因がわからない場合は、技術員(SE)に連絡してください。
trm:ERROR:TRM4021:A command, which cannot be executed concurrently with this command, is being executed: SYSTEM=s*
trm:エラー:TRM4021:同時に実行できないコマンドが実行中です: SYSTEM=s*
メッセージの意味
同時に実行できないコマンドが実行中です。そのため処理を中止しました。
s*: TRMシステム名
オペレータの処置
実行中のコマンドが終了したあとに、再度コマンドを実行してください。
trm:ERROR:TRM4022:Processing was stopped: SYSTEM=s*
trm:エラー:TRM4022:処理を中止しました: SYSTEM=s*
メッセージの意味
コマンドの処理を中止しました。
s*: TRMシステム名
オペレータの処置
処理を中止した原因が、本メッセージの前に出力されています。そのメッセージの原因を取り除いたあとに再度コマンドを実行してください。
trm:ERROR:TRM4041:An invalid option is specified: OPTION=s*
trm:エラー:TRM4041:不正なオプションが指定されています: OPTION=s*
メッセージの意味
不正なオプションが指定されています。そのため処理を中止しました。
s*: オプション名
オペレータの処置
適切なオプションを指定し、再度コマンドを実行してください。
trm:ERROR:TRM4042:An invalid option argument is specified: OPTION=s*
trm:エラー:TRM4042:オプション引数に誤りがあります: OPTION=s*
メッセージの意味
オプション引数に誤りがあります。そのため処理を中止しました。
s*: オプション名
オペレータの処置
オプション引数に適切な値を指定し、再度コマンドを実行してください。
trmqdsetupコマンドの場合は、指定したファイル名がシステムの上限より長い可能性があります。指定内容を確認してください。
trm:ERROR:TRM4043:The same option is specified twice or more
trm:エラー:TRM4043:同じオプションが二つ以上指定されています
メッセージの意味
オプションが二つ以上指定されています。そのため処理を中止しました。
オペレータの処置
適切なオプションを指定し、再度コマンドを実行してください。
trm:ERROR:TRM4044:A required option is not specified
trm:エラー:TRM4044:必須オプションが指定されていません
メッセージの意味
必須オプションが指定されていません。そのため処理を中止しました。
オペレータの処置
適切なオプションを指定し、再度コマンドを実行してください。
trm:ERROR:TRM4045:Options contradicting each other are specified
trm:エラー:TRM4045:同時に指定できないオプションが指定されています
メッセージの意味
排他の関係にあるオプションが同時に指定されています。そのため処理を中止しました。
オペレータの処置
適切なオプションを指定し、再度コマンドを実行してください。
trm:ERROR:TRM4046:An invalid TRM system name is specified: SYSTEM=s*
trm:エラー:TRM4046:TRMシステム名に誤りがあります: SYSTEM=s*
メッセージの意味
TRMシステム名に誤りがあります。そのため処理を中止しました。
s*: TRMシステム名
オペレータの処置
適切なTRMシステム名を指定し、再度コマンドを実行してください。
trm:ERROR:TRM4047:A command argument is specified
trm:エラー:TRM4047:コマンド引数が指定されています
メッセージの意味
コマンド引数が指定できないコマンドにコマンド引数が指定されています。そのため処理を中止しました。
オペレータの処置
コマンド引数を指定しないで再度コマンドを実行してください。
trm:ERROR:TRM4048:An option argument is not specified: OPTION=s*
trm:エラー:TRM4048:オプション引数が指定されていません: OPTION=s*
メッセージの意味
オプション引数が指定されていません。そのため処理を中止しました。
s*: オプション名
オペレータの処置
オプション引数を指定し、再度コマンドを実行してください。
trm:ERROR:TRM4061:The TRM system environment does not exist: SYSTEM=s*
trm:エラー:TRM4061:TRMシステムの環境が存在しません: SYSTEM=s*
メッセージの意味
TRMシステムの環境が存在しません。そのため処理を中止しました。
s*: TRMシステム名
オペレータの処置
適切なTRMシステム名を指定し、再度コマンドを実行してください。
trm:ERROR:TRM4062:The TRM system environment is invalid: SYSTEM=s*
trm:エラー:TRM4062:TRMシステムの環境に誤りがあります: SYSTEM=s*
メッセージの意味
TRMシステムの環境に誤りがあります。以下の原因が考えられます。
指定されたTRMシステムの環境が壊れている
TRMをインストールしたディレクトリ配下が壊れている
TRMのレジストリ情報が壊れている
s*: TRMシステム名
オペレータの処置
以下の手順で処置を実施してください。
(1)TRMシステムの環境を強制削除します。
(2)TRMシステムの環境を作成します。
上記の処置に失敗した場合、システムを再起動したあと、再度上記の処置を実施してください。
そのあとも本メッセージが出力される場合は、技術員(SE)に連絡してください。
trm:WARNING:TRM4063:Do you want to delete the TRM system environment (yes/no)?: SYSTEM=s*
trm:警告:TRM4063:TRMシステムの環境を削除してよろしいですか(yes/no)?: SYSTEM=s*
メッセージの意味
指定されたTRMシステムの環境を削除してよいかの確認です。
s*: TRMシステム名
オペレータの処置
TRMシステム名を確認して、以下のキーを入力してください。入力された英大文字、小文字は区別されません。
yes または y : 環境削除処理を実行します。
no または n : 環境削除処理を中止します。
trm:ERROR:TRM4064:The TRM system environment already exists: SYSTEM=s*
trm:エラー:TRM4064:TRMシステムの環境は既に存在します: SYSTEM=s*
メッセージの意味
指定されたTRMシステムの環境は既に存在します。
s*: TRMシステム名
オペレータの処置
適切なTRMシステム名を指定して、再度コマンドを実行してください。
trm:INFO:TRM4065:The TRM system environment was deleted: SYSTEM=s*
trm:情報:TRM4065:TRMシステムの環境を削除しました: SYSTEM=s*
メッセージの意味
TRMシステムの環境を削除しました。
s*: TRMシステム名
trm:ERROR:TRM4066:The TRM system environment cannot be deleted: SYSTEM=s*
trm:エラー:TRM4066:TRMシステムの環境を削除できませんでした: SYSTEM=s*
メッセージの意味
TRMシステムの環境が削除できませんでした。
s*: TRMシステム名
オペレータの処置
異常が発生した原因が、本メッセージの前に出力されています。そのメッセージの原因を取り除いたあとに再度コマンドを実行してください。
trm:INFO:TRM4067:The TRM system environment was created: SYSTEM=s*
trm:情報:TRM4067:TRMシステムの環境を作成しました: SYSTEM=s*
メッセージの意味
TRMシステムの環境を作成しました。
s*: TRMシステム名
trm:ERROR:TRM4068:The TRM system environment cannot be created: SYSTEM=s*
trm:エラー:TRM4068:TRMシステムの環境を作成できませんでした: SYSTEM=s*
メッセージの意味
TRMシステムの環境を作成できませんでした。
s*: TRMシステム名
オペレータの処置
異常が発生した原因が、本メッセージの前に出力されています。そのメッセージの原因を取り除いたあとに再度コマンドを実行してください。
trm:ERROR:TRM4069: A message exists on the TRM system: SYSTEM=s*
trm:エラー:TRM4069: メッセージが存在します: SYSTEM=s*
メッセージの意味
メッセージが存在しているため、TRMシステムの環境を削除できませんでした。
s*: TRMシステム名
オペレータの処置
メッセージを取り除いた後、再度コマンドを実行してください。
メッセージを削除してよい場合はTRMシステムの環境を強制削除してください。
trm:ERROR:TRM4072:The file already exists: FILE=s* SYSTEM=t*
trm:エラー:TRM4072:ファイルは既に存在します: FILE=s* SYSTEM=t*
メッセージの意味
指定されたファイルと同じ名前のファイルが既に存在します。
s*: ファイル名
t*: TRMシステム名
オペレータの処置
適切なファイル名を指定し、再度コマンドを実行してください。
trm:ERROR:TRM4073:Resources which have not been completely processed remain on the TRM system: SYSTEM=s*
trm:エラー:TRM4073:処理が完了していない資源が残っています: SYSTEM=s*
メッセージの意味
処理が完了していない資源が残っています。
s*: TRMシステム名
オペレータの処置
処理を完了させるためにTRMシステムを起動してください。
このまま削除してよい場合はTRMシステムの環境を強制削除してください。
trm:ERROR:TRM4074:A directory having the same name exists: FILE=s* SYSTEM=t*
trm:エラー:TRM4074:指定されたファイルと同じ名前のディレクトリが存在します: FILE=s* SYSTEM=t*
trm:ERROR:TRM4074:A folder having the same name exists: FILE=s* SYSTEM=t*
trm:エラー:TRM4074:指定されたファイルと同じ名前のフォルダが存在します: FILE=s* SYSTEM=t*
メッセージの意味
TRM環境定義ファイルに指定されたファイルと同じ名前のディレクトリが存在します。
s*: ファイル名
t*: TRMシステム名
オペレータの処置
適切なファイル名を指定し、再度コマンドを実行してください。
trm:ERROR:TRM4075:The specified file cannot be used: FILE=s* SYSTEM=t*
trm:エラー:TRM4075:指定されたファイルは使用できません: FILE=s* SYSTEM=t*
メッセージの意味
TRM環境定義ファイルに指定されたファイルは、TRMシステムでは使用できません。
以下の原因が考えられます。
通常ファイルでないファイルを指定している
NTFSファイルシステムのローカルディスク上のファイルでない
s*: ファイル名
t*: TRMシステム名
オペレータの処置
適切なファイル名を指定し、再度コマンドを実行してください。
trm:ERROR:TRM4076:The TRM system environment cannot be created: SYSTEM=s*
trm:エラー:TRM4076:TRMシステムの環境を作成できませんでした: SYSTEM=s*
メッセージの意味
TRMシステムの環境を作成できませんでした。
s*: TRMシステム名
オペレータの処置
異常が発生した原因が、本メッセージの前に出力されています。その原因を取り除いたあとにTRMシステムの環境を強制削除し、再度コマンドを実行してください。
trm:ERROR:TRM4077:The specified directory does not exist: FILE=s* SYSTEM=t*
trm:エラー:TRM4077:指定されたディレクトリは存在しません: FILE=s* SYSTEM=t*
trm:ERROR:TRM4077:The specified folder does not exist: FILE=s* SYSTEM=t*
trm:エラー:TRM4077:指定されたフォルダは存在しません: FILE=s* SYSTEM=t*
メッセージの意味
指定されたディレクトリは存在しません。
s*: ファイル名
t*: TRMシステム名
オペレータの処置
適切なディレクトリ名を指定し、再度コマンドを実行してください。
trm:ERROR:TRM4078:The specified directory cannot be used: FILE=s* SYSTEM=t*
trm:エラー:TRM4078:指定されたディレクトリは使用できません: FILE=s* SYSTEM=t*
trm:ERROR:TRM4078:The specified folder cannot be used: FILE=s* SYSTEM=t*
trm:エラー:TRM4078:指定されたフォルダは使用できません: FILE=s* SYSTEM=t*
メッセージの意味
TRM環境定義ファイルに指定されたディレクトリは、TRMシステムでは使用できません。
以下の原因が考えられます。
指定されたディレクトリは存在しない
指定されたディレクトリと同じ名前のファイルが存在する
指定されたディレクトリにローデバイスを指定している
NTFSファイルシステムではない
s*: ディレクトリ名
t*: TRMシステム名
オペレータの処置
適切なディレクトリ名を指定し、再度コマンドを実行してください。
trm:ERROR:TRM4079:The directory already exists: FILE=s* SYSTEM=t*
trm:エラー:TRM4079:ディレクトリは既に存在します: FILE=s* SYSTEM=t*
trm:ERROR:TRM4079:The folder already exists: FILE=s* SYSTEM=t*
trm:エラー:TRM4079:フォルダは既に存在します: FILE=s* SYSTEM=t*
メッセージの意味
TRM環境定義ファイルに指定されたディレクトリ配下に、TRMシステムディレクトリと同じ名前のディレクトリが存在します。
s*: ディレクトリ名
t*: TRMシステム名
オペレータの処置
適切なディレクトリ名を指定し、再度コマンドを実行してください。
trm:ERROR:TRM4081:A message queue name is not specified: SYSTEM=s*
trm:エラー:TRM4081:メッセージキュー名が指定されていません: SYSTEM=s*
メッセージの意味
メッセージキュー名が指定されていません。そのため処理を中止しました。
s*: TRMシステム名
オペレータの処置
メッセージキュー名を指定し、再度コマンドを実行してください。
trm:ERROR:TRM4082:An invalid message queue name is specified: NAME=s* SYSTEM=t*
trm:エラー:TRM4082:メッセージキュー名に誤りがあります: NAME=s* SYSTEM=t*
メッセージの意味
メッセージキュー名に誤りがあります。
s*: メッセージキュー名
t*: TRMシステム名
オペレータの処置
適切なメッセージキュー名を指定し、再度コマンドを実行してください。
trm:ERROR:TRM4083:Cannot create a message queue because the number of message queues has reached the limit: NAME=s* SYSTEM=t*
trm:エラー:TRM4083:メッセージキュー数が上限に達したためメッセージキューの作成はできませんでした: NAME=s* SYSTEM=t*
メッセージの意味
メッセージキュー数が上限に達したため、メッセージキューを作成できませんでした。
s*: メッセージキュー名
t*: TRMシステム名
オペレータの処置
不要なメッセージキューを削除してください。またはTRMシステムの環境を再作成してメッセージキューの最大数を増やしてください。
trm:ERROR:TRM4084:A message exists in the message queue: NAME=s* SYSTEM=t*
trm:エラー:TRM4084:指定されたメッセージキューにメッセージが存在するため削除できませんでした: NAME=s* SYSTEM=t*
メッセージの意味
指定されたメッセージキューにメッセージが存在します。そのため、指定されたメッセージキューの削除に失敗しました。
s*: メッセージキュー名
t*: TRMシステム名
オペレータの処置
以下のいずれかの処置を実施したあと、再度実行してください。
メッセージキューのアクセス状態を送信禁止状態に変更しメッセージキューに残っているすべてのメッセージを受信する
メッセージキューのアクセス状態を送信禁止状態に変更しメッセージキューに残っているすべてのメッセージを削除する
メッセージの一括削除コマンドを実行し、メッセージキューに残っているすべてのメッセージを削除する
メッセージキューをこのまま削除してよい場合は、メッセージキューを強制削除する
trm:WARNING:TRM4085:The specified message queue already exists: NAME=s* SYSTEM=t*
trm:警告:TRM4085:指定されたメッセージキューは既に存在します: NAME=s* SYSTEM=t*
メッセージの意味
指定されたメッセージキューは既に存在します。
s*: メッセージキュー名
t*: TRMシステム名
オペレータの処置
適切なメッセージキュー名を指定し、再度コマンドを実行してください。
trm:ERROR:TRM4086:The specified message queue does not exist: NAME=s* SYSTEM=t*
trm:エラー:TRM4086:指定されたメッセージキューは存在しません: NAME=s* SYSTEM=t*
メッセージの意味
指定されたメッセージキューは存在しません。
s*: メッセージキュー名
t*: TRMシステム名
オペレータの処置
適切なメッセージキュー名を指定し、再度コマンドを実行してください。
trm:ERROR:TRM4087:Cannot delete the message queue because it is in use: NAME=s* SYSTEM=t*
trm:エラー:TRM4087:指定されたメッセージキューは使用中のため削除できませんでした: NAME=s* SYSTEM=t*
メッセージの意味
メッセージキューが使用中のため削除できませんでした。
以下の原因が考えられます。
メッセージキューを使用しているアプリケーション(逐次差分反映など)が存在する
メッセージキューを使用しているサービスが運用している
メッセージキューを使用しているコマンドが実行中である
s*: メッセージキュー名
t*: TRMシステム名
オペレータの処置
以下のいずれかの処置を実施したあと、再度コマンドを実行してください。
メッセージキューを使用しているアプリケーションを終了させる
メッセージキューを使用しているサービスを停止させる
メッセージキューを使用しているコマンドの終了を待つ
メッセージキューをこのまま削除してよい場合は、メッセージキューを強制削除する
trm:ERROR:TRM4088:The relevant message queue does not exist: NAME=s* SYSTEM=t*
trm:エラー:TRM4088:該当するメッセージキューは存在しません: NAME=s* SYSTEM=t*
メッセージの意味
指定されたメッセージキューは存在しません。
s*: メッセージキュー名
t*: TRMシステム名
オペレータの処置
適切なメッセージキュー名を指定し、再度コマンドを実行してください。
trm:ERROR:TRM4089:Some messages cannot be deleted: NAME=s* SYSTEM=t*
trm:エラー:TRM4089:一部のメッセージを削除できませんでした: NAME=s* SYSTEM=t*
メッセージの意味
メッセージの一括削除またはメッセージキューの強制削除ができませんでした。
以下の原因が考えられます。
指定されたメッセージキューに対して、メッセージ受信、またはメッセージ削除が完了していない
s*: メッセージキュー名
t*: TRMシステム名
オペレータの処置
以下の処置を実施し、再度コマンドを実行してください。
メッセージ受信、またはメッセージ削除が完了していない場合は、各アプリケーション(逐次差分反映など)の処理の完了を待ち、アプリケーションを終了させる
trm:ERROR:TRM4090:Cannot change the status of the message queue because of forbiddance of using the message queue: NAME=s* SYSTEM=t*
trm:エラー:TRM4090:メッセージキューがTRMシステムによる使用禁止状態のためアクセス状態を変更できませんでした: NAME=s* SYSTEM=t*
メッセージの意味
指定されたメッセージキューが以下のいずれかの原因により、使用禁止状態となっています。このため、アクセス状態を変更できませんでした。
指定されたメッセージキューに対して、メッセージの一括削除を実行中
指定されたメッセージキューに対して、メッセージキューの強制削除を実行中
指定されたメッセージキューに対するメッセージの一括削除が失敗
指定されたメッセージキューに対するメッセージキューの強制削除が失敗
s*: メッセージキュー名
t*: TRMシステム名
オペレータの処置
以下のいずれかの処置を実施し、再度コマンドを実行してください。
メッセージの一括削除が実行中の場合は、メッセージの一括削除の終了を待つ
メッセージの一括削除が失敗している場合は、失敗の原因を取り除いたあと、メッセージの一括削除を実行する
メッセージキューの強制削除が失敗している場合は、失敗の原因を取り除いたあと、メッセージの一括削除を実行する
trm:ERROR:TRM4091:An environment to create a message queue does not exist: SYSTEM=s*
trm:エラー:TRM4091:メッセージキューを作成する環境がありません: SYSTEM=s*
メッセージの意味
指定されたメッセージキューを作成するための環境がありません。
s*: TRMシステム名
オペレータの処置
TRMシステムの環境を再作成してください。
trm:ERROR:TRM4101:The TRM system is not operating: SYSTEM=s*
trm:エラー:TRM4101:TRMシステムは運用状態ではありません: SYSTEM=s*
メッセージの意味
TRMシステムは運用状態ではありません。そのため処理を中止しました。
s*: TRMシステム名
オペレータの処置
TRMシステムを起動したあとに、再度コマンドを実行してください。
trm:ERROR:TRM4102:Failed to stop the TRM system: SYSTEM=s*
trm:エラー:TRM4102:TRMシステムの停止に失敗しました: SYSTEM=s*
メッセージの意味
TRMシステムの停止に失敗しました。
s*: TRMシステム名
オペレータの処置
異常が発生した原因が、本メッセージの前またはシステムログに出力されています。
そのメッセージの原因を取り除いたあとに再度TRMシステムを停止してください。
trm:ERROR:TRM4103:The TRM system is in operation: SYSTEM=s*
trm:エラー:TRM4103:TRMシステムは停止状態ではありません: SYSTEM=s*
メッセージの意味
TRMシステムは停止状態ではありません。そのため処理を中止しました。
s*: TRMシステム名
オペレータの処置
TRMシステムを停止したあと、再度コマンドを実行してください。
Windows 2008以降の場合、管理者で実行されていない可能性があります。
[サービス]画面でTRMシステムが停止しているのにもかかわらず、本メッセージが出力される場合は、trmqdstpコマンドによりTRMを強制停止してください。
TRM4444のメッセージを出力し、強制停止に失敗した場合は、メッセージのオペレータの処置に従って対処してください。
trm:ERROR:TRM4104:Failed to start the TRM system: SYSTEM=s*
trm:エラー:TRM4104:TRMシステムの起動に失敗しました: SYSTEM=s*
メッセージの意味
TRMシステムの起動に失敗しました。
s*: TRMシステム名
オペレータの処置
異常が発生した原因が、本メッセージの前またはシステムログに出力されています。
そのメッセージの原因を取り除いたあとに再度コマンドを実行してください。
trm:ERROR:TRM4105:An application program is connected to the TRM system: SYSTEM=s*
trm:エラー:TRM4105:TRMシステムに接続中のアプリケーションがあります: SYSTEM=s*
メッセージの意味
以下の原因が考えられます。
TRMに接続しているアプリケーションが存在する
TRMのコマンドが実行中である
s*: TRMシステム名
オペレータの処置
以下の処置を実施してください。
TRMに接続しているアプリケーション(逐次差分反映など)を終了させる
TRMのコマンドの終了を待つ
上記の処置を実施したあと、再度コマンドを実行してください。
上記の処置を実施したあと、trmqdstpコマンドによりTRMを強制停止してください。
TRM4444のメッセージを出力し、強制停止に失敗した場合は、メッセージのオペレータの処置に従って対処してください。
trm:ERROR:TRM4106:The TRM system is going to be forcibly stopped: SYSTEM=s*
trm:エラー:TRM4106:TRMシステムを強制的に停止します: SYSTEM=s*
メッセージの意味
TRMの処理を継続できないエラーが発生したためTRMを停止します。
s*: TRMシステム名
オペレータの処置
TRMの処理を継続できないエラーが、本メッセージとは別に出力されています。そのメッセージの原因を取り除いてください。
trm:ERROR:TRM4107:Failed to stop the TRM system: SYSTEM=s*
trm:エラー:TRM4107:TRMシステムの停止に失敗しました: SYSTEM=s*
メッセージの意味
TRMの停止に失敗しました。
s*: TRMシステム名
オペレータの処置
異常が発生した原因が、本メッセージの前またはシステムログに出力されています。
そのメッセージの原因を取り除いたあとにTRMを強制停止してください。
trm:ERROR:TRM4109:The TRM system was forcibly stopped: SYSTEM=s*
trm:エラー:TRM4109:TRMシステムを強制停止しました: SYSTEM=s*
メッセージの意味
TRMを強制停止しました。
s*: TRMシステム名
オペレータの処置
本メッセージとは別にTRMの処理を継続できないエラーが発生したことを通知するメッセージが出力されている場合は、エラーの原因を取り除いてください。
trm:INFO:TRM4110:The TRM system stopped: SYSTEM=s*
trm:情報:TRM4110:TRMシステムを停止しました: SYSTEM=s*
メッセージの意味
TRMを停止しました。
s*: TRMシステム名
trm:INFO:TRM4111:The TRM system started: SYSTEM=s*
trm:情報:TRM4111:TRMシステムを起動しました: SYSTEM=s*
メッセージの意味
TRMを起動しました。
s*: TRMシステム名
trm:WARNING:TRM4112:Global transaction failure recovery has not finished: SYSTEM=s*
trm:警告:TRM4112:グローバルトランザクションのダウンリカバリが完了していません: SYSTEM=s*
メッセージの意味
グローバルトランザクションのダウンリカバリが完了していません。そのため、この状態でTRMを運用できません。
s*: TRMシステム名
オペレータの処置
技術員(SE)に連絡してください。
trm:ERROR:TRM4113:Global transaction failure recovery has not finished: SYSTEM=s*
trm:エラー:TRM4113:グローバルトランザクションのダウンリカバリが完了していません: SYSTEM=s*
メッセージの意味
グローバルトランザクションのダウンリカバリが完了していません。
s*: TRMシステム名
オペレータの処置
技術員(SE)に連絡してください。
trm:INFO:TRM4115:The TRM system is going to be stopped: SYSTEM=s*
trm:情報:TRM4115:TRMシステムを停止します: SYSTEM=s*
メッセージの意味
TRMを停止します。
s*: TRMシステム名
trm:WARNING:TRM4116:The TRM system is going to be forcibly stopped: CAUSE='s*' SYSTEM=t*
trm:警告:TRM4116:TRMシステムを強制停止します: CAUSE='s*' SYSTEM=t*
メッセージの意味
TRMを停止します。
s*: 停止の原因
trmqdstp command: trmqdstpコマンド(-cオプション指定)の実行による停止
trmqdstp command: trmqdstpコマンドの実行による停止
TRM start error(詳細情報): TRMシステムの起動時にエラーを検出
TRM system error(詳細情報): TRMシステムの運用中にエラーを検出
t*: TRMシステム名
オペレータの処置
停止の原因として"trmqdstp command"が出力された場合は、trmqdstpコマンドを実行した結果として本メッセージが出力されているため、対処は不要です。
停止の原因として"trmqdstp command"以外が出力された場合は、技術員(SE)に連絡してください。
また、他のエラーメッセージも出力されている場合は、そちらのエラーメッセージの説明も参照してください。
trm:ERROR:TRM4121:The coding format of the file is invalid: FILE=s* LINE=d* SYSTEM=t*
trm:エラー:TRM4121:ファイルの記述形式に誤りがあります: FILE=s* LINE=d* SYSTEM=t*
メッセージの意味
TRM環境定義ファイルの記述形式に誤りがあります。そのため処理を中止しました。
s*: TRM環境定義ファイル名
d*: ファイル内で誤りのある行番号
t*: TRMシステム名
オペレータの処置
設定内容に空白を含む、行の先頭に全角空白を含むなどの原因が考えられます。
表示された行番号の記述形式を修正し、再度コマンドを実行してください。
TRM環境定義ファイルの記述形式については、"C.1 定義記述規約"を参照してください。
trm:ERROR:TRM4122:The value of the keyword is invalid: FILE=s* SECTION=t* KEYWORD=u* SYSTEM=v*
trm:エラー:TRM4122:キーワードに指定された値に誤りがあります: FILE=s* SECTION=t* KEYWORD=u* SYSTEM=v*
メッセージの意味
TRM環境定義ファイルのキーワードに指定された値に誤りがあります。
指定されたファイルはNTFSファイルシステムのローカルディスク上のファイルでないためTRMでは使用できません。
s*: TRM環境定義ファイル名
t*: セクション名
u*: キーワード
v*: TRMシステム名
オペレータの処置
該当箇所を修正し、再度コマンドを実行してください。
TRM環境定義ファイルのキーワードについては、"17.2.2 記述内容の説明"を参照してください。
trm:ERROR:TRM4123:The keyword is specified more than once: FILE=s* SECTION=t* KEYWORD=u* SYSTEM=v*
trm:エラー:TRM4123:キーワードが重複して指定されています: FILE=s* SECTION=t* KEYWORD=u* SYSTEM=v*
メッセージの意味
TRM環境定義ファイルのセクション内に同じキーワードが指定されています。
s*: TRM環境定義ファイル名
t*: セクション名
u*: キーワード
v*: TRMシステム名
オペレータの処置
該当箇所を修正し、再度コマンドを実行してください。
trm:ERROR:TRM4124:A keyword is not specified: FILE=s* SECTION=t* KEYWORD=u* SYSTEM=v*
trm:エラー:TRM4124:キーワードが指定されていません: FILE=s* SECTION=t* KEYWORD=u* SYSTEM=v*
メッセージの意味
TRM環境定義ファイルのセクション内に必須のキーワードが指定されていません。
s*: TRM環境定義ファイル名
t*: セクション名
u*: キーワード
v*: TRMシステム名
オペレータの処置
該当箇所を修正し、再度コマンドを実行してください。
TRM環境定義ファイルのキーワードについては、"17.2.2 記述内容の説明"を参照してください。
trm:ERROR:TRM4125:The section is specified more than once: FILE=s* SECTION=t* SYSTEM=u*
trm:エラー:TRM4125:セクションが重複して指定されています: FILE=s* SECTION=t* SYSTEM=u*
メッセージの意味
TRM環境定義ファイルに同じセクションが重複して指定されています。
s*: TRM環境定義ファイル名
t*: セクション名
u*: TRMシステム名
オペレータの処置
該当箇所を修正し、再度コマンドを実行してください。
trm:ERROR:TRM4126:An invalid section name is specified: FILE=s* SECTION=t* SYSTEM=u*
trm:エラー:TRM4126:セクション名に誤りがあります: FILE=s* SECTION=t* SYSTEM=u*
メッセージの意味
TRM環境定義ファイルのセクション名に誤りがあります。
s*: TRM環境定義ファイル名
t*: セクション名
u*: TRMシステム名
オペレータの処置
該当箇所を修正し、再度コマンドを実行してください。
TRM環境定義ファイルのセクションについては、"17.2.2 記述内容の説明"を参照してください。
trm:ERROR:TRM4127:An invalid keyword is specified: FILE=s* SECTION=t* KEYWORD=u* SYSTEM=v*
trm:エラー:TRM4127:キーワードに誤りがあります: FILE=s* SECTION=t* KEYWORD=u* SYSTEM=v*
メッセージの意味
TRM環境定義ファイルのキーワードに誤りがあります。
s*: TRM環境定義ファイル名
t*: セクション名
u*: キーワード
v*: TRMシステム名
オペレータの処置
該当箇所を修正し、再度コマンドを実行してください。
TRM環境定義ファイルのキーワードについては、"17.2.2 記述内容の説明"を参照してください。
trm:ERROR:TRM4128:A section is not specified: FILE=s* SECTION=t* SYSTEM=u*
trm:エラー:TRM4128:セクションが指定されていません: FILE=s* SECTION=t* SYSTEM=u*
メッセージの意味
TRM環境定義ファイルに必須のセクションが指定されていません。
s*: TRM環境定義ファイル名
t*: セクション名
u*: TRMシステム名
オペレータの処置
該当箇所を修正し、再度コマンドを実行してください。
TRM環境定義ファイルのセクションについては、"17.2.2 記述内容の説明"を参照してください。
trm:ERROR:TRM4129:The same file name is specified for keywords: FILE=s* SECTION=t* KEYWORD=u* SYSTEM=v*
trm:エラー:TRM4129:キーワードに指定されたファイル名が重複しています: FILE=s* SECTION=t* KEYWORD=u* SYSTEM=v*
メッセージの意味
TRM環境定義ファイルのキーワードに指定されたファイル名が重複しています。
s*: TRM環境定義ファイル名
t*: セクション名
u*: キーワード
v*: TRMシステム名
オペレータの処置
該当箇所を修正し、再度コマンドを実行してください。
trm:ERROR:TRM4130:The specified file does not exist: FILE=s* SYSTEM=t*
trm:エラー:TRM4130:指定されたファイルは存在しません: FILE=s* SYSTEM=t*
メッセージの意味
TRM環境定義ファイルとして指定されたファイルは存在しません。
s*: TRM環境定義ファイル名
t*: TRMシステム名
オペレータの処置
適切なファイルを指定し、再度コマンドを実行してください。
trm:ERROR:TRM4131:The specified file is not an ordinary file: FILE=s* SYSTEM=t*
trm:エラー:TRM4131:指定されたファイルは通常ファイルではありません: FILE=s* SYSTEM=t*
メッセージの意味
指定されたファイルは通常ファイルではありません。そのため処理を中止しました。
指定されたファイルはNTFSファイルシステムのローカルディスク上のファイルではありません。そのため処理を中止しました。
s*: TRM環境定義ファイル名
t*: TRMシステム名
オペレータの処置
適切なファイルを指定し、再度コマンドを実行してください。
trm:ERROR:TRM4132:One of the sections is not specified: FILE=s* SECTION=t*,u* SYSTEM=v*
trm:エラー:TRM4132:いずれかのセクションが指定されていません: FILE=s* SECTION=t*,u* SYSTEM=v*
メッセージの意味
TRM環境定義ファイルにいずれか一方のセクションが指定されていません。
s*: TRM環境定義ファイル名
t*: セクション名
u*: セクション名
v*: TRMシステム名
オペレータの処置
該当箇所を修正し、再度コマンドを実行してください。
trm:ERROR:TRM4133:Sections contradicting each other are specified: FILE=s* SECTION=t*,u* SYSTEM=v*
trm:エラー:TRM4133:同時に指定できないセクションが指定されています: FILE=s* SECTION=t*,u* SYSTEM=v*
メッセージの意味
TRM環境定義ファイルに同時に指定できないセクションが指定されています。
s*: TRM環境定義ファイル名
t*: セクション名
u*: セクション名
v*: TRMシステム名
オペレータの処置
該当箇所を修正し、再度コマンドを実行してください。
trm:ERROR:TRM4141:A service name is not specified: SYSTEM=s*
trm:エラー:TRM4141:サービス名が指定されていません: SYSTEM=s*
メッセージの意味
サービス名が指定されていません。そのため、コマンドの処理を中止しました。
s*: TRMシステム名
オペレータの処置
サービス名を指定し、再度コマンドを実行してください。
trm:ERROR:TRM4142:The specified service environment does not exist: SERVICE=s* SYSTEM=t*
trm:エラー:TRM4142:指定されたサービスの環境が存在しません: SERVICE=s* SYSTEM=t*
メッセージの意味
指定されたサービスの環境が存在しません。そのため処理を中止しました。
s*: サービス名
t*: TRMシステム名
オペレータの処置
適切なサービス名を指定し、再度コマンド実行してください。
trm:ERROR:TRM4143:Multiple service names are specified: SYSTEM=s*
trm:エラー:TRM4143:サービス名が複数指定されています: SYSTEM=s*
メッセージの意味
サービス名の指定に誤りがあります。そのため、コマンドの処理を中止しました。
以下の原因が考えられます。
サービス名が複数指定されている
コマンドのオプションおよびコマンド引数の指定順序が誤っている
s*: TRMシステム名
オペレータの処置
コマンドのオプションおよびコマンド引数の指定順序の確認を行い、サービス名を1つ指定し、再度コマンドを実行してください。
trm:ERROR:TRM4144:The specified service is not operating: SERVICE=s* SYSTEM=t*
trm:エラー:TRM4144:指定されたサービスは運用状態ではありません: SERVICE=s* SYSTEM=t*
メッセージの意味
指定されたサービスは運用状態ではありません。そのため処理を中止しました。
s*: サービス名
t*: TRMシステム名
オペレータの処置
サービスを起動したあと、再度コマンドを実行してください。
trm:ERROR:TRM4145:The specified service is in operation: SERVICE=s* SYSTEM=t*
trm:エラー:TRM4145:指定されたサービスは停止状態ではありません: SERVICE=s* SYSTEM=t*
メッセージの意味
指定されたサービスは停止状態ではありません。そのため処理を中止しました。
s*: サービス名
t*: TRMシステム名
オペレータの処置
サービスを停止したあと、再度コマンドを実行してください。
trm:ERROR:TRM4146:Failed to start the service: SERVICE=s* SYSTEM=t*
trm:エラー:TRM4146:サービスの起動に失敗しました: SERVICE=s* SYSTEM=t*
メッセージの意味
サービスの起動に失敗しました。そのため処理を中止しました。
s*: サービス名
t*: TRMシステム名
オペレータの処置
異常が発生した原因が、本メッセージの前またはシステムログに出力されています。
そのメッセージの原因を取り除いたあとに再度コマンドを実行してください。
trm:ERROR:TRM4147:Failed to stop the service: SERVICE=s* SYSTEM=t*
trm:エラー:TRM4147:サービスの停止に失敗しました: SERVICE=s* SYSTEM=t*
メッセージの意味
サービスの停止に失敗しました。そのため処理を中止しました。
s*: サービス名
t*: TRMシステム名
オペレータの処置
異常が発生した原因が、本メッセージの前またはシステムログに出力されています。
そのメッセージの原因を取り除いたあとに再度コマンドを実行してください。
trm:ERROR:TRM4148:Failed to start the service: SYSTEM=s*
trm:エラー:TRM4148:サービスの起動に失敗しました: SYSTEM=s*
メッセージの意味
サービスの起動に失敗しました。そのため処理を中止しました。
s*: TRMシステム名
オペレータの処置
異常が発生した原因が、本メッセージの前またはシステムログに出力されています。
そのメッセージの原因を取り除いたあとに再度コマンドを実行してください。
trm:ERROR:TRM4149:Failed to stop the service: SYSTEM=s*
trm:エラー:TRM4149:サービスの停止に失敗しました: SYSTEM=s*
メッセージの意味
サービスの停止に失敗しました。そのため処理を中止しました。
s*: TRMシステム名
オペレータの処置
異常が発生した原因が、本メッセージの前またはシステムログに出力されています。
そのメッセージの原因を取り除いたあとに再度コマンドを実行してください。
trm:INFO:TRM4161:The message queue was created: NAME=s* SYSTEM=t*
trm:情報:TRM4161:メッセージキューを作成しました: NAME=s* SYSTEM=t*
メッセージの意味
メッセージキューを作成しました。
s*: メッセージキュー名
t*: TRMシステム名
trm:INFO:TRM4162:The message queue was deleted: NAME=s* SYSTEM=t*
trm:情報:TRM4162:メッセージキューを削除しました: NAME=s* SYSTEM=t*
メッセージの意味
メッセージキューを削除しました。
s*: メッセージキュー名
t*: TRMシステム名
trm:INFO:TRM4163:Set the message queue not being able to receive a message: NAME=s* SYSTEM=t*
trm:情報:TRM4163:メッセージキューを受信禁止状態にしました: NAME=s* SYSTEM=t*
メッセージの意味
メッセージキューのアクセス状態を受信禁止状態にしました。
s*: メッセージキュー名
t*: TRMシステム名
trm:INFO:TRM4164:Set the message queue not being able to send a message: NAME=s* SYSTEM=t*
trm:情報:TRM4164:メッセージキューを送信禁止状態にしました: NAME=s* SYSTEM=t*
メッセージの意味
メッセージキューのアクセス状態を送信禁止状態にしました。
s*: メッセージキュー名
t*: TRMシステム名
trm:INFO:TRM4165:Set the message queue not to being able to send/receive a message: NAME=s* SYSTEM=t*
trm:情報:TRM4165:メッセージキューを送受信禁止状態にしました: NAME=s* SYSTEM=t*
メッセージの意味
メッセージキューのアクセス状態を送受信禁止状態にしました。
s*: メッセージキュー名
t*: TRMシステム名
trm:INFO:TRM4166:Set the message queue being able to receive a message: NAME=s* SYSTEM=t*
trm:情報:TRM4166:メッセージキューの受信禁止状態を解除しました: NAME=s* SYSTEM=t*
メッセージの意味
メッセージキューの受信禁止状態を解除しました。
s*: メッセージキュー名
t*: TRMシステム名
trm:INFO:TRM4167:Set the message queue being able to send a message: NAME=s* SYSTEM=t*
trm:情報:TRM4167:メッセージキューの送信禁止状態を解除しました: NAME=s* SYSTEM=t*
メッセージの意味
メッセージキューの送信禁止状態を解除しました。
s*: メッセージキュー名
t*: TRMシステム名
trm:INFO:TRM4168:Set the message queue being able to send/receive a message: NAME=s* SYSTEM=t*
trm:情報:TRM4168:メッセージキューの送受信禁止状態を解除しました: NAME=s* SYSTEM=t*
メッセージの意味
メッセージキューの送受信禁止状態を解除しました。
s*: メッセージキュー名
t*: TRMシステム名
trm:WARNING:TRM4169:Do you want to delete the message queue(yes/no/quit)?: NAME=s* SYSTEM=t*
trm:警告:TRM4169:メッセージキューを削除しますか(yes/no/quit)?: NAME=s* SYSTEM=t*
メッセージの意味
メッセージキューを削除してよいかの確認です。
s*: メッセージキュー名
t*: TRMシステム名
オペレータの処置
メッセージキュー名を確認して、以下のキーを入力してください。入力された英大文字、小文字は区別されません。
yes または y : メッセージキューを削除します。
no または n : メッセージキューを削除しません。
quit または q: コマンドの処理を中止します。
次のメッセージキューが存在する場合、次のメッセージキューに対しての確認が行われます。
trm:WARNING:TRM4170:Do you want to set the message queue not being able to receive a message(yes/no/quit)?: NAME=s* SYSTEM=t*
trm:警告:TRM4170:メッセージキューを受信禁止状態にしますか(yes/no/quit)?: NAME=s* SYSTEM=t*
メッセージの意味
メッセージキューのアクセス状態を受信禁止状態にしてよいかの確認です。
s*: メッセージキュー名
t*: TRMシステム名
オペレータの処置
メッセージキュー名を確認して、以下のキーを入力してください。
入力された英大文字、小文字は区別されません。
yes または y : アクセス状態を変更します。
no または n : アクセス状態を変更しません。
quit または q: コマンドの処理を中止します。
次のメッセージキューが存在する場合、次のメッセージキューに対しての確認が行われます。
trm:WARNING:TRM4171:Do you want to set the message queue not being able to send a message(yes/no/quit)?: NAME=s* SYSTEM=t*
trm:警告:TRM4171:メッセージキューを送信禁止状態にしますか(yes/no/quit)?: NAME=s* SYSTEM=t*
メッセージの意味
メッセージキューのアクセス状態を送信禁止状態にしてよいかの確認です。
s*: メッセージキュー名
t*: TRMシステム名
オペレータの処置
メッセージキュー名を確認して、以下のキーを入力してください。入力された英大文字、小文字は区別されません。
yes または y : アクセス状態を変更します。
no または n : アクセス状態を変更しません。
quit または q: コマンドの処理を中止します。
次のメッセージキューが存在する場合、次のメッセージキューに対しての確認が行われます。
trm:WARNING:TRM4172:Do you want to set the message queue not being able to send/receive a message(yes/no/quit)?: NAME=s* SYSTEM=t*
trm:警告:TRM4172:メッセージキューを送受信禁止状態にしますか(yes/no/quit)?: NAME=s* SYSTEM=t*
メッセージの意味
メッセージキューのアクセス状態を送受信禁止状態にしてよいかの確認です。
s*: メッセージキュー名
t*: TRMシステム名
オペレータの処置
メッセージキュー名を確認して、以下のキーを入力してください。入力された英大文字、小文字は区別されません。
yes または y : アクセス状態を変更します。
no または n : アクセス状態を変更しません。
quit または q: コマンドの処理を中止します。
次のメッセージキューが存在する場合、次のメッセージキューに対しての確認が行われます。
trm:WARNING:TRM4173:Do you want to set the message queue being able to receive a message(yes/no/quit)?: NAME=s* SYSTEM=t*
trm:警告:TRM4173:メッセージキューの受信禁止状態を解除しますか(yes/no/quit)?: NAME=s* SYSTEM=t*
メッセージの意味
メッセージキューの受信禁止状態を解除してよいかの確認です。
s*: メッセージキュー名
t*: TRMシステム名
オペレータの処置
メッセージキュー名を確認して、以下のキーを入力してください。入力された英大文字、小文字は区別されません。
yes または y : 解除処理を実行します。
no または n : 解除処理を実行しません。
quit または q: コマンドの処理を中止します。
次のメッセージキューが存在する場合、次のメッセージキューに対しての確認が行われます。
trm:WARNING:TRM4174:Do you want to set the message queue being able to send a message(yes/no/quit)?: NAME=s* SYSTEM=t*
trm:警告:TRM4174:メッセージキューの送信禁止状態を解除しますか(yes/no/quit)?: NAME=s* SYSTEM=t*
メッセージの意味
メッセージキューの送信禁止状態を解除してよいかの確認です。
s*: メッセージキュー名
t*: TRMシステム名
オペレータの処置
メッセージキュー名を確認して、以下のキーを入力してください。入力された英大文字、小文字は区別されません。
yes または y : 解除処理を実行します。
no または n : 解除処理を実行しません。
quit または q: コマンドの処理を中止します。
次のメッセージキューが存在する場合、次のメッセージキューに対しての確認が行われます。
trm:WARNING:TRM4175:Do you want to set the message queue being able to send/receive a message(yes/no/quit)?: NAME=s* SYSTEM=t*
trm:警告:TRM4175:メッセージキューの送受信禁止状態を解除しますか(yes/no/quit)?: NAME=s* SYSTEM=t*
メッセージの意味
メッセージキューの送受信禁止状態を解除してよいかの確認です。
s*: メッセージキュー名
t*: TRMシステム名
オペレータの処置
メッセージキュー名を確認して、以下のキーを入力してください。入力された英大文字、小文字は区別されません。
yes または y : 解除処理を実行します。
no または n : 解除処理を実行しません。
quit または q: コマンドの処理を中止します。
次のメッセージキューが存在する場合、次のメッセージキューに対しての確認が行われます。
trm:WARNING:TRM4176:Do you want to delete all messages in the message queue(yes/no/quit)?: NAME=s* SYSTEM=t*
trm:警告:TRM4176:メッセージを一括削除しますか(yes/no/quit)?: NAME=s* SYSTEM=t*
メッセージの意味
メッセージキューのすべてのメッセージを一括削除してよいかの確認です。
s*: メッセージキュー名
t*: TRMシステム名
オペレータの処置
メッセージキュー名を確認して、以下のキーを入力してください。入力された英大文字、小文字は区別されません。
yes または y : 削除処理を実行します。
no または n : 削除処理を実行しません。
quit または q: コマンドの処理を中止します。
次のメッセージキューが存在する場合、次のメッセージキューに対しての確認が行われます。
trm:INFO:TRM4177:All messages were deleted: NAME=s* SYSTEM=t*
trm:情報:TRM4177:すべてのメッセージを削除しました: NAME=s* SYSTEM=t*
メッセージの意味
メッセージキューのすべてのメッセージを削除しました。
s*: メッセージキュー名
t*: TRMシステム名
trm:INFO:TRM4190:Enter the user account: SYSTEM=s*
trm:情報:TRM4190:ユーザアカウントを入力してください: SYSTEM=s*
メッセージの意味
ユーザアカウントを入力してください。
s*: TRMシステム名
trm:INFO:TRM4191:Enter the password: SYSTEM=s*
trm:情報:TRM4191:パスワードを入力してください: SYSTEM=s*
メッセージの意味
ユーザアカウントのパスワードを入力してください。
s*: TRMシステム名
trm:ERROR:TRM4192:The specified user account does not exist: USER=*s SYSTEM=t*
trm:エラー:TRM4192:指定されたユーザアカウントは存在しません: USER=*s SYSTEM=t*
メッセージの意味
指定されたユーザアカウントは登録されていません。
s*: ユーザアカウント
*t: TRMシステム名
オペレータの処置
再度コマンドを実行し、適切なユーザアカウントを入力してください。
trm:ERROR:TRM4194:The contents registered in Windows are the same as the contents of an already registered service: SYSTEM=t*
trm:エラー:TRM4194:Windowsへの登録内容が既に登録されている他のサービスと重複しています: SYSTEM=s*
メッセージの意味
Windowsのサービスへの登録内容(TRM用のサービス名)が、すでに登録されている他のサービスと重複しています。
s*: TRMシステム名
オペレータの処置
技術員(SE)に連絡してください。
trm:ERROR:TRM4195:An invalid startup parameter is specified: SYSTEM=s*
trm:エラー:TRM4195:スタートアップパラメタの指定に誤りがあります: SYSTEM=s*
メッセージの意味
Windowsのサービス画面で指定したスタートアップパラメタの内容に誤りがあります。
s*: TRMシステム名
オペレータの処置
適切な値を指定して、再度実行してください。
trm:ERROR:TRM4196:Only local system account can start the TRM system: SYSTEM=s*
trm:エラー:TRM4196:ローカル システム アカウント以外ではTRMシステムを起動できません: SYSTEM=s*
メッセージの意味
ローカル システム アカウント以外ではTRMシステムを起動できません。
s*: TRMシステム名
オペレータの処置
ローカル システム アカウントでTRMシステムを起動してください。
trm:ERROR:TRM4201:Symfoware/RDB transaction cooperating function cannot be used: SYSTEM=s*
trm:エラー:TRM4201:Symfoware/RDBトランザクション連携機能を使用できません: SYSTEM=s*
メッセージの意味
SymfowareがSymfoware/RDBトランザクション連携機能をサポートしていません。
s*: TRMシステム名
オペレータの処置
技術員(SE)に連絡してください。
trm:ERROR:TRM4202:The TRM system environment exist on the database: DBNAME=s* SYSTEM=t*
trm:エラー:TRM4202:業務用データベースにはTRMの環境が存在します: DBNAME=s* SYSTEM=t*
メッセージの意味
定義に指定した業務用データベースには、TRMの環境がすでに存在しているため環境を作成できません。
s*: 業務用データベース名
t*: TRMシステム名
オペレータの処置
技術員(SE)に連絡してください。
trm:ERROR:TRM4444:A system error occurred: CODE=’s*’ SYSTEM=t*
trm:エラー:TRM4444:システムエラーが発生しました: CODE=’s*’ SYSTEM=t*
メッセージの意味
以下の原因が考えられます。
システムエラーが発生したため、処理を中止しました。
TRMシステムで必要な資源が不足したため、処理を中止しました。
TRMシステムが強制停止されたため、処理を中止しました。
s*: システムエラー情報
t*: TRMシステム名
オペレータの処置
TRMシステムを強制停止した場合は以下の処置を実施してください。
TRMシステムを強制停止を行い、システムエラー情報として"mqd_op_svcctrlnotedown_NT:1000"が出力された場合は、以下の手順で復旧を行ってください。
Windows 2008以降の場合、
(1)タスクマネージャを起動する。(全てのユーザのプロセスを表示する)
(2)[サービス]タブを選択し、TRMシステムのプロセスIDを確認する。
(3)[プロセス]タブを選択し、2)と同じプロセスIDを持つプロセスを選択し、[プロセスの終了]をクリックする。
その他の場合、
(1)[サービス]画面から、TRMシステムを停止する。
システムエラー情報が"mqd_op_svcctrlnotedown_NT:1000"ではない場合は、オペレータの処置は不要です。
オペレータの処置は不要です。
TRMシステムを強制停止していない場合は以下の処置を実施してください。
メモリ不足の場合は、メインメモリの増設またはスワップ領域の拡張を行ってください。
IPC資源不足の場合は、システムの環境をチューニングしてください。
処置を実施したあとも再度本メッセージが出力される場合は、技術員(SE)に連絡してください。
trm:ERROR:TRM5001:A system error occurred: SYSTEM=t*
trm:エラー:TRM5001:システムエラーが発生しました: SYSTEM=s*
メッセージの意味
システムエラーが発生しました。
s*: システム名
オペレータの処置
技術員(SE)に連絡してください。
trm:ERROR:TRM5002:A system call error occurred: FUNC=s* ERRNO=d* SYSTEM=t*
trm:エラー:TRM5002:システムコールエラーが発生しました: FUNC=s* ERRNO=d* SYSTEM=t*
メッセージの意味
システムコールエラーが発生しました。
s*: システムコール名
d*: エラー番号
t*: TRMシステム名
オペレータの処置
技術員(SE)に連絡してください。
trm:ERROR:TRM5003:A system error occurred: CODE=’s*’ SYSTEM=t*
trm:エラー:TRM5003:システムエラーが発生しました: CODE=’s*’ SYSTEM=t*
メッセージの意味
システムエラーが発生しました。
s*: システムエラー情報
t*: TRMシステム名
オペレータの処置
技術員(SE)に連絡してください。
trm:INFO:TRM7001:Saved messages to f*.(TRM:t*,QUE:q*,msgcnt:m*)
trm:情報:TRM7001:メッセージをf*に保存しました.(TRM:t*,QUE:q*,msgcnt:m*)
メッセージの意味
メッセージを取り出し、ファイルに出力しました。
-rオプションを省略した場合、メッセージはメッセージキュー上から削除されています。
-rオプションを指定した場合、メッセージはメッセージキュー上に存在しています。
f*: 出力ファイル名
t*: TRMシステム名
q*: メッセージキュー名
m*: 出力したメッセージ件数
trm:INFO:TRM7002:Do you want to get and delete message? (yes/no)
trm:情報:TRM7002:メッセージを取り出して削除しますか?(yes/no)
メッセージの意味
メッセージを取り出してよいかの確認です。
オペレータの処置
以下のキーを入力してください。入力された英大文字、小文字は区別されません。
yes または y : 取り出し処理を実行します。
no または n : 取り出し処理を中止します。
trm:ERROR:TRM7011:Invalid option.
trm:エラー:TRM7011:オプションまたはコマンド引数の指定に誤りがあります.
メッセージの意味
オプションまたはコマンド引数の指定に誤りがあります。または必須オプションが指定されていません。
オペレータの処置
オプションまたはコマンド引数の過不足や指定値の長さを確認してください。
trm:ERROR:TRM7012:Outfile already exists.
trm:エラー:TRM7012:出力ファイルはすでに存在します.
メッセージの意味
出力ファイルはすでに存在します。
オペレータの処置
出力ファイル名を変更するか、-oオプションを指定してください。
trm:ERROR:TRM7013:Output directory does not exist.
trm:エラー:TRM7013:出力先のディレクトリが存在しません.
メッセージの意味
出力先のディレクトリが存在しません。
オペレータの処置
出力ファイル名(ディレクトリ含む)を変更するか、対象ディレクトリを作成してください。
trm:ERROR:TRM7014:Outfile is not regular file.
trm:エラー:TRM7014:出力ファイルは通常ファイルではありません.
メッセージの意味
出力ファイルは通常ファイルではありません。または、ディレクトリです。
オペレータの処置
出力ファイル名を変更してください。
trm:ERROR:TRM7021:TRM system does not exist.(TRM:t*)
trm:エラー:TRM7021:TRMのシステム環境が存在しません.(TRM:t*)
メッセージの意味
TRMのシステム環境が存在しません。
t*: TRMシステム名
オペレータの処置
TRMシステム名を確認してください。
trm:ERROR:TRM7022:TRM system is not active.(TRM:t*)
trm:エラー:TRM7022:TRMシステムは運用状態ではありません.(TRM:t*)
メッセージの意味
TRMシステムは運用状態ではありません。
t*: TRMシステム名
オペレータの処置
TRMシステム名またはTRMシステムの状態を確認してください。
trm:ERROR:TRM7023:Invalid TRM system name.(TRM:t*)
trm:エラー:TRM7023:TRMシステム名に誤りがあります.(TRM:t*)
メッセージの意味
TRMシステム名に誤りがあります。
t*: TRMシステム名
オペレータの処置
TRMシステム名を確認してください。
trm:ERROR:TRM7024:Message queue does not exist.(TRM:t*,QUE:q*)
trm:エラー:TRM7024:メッセージキューが存在しません.(TRM:t*,QUE:q*)
メッセージの意味
メッセージキューが存在しません。
t*: TRMシステム名
q*: メッセージキュー名
オペレータの処置
メッセージキュー名を確認してください。
trm:ERROR:TRM7025:Invalid message queue name.(TRM:t*,QUE:q*)
trm:エラー:TRM7025:メッセージキュー名に誤りがあります.(TRM:t*,QUE:q*)
メッセージの意味
メッセージキュー名に誤りがあります。
t*: TRMシステム名
q*: メッセージキュー名
オペレータの処置
メッセージキュー名を確認してください。
trm:WARNING:TRM7026:No messages in message queue.(TRM:t*,QUE:q*)
trm:警告:TRM7026:メッセージキューにメッセージが存在しません.(TRM:t*,QUE:q*)
メッセージの意味
メッセージキューにメッセージが存在しません。
t*: TRMシステム名
q*: メッセージキュー名
trm:ERROR:TRM7031:Command is being executed for same message queue.(TRM:t*,QUE:q*)
trm:エラー:TRM7031:同一メッセージキューに対するコマンドが実行されています.(TRM:t*,QUE:q*)
メッセージの意味
同一メッセージキューに対するコマンドが実行されています。
t*: TRMシステム名
q*: メッセージキュー名
オペレータの処置
指定したメッセージキュー名が正しいか確認してください。または、先行して実行されているコマンドが終了したあとに再実行してください。
trm:ERROR:TRM7032:Message queue is in use.(TRM:t*,QUE:q*)
trm:エラー:TRM7032:メッセージキューは使用中です.(TRM:t*,QUE:q*)
メッセージの意味
TRMに接続している他のアプリケーション(逐次差分反映など)で同一メッセージキューが使用されています。
t*: TRMシステム名
q*: メッセージキュー名
オペレータの処置
指定したメッセージキュー名が正しいか確認してください。本コマンドを実行する必要がある場合は、他のアプリケーションが停止していることを確認してください。
trm:ERROR:TRM7033:Specified file is in use.
trm:エラー:TRM7033:指定したファイルは使用中です.
メッセージの意味
指定したファイルは他で使用されています。
オペレータの処置
指定したファイルまたは"指定したファイル名.txt"のどれかが他で使用されています。
指定したファイル名が正しいか確認してください。
または、他のアプリケーションで同一ファイルを使用しないでください。
trm:ERROR:TRM7041:TRMAPI error.(TRM:t*,QUE:q*,func:a*,code:c*) Failed to delete messages. But, succeeded in saving messages to file.(file: f*)
trm:エラー:TRM7041:TRMAPIでエラーが発生しました.(TRM:t*,QUE:q*,func:a*,code:c*) メッセージの削除に失敗しましたが、保存には成功しています. (file:f*)
メッセージの意味
メッセージの削除に失敗しましたが、メッセージはファイルに出力できています。
t*: TRMシステム名
q*: メッセージキュー名
a*: 保守情報
c*: エラー詳細コード
f*: 出力ファイル名
オペレータの処置
メッセージを削除する必要がある場合は、再度コマンドを実行してください。
詳細コードについては"C.4 エラー詳細コードの一覧"を参照してください。
trm:ERROR:TRM7042:TRMAPI error.(TRM:t*,func:a*,code:c*)
trm:エラー:TRM7042:TRMAPIでエラーが発生しました.(TRM:t*,func:a*,code:c*)
メッセージの意味
TRMシステムのアクセスでエラーが発生しました。
t*: TRMシステム名
a*: 保守情報
c*: エラー詳細コード
オペレータの処置
"C.4 エラー詳細コードの一覧"を参照してください。
trm:ERROR:TRM7043:TRMAPI error.(TRM:t*,QUE:q*,func:a*,code:c)
trm:エラー:TRM7043:TRMAPIでエラーが発生しました.(TRM:t*,QUE:q*,func:a*,code:c)
メッセージの意味
メッセージキューのアクセスでエラーが発生しました。
t*: TRMシステム名
q*: メッセージキュー名
a*: 保守情報
c*: エラー詳細コード
オペレータの処置
"C.4 エラー詳細コードの一覧"を参照してください。
trm:ERROR:TRM7044:f* function error.(errno:e*)
trm:エラー:TRM7044:関数f*でエラーが発生しました.(errno:e*)
メッセージの意味
メモリ不足やファイルのアクセスエラーが発生しました。
f*: エラーが発生したシステムコール名
e*: エラー番号
オペレータの処置
システム環境を確認してください。
trm:ERROR:TRM7045:Internal error.(TRM:t*,QUE:q*,detail:d*)
trm:エラー:TRM7045:内部エラーが発生しました.(TRM:t*,QUE:q*,detail:d*)
メッセージの意味
内部エラーが発生しました。
t*: TRMシステム名
q*: メッセージキュー名
d*: 詳細情報
オペレータの処置
技術員(SE)に連絡してください。
trm:ERROR:TRM7051: Permission denied.(TRM:t*)
trm:エラー:TRM7051: 実行権限がありません.(TRM:t*)
メッセージの意味
以下の原因が考えられます。
TRM利用者グループにユーザアカウントが登録されていません。
以下のファイルまたはディレクトリにアクセス権限がありません。
TRM環境定義ファイルに指定したファイルまたはディレクトリ
TRMシステムが使用するファイルまたはディレクトリ
Windows 2008以降の場合、管理者として実行されていない可能性があります。
t*: TRMシステム名
オペレータの処置
以下の処置を実施してください。
TRM利用者グループを運用している場合、TRM利用者グループにユーザアカウントが登録されていることを確認してください。詳細は"17.1.3 TRM利用者グループの作成"を参照してください。
TRM利用者グループにユーザアカウントが登録されているにもかかわらず本メッセージが出力される場合は、以下の手順で処置してください。
(1)TRMのシステム環境を強制削除します。
(2)TRM利用者グループを指定してTRMのシステム環境を作成します。
ただし、TRMのシステム環境を強制削除したときに本メッセージが出力された場合は、以下の手順で処置してください。
(1)ファイルまたはディレクトリのアクセス権を変更します。
(2)TRMのシステム環境を強制削除します。
(3)(2)のあと、TRM環境定義ファイルに指定したファイルが存在する場合は、そのファイルを削除してください。
Windows 2008以降の場合は、コマンドの実行権限を確認してください。詳細は"17.1.3 TRM利用者グループの作成"を参照してください。