TRM環境定義の記述内容について以下に説明します。
なお、TRM環境定義に指定する各ファイルには存在しないものを指定してください。ただし、ディレクトリについては、既存の(実在する)ものを指定する必要があります。
TRM環境の情報を記述します。記述内容を"表17.3 MQDConfigurationセクションの記述内容"に示します。
キーワード | 省略 | 記述方法 | 記述内容の説明 |
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QueueMax | 不可 | 1~30000の数値で指定します。 | 作成メッセージキュー数の最大値を指定します。 |
MessageBufferMaxSize | 可 | 1~1024の数値で指定します。 | 一時的にメッセージを格納するバッファの最大長を指定します。 TROを運用する場合の見積もりについては、"3.3.3 TRM環境定義ファイルの見積り"を参照してください。 |
トランザクション管理ファイル情報を記述します。記述内容を"表17.4 Transactionセクションの記述内容"に示します。
キーワード | 省略 | 記述方法 | 記述内容の説明 |
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Transaction | 不可 | 絶対パスで指定します。
| トランザクション管理ファイルの名前を指定します。 |
Max_Size | 可 | 16~65536の数値で指定します。[KB]の単位で指定します。 | 65536を指定、または本キーワードを省略してください。 |
TRMが使用するシステム制御用ファイルの情報を記述します。記述内容を"表17.5 SystemFileセクションの記述内容"に示します。
キーワード | 省略 | 記述方法 | 記述内容の説明 |
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SystemFile1 | 不可 | 絶対パスで指定します。
| システム制御用ファイル1の名前を指定します。 |
SystemFile2 | 不可 | 同上 | システム制御用ファイル2の名前を指定します。 |
SystemFile2_Size | 不可 | 80~2097151の数値で指定します。 | システム制御用ファイル2の容量を指定します。 |
メッセージキュー管理ファイル情報を記述します。記述内容を"表17.6 QueueIndexセクションの記述内容"に示します。
キーワード | 省略 | 記述方法 | 記述内容の説明 |
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File | 不可 | 絶対パスで指定します。
| メッセージキュー管理ファイルの名前を指定します。 |
メッセージキューのメッセージ格納域の情報を記述します。記述内容を"表17.7 DiskQueueセクションの記述内容"に示します。
キーワード | 省略 | 記述方法 | 記述内容の説明 |
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File | 不可 | 絶対パスで指定します。
| メッセージキューのメッセージ格納域(メッセージ格納ファイル)の名前を指定します。 |
Size | 不可 | 80~2097151の数値で指定します。[KB]の単位で指定します。 | メッセージキューのメッセージ格納域(メッセージ格納ファイル)の容量を指定します。 TROを運用する場合の見積もりについては、"3.3.3 TRM環境定義ファイルの見積り"を参照してください。 |
メッセージ格納域の使用状況の監視を行う場合に記述します。記述内容を"表17.8 WatchQueueUsedセクションの記述内容"に示します。
キーワード | 省略 | 記述方法 | 記述内容の説明 |
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DiskQueue | 可 | "安全値-警告値"の形式で指定します。安全値は0~99[%]、警告値は1~100[%]の範囲で指定します。安全値と警告値は、安全値 < 警告値の関係でなければなりません。 | メッセージキューのメッセージ格納域の使用量に対する安全値と警告値を設定します。キーワードを省略した場合、メッセージ格納域の使用状況監視は行われません。 |