TRMシステムの環境を作成する環境定義ファイルには、見積り式により求めた値を各パラメタに指定してください。見積り式および各パラメタの詳細については"17.2.2 記述内容の説明"を参照してください。
各指定値の見積り式を、以下に示します。
MQDConfigurationセクション
[MQDConfiguration]セクションに指定する値の見積り式を、"表3.2 [MQDConfiguration]セクションに指定する値の見積り式"に示します。
キーワード | 見積り式 |
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QueueMax | TRMシステム内で同時に実行する格納グループの数×2(最大198)を指定してください。 格納グループの詳細については、"4.3.3 DBサービス定義の作成"を参照してください。 |
MessageBufferMaxSize | Max_Size × TRMシステム内で同時に実行するDBサービスグループの数 × 9 Max_Sizeは[Transaction]セクションに指定するMax_Sizeの値です。Max_Sizeについては、"表3.3 [Transaction]セクションに指定する値の見積り式"を参照してください。 |
Transactionセクション
[Transaction]セクションに指定する値の見積り式を、"表3.3 [Transaction]セクションに指定する値の見積り式"に示します。
キーワード | 見積り式 |
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Max_Size | 65536[KB] |
SystemFileセクション
[SystemFile]セクションに指定する値の見積り式を、"表3.4 [SystemFile]セクションに指定する値の見積り式"に示します。
キーワード | 見積り式 |
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SystemFile2_Size | 7000[KB] |
DiskQueueセクション
[DiskQueue]セクションに指定する値の見積り式を、"表3.5 [DiskQueue]セクションに指定する値の見積り式"に示します。
キーワード | 見積り式 |
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Size | 各メッセージキューに蓄積する更新差分データの総和を指定します。 |