ここでは、671XX系のメッセージについて説明します。
[説明]
objに一致するリソースが見つかりません。
物理L-Serverを作成した場合
業務LANのIPアドレス設定に失敗しました。
以下の場合があります。
対象の物理サーバのNIC数を超えて指定している場合
L-Server作成時のネットワーク(NIC)が対象の物理サーバのNIC数を超えて指定しています。
クローニングイメージのドライバが最新ではない場合
ネットワークインターフェース数を超えて指定していない、かつL-Server作成時に指定したクローニングイメージがWindowsの場合、クローニングイメージのドライバが最新ではない可能性があります。
なお、インデックスとして表示される番号は、L-Serverの詳細表示と同じ番号です。
rcxstorageコマンドを実行した場合
objが"mirror definition"の場合
レプリケーション定義ファイルの記述にマッチするディスクが本製品に定義されていませんでした。
(フェールオーバー/Disaster Recoveryで復旧すべきディスクがありません。)
objが"disk"の場合
処理対象のディスクリソースがありません。
ストレージの運用系/待機系の切替えの場合、処理対象のディスクは、ストレージ装置がストレージの運用系/待機系の、切替えのサポート対象で、かつ事前に作成されたディスクです。
構築済み物理サーバを物理L-Serverに関連付けた場合
objが"disk"の場合
処理対象のディスクリソースがありません。
仮想L-Serverを作成した場合
objが"VLANID"で始まる値の場合
仮想ネットワーク定義ファイルに指定された仮想ネットワークリソースがVMホスト上に見つかりません。
[対処]
指定した条件を見直してください。
物理L-Serverを作成した場合
対象の物理サーバのNIC数を超えて指定している場合
L-Server作成時にネットワーク(NIC)に指定した数が、対象の物理サーバのNIC数よりも少ないか確認してください。
ネットワークの設定を見直したあと、再操作してください。
クローニングイメージのドライバが最新ではない場合
作成したL-Serverを削除してください。
L-Server作成時に指定したクローニングイメージのドライバを更新し、クローニングイメージを再作成してください。再作成したクローニングイメージを指定して、L-Serverを作成してください。
rcxstorageコマンドを実行した場合
objが"mirror definition"の場合
レプリケーション定義ファイルの内容が正しいことを確認し、コマンドを再実行してください。
objが"disk"の場合
処理対象のディスクリソースを確認し、コマンドを再実行してください。
構築済み物理サーバを物理L-Serverに関連付けた場合
objが"disk"の場合
処理対象のディスクリソースを確認し、コマンドを再実行してください。
仮想L-Serverを作成した場合
objが"VLANID"で始まる値の場合
対象の仮想ネットワーク定義ファイルを確認し、原因を取り除いたあと、再操作してください。
[説明]
objファイルまたはディレクトリが作成できません。
[対処]
以下について確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。
ディレクトリのアクセス権を確認してください。
ディスク領域が枯渇していないか確認してください。
[説明]
ネットワークリソースのXML定義にkeysの属性が同時に指定されています。
detailsには詳細情報が表示されます。
keysには以下があります。
"number and lag"の場合
NetworkSwitchPortタグにnumber属性とlag属性の両方が指定されています。
detailには以下が表示されます。
number=指定したポート番号,lag=指定したリンクアグリケーショングループ名
[対処]
keysの属性を見直し、どちらか正しい方を指定し、再操作してください。
[説明]
コマンドの書式に誤りがあります。"Usage"が表示されます。
[対処]
コマンドの書式を見直したあと、再操作してください。
[説明]
"usage"が表示されます。
オプションに引数が指定されていません。
または、パラメーターが指定されていません。
[対処]
コマンドの書式を見直したあと、再操作してください。
または、パラメーターを指定し、再操作してください。
[説明]
指定したオプション引数が長すぎます。
optionは表示されないことがあります。
[対処]
指定したオプション引数を見直したあと、再操作してください。
[説明]
指定したオプション引数に不正な文字が含まれています。
rcxadm config importコマンド実行時に本メッセージが表示された場合、optionで表示されたスナップショットのXMLの定義に不正な文字が含まれています。
[対処]
指定したオプション引数を見直してください。
改行文字が禁止されている操作の場合、コピー&ペーストなどで文末などに改行が挿入されていないか確認してください。
確認後、再操作してください。
rcxadm config importコマンド実行時に本メッセージが表示された場合、optionで表示されたスナップショットのXMLの定義から、コメントタグの以下の文字を取り除き、再操作してください。
パーセント("%")
円マーク("\")
ダブルクォーテーション( " )
改行
[説明]
指定した値が範囲外です。
valueには、以下どれかが表示されます。
指定した値
XMLタグ(指定値,範囲)
XMLのキー(指定値,範囲) server/free/remain amount of ip address/remain amount of MAC address/remain amount of WWN address
パラメーターキー名(VM固有情報定義ファイル名) (指定値),範囲
パラメーターキー名(VM固有情報定義ファイル名) (指定値,範囲)
vlanid=指定値
L-Server NIC index=指定値
[対処]
指定した値を見直したあと、再操作してください。
valueが以下の値の場合、内容に従って対処を行ってください。
"XMLのキー(指定値,範囲) server"の場合
GUIで、L-Serverを配置しているVMホストのハードウェア構成(CPU、メモリ)を確認し、再操作してください。
"XMLのキー(指定値,範囲) free"の場合
L-Serverを配置しているVMホストの空きリソース(CPU、メモリ)を確認し、空きリソースを確保してから再操作してください。
"XMLのキー(指定値,範囲) remain amount of ip address/remain amount of MAC address/remain amount of WWN address"の場合
以下のどれかの可能性があります。
物理L-Serverで、指定されたNIC番号がサポートされている上限を超えている
指定されたIPアドレス、MACアドレスおよびWWNがリソースプールに存在しない
IPアドレス、MACアドレスおよびWWNのリソースプールに空きアドレスが存在しない
L-ServerのXMLファイル中のIPアドレス、MACアドレスおよびWWNの値を見直し、定義を修正したあと、再操作してください。または、リソースプールに必要なIPアドレス、MACアドレスおよびWWNを追加してください。
"パラメーターキー名(VM固有情報定義ファイル名) (指定値),範囲"または"パラメーターキー名(VM固有情報定義ファイル名) (指定値,範囲)"の場合
以下の値を見直し、定義を修正したあと、再操作してください。
VM固有情報定義ファイル名
指定値
範囲
"vlanid=指定値"の場合
vlanidの指定値を確認し、原因を取り除いたあと、再操作してください。
"L-Server NIC index=指定値"の場合
L-ServerのNICインデックスの指定値を確認し、原因を取り除いたあと、再操作してください。
[説明]
指定した値の書式が不正、または以下で指定したXMLの内容が不正です。
L-Platformの作成
L-Serverの作成
L-Serverの変更
L-Serverテンプレートのインポート
iSCSIブート情報の登録
VMゲスト用ディスクリソースの登録
VMゲスト用ディスクリソースの変更
テナントフォルダーの作成
ネットワーク構成情報のインポート
ネットワークデバイスの作成
ネットワークデバイスの変更
パラメーターキー名(VM固有情報定義ファイル名,指定値,範囲)
valueには、以下のどれかが表示されます。
XMLタグ名
Folder XML
L-Server XML
L-Server Template XML
Network XML
User XML
UserGroup XML
Pool XML
iSCSI XML
vm-disk XML
Tenant XML
NetworkDevice XML
Link XML
指定した値(IPアドレスなど)
-duration
[対処]
"-duration"が表示された場合
オプションに正しい値またはフォーマットを指定し、再操作してください。
詳細は、「1.7.15 rcxadm logctl」を参照してください。
"パラメーターキー名(VM固有情報定義ファイル名,指定値,範囲)"が表示された場合
VM固有情報定義ファイルのファイル名、指定値、範囲の値を見直し、定義を修正したあと、再操作してください。
上記以外の場合、指定した値またはXMLの内容を見直したあと、再操作してください。
XML定義ファイルについては、「第2章 リソース構成情報・ユーザー定義情報(XMLファイル)」を参照してください。
[説明]
オプションの引数に指定できない値が指定されました。"usage"が表示されます。
optionが"Network ManagementLanSubnet"または"Network AddressSet"の場合があります。
この場合、管理LANサブネット指定と業務LANサブネット指定の両方が指定されています。
[対処]
optionに表示された内容に従って、対処を行ってください。
"Network ManagementLanSubnet"または"Network AddressSet"の場合
管理LANサブネット指定と業務LANサブネット指定の両方が指定されています。
作成するネットワークのリソース種別に合わせて、管理LANサブネット指定か業務LANサブネット指定を確認してください。
上記以外の場合
正しい引数を指定したあと、再操作してください。
[説明]
filenameで指定したファイルの書式に誤りがあります。
filenameに"server_control.rcxprop"が表示された場合、ファイルの1行目に"ServerControl,"から始まる記述がありません。
[対処]
指定したファイルの書式を確認してください。
filenameに表示された内容に従って、対処を行ってください。
"activation.dat"が表示された場合
「導入ガイド CE」の「8.6.1 物理L-Serverからクローニングイメージを採取する場合」を参照し、ライセンス情報定義ファイルの書式を確認してください。
"image_admin_hyperv.rcxprop"または"image_admin_hyperv_ユーザーグループ名.rcxprop"が表示された場合
「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「10.3.5 [OS]タブ」を参照し、指定したファイルの書式を確認してください。
"server_spec.rcxprop"が表示された場合
「導入ガイド CE」の「E.1.1 定義ファイル」を参照し、該当する定義ファイルの書式を確認してください。
"server_control.rcxprop"が表示された場合
「導入ガイド CE」の「E.1.1 定義ファイル」の「他社サーバ上のVMware ESXiを利用して仮想L-Serverを作成する場合の設定」を参照し、ファイルの形式を確認してください。
以下が表示された場合
「2.11 サーバNIC定義」を参照し、指定したサーバNIC定義ファイルの書式を確認してください。
【Windows】
インストールフォルダー\Manager\etc\customize_data\nicdefctl\model\シャーシモデル名_プロダクト名.xml
インストールフォルダー\Manager\etc\customize_data\nicdefctl\host\VMホスト名.xml
【Linux】
/etc/opt/FJSVrcvmr/customize_data/nicdefctl/model/シャーシモデル名_プロダクト名.xml
/etc/opt/FJSVrcvmr/customize_data/nicdefctl/host/VMホスト名.xml
以下の内容を確認してください。
XMLの形式に誤りがないか
XMLのタグが重複、または指定できる数を超えていないか
必要なXMLタグが指定されているか
異なる物理LANセグメント間でNIC構成が正しいか
物理LANセグメント名が重複していないか
"network_device_model.xml"が表示された場合
「2.13 ネットワークデバイスのモデル定義」を参照し、ファイルの形式を確認してください。
[説明]
すでに管理サーバのマネージャー資産に対するバックアップ・リストアコマンドが実行中です。コマンドは実行されません。
[対処]
実行中のコマンドが完了したあと、必要に応じてコマンドを再実行してください。
[説明]
filenameで指定したファイルのアクセス権がありません。
[対処]
指定したファイルの所有者、所有グループおよびアクセス権を確認してください。
[説明]
「メッセージ集 VE」の「メッセージ番号 67142」に記載されている説明を参照してください。
[対処]
「メッセージ集 VE」の「メッセージ番号 67142」に記載されている対処を参照してください。
ただし、本製品では、以下の場合があります。
filenameに"server_spec.rcxprop"、"storage_portset.rcxprop"、または"storage_mirroring.rcxprop"が表示された場合
ファイルの読込みが許可されているか確認してください。
filenameに"storage_portset.rcxprop"が表示された場合
ファイルの読込みが許可されているか確認してください。
filenameに"FC接続パターンファイル名.rcxprop"が表示された場合
ファイルの読込みが許可されているか確認してください。
[説明]
操作対象のファイルが存在しないため、処理を中断しました。
[対処]
rcxchkmismatchコマンド実行時で、file_nameが"fullbackup_info.xml"の場合
以下の対処を行ったあと、管理サーバのリストアを継続してください。
-logdirオプションの引数に指定した、L-Server復旧ログ格納ディレクトリ名に誤りがあります。
-logdirオプションの引数に正しいディレクトリ名を指定し、rcxchkmismatchコマンドを再実行してください。
rcxreserveidコマンドを実行していません。
管理サーバのリストアの運用をrcxreserveidコマンドの実行からやり直してください。
サーバNIC定義の反映(rcxadm nicdefctl commit)を実行した場合
本製品のフォルダーまたはファイルが存在していません。
該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
file_nameが"storage_portset.rcxprop"の場合
インフラ管理者に本メッセージの情報を通知してください。
インフラ管理者は、「導入ガイド CE」の「6.1.1 SANストレージのポート組合せ定義ファイルの作成」を参照し、定義ファイルを作成してください。
filenameが"FC接続パターンファイル.rcxprop"の場合
インフラ管理者に本メッセージの情報を通知してください。
インフラ管理者は、「導入ガイド CE」の「物理サーバごとのFC搭載数および実装位置の設定」を参照し、定義ファイルを作成してください。
上記以外の場合
操作対象のファイルを指定して、再操作してください。
[説明]
file_nameには、以下のどちらかが表示されます。
リソース名の場合
指定されたリソースに対する権限がありません。
ファイル名の場合
本製品のファイルfile_nameにアクセスできません。
[対処]
file_nameに表示された内容に従って、対処を行ってください。
リソース名の場合
指定されたリソースに対する権限をもつユーザーで実行してください。
ファイル名の場合
本メッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
[説明]
本製品のファイルfilenameの読込みに失敗しました。
[対処]
以下について確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。
システムログを確認し、ディスクまたはファイルシステムのエラーメッセージが表示されていないか確認してください。
[説明]
objはすでに存在しています。
objには、以下のどれかが表示されます。
objが"AuthManager"の場合
すでにディレクトリサービスが存在する可能性があります。
予備サーバの設定を行った際に本メッセージが表示された場合、サーバ切替え方式がバックアップ・リストアである運用サーバに対して、エージェントを登録しているサーバを予備サーバに指定した可能性があります。
"vnet"の場合
同じVLANIDを持ったネットワークリソースは作成済みです。
"network_resource_name"の場合
すでに同じ名前のネットワークリソースが存在しています。
"vm-disk-storagemgr"の場合
すでに同じ名前のストレージ管理製品が存在しています。
"vm-disk-vstorage"の場合
すでに同じ名前の仮想ストレージリソースが存在しています。
"XMLに定義したディスクリソース名"の場合
すでに同じ名前のディスクリソースが存在しています。
"VmHost(ip=XMLに定義したVMホストのIPアドレス).Disks.Disk(path=XMLに定義したディスクリソースのデバイスパス)"の場合
指定したVMホストには、すでに同じデバイスパスのVMゲスト用ディスクリソースが存在しています。
rcxadm config importコマンド実行時に本メッセージが表示された場合、インポートするオブジェクト名を変更するか、objを削除または名前を変更したあと、再操作してください。
[対処]
作成するオブジェクトの名前を変更するか、既存のobjを削除後、再操作してください。
上記以外の場合、objに表示された内容に従って、対処を行ってください。
"AuthManager"の場合
登録されているディレクトリサービスを削除してください。
詳細は、「1.7.10 rcxadm authctl」を参照してください。
予備サーバの設定を行った際に本メッセージが表示された場合、エージェント登録されたサーバを予備サーバの設定対象から除外してください。
"vnet"の場合
異なるVLAN IDを指定するか、既存のネットワークリソースを削除したあと、再実行してください。
"network_resource_name"の場合
ネットワークリソース名を変更して再実行してください
"vm-disk-storagemgr"の場合
"vm-disk-storagemgr"というストレージ管理製品名は、VMゲスト用のディスクリソースを登録するためのストレージ管理製品名として予約されています。すでに登録されているストレージ管理製品を削除、または名前を変更したあと、再操作してください。
"vm-disk-vstorage"の場合
"vm-disk-vstorage"という仮想ストレージリソース名は、VMゲスト用のディスクリソースを登録するための仮想ストレージリソース名として予約されています。すでに登録されている仮想ストレージリソースを削除、または名前を変更したあと、再操作してください。
"XMLに定義したディスクリソース名"の場合
登録しようとするVMゲスト用ディスクリソースの名前を変更するか、objを削除、または名前を変更したあと、再操作してください。
"VmHost(ip=XMLに定義したVMホストのIPアドレス).Disks.Disk(path=XMLに定義したディスクリソースのデバイスパス)"の場合
登録しようとするデバイスパスを変更するか、objを削除、または変更したあと、再操作してください。
[説明]
以下のどれかの可能性があります。
指定したオブジェクト名objが存在しない
条件を満たしたオブジェクトが存在しない
条件を満たしたオブジェクトが、処理中に削除された
指定したオブジェクトは存在するが、そのオブジェクトが、操作を行ったユーザーまたはユーザーグループのアクセス範囲に含まれていない
複数のアクセス範囲を指定したユーザーの操作で、対象になるリソースフォルダーが指定されていない
複数のアクセス範囲を指定したユーザーで、以下の操作を実行すると"Folder:not found"または"指定したリソース名:not found"のメッセージが表示されます。
L-Server作成時に作成先のリソースフォルダー名を設定していない
テナントフォルダー、リソースフォルダー、またはリソースプールの作成時の名前が階層指定になっていない
テナントフォルダー、リソースフォルダー、またはリソースプールの移動時に移動先の-toオプションを省略している
サーバ管理ソフトウェアを使用しないサーバで、実際のサーバのCPU数およびクロック数より大きい値を定義ファイルに指定して、RORコンソールからL-Serverを作成した
登録状態が"登録済"ではないネットワークデバイスをネットワークプールに登録しようとした
objが以下で始まる値の場合、物理L-Server作成時にシステムディスクが指定されていないため、操作に失敗しています。
System Disk
コマンドを実行して表示された場合、指定したオブジェクト名のリソース種別がコマンドの引数に指定できるリソース種別と異なっている可能性があります。
objには、指定したオブジェクト名、または指定したオブジェクト名のリソース種別が表示されます。
処理中に削除された場合、リソース種別が表示されます。
コマンドを実行した場合、オブジェクト名のリソース種別は、以下が表示されます。
物理OS、VMホストの場合
server OS
vm_host
VMホスト名
VMゲストの場合
VM Guest
VMゲスト名
管理製品の場合
管理製品名
システムイメージまたはクローニングイメージの場合
image
obj(image)
ライブラリ共有の場合
library share
ディレクトリサービスの場合
AuthManager
リソース種別が"virtual_storage"の場合、選択された仮想ストレージリソースのディスク容量が不足している可能性があります。
objが"Selectable virtual_storage(condition)"の場合
選択された仮想ストレージリソースのディスク容量が不足している可能性があります。
objが"Selectable mac_address_set(condition)"の場合
アドレスセットリソース(MACアドレス)に空きアドレスが無い、または、アドレスセットリソース(MACアドレス)が存在しません。
objが"resource"または"Pool"の場合
リソースプールに登録するリソース、リソースプールから登録解除するリソース、またはリソースプールが見つかりません。
objが"DNSServer.nic=X"の場合
DNSサーバを設定するNICの定義が、L-Serverに見つかりません。
objが"nic(position=[nic] server=server)"の場合
物理LANセグメントで指定したNICがサーバ上に見つからないため、操作に失敗しています。
objが以下で始まる場合
内部の資源テーブルがないため、操作に失敗しています。
VnetRoute
CnmVirtualLanSwitch
CnmVirtualNetwork
objが以下で始まる場合
L-Server作成先のサーバ上に仮想ネットワークまたは仮想スイッチがないため、操作に失敗しています。
VirtualNetwork
対象サーバがVMwareの場合、仮想ネットワークとは仮想スイッチ上のポートグループを指します。
VirtualLanSwitch
対象サーバがHyper-Vの場合、仮想スイッチとは、Hyper-Vの仮想ネットワークを指します。
仮想ネットワークまたは仮想スイッチを自動的に作成する条件については、「導入ガイド CE」の「1.2.7 ネットワークの簡易化」を参照してください。
objが"rcx-portset"で始まる場合
「導入ガイド CE」の「D.3.2 NetApp FASストレージを利用する場合」の「NetApp FASストレージの設定」に記載されている手順を行っていない可能性があります。
objが"AuthManager"の場合
ディレクトリサービスが登録されていないため、操作に失敗しています。
objが"LServer"で始まる場合
電源操作の対象になるL-Serverがありません。
リソースフォルダー配下にL-Serverが存在するか、またはL-Serverの状態を確認してください。
objが"L-Server Template"で始まる場合
操作対象になるL-Serverテンプレートがありません。
指定したL-Serverテンプレートが存在するか確認してください。
objが"L-Platform"で始まる場合
操作対象になるL-Platformがありません。
指定したL-Platformが存在するか確認してください。
objが"MacAddressSet"で始まる場合
Disaster Recoveryのインポートで使用したXMLファイルに記載されているMACアドレスを含むリソースが存在しません。
MACアドレスを含むアドレスセットリソースが存在しません。
objが以下で始まる場合
L-Serverに割り当てられたVMゲストに、device_nameのパスをもつ仮想ディスク、NICのインデックスより1つ多いネットワーク、またはMACアドレスをもつネットワークが見つかりません。
VmGuestStorage(device_name)
VirtualNic(LNic index=NICのインデックス)
VirtualNic(LNic mac_address=MACアドレス)
objが以下で始まる場合
構築済みの仮想マシンが存在するVMホストまたは物理サーバが所属するリソースプールと、L-Serverの作成先フォルダーが異なっています。
TargetServer id=仮想マシンのID
PhysicalServer id=物理サーバのID
objが"PhysicalLANSegment"で始まる場合
ネットワークリソースの物理LANセグメントで指定した、物理LANセグメントがサーバNIC定義に登録されていないため、操作に失敗しています。
objが"link aggregation(switch=switch,lag=labname)"で始まる場合
LAN スイッチブレードswitchのlagnameのリンクアグリゲーション構成のポートが以下の状態のため、操作に失敗しました。
リンクアグリゲーション構成のポートが存在しません。
リンクアグリゲーション構成のポートが本製品に認識されていません。
リンクアグリゲーション構成にメンバーポートが存在しません。
リンクアグリゲーション構成のポートのLLDPが有効になっていません。
リンクアグリゲーション構成のメンバーポートに内部ポートが指定されていません。
objが"CTMG backup directory(base)"の場合
ベースバックアップが採取されていない状態で、差分バックアップの採取を依頼しました。
objがProvisioningNode(name=fw_device_name)の場合
fw_device_nameに該当するネットワークデバイスが、nameのテナントのネットワークプールに登録されていません。
[対処]
表示されたオブジェクトの以下の項目について確認したあと、再操作してください。
オブジェクトが存在しているか
オブジェクトが条件を満たしているか
オブジェクトのアクセス範囲を設定しているか
複数のアクセス範囲を指定したユーザーの場合、対象のリソースフォルダーを指定しているか
L-Server作成時にXMLファイルのリソースフォルダー名に、L-Serverを作成するリソースフォルダー名を指定してください。
リソースフォルダー名については、以下の記述を参照してください。
「2.3.1 物理L-Server向け定義情報(XML)」の「例 リソースフォルダーまたはテナントフォルダー配下にL-Serverを作成」
「2.3.2 仮想L-Server向け定義情報(XML)」の「例 リソースフォルダーまたはテナントフォルダー配下にL-Serverを作成」
テナントフォルダー、リソースフォルダーまたはリソースプールの作成時に、名前に階層指定で作成先のリソースフォルダー名を含む名前を指定してください。
リソースフォルダー名については、以下の記述を参照してください。
テナントフォルダー、リソースフォルダー、またはリソースプールの移動時に、移動先のリソースフォルダーを指定してください。
移動先のリソースフォルダーについては、以下の記述を参照してください。
サーバ管理ソフトウェアを使用しないサーバで、実際のサーバのCPU数とクロック数より大きい値を定義ファイルに指定していないか確認してください。
ネットワークデバイスの登録状態を"登録済"に変更後、再度リソースプールに登録してください
objが以下で始まる値の場合、物理L-Server作成時にシステムディスクが指定されていないため、操作に失敗しています。
System Disk
システムディスク(DiskIndexが0)が定義されているか確認し、再操作してください。
コマンドを実行して表示された場合、指定するオブジェクトのリソース種別を確認したあと、再操作してください。
objに以下が表示された場合、内容に従って対処を行ってください。
"library share"の場合【Hyper-V】
クローニングイメージの格納先の指定に誤りがあります。
指定したライブラリ共有が利用できるか確認してください。
"Selectable virtual_storage(condition)"の場合
選択された仮想ストレージのディスク容量が不足している可能性があります。
size=%1(GB)の空き容量があるか確認したあと、再操作を行ってください。
conditionには、以下が表示されます。
size=%1, vm_host=%2
size=%1, vm_host=%2, pool=%3
size=%1, vm_host=%2, virtual_storage=%3
サーバ仮想化ソフトウェアにRHEL5-Xenを利用している場合、ストレージ接続定義ファイルの内容が誤っている可能性があります。
ストレージ接続定義ファイルの設定内容を見直してください。
詳細は、「導入ガイド CE」の「E.4.4 セットアップ」を参照してください。
"Selectable disk(condition)"の場合
指定されたサイズに該当するディスクリソースがストレージプールに登録されていません。
size=%1(GB)より大きいサイズの未使用のディスクリソースがストレージプールに登録されているか確認したあと、再操作してください。
conditionには、%1が表示されます。
size=%1
"Selectable mac_address_set(condition)"の場合
選択条件(condition)の出力内容ごとに対処してください。conditionには、以下が表示されます。
free address
アドレスセットリソース(MACアドレス)に空きアドレスがあるか確認したあと、再操作してください。
resource
アドレスセットリソース(MACアドレス)が存在しません。アドレスセットリソース(MACアドレス)をアクセスできるアドレスプールに登録したあと、再操作してください。
"resource"または"Pool"の場合
リソースプールに登録するリソース、リソースプールから登録解除するリソース、またはリソースプールが見つかりません。リソースまたはリソースプールが存在するか確認したあと、再操作してください。
"DNSServer.nic=X"の場合
DNSサーバを設定するNICの定義が見つかりません。Xに対応するNICが存在するか確認し、DNSサーバのNICの定義を見直したあと、再操作してください。
"AuthManager"の場合
ディレクトリサービスを登録したあと、再操作してください。
"nic(position=[nic] server=server)"の場合
物理LANセグメントで指定したNICがサーバ上に見つかりません。サーバNIC定義を確認してください。
以下で始まる場合
しばらく時間をおいたあと、再操作してください。
VnetRoute
CnmVirtualLanSwitch
CnmVirtualNetwork
以下で始まる場合
L-Server作成先のサーバ上に仮想ネットワークまたは仮想スイッチを作成してから、再操作してください。
VirtualNetwork
対象サーバがVMwareの場合、仮想ネットワークは、仮想スイッチ上のポートグループを指します。
VirtualLanSwitch
対象サーバがHyper-Vの場合、仮想スイッチとは、Hyper-Vの仮想ネットワークを指します。
"rcx-portset"で始まる場合
「導入ガイド CE」の「D.3.2 NetApp FASストレージを利用する場合」の「NetApp FASストレージの設定」を参照して、ストレージ装置の設定を確認してください。
"LServer"で始まる場合
電源操作の対象になるL-Serverがありません。L-Serverの状態を確認し、適切な操作を行うか、別のリソースフォルダーを指定して再操作してください。
"L-Server Template"で始まる場合
操作対象になるL-Serverテンプレートがありません。別のL-Serverテンプレートを指定して再操作してください。
"L-Platform"で始まる場合
操作対象になるL-Platformがありません。L-Platformが存在するか確認したあと、再操作してください。
objが"MacAddressSet"で始まる場合
MACアドレスを含むアドレスセットリソースが存在するか確認したあと、再操作してください。
以下で始まる場合
L-Serverに割り当てられたVMゲストに、device_nameのパスをもつ仮想ディスク、NICのインデックスより1つ多いネットワーク、またはMACアドレスをもつネットワークが存在するか確認したあと、再操作してください。
VmGuestStorage(device_name)
VirtualNic(LNic index=NICのインデックス)
VirtualNic(LNic mac_address=MACアドレス)
以下で始まる場合
構築済みの仮想マシンが存在するVMホストまたは物理サーバが所属するリソースプールと、L-Serverの作成先フォルダーが、同一テナントに所属するか確認してください。
TargetServer id=仮想マシンのID
PhysicalServer id=物理サーバのID
L-Serverの作成先フォルダーが、リソースプールと同一テナントに所属していない場合、"作成先フォルダ"(コマンドの場合、-toオプション)で、同一テナントに所属するように指定を変更し、再操作してください。
リソースプールがテナントに所属しない場合、L-Serverの作成先フォルダーをテナント配下以外になるように指定してください。
"PhysicalLANSegment"で始まる場合
ネットワークリソースの物理LANセグメントで指定した、物理LANセグメントがサーバNIC定義に登録されていません。サーバNIC定義、およびネットワークリソースの物理LANセグメントを確認したあと、再操作してください。
objが"link aggregation(switch=switch,lag=labname)"で始まる場合
LANスイッチブレードswitchのlagnameのリンクアグリゲーション構成を見直し、正しい設定をしてください。その後、RORコンソールからLANスイッチブレードswitchの[更新]ボタンにより本製品に認識させてください。
設定の詳細については、「導入ガイド CE」の「4.2.4.4 リンクアグリゲーションを利用する場合」を参照してください。
objが"CTMG backup directory(base)"の場合
ベースバックアップを採取してから、再操作してください。
上記の対処を行っても問題が解決しない場合、またはobjに上記以外が表示された場合は、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
objがProvisioningNode(name=fw_device_name)の場合
fw_device_nameに該当するネットワークデバイスが、nameのテナントのネットワークプールに登録されていることを確認してください。
登録されていない場合は、fw_device_nameが異なる名前でサーバツリーに登録されていないか確認のうえ、再度importを実施してください。
該当のネットワークデバイスが環境にないなど、登録できない場合は、nameのL-Platformを「運用ガイドCE」の「15.3 被災時の切替え運用」の手順に従って削除してください。
[説明]
「メッセージ集 VE」の「メッセージ番号 67155」に記載されている説明を参照してください。
ただし本製品では、typeに以下が表示されることがあります。
"VMHost"、"PhysicalServer"の場合
objはすでにリソースプールに登録されています。
"VM"、"Server"、"Storage"、"Network"、"Address"または"Image"で、リソースプールを作成する際に本メッセージが出力された場合
objのリソースプールは、すでに作成されています。
物理L-Serverの作成、またはネットワークリソースの設定を変更した場合、物理L-Serverの管理LANのIPアドレスとサーバツリーに登録されている管理対象サーバの管理LANのIPアドレスが重複しています。
"server"で、物理L-Serverを作成する際に本メッセージが出力された場合
objのIPアドレスは、L-Serverや管理対象サーバなどのリソースで使用されている管理LANのIPアドレスと重複しています。
"IP address"の場合
物理L-Serverの作成で指定した業務LANのIPアドレスobjは、すでに使用されています。
"iSCSI.iqn"の場合
objのIQN名は、すでに使用されています。
"iSCSI.ip"の場合
objのIPアドレスは、すでに使用されています。
[対処]
「メッセージ集 VE」の「メッセージ番号 67155」に記載されている対処を参照してください。
typeに表示された内容に従って、対処を行ってください。
"VMHost"、"PhysicalServer"の場合
objをリソースプールから登録解除し、再操作してください。
"VM"、"Server"、"Storage"、"Network"、"Address"または"Image"で、リソースプールを作成する際に本メッセージが出力された場合
objのリソースプールを確認し、必要に応じて再作成してください。
物理L-Serverの作成、またはネットワークリソースの設定を変更した場合、物理L-Serverまたはサーバツリーに登録されている管理対象サーバの管理LANのIPアドレスを変更したあと、再操作してください。
"server"で、物理L-Serverを作成する際に本メッセージが出力された場合
管理LANのIPアドレスとして、ほかのリソースに使用されていないIPアドレスを指定するか、重複しているリソースのIPアドレスを変更したあと、再操作してください。
"IP address"の場合
作成した物理L-Serverに対して、業務LANのIPアドレスを手動で設定し直すか、物理L-Serverを削除してネットワーク設定を見直したあと、再操作してください。
"iSCSI.iqn"の場合
指定したIQN名を見直し、再操作してください。
"iSCSI.ip"の場合
指定したIPアドレスを見直し、再操作してください。
[説明]
実行権限のないユーザーがコマンドを実行しました。コマンドは実行されません。
[対処]
実行権限があるユーザーで、コマンドを再実行してください。
[説明]
「メッセージ集 VE」の「メッセージ番号 67161」に記載されている説明を参照してください。
ただし、本製品では、以下の場合があります。
optionが"Pool"の場合
XMLファイルにPoolタグは指定できません。
[対処]
「メッセージ集 VE」の「メッセージ番号 67161」に記載されている対処を参照してください。
ただし、本製品では、以下の場合があります。
optionが"Pool"の場合
XMLファイルにPoolタグがないことを確認したあと、再操作してください。
optionが"SNMP Community"または"MAC address"で、操作がサーバの登録の場合
以下のどちらかの対処をしてください。
SNMPコミュニティ名、管理LANのMACアドレスの情報を指定しない。
「導入ガイド CE」の「E.1.1 定義ファイル」の「他社サーバ上のVMware ESXiを利用して仮想L-Serverを作成する場合の設定」に記載されている定義ファイルの設定を変更し、エージェントを利用できるサーバとして指定する。
[説明]
optionの指定が必要です。"usage"が表示されます。
[対処]
パラメーターを確認したあと、再操作してください。
optionに表示された内容に従って、対処を行ってください。
"name"の場合
-nameオプションに、L-Server名を指定して、再操作してください。
"NICGroups.NICGroup.NICLinks"の場合
L-Serverの作成時または構成変更時に指定したXMLファイルを確認し、NICLinkタグが2個か確認してください。
"-allow deldisk or -deny deldisk"の場合
仮想ストレージから切り出されたディスクをL-Serverから削減する場合、-allow deldisk または -deny deldiskのどちらか一方のオプションの指定が必須です。
-allow deldisk または -deny deldisk のどちらかを指定して、再操作してください。
[説明]
objはtypeオブジェクトを保持しているため、要求を実行できません。
objには、オブジェクト名が表示されます。
typeには、以下のどれかが表示されます。
物理サーバの場合
"physical server"が表示されます。
LANスイッチの場合
"LAN switch"が表示されます。
VMホストの場合
"VMHost"が表示されます。
仮想ディスクの場合
"disk"が表示されます。
仮想ストレージの場合
"vstorage"が表示されます。
[対処]
objからtypeオブジェクトを削除したあと、再操作してください。
typeに表示された内容に従って、対処を行ってください。
"disk"の場合
objに表示されている仮想ストレージリソースから作成したディスクリソースを利用しているL-Serverを削除してください。
"vstorage"の場合
objに表示されている物理ストレージ装置リソース配下の仮想ストレージリソースを利用しているL-Serverを削除してください。
[説明]
クローニングイメージの採取を指定したVMゲストにディスクがありません。
VMゲストのクローニングイメージ採取で格納先の指定を省略した場合、VMゲストのディスクと同じ場所に格納されますが、VMゲストにディスクが存在しないため格納場所が決められません。
[対処]
クローニングイメージの格納先を指定して再実行してください。
[説明]
filenameファイルに指定したxml要素またはコマンドで指定したfilenameリソースのxml要素が、targetfileから見つかりませんでした。
filename
指定したマッピングファイル。または、リソース名。
targetfile
変換する対象ファイル。
xpath
filenameファイルでの要素のxpathパス。
[対処]
filenameファイルで、要素定義を修正してから、コマンドを再実行してください。
または、コマンドに指定したリソース名を確認し、再度コマンドを実行してください。
[説明]
filenameファイルで指定した要素の属性nameまたはコマンドで指定したfilenameリソースの属性nameが、targetfileファイルから見つかりませんでした。このため、valueに指定した値に変更できませんでした。
filename
指定したマッピングファイル。または、リソース名。
targetfile
変換する対象ファイル。
xpath
filenameファイルでの要素のxpathパス。
name
filenameファイルでの要素の属性名。
value
filenameファイルでの要素の属性値。
[対処]
filenameファイルでの要素および属性の定義を修正してから、コマンドを再実行してください。
または、コマンドに指定したリソース名を確認し、再度コマンドを実行してください。
[説明]
objがstatus状態のため、要求を実行できません。
objには、以下のどれかが表示されます。
仮想ストレージリソース名
ディスクリソース名
VM名
VMゲスト名
ライブラリサーバ名
L-Server名
物理サーバ名
ネットワークデバイス名
statusには、以下のどれかが表示されます。
normal
warning
unknown
stop
error
fatal
power-on
電源ON状態を意味します。
power-off
電源OFF状態、L-Serverで使用していたVMゲストがサーバ仮想化ソフトウェア上から削除された、またはVMプールに未登録のVMホストに移動した状態を意味します。
not belonging to any storage pool
指定された仮想ストレージリソースがストレージプールに未登録であることを意味します。
not accessible
指定されたVMホスト、またはサーバからアクセスできない状態を意味します。
not enough space for disk(name=disk)
仮想ストレージリソースの空き容量が不足している状態を意味します。diskはディスクのリソース名が表示されます。
not enough free space
仮想ストレージリソースの空き容量が不足している状態を意味します。
defined
リソース(VMゲストまたはサーバ、およびディスク)が割り当てられていないことを意味します。
preserved
サーバが割り当てられていないことを意味します。
allocated
shared
reserved
free
excluded
objがIPアドレスで、statusが"reserved"の場合
IPアドレスが予約されている状態を意味します。
objがIPアドレスで、statusが"free"の場合
IPアドレスが解放されていることを意味します。
objがIPアドレスで、statusが"excluded"の場合
IPアドレスが対象外に設定されていることを意味します。
[対処]
objの操作に必要な条件について確認し、適切な状態に変更してください。状態を変更したあと、再操作してください。
objがネットワークデバイス名の場合
しばらく待ってから再操作してください。同じ異常が連続して表示される場合、インフラ管理者に本メッセージの情報を通知してください。
インフラ管理者は、本メッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
一括電源ON操作時に、statusが"defined"と表示された場合
該当するL-Serverに、通常の起動処理を行ってください。
statusが以下の場合
該当するL-Serverまたは管理対象サーバのIPアドレスを変更したあと、再操作してください。
reserved
free
excluded
[説明]
指定したobjがmodeモードではないため、要求を実行できませんでした。
objがディスクリソースの場合
modeには、以下のどちらかが表示されます。
Fibre Channel connection(ファイバーチャネル接続)
iSCSI connection(iSCSI接続)
objが上記以外の場合
「メッセージ集 VE」の「メッセージ番号 67181」を参照してください。
[対処]
objがディスクリソースの場合
指定したobjの接続形態を確認してください。
L-ServerのXMLで、ディスクの接続形態に"FC"を指定した場合
L-Serverにファイバーチャネル接続のディスクを割り当てられます。
L-ServerのXMLで、ディスクの接続形態に"iSCSI"を指定した場合
L-ServerにiSCSI接続のディスクを割り当てられます。
[説明]
「メッセージ集 VE」の「メッセージ番号 67182」に記載されている説明を参照してください。
ただし本製品では、typeに以下の表示が追加されます。
resource type(リソース種別)
VMType
OSType
Disk(name=XMLに定義したディスクリソース名).size
folder type
[対処]
「メッセージ集 VE」の「メッセージ番号 67182」に記載されている対処を参照してください。
またtypeの値によっては以下の対処を行ってください。
"resource type"の場合
obj1のリソースプール種別とobj2のリソース種別を確認し、適切な組合せになるようにリソースプールとリソースを指定して、再操作してください。
リソースプール種別と格納できるリソースについては、「導入ガイド CE」の「1.2.2 リソースプール」を参照してください。
なお、ディスクリソースをストレージプールに登録する際に、本メッセージが出力された場合、ディスクリソースが事前に切り出したディスクか確認してください。
コマンドでは、rcxadm disk showを実行します。
rcxadm disk showコマンドについては、「1.3.4 rcxadm disk」を参照してください。
"VMType"の場合
obj1のリソースのVM種別とobj2のリソースのVM種別を確認し、同じVM種別になるようにリソースを指定して、再操作してください。
または、obj1のリソースとobj2のリソースの組合せが正しくありません。サポートされる組合せになるようにリソースを指定して、再操作してください。
"OSType"の場合
L-ServerのOS種別と、XMLで指定したイメージのOS種別を確認し、同じOS種別になるようにイメージを指定して、再操作してください。
"Disk(name=XMLに定義したディスクリソース名).size"の場合
XMLに定義したディスクリソース名のsize属性の値が、obj1のVMホストとobj2のVMホストで一致しているかを確認したあと、再操作してください。
obj1とobj2には"VmHost(ip=XMLに定義したVMホストのIPアドレス)"が表示されます。
"folder type"の場合
既存のリソースフォルダーおよびL-Platformと、XMLファイルで指定したリソースフォルダーのタイプを確認したあと、同じタイプになるようにXMLを指定し、再操作してください。
[説明]
targetへの通信でエラーが発生しました。
L-Serverとマネージャーの間の通信に失敗した場合にこのメッセージが出力されます。
[対処]
L-Serverにエージェントがインストールされているか確認してください。
L-Serverとマネージャーの間のネットワーク経路に問題がないことを確認してください。
コマンドの引数にファイルを指定して実行し、targetが"Resource Orchestrator Manager"の場合、XMLファイルの文字コードがUTF-8であるか確認してください。
「メッセージ集 VE」の「メッセージ番号 67192」に記載されている説明を参照してください。
[説明]
DBアクセスエラーが発生しました。
[対処]
本メッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
[説明]
マネージャーのコマンドでエラーが発生しました。
detailには、詳細情報が表示されます。
"Failed to access database for backup."が表示される場合
構成定義情報が格納されているデータベースにアクセスできませんでした。コマンドは実行されません。
[対処]
detailの出力内容に従って対処を行ってください。
detailに該当するものがない場合、「メッセージ集 VE」の「メッセージ番号 67198」を参照してください。
"timeout"の場合
ストレージ管理製品としてPRIMECLUSTER GDSを使用している場合
処理中に管理サーバとストレージ管理製品の接続が切断された可能性があります。
ストレージ管理製品の電源の状態および、通信状態を確認してください。
PRIMECLUSTER GDSの設定に誤りがある可能性があります。
PRIMECLUSTER GDSの設定を見直してください。
ストレージ管理製品が高負荷の状態になっている可能性があります。
高負荷の処理が完了したあと、再実行してください。
"Failed to access database for backup."の場合
データベースの状態を確認し、アクセスできない原因を排除したあと、コマンドを再実行してください。
なお、rcxbackupコマンドの-dirオプションに全角を含む文字列が指定された場合、データベースにアクセスできません。