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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.0.0 リファレンスガイド インフラ管理者編 (リソース管理)

2.3.2 仮想L-Server向け定義情報(XML)

ここでは、仮想L-ServerのXML定義について説明します。

階層指定を行う場合、<Resources>タグを<Folder>タグに変更してください。
「例 リソースフォルダーまたはテナントフォルダー配下にL-Serverを作成」を参照してください。

仮想L-ServerのXML定義は以下のとおりです。

<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<Resources>
  <LServer name="L-Server名" label="ラベル">
    <Comment>コメント</Comment>
    <TemplateLink name="L-Serverテンプレート名"/>
    <ServerImageLink name="イメージ名" version="イメージ世代"/>
    <ServerType>サーバ種別</ServerType>
    <VMType>VM種別</VMType>
    <OSType>OS種別</OSType>
    <CPU>
      <CPUArch>CPUアーキテクチャ</CPUArch>
      <CPUPerf>CPU性能</CPUPerf>
      <NumOfCPU>CPU数</NumOfCPU>
      <CPUReserve>CPU予約性能</CPUReserve>
      <CPUShare>CPUシェア</CPUShare>
      <CPUWeight>CPU割当て優先度</CPUWeight>
    </CPU>
    <Memory>
      <MemorySize>メモリ容量</MemorySize>
      <MemoryReserve>メモリ予約容量</MemoryReserve>
      <MemoryShare>メモリシェア</MemoryShare>
      <DynamicMemory>動的メモリ設定</DynamicMemory>
      <StartupRAM>初期メモリ量</StartupRAM>
      <MemoryBuffer>メモリバッファー</MemoryBuffer>
      <MemoryWeight>メモリ割当て優先度</MemoryWeight>
    </Memory>
    <Disks>
      <Disk name="ディスク名">
        <DiskIndex>ディスク番号</DiskIndex>
        <DiskLink name="事前に作成済みのディスク名"/>    または
        <DiskCopy name="複写元のディスク名"/>
        <DiskSize>ディスク容量</DiskSize>
          <Exist>事前作成ディスク</Exist>
        <From auto="使用するストレージの自動選択">
          <VirtualStorage name="仮想ストレージのリソース名"/>
          <Pool name="ストレージプール名"/>
        </From>
      </Disk>
    </Disks>
    <NICs>
      <NIC>
        <NICIndex>NIC番号</NICIndex>
        <NetworkLinks>
          <NetworkLink name="Network名" index="ネットワークのインデックス">
            <IpAddress auto="IP自動設定" address="IPアドレス"/>
          </NetworkLink>
        </NetworkLinks>
        <MacAddress auto="MACアドレス自動選択" MACアドレスのアドレスセットリソースまたはアドレスプール/>
      </NIC>
    </NICs>
    <Policy>
      <Redundancy>冗長性</Redundancy>
      <Positioning>運用位置</Positioning>
      <Exclusion>排他運用</Exclusion>
      <Priority>優先度</Priority>
      <Repurpose>サーバの自動解放(true|false)</Repurpose>
      <OverCommit>オーバーコミットの有効/無効</OverCommit>
      <AliveMonitoring>生存監視設定(true|false)</AliveMonitoring>
    </Policy>
    <From keep="使用するサーバの保持" auto="使用するサーバの自動選択">
      <VmHost name="VMホストのリソース名"/>
      <Pool name="VMプール名"/>
    </From>
    <Allocation>リソースの割当</Allocation>
    <OSSetting>
      <ComputerName>コンピュータ名、ホスト名</ComputerName>
      <FullName>フルネーム</FullName>
      <ProductKey>製品キー</ProductKey>
      <AdminPassword>管理者パスワード</AdminPassword>
      <CAL>ライセンスモード</CAL>
      <CALMaxConnection>最大接続数</CALMaxConnection>
      <OrganizationName>組織名</OrganizationName>
      <DomainName>ドメイン名</DomainName>
      <DNSSearchPaths>
        <DNSSearchPath>DNS検索パス</DNSSearchPath>
        <DNSSearchPath>DNS検索パス</DNSSearchPath>
      </DNSSearchPaths>
      <DNSServers>
        <DNSServer nic="NICのインデックス" ip="DNSのIPアドレス" />
        <DNSServer nic="NICのインデックス" ip="DNSのIPアドレス" />
      </DNSServers>
      <TimeZone>タイムゾーン</TimeZone>
      <HardwareClock>ハードウェア時計設定</HardwareClock>
    </OSSetting>
  </LServer>
</Resources>
表2.5 仮想L-ServerのXML指定項目一覧

要素名

説明

取り得る値、または例

L-Server名 (*1、*2)

(LServer name)

L-Serverの名前

L-Serverの名前を入力します。
指定できる文字と文字数については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「10.3.1 [基本情報]タブ」を参照してください。

【VMware】
電源ONの状態でも変更できます。

ラベル (*1、*2)

(LServer label)

L-Serverのラベル

(省略可)

日本語(半角カナを含む)、半角文字に関係なく32文字以内の文字列を指定します。

コメント (*1、*2)

(Comment)

L-Serverのコメント

(省略可)

日本語(半角カナを含む)、半角文字に関係なく256文字以内の文字列を指定します。

L-Serverテンプレート名 (*2)

(TemplateLink name)

L-Serverで使用するL-Serverテンプレート名

(省略可)

作成済みのL-Serverテンプレートのリソース名を指定します。

イメージ名 (*2)

(ServerImageLink name)

L-Serverの起動ディスクに配付するクローニングイメージ名

(省略可)

作成済みのクローニングイメージのリソース名を指定します。

リソースフォルダーを含む名前で指定してください。
参考情報については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「10.1 L-Serverテンプレートを利用したL-Serverの作成」を参照してください。

イメージ世代 (*2)

(ServerImageLink version)

L-Serverの起動ディスクに配付するクローニングイメージの世代

(省略可)

整数を指定します。

省略した場合、最新の世代が使用されます。

サーバ種別 (*3)

(ServerType)

L-Serverに割り当てるサーバの種別

"Virtual"を指定します。

VM種別 (*2、*3)

(VMType)

L-Serverに割り当てるVMの種別

  • VMware

  • Hyper-V

  • RHEL-Xen

  • RHEL-KVM

  • Oracle VM

OS種別 (*1、*2)

(OSType)

L-ServerのOS種別

イメージを指定した場合、省略できます。

【VMware】
設定できる値については、GUIで表示される情報、またはヴイエムウェア社のWebサイト(*4)に記載されている"NAME"カラムの値を参照してください。
なお、vSphere4とvSphere5が混在した環境では、ヴイエムウェア社のWebサイト(*4)に記載されている"NAME"カラムの値を指定してください。

【Hyper-V】
設定できる値については、GUIで表示される情報、またはSCVMMから取得できるオペレーティングシステムオブジェクトのNameを指定してください。
この情報は、Get-OperatingSystem(System Center Virtual Machine Manager 2008 R2)、またはGet-SCOperatingSystem(System Center 2012 Virtual Machine Manager) Cmdletにより取得できます。
電源ONの状態でも変更できます。

【KVM】
電源ONの状態でも変更できます。

【Xen】
Linuxを指定します。

CPUアーキテクチャ (*3)

(CPUArch)

L-Serverに割り当てるサーバのCPUアーキテクチャー

(省略可)

IAを指定します。

省略時は、IAが設定されます。

CPU性能 (*1、*2、*3、*13)

(CPUPerf)

L-Serverに割り当てるサーバのCPU性能

ギガヘルツを単位として、小数第一位までの数値を指定します。

指定できる範囲については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「10.3.2 [サーバ]タブ」を参照してください。

【VMware】【Hyper-V】【KVM】
電源ONの状態でも変更できます。

【Xen】
"0.1"以上を指定します。

CPU数 (*1、*2、*3、*13)

(NumOfCPU)

L-Serverに割り当てるサーバのCPU数

"1"以上の整数を指定します。

指定できる範囲については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「10.3.2 [サーバ]タブ」を参照してください。

【VMware】
VMゲストのCPUのホットプラグオプションが有効なとき、電源ONの状態でも追加できます。

【Xen】
"1"以上を指定します。

CPU予約性能 (*1、*2、*5、*6、*7、*8)

(CPUReserve)

L-Serverに保証される最小割当てCPUリソース量

(省略可)

ギガヘルツを単位として、小数第一位までの数値を指定します。

"0"からCPU性能の範囲の値を設定します。
省略時は、L-Serverの作成時または仕様変更時で設定値が異なります。

  • 作成時

    "0"が設定されます。

  • 仕様変更時

    L-Serverに設定されている値が保持されます。

VM種別が"VMware"、"Hyper-V"の場合に有効です。

電源ONの状態でも変更できます。

CPUシェア (*1、*2、*5、*6、*7)

(CPUShare)

L-ServerのCPUリソースの配分を決める相対的な配分比

(省略可)

"1"以上の整数を指定します。 (*9)

省略時は、L-Server作成時またはL-Server仕様変更時で設定値が異なります。

  • 作成時

    CPU数で指定された値 * 1000が設定されます。

  • 仕様変更時

    L-Serverに設定されている値が保持されます。

VM種別が"VMware"の場合に有効です。

電源ONの状態でも変更できます。

CPU割当て優先度 (*1、*2、*8)

(CPUWeight)

CPUの割当て優先度

(省略可)

CPUの割当て優先度を指定します。

1~10000の整数を指定します。

省略時は、L-Server作成時またはL-Server仕様変更時で設定値が異なります。

  • 作成時

    "100"が設定されます。

  • 仕様変更時

    L-Serverに設定されている値が保持されます。

VM種別が"Hyper-V"の場合に有効です。

電源ONの状態でも変更できます。

メモリ容量 (*1、*2、*3、*13)

(MemorySize)

L-Serverに割り当てるサーバのメモリ容量

ギガバイトを単位として、小数第一位までの数値を指定します。

指定できる範囲については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「10.3.2 [サーバ]タブ」を参照してください。

【VMware】
VMゲストのメモリのホットアドオプションが有効なとき、電源ONの状態でも追加できます。

【KVM】
電源ONの状態でも変更できます。

【Xen】
"0.1"以上を指定します。

メモリ予約容量 (*1、*2、*5、*6、*7)

(MemoryReserve)

L-Serverに保証される最小割当てメモリリソース量

(省略可)

ギガバイトを単位として、小数第一位までの数値を指定します。

"0"からメモリ容量の範囲の値を設定します。
省略時は、L-Serverの作成時または仕様変更時で設定値が異なります。

  • 作成時

    メモリ容量で指定された値が設定されます。 (*10)

  • 仕様変更時

    L-Serverに設定されている値が保持されます。

VM種別が"VMware"の場合に有効です。

電源ONの状態でも変更できます。

メモリシェア (*1、*2、*5、*6、*7)

(MemoryShare)

L-Serverのメモリリソースの配分を決める相対的な配分比

(省略可)

"0"以上の整数を指定します。 (*9)

省略時は、L-Server作成時またはL-Server仕様変更時で設定値が異なります。

  • 作成時

    メモリ容量で指定された値 * 1024 * 10が設定されます。

  • 仕様変更時

    L-Serverに設定されている値が保持されます。

VM種別が"VMware"の場合に有効です。

電源ONの状態でも変更できます。

動的メモリ設定 (*1、*2、*8)

(DynamicMemory)

DynamicMemoryの設定

(省略可)

動的メモリの有効/無効を設定します。

  • 動的メモリを有効にする場合

    "true"を指定します。

  • 動的メモリを無効にする場合

    "false"を指定します。

省略時は、L-Server作成時またはL-Server仕様変更時で設定値が異なります。

  • 作成時

    • 初期メモリ量またはメモリバッファーが設定されている場合

      "true"が設定されます。

    • 初期メモリ量とメモリバッファーが設定されていない場合

      "false"が設定されます。

    L-ServerのXMLファイルに、初期メモリ量またはメモリバッファーの指定がない場合でも、L-ServerテンプレートまたはVM固有情報定義ファイルに値が設定されていれば、その値がL-Serverに反映されます。そのため、動的メモリの値は、それらの値に応じて設定されます。

  • 仕様変更時

    L-Serverに設定されている値が保持されます。

L-Serverの作成と変更時に動的メモリを無効にした場合、初期メモリ量とメモリバッファーに指定した値(既存の設定値も含む)は無視されます。
VM種別が"Hyper-V"の場合に有効です。
GUIとコマンド(text形式)では、有効は"on"、無効は"off"と表示されます。

初期メモリ量 (*1、*2、*8)

(StartupRAM)

初期メモリ量

起動時に割り当てる初期メモリ量を指定します。

0.1~メモリ容量の範囲の値を指定します。
本要素を指定する場合、動的メモリ設定を有効または未設定(L-ServerテンプレートやVM固有情報定義ファイルも含む)にする必要があります。動的メモリ設定が無効の場合、本設定値は無視されます。
省略時は、L-Server作成時またはL-Server仕様変更時で設定値が異なります。

  • 作成時

    メモリ容量が設定されます。

  • 仕様変更時

    L-Serverに設定されている値が保持されます。

VM種別が"Hyper-V"の場合に有効です。

メモリバッファー (*1、*2、*8)

(MemoryBuffer)

バッファーとして予約する空きメモリ容量(%)

(省略可)

仮想マシンに割り当てる空きメモリ量を指定します。

5~2000の整数を指定します。
本要素を指定する場合、動的メモリ設定を有効または未設定(L-ServerテンプレートやVM固有情報定義ファイルも含む)にする必要があります。動的メモリ設定が無効の場合、本設定値は無視されます。
省略時は、L-Server作成時またはL-Server仕様変更時で設定値が異なります。

  • 作成時

    "20"が設定されます。

  • 仕様変更時

    L-Serverに設定されている値が保持されます。

VM種別が"Hyper-V"の場合に有効です。

電源ONの状態でも変更できます。

メモリ割当て優先度 (*1、*2、*8)

(MemoryWeight)

メモリ割当て優先度

(省略可)

メモリ割当て優先度を指定します。

0~10000の整数を指定します。
省略時は、L-Server作成時またはL-Server仕様変更時で設定値が異なります。

  • 作成時

    "5000"が設定されます。

  • 仕様変更時

    L-Serverに設定されている値が保持されます。

VM種別が"Hyper-V"の場合に有効です。

電源ONの状態でも変更できます。

ディスク名 (*2)

(Disk name)

L-Serverに割り当てるディスク名

(省略可)

先頭半角英数字で、半角英数字、アンダースコア("_")およびハイフン("-")で構成された32文字以内の文字列を指定します。省略時は、自動生成されます。

事前に作成済みのディスクまたは保存された自動作成のディスクを指定する場合、事前に作成済みのディスク名または保存された自動作成のディスク名と同じ名前は指定しないでください。

以下の場合、無視されます。

  • 事前に作成済みのディスク名または保存された自動作成のディスク名と異なる名前をディスク名に指定した場合

  • VM種別が"RHEL-KVM"で、ディスクに対して以下を指定した場合

    • 事前作成ディスク

    • ディスク容量

ディスク番号 (*2、*3)

(DiskIndex)

L-Serverに割り当てるディスクの番号

"0"から始まる整数を指定します。

0: ブートディスク
0以外: データディスク

【VMware】
0~55の範囲で指定してください。

【Hyper-V】
0~59の範囲で指定してください。

【Xen】
0~251の範囲で指定してください。

【RHEL-KVM】
0~16の範囲で指定してください。

【Oracle VM】
L-Serverの実体がHVM(Hardware Virtualized Machine)の場合、0~7の範囲で指定してください。
L-Serverの実体がPVM(Para-Virtualized Machine)の場合、0~59の範囲で指定してください。

事前に作成済みのディスク (*2)

(DiskLink name)

L-Serverに割り当てる事前に作成済みのディスクの名前

(省略可)

すでに存在するディスクの名前を指定します。

VM種別が"RHEL-Xen"、"RHEL-KVM"、"Hyper-V"の場合に指定できます。

  • "RHEL-Xen"の場合

    ディスク番号が、"0"のディスクには指定できません。
    また、複写元のディスク名と同時に指定できません。
    1つのL-Serverに対して、事前に作成済みの同一のディスクを、複数指定はできません。
    ディスク容量と同時に指定した場合、事前に作成済みのディスク名で指定したディスクの容量が、ディスク容量に反映されます。

  • "RHEL-KVM"の場合

    1つのL-Serverに対して、事前に作成済みの同一のディスクを、複数指定はできません。
    ディスク容量と同時に指定できません。

  • "Hyper-V"の場合

    ディスク番号が、"0"のディスクには指定できません。1つのL-Serverに対して、同一のディスクを複数指定はできません。他のL-Serverで使用されているディスクを指定できません。ディスク容量と同時に指定した場合、保存された自動作成のディスク名で指定したディスクの容量が、ディスク容量に反映されます。

事前作成ディスク (*2)

(Exist)

L-Serverに割り当てるディスクが、ストレージ管理製品で事前に作成された仮想ディスクであることを指定

(省略可)

  • true

    ストレージ管理製品で事前に作成された仮想ディスクから、ディスク容量に指定された容量を持つディスクを自動選択する場合に指定します。
    VM種別がRHEL-KVMの場合、ディスク容量を指定してL-Serverへディスクを割り当てる際に必ず指定してください。

複写元のディスク名 (*3)

(DiskCopy name)

内容を複写する複写元のデータディスク名

(省略可)

データディスクの内容を複写する複写元のディスク名を指定します。

VM種別が"RHEL-Xen"の場合に指定できます。
ディスク番号が、"0"のディスクには指定できません。
事前に作成済みのディスク名と同時に指定できません。
ディスク容量と同時に指定した場合、複写元のディスク名で指定したディスクの容量が、ディスク容量に反映されます。

ディスク容量 (*2、*3)

(DiskSize)

切り出すディスクの容量

ギガバイトを単位として、小数第一位までの数値を指定します。

指定できる範囲については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「10.3.3 [ディスク]タブ」を参照してください。
ディスク番号と事前に作成済みのディスク名を同時に指定した場合、省略できます。
事前に作成済みのディスク名と同時に指定した場合、事前に作成済みのディスク名の情報が優先されます。
L-Serverでは、ディスク番号と、事前に作成済みのディスク名または複写元のディスク名を同時に指定した場合、本要素を省略できます。同時に指定した場合、事前に作成済みのディスク名または複写元のディスク名の情報が優先されます。

【Xen】
0.1~999.9の範囲で指定します。

使用するストレージの自動選択 (*2)

(From auto)

L-Serverで使用するストレージの選択先を自動選択する

(省略可)

  • true

    リソースの選択先を自動選択する場合に指定します。

  • false

    リソースの選択先を自動選択しない場合に指定します。

省略時に、"仮想ストレージリソース名"または"ストレージプール名"の指定がない場合、リソースが自動選択されます。

仮想ストレージのリソース名 (*2)

(VirtualStorage name)

L-Serverに割り当てるディスクを切り出す仮想ストレージ
ストレージプールと同時に指定された場合、本属性を優先します。

(省略可)

作成済みの仮想ストレージのリソース名を指定します。

【Hyper-V】
本要素を指定する場合、すべてのディスクで同じ仮想ストレージを指定してください。

ストレージプール名 (*2)

(Pool name)

L-Serverに割り当てるディスクを作成する仮想ストレージを抽出するリソースプール

(省略可)

作成済みのストレージプールのリソース名を指定します。

異なる階層で、同じ名前のストレージプールが存在する環境では、名前が特定できるように、階層を指定する必要があります。
リソースフォルダ/リソースプール

【Hyper-V】
本要素を指定する場合、すべてのディスクで同一のストレージプールを指定してください。

NIC番号 (*2)

(NICIndex)

L-Serverに割り当てるNIC定義を識別する番号

"0"から始まる整数を指定します。

NIC番号(NICIndex) + 1は、[L-Serverの作成]ダイアログの[基本情報]タブのネットワーク(NIC)番号に対応しています。

【VMware】
0~9の範囲で指定してください。

【Hyper-V】
0~7の範囲で指定してください。

【KVM】
0~7の範囲で指定してください。

【Xen】
0~14の範囲で指定してください。

【RHEL-KVM】
0~7の範囲で指定してください。

【Oracle VM】
0~7の範囲で指定してください。

Network名 (*2)

(NetworkLink name)

L-Serverが接続するネットワーク名

作成済みのネットワークリソース名を指定します。

ネットワークのインデックス

(NetworkLink index)

ネットワークのインデックス

ネットワークのインデックスとして"0"を指定します。

L-Server作成時、本属性は省略できます。L-Serverの仕様変更時は本属性を必ず指定してください。

MACアドレス

(MacAddress)

L-ServerのNICに割り当てるMACアドレス

以下の方法で指定できます。

<MacAddress auto="true" from="アドレスセットリソース(MACアドレス)"/>
または
<MacAddress auto="true" pool="アドレスプール"/>
または
<MacAddress auto="true"/>
MACアドレスのアドレスセットリソースに設定しているMACアドレスの範囲、または指定したアドレスプールに登録されているMACアドレスの範囲、またはアクセスできるアドレスプールに登録されているMACアドレスの範囲から自動で割り当てられます。
アドレスセットリソースとアドレスプールを同時に指定した場合、アドレスセットリソースの指定が優先されます。

  • VM種別が"RHEL-Xen"の場合

    必ず指定してください。

  • VM種別が"RHEL-KVM"の場合

    省略できます。その場合、アクセスできるアドレスプールに登録されているMACアドレスの範囲から自動で割り当てられます。
    構成定義だけのL-Serverを変更する場合、NICは変更できません。そのため、MacAddressタグは指定しないでください。

IPアドレス (*2)

(IpAddress)

L-Serverに割り当てるIPアドレス

(省略可)

以下の方法で指定できます。

<IpAddress auto="false" address="xxx.xxx.xxx.xxx"/>
IPアドレスを直接指定します。

<IpAddress auto="true"/>
ネットワークリソースに設定してあるアドレス範囲から自動で割り当てられます。
IpAddressタグを省略した場合も、ネットワークリソースに設定してあるアドレス範囲から自動で割り当てられます。

冗長性 (*1、*2、*3)

(Redundancy)

L-Serverに割り当てるサーバの冗長性

(省略可)

  • None

    冗長性なし

  • HA

    HAを設定しているサーバに配置

省略時は、"None"が設定されます。
冗長性については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「10.3.2 [サーバ]タブ」を参照してください。
VM種別に"RHEL-Xen"または"RHEL-KVM"を指定した場合、"None"だけ指定できます。

運用位置 (*1、*2、*3)

(Positioning)

L-Serverに割り当てるサーバの物理的な位置

(省略可)

  • Fixed

    物理位置固定

  • AttachAtBoot

    起動ごとに変更

省略時は、"Fixed"が設定されます。
VM種別に"RHEL-Xen"を指定した場合、"Fixed"だけ指定できます。

排他運用 (*1、*2)

(Exclusion)

物理サーバ上でほかの仮想マシンとの排他運用

(省略可)

L-Server名またはリソースフォルダー名を指定します。

階層化されているL-Server名やリソースフォルダー名を指定する場合、階層を指定する必要があります。

/フォルダー1/フォルダー2
/フォルダー1/L-Server3

アクセス範囲に含まれるリソースを指定してください。

優先度 (*1、*2)

(Priority)

リソース割当て、またはL-Server作成の優先順位

(省略可)

L-Serverを一括電源操作の対象にする場合またはリソースフォルダーのXMLを使用して、複数のL-Serverを一度に作成する場合の優先順位を1~256の範囲で指定します。

値が小さいほど、優先度が高くなります。
省略した場合、"128"が設定されます。
"0"を指定すると、一括電源操作の対象外になります。
RHEL-Xen以外のVM種別を指定した場合も、優先度が設定され、その優先度に応じて、L-Serverが作成されます。

サーバの自動解放 (*1、*2)

(Repurpose)

電源OFF時のサーバの自動解放

(省略可)

L-Serverに割り当てるサーバを電源OFF時に自動的に解放するかを指定します。

  • 自動的に解放する場合

    "true"を指定します。

  • 自動的に解放しない場合

    "false"を指定します。

本属性とL-Serverテンプレートの"サーバの自動解放"の値が省略された場合、定義ファイルに設定された値が使用されます。
定義ファイルについては、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「11.8.1 導入」を参照してください。

オーバーコミットの有効/無効 (*1、*2)

(OverCommit)

オーバーコミットの設定

(省略可)

オーバーコミットの有効/無効を設定します。

省略時は、"false"が設定されます。

  • オーバーコミットを有効にする場合

    "true"を指定します。

  • オーバーコミットを無効にする場合

    "false"を指定します。

生存監視設定 (*1、*2、*3)

(AliveMonitoring)

生存監視設定

(省略可)

  • 生存監視を有効にする場合

    "true"を指定します

  • 生存監視を無効にする場合

    "false"を指定します

省略時は、L-Server作成時に指定しなかった場合、"false"が設定されます。

使用するサーバの保持 (*2)

(From keep)

L-Serverで使用するサーバの選択先を保持

(省略可)

  • true

    リソースの選択先を保持する場合に指定します。

  • false

    リソースの選択先を保持しない場合に指定します。

指定がない場合、"true"が設定されます。

使用するサーバの自動選択 (*2)

(From auto)

L-Serverで使用するサーバの選択先を自動選択

(省略可)

  • true

    リソースの選択先を自動選択する場合に指定します。

  • false

    リソースの選択先を自動選択しない場合に指定します。

省略時に、"VMホスト"または"VMプール名"が指定された場合、"VMホスト"または"VMプール名"が優先されます。

"VMホスト"または"VMプール名"の指定がない場合、リソースが自動選択されます。

VMホストのリソース名 (*1、*2)

(VmHost name)

L-Serverに割り当てるVMを作成するVMホスト
リソースプールと同時指定された場合、本属性を優先します。

(省略可)

登録済みのVMホストのリソース名を指定します。

使用するサーバを保持しない場合、初回に割り当てたときだけ有効です。

VMプール (*1、*2)

(Pool name)

L-Serverに割り当てるVMを作成するVMホストを抽出するリソースプール

(省略可)

作成済みのVMプールのリソース名を指定します。

異なる階層で、同じ名前のVMプールが存在する環境では、名前が特定できるように、階層を指定する必要があります。
リソースフォルダー/リソースプール
使用するサーバを保持しない場合、初回に割り当てたときだけ有効です。

リソースの割当

(Allocation)

L-Serverに割り当てられたリソースの状態

(省略可)

  • true

    リソースの割当てを行う場合に指定します。

  • false

    構成定義だけ作成する場合に指定します。

本属性が省略された場合、定義ファイルに設定した値が使用されます。
定義ファイルについては、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「11.8.1 導入」を参照してください。

コンピュータ名、ホスト名 (*2、*11)

(ComputerName)

コンピュータ名、ホスト名

【VMware】
指定できる値については、「導入ガイド CE」の「E.2.5 セットアップ」を参照してください。

【Hyper-V】
指定できる値については、「導入ガイド CE」の「E.3.4 セットアップ」を参照してください。

【Xen】
ホスト名だけ指定できます。

フルネーム (*2、*11)

(FullName)

Windowsの業務OSで使用するフルネーム

【VMware】
指定できる値については、「導入ガイド CE」の「E.2.5 セットアップ」を参照してください。

【Hyper-V】
指定できる値については、「導入ガイド CE」の「E.3.4 セットアップ」を参照してください。

製品キー (*2、*11)

(ProductKey)

Windowsの製品キー

管理者パスワード (*2、*11)

(AdminPassword)

Windowsの業務OSで使用するadministratorのパスワード

ライセンスモード (*2、*11)

(CAL)

Windowsに設定するクライアントアクセスライセンス

最大接続数 (*2、*11)

(CALMaxConnection)

Windowsに設定する接続クライアント数

組織名 (*2、*11)

(OrganizationName)

Windowsの業務OSに設定する組織名

ドメイン名 (*2、*11)

(DomainName)

業務OSで使用するドメイン名

DNS検索パス (*2、*11)

(DNSSearchPath)

Linuxの業務OSで使用するDNSの検索パス

複数指定する場合、タグを複数記載します。

<DNSSearchPaths>
<DNSSearchPath>DNS検索パス1</DNSSearchPath>
<DNSSearchPath>DNS検索パス2</DNSSearchPath>
</DNSSearchPaths>

【VMware】
指定できる値については、「導入ガイド CE」の「E.2.5 セットアップ」を参照してください。

【Hyper-V】
指定できる値については、「導入ガイド CE」の「E.3.4 セットアップ」を参照してください。

NICのインデックス (*2、*11)

(DNSServer nic)

DNSを設定するNICのインデックス

DNSのIPアドレスを設定するNICのインデックスを指定します。

  • 業務OSがWindowsの場合

    本インデックスが必要です。

  • 業務OSがLinuxの場合

    nic属性を指定しないでください。

0~9の範囲で指定してください。

DNSのIPアドレス (*2、*11)

(DNSServer ip)

DNSのIPアドレス

  • 業務OSがWindowsの場合

    各NICに対して設定するDNSのIPアドレスを指定します。

  • 業務OSがLinuxの場合

    システムに対して設定するDNSのIPアドレスを指定します。

タイムゾーン (*2、*11)

(TimeZone)

業務OSのタイムゾーン

  • Windows業務OSで、指定できるタイムゾーンについては、Microsoft社のWebサイトを参照してください。(*12)
    "Index"カラムの値を、10進数に変換して指定するか、"Time"カラムの値を指定します。

  • Linux業務OSで、指定できるタイムゾーンの例は、以下のとおりです。これ以外の設定できる値については、timeconfigなどOSが提供するコマンドで表示される情報を参照し、指定してください。

    • Asia/Tokyo

    • US/Pacific

    • US/Central

    • US/Eastern

    • Europe/Berlin

    • Europe/Amsterdam

    • Europe/London

    • Asia/Seoul

    • Asia/Hong_Kong

    • Australia/Canberra

    それぞれ、以下の地域を指します。

    • 東京: Asia/Tokyo

    • US/太平洋標準時: US/Pacific

    • US/中央標準時: US/Central

    • US/東部標準時: US/Eastern

    • ドイツ/ベルリン: Europe/Berlin

    • アムステルダム: Europe/Amsterdam

    • ロンドン: Europe/London

    • ソウル: Asia/Seoul

    • 香港: Asia/Hong_Kong

    • キャンベラ: Australia/Canberra

ハードウェア時計設定 (*2、*11)

(HardwareClock)

Linuxの業務OSで使用する時計設定

【VMware】
指定できる値については、「導入ガイド CE」の「E.2.5 セットアップ」を参照してください。

【Hyper-V】
指定できる値については、「導入ガイド CE」の「E.3.4 セットアップ」を参照してください。

*1: L-Serverの変更により、値を変更できます。L-Serverテンプレート名の変更や、指定したL-Serverテンプレートの内容を変更しても、L-Serverの構成は変更されません。OS種別は、OSをインストールしていない状態でだけ変更するようにしてください。
*2: 構成定義だけ作成済み(defined)のL-Serverの変更により、値を変更できます。なお、構成定義だけ作成済みのL-Serverを変更する場合、変更しない情報もすべて記載する必要があります。
*3: L-Serverテンプレートを使用しない、またはL-Serverテンプレートで指定した値を使用しない場合に指定します。
*4: 設定できる値については、以下のヴイエムウェア社のWebサイトで確認してください。

ヴイエムウェア社のWebサイト

URL:
http://www.vmware.com/support/developer/vc-sdk/visdk400pubs/ReferenceGuide/vim.vm.GuestOsDescriptor.GuestOsIdentifier.html (2012年2月時点)

*5: rcxadm lserver modifyコマンドで変更します。rcxadm lserver modifyコマンドについては、「1.3.1 rcxadm lserver」を参照してください。
*6: VMwareの場合、変更できます。
*7: L-ServerのVM種別がVMwareの場合、指定された値が反映されます。
*8: L-ServerのVM種別がHyper-Vの場合、指定された値が反映されます。
*9: 指定できる値については、ヴイエムウェア社の「vSphere リソース管理ガイド」の記述を参照してください。

以下のURLから該当するバージョンのドキュメントを参照してください。

URL: http://www.vmware.com/jp/support/pubs/vs_pubs.html (2012年2月時点)

*10: 省略した場合、メモリ予約容量はメモリ容量と同じ値となり、メモリのオーバーコミットを使用しない設定になります。メモリのオーバーコミットを使用する場合は値を指定してください。
*11: イメージ配付後に行う個別情報です。OSプロパティ定義ファイルが存在しない場合や、記載済みの値を変更する場合だけ指定します。Oracle VMでは、個別に指定できません。指定されても無視されます。
*12: 以下のMicrosoft社のWebサイトを参照してください。

Microsoft社のWebサイト

URL: http://support.microsoft.com/kb/973627/en-us/ (2012年2月時点)

*13: 電源ONの状態で変更した場合、ゲストOSによっては、動作に問題が発生する場合や、変更が認識されない場合があります。

  • L-Serverテンプレートを使用し、クローニングイメージを配付しないL-Serverを作成

    <?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
    <Resources>
      <LServer name="first_server">
        <TemplateLink name="small"/>
        <ServerType>Virtual</ServerType>
        <OSType>Red Hat Enterprise Linux 5 (32-bit)</OSType>
        <NICs>
          <NIC>
            <NICIndex>0</NICIndex>
              <NetworkLinks>
                <NetworkLink name="net01"/>
              </NetworkLinks>
          </NIC>
        </NICs>
      </LServer>
    </Resources>
  • L-Serverテンプレートを使用し、クローニングイメージを配付するL-Serverを作成(OSプロパティ定義ファイルを設定済み)

    <?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
    <Resources>
      <LServer name="second_server">
        <TemplateLink name="small"/>
        <ServerType>Virtual</ServerType>
        <ServerImageLink name="/ImagePool/master_image"/>
        <NICs>
          <NIC>
            <NICIndex>0</NICIndex>
              <NetworkLinks>
                <NetworkLink name="net01"/>
              </NetworkLinks>
          </NIC>
        </NICs>
        <OSSetting>
          <ComputerName>host2</ComputerName>
        </OSSetting>
      </LServer>
    </Resources>
  • L-Serverテンプレートを使用せず、Linuxのクローニングイメージを配付するL-Serverを作成(OSプロパティ定義ファイルを設定済み)

    <?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
    <Resources>
      <LServer name="L-Server">
        <ServerImageLink name="/ImagePool/RHEL5"/>
        <ServerType>Virtual</ServerType>
        <CPU>
          <CPUPerf>1.0</CPUPerf>
          <NumOfCPU>1</NumOfCPU>
        </CPU>
        <Memory>
          <MemorySize>2</MemorySize>
        </Memory>
        <Disks>
          <Disk>
            <DiskIndex>0</DiskIndex>
            <DiskSize>20.0</DiskSize>
          </Disk>
          <Disk>
            <DiskIndex>1</DiskIndex>
            <DiskSize>30.0</DiskSize>
          </Disk>
        </Disks>
        <NICs>
          <NIC>
            <NICIndex>0</NICIndex>
            <NetworkLinks>
              <NetworkLink name="net01"/>
            </NetworkLinks>
          </NIC>
        </NICs>
        <Policy>
          <Redundancy>None</Redundancy>
          <Positioning>Fixed</Positioning>
        </Policy>
        <OSSetting>
          <ComputerName>host1</ComputerName>
          <DomainName>xx.zz.yy</DomainName>
          <DNSSearchPaths>
            <DNSSearchPath>10.20.30.40</DNSSearchPath>
          </DNSSearchPaths>
        </OSSetting>
      </LServer>
    </Resources>
  • リソースフォルダーまたはテナントフォルダー配下にL-Serverを作成

    <?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
    <Folder name="リソースフォルダー名またはテナントフォルダー名">
      <LServer name="L-Server名" label="ラベル">
        ...
      </LServer>
    </Folder>
    表2.6 リソースフォルダーまたはテナントフォルダー配下にL-Serverを作成する場合のXML指定項目一覧

    要素名

    説明

    取り得る値、または例

    リソースフォルダー名またはテナントフォルダー名 (*1)

    (Folder name)

    L-Serverを配置するリソースフォルダーまたはテナントフォルダーの名前

    (省略可)

    階層指定を行う場合、以下のように記載します。

    リソースフォルダー/リソースフォルダー
    テナントフォルダー名/リソースフォルダー名
    リソースフォルダー名/テナントフォルダー名

    *1: L-Serverをリソースフォルダーまたはテナントフォルダー階層下に作成する場合に指定します。

  • L-Serverテンプレート(RHEL-Xen用)を使用し、クローニングイメージを配付せず、特定のホスト上でL-Serverを作成(NICは1つ)

    <?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
    <Resources>
      <LServer name="first_server">
        <TemplateLink name="template1"/>
        <ServerType>Virtual</ServerType>
        <OSType>Linux</OSType>
        <NICs>
          <NIC>
            <NICIndex>0</NICIndex>
            <NetworkLinks>
              <NetworkLink name="net01"/>
            </NetworkLinks>
            <MacAddress auto="true" from="mac_address_set"/>
          </NIC>
        </NICs>
        <From>
          <VmHost name="vmhost1"/>
        </From>
      </LServer>
    </Resources>
  • L-Serverの詳細情報から別のL-Serverを作成

    以下の情報を変更します。

    • LServerタグのnameを変更する

    • DiskLink、MacAddress、およびDiskタグのnameを削除する

    • IpAddressタグを削除し、NetworkLinkタグを空要素タグに変更する

    • OSSettingタグを追加する

      NetworkLinkタグのnameに何も記載されていない場合、適切なネットワークリソース名を記載する。

    以下は、Linuxのクローニングイメージを配付して作成したL-Serverの詳細情報から、同一構成のL-Serverを作成する際の例です。

    Windowsのクローニングイメージを配付する場合、上記のXML定義を参考に変更してください。

    <?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
    <Resources>
    <LServer name="L-Server2" id="rctest_1220" label="">
      <Comment></Comment>
      <TemplateLink name="sample_small" id="rctest_23" />
      <ServerType>Virtual</ServerType>
      <VMType>VMware</VMType>
      <OSType>Red Hat Enterprise Linux 5 (32-bit)</OSType>
      <CPU>
        <CPUArch>IA</CPUArch>
        <CPUPerf>1.0</CPUPerf>
        <NumOfCPU>1</NumOfCPU>
      </CPU>
      <Memory>
        <MemorySize>1.0</MemorySize>
      </Memory>
      <Disks>
          <Disk>
            <DiskIndex>0</DiskIndex>
            <DiskSize>10.0</DiskSize>
          </Disk>
      </Disks>
      <NICs>
        <NIC>
          <NICIndex>0</NICIndex>
          <MacAddress>00:50:56:8c:0b:2e</MacAddress>
          <NetworkLinks>
            <NetworkLink name="vnet30" index="0" vlan_mode="tagged" id="rctest_1123" >
              <IpAddress auto="true" address=""/>
            </NetworkLink>
          </NetworkLinks>
        </NIC>
      </NICs>
    <ExternalIdentifier>42114bec-d26d-0c3d-c9aa-080a0c40d020</ExternalIdentifier>
      <Current>
            <VmHost name="gekkou-pri" id="rctest_62" />
            <VmGuest name="L-Server1-75" id="rctest_1224" />
      </Current>
      <ExternalProfile/>
      <ServerImageLink name="/ImagePool/pool" version="1" id="rctest_132" />
      <Policy>
        <Redundancy>None</Redundancy>
        <Positioning>Fixed</Positioning>
        <Exclusion></Exclusion>
        <Priority>128</Priority>
        <Repurpose>false</Repurpose>
      </Policy>
      <Status>
        <ResourceStatus>stop</ResourceStatus>
        <PowerStatus>off</PowerStatus>
        <AllocationStatus>attached</AllocationStatus>
        <MaintenanceMode>active</MaintenanceMode>
        <Resources>allocated</Resources>
        <ServerAllocationStatus>true</ServerAllocationStatus>
        <DiskAllocationStatus>true</DiskAllocationStatus>
        <AddressAllocationStatus>true</AddressAllocationStatus>
      </Status>
      <OSSetting>
        <DNSSearchPaths>
          <DNSSearchPath>10.20.30.40</DNSSearchPath>
        </DNSSearchPaths>
      </OSSetting>
    </LServer>
    </Resources>