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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.0.0 リファレンスガイド インフラ管理者編 (リソース管理)

3.1.12 672XX系

ここでは、672XX系のメッセージについて説明します。

67209

FJSVrcx:ERROR:67209:obj:already in use

[説明]

objのIPアドレスまたはMACアドレスがほかで使用されているため、指定できません。

その他に、以下の場合があります。

  • objがすでに使用されています。

    • ネットワークリソースで対象外とするIPアドレスとして、すでに除外されているアドレス(管理サーバ、管理対象サーバ、ネットワークアドレス、ブロードキャストアドレス)を指定した場合を含みます。

    • 指定されたディスクリソースはL-Serverが使用しています。L-Serverが使用しているディスクリソースは、サイズやパスを変更できません。

    • 指定したディスクリソースはL-Serverが使用しています。または、ストレージプールに登録されています。そのためディスクの登録を解除できません。

  • obj内に"mac_address="に記述されているMACアドレスがすでに使用されています。

[対処]

指定したオプション引数を見直したあと、再操作してください。

本メッセージが出力された場合、登録済みの以下の機器で同じIPアドレスまたはMACアドレスが使用されている可能性があります。

  • シャーシ

  • LANスイッチ

  • ネットワークデバイス

  • 管理サーバ

  • 管理対象サーバ

  • 電力監視デバイス

その他の場合、以下の対処を行ってください。

  • objがすでに使用されている場合

    以下のどれかを行ってください。

    • 指定したオプション引数を見直したあと、再操作してください。

    • objをL-Serverから取り外してください。

    • ストレージプールからobjの登録を解除してください。

  • obj内に"mac_address="に記述されているMACアドレスがすでに使用されている場合

    指定したMACアドレスを見直したあと、再操作してください。


67210

FJSVrcx:ERROR:67210:obj:is busy

[説明]

ほかの処理を実行中のため、要求された処理を実行できません。

[対処]

objで表示された内容に従って、対処を行ってください。

  • objがネットワークリソースの場合

    しばらく時間をおいたあと、再操作してください。ネットワークリソースに接続しているL-Serverを削除したあと、再操作してください。

  • objが"Manager task"の場合

    管理サーバの動作状態を確認し、実行中の操作終了後に、再操作してください。

    管理サーバが停止中に本メッセージが表示された場合、管理サーバで実行中の操作がデータベースに残っている可能性があります。管理サーバを起動し管理サーバで実行中の操作を完了させるか、採取済みの構成定義情報をリストアしたあと、再操作してください。

  • LANスイッチブレード名の場合

    objに表示されているLANスイッチブレードを使用しているネットワークリソースが存在します。使用中のネットワークリソースを削除したあと、再操作してください。

  • objが上記以外の場合

    しばらく時間をおいたあと、再操作してください。


67214

FJSVrcx:ERROR:67214:obj:system image does not exist

[説明]

管理対象サーバのシステムイメージが存在しないか、指定したバージョンのシステムイメージが存在しません。または管理対象サーバのスナップショットが存在しないか、指定したバージョンのスナップショットが存在しません。

[対処]

該当する管理対象サーバのシステムイメージまたはスナップショットを確認してください。
バージョンの指定が誤っていた場合、正しいバージョンを指定して、再操作してください。
また、イメージファイルが同期されていない場合があります。「導入ガイド CE」の「7.2 マネージャーの起動と停止」を参照して、マネージャーのサービスを再起動してください。


67220

FJSVrcx:ERROR:67220:spare server not found.

[説明]

条件に一致する予備サーバが存在しません。または、指定した予備サーバが以下の条件に一致していません。

「メッセージ集 VE」の「メッセージ番号 67220」に記載されている説明を参照してください。

  • 物理L-Serverがサーバ切替えをしている場合

    指定された予備サーバのリソースプールに、予備サーバとして使用できる物理サーバのリソースがありません。

[対処]

  • 予備サーバとして指定したサーバプールにある物理サーバが、以下のすべての条件と同等、またはそれ以上であるか確認してください。

    • CPU数

    • CPUクロック数

    • メモリサイズ

    • NIC数

    • FC接続パターンに記載されるFC数

  • 「メッセージ集 VE」の「メッセージ番号 67220」に記載されている対処を参照してください。

  • 物理L-Serverがサーバ切替えをしている場合

    対象のL-Serverに設定した予備サーバのリソースプールに、物理サーバのリソースを追加登録してください。

  • 定義ファイルに記述した値と、実際のサーバの構成情報が異なっている可能性があります。

    正しい値を記述しているか確認してください。
    定義ファイルについては、「導入ガイド CE」の「付録I 定義ファイル」を参照してください。

  • FC接続パターンに記載されるFC数を満たした物理サーバが見つかりません。

    物理サーバのFC情報を取得するためには「導入ガイド_4.3.1.2 ストレージの構成」を参照してください


67225

FJSVrcx:ERROR:67225:IP address is invalid

[説明]

「メッセージ集 VE」の「メッセージ番号 67225」に記載されている説明を参照してください。
ただし本製品では、rcxvmdiskagtコマンドを実行した際に本メッセージが出力される場合があります。

[対処]

「メッセージ集 VE」の「メッセージ番号 67225」に記載されている対処を参照してください。

rcxvmdiskagtコマンドを実行時に本メッセージが表示された場合、以下の対処を行ってください。

  • 指定したIPアドレスが、VMホストの管理LANのIPアドレスか確認したあと、再操作してください。


67252

FJSVrcx:ERROR:67252:password decryption error

[説明]

パスワードの復号化に失敗しました。

[対処]

  • 構成定義ファイルの読込み時に出力された場合

    "encrypted"(暗号化されているパスワード)を指定しているリソース定義行に、パスワードが暗号化された文字列で設定されているか確認してください。

    構成定義ファイルについては、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「付録A 一括設定用の構成定義ファイル(CSV形式)」を参照してください。

  • ネットワーク構成情報ファイルの読込み時に出力され、PasswordEncryptionタグに"true"が指定されている場合

    PasswordタグまたはPrivilegedPasswordタグに暗号化された文字列が設定されているか確認してください。

    ネットワーク構成情報ファイルについては、「2.6.1 作成」を参照してください。

    上記の対処を行っても問題が解決しない場合、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


67255

FJSVrcx:ERROR:67255:option:not supported

[説明]

指定されたオプションoptionがサポートされていません。

「メッセージ集 VE」の「メッセージ番号 67255」に記載されている説明を参照してください。

ただし本製品では、以下の場合があります。

  • 物理L-Serverを作成した際、optionに"NICs.NIC.NetworkLinkfor NICIndex(num)"が表示される場合

    表示されるNICに対して、ネットワークリソースは指定できません。
    なお、NICIndex(num)として表示される番号は、L-Server作成時の番号から1を引いた数になります。

  • optionに"-system"または"-force"が表示された場合

    rcxadm lserver attachコマンドまたはrcxadm lserver detachコマンドで操作しようとしたディスクリソースが属するストレージ装置は、ストレージの運用系/待機系の切替えで使用されるrcxadm lserverコマンドの-systemオプションと-forceオプションをサポートしていないため、-systemオプションまたは-forceオプションは指定できません。

  • optionに"resource"が表示された場合

    以下のどちらかの可能性があります。

    • 指定されたリソースが移動対象ではない

    • リソースがオーケストレーションツリーに登録されていない

  • optionに"-deny deldisk"が表示された場合

    指定したL-Serverでは、仮想ストレージから切り出されたディスクを削減するときに-deny deldisk (削除しない)は、指定できません。

[対処]

指定したオプションを見直したあと、再操作してください。

「メッセージ集 VE」の「メッセージ番号 67255」に記載されている対処を参照してください。

ただし本製品では、以下の場合があります。

  • 物理L-Serverを作成した際、optionに"NICs.NIC.NetworkLinkfor NICIndex(num)"が表示される場合

    ネットワークリソースの指定を見直したあと、再操作してください。

  • optionに"-system"または"-force"が表示された場合

    ストレージの運用系/待機系を切り替えようとしているストレージ装置に誤りがないか、またはレプリケーション定義ファイルの内容を確認してください。

  • optionに"resource"が表示された場合

    移動できるリソースを指定してください。また、オーケストレーションツリーに未登録のリソースはリソースプールに登録してください。

  • optionに"-deny deldisk"が表示された場合

    仮想ストレージから切り出されたディスクを指定したL-Serverから削減すると、そのディスクは削除されます。削減するには、-allow deldisk オプションを指定して、再操作して下さい。

    -deny deldisk オプションを指定できるのは、物理L-Server、および、VM種別がHyper-Vの仮想L-Serverからディスクを削減する場合だけです。


67268

FJSVrcx:ERROR:67268:filename:no such file or directory

[説明]

filenameで指定されたファイルまたはディレクトリが存在しません。

[対処]

存在するファイルまたはディレクトリを指定してください。


67280

FJSVrcx:ERROR:67280:obj:function not supported. detail

[説明]

「メッセージ集 VE」の「メッセージ番号 67280」に記載されている説明を参照してください。

detailには、以下の情報が表示されます。

  • "power-off"の場合

    functionで表示された機能は、現在の電源の状態(power-off)では、行えません。

  • "The last pool_type pool cannot be deleted."の場合

    objで表示された操作対象のリソースは、リソースプール種別pool_typeで最後のリソースプールのため、削除できません。

  • "pool type mismatched"の場合

    objで表示された操作対象のリソースは、登録できるリソース種別ではないため、リソースプールに登録できません。

  • "already exists in pool name"の場合

    objで表示された操作対象のリソースは、すでにpool nameに登録されているため、リソースプールに登録できません。

  • "boot disk"の場合

    ブートディスクは、削除できません。

  • "invalid Redundancy"の場合

    functionで表示された機能は、HA機能が無効なVMホストにL-Serverが配置されているため、行えません。
    操作対象のリソースに、VMware FTが設定されているため、functionを実行できません。
    または、操作対象のリソースに、VMware FTを設定できないため、functionを実行できません。

  • "Network pool,Address pool,and Image pool"の場合

    操作対象のリソースは、L-Serverテンプレートごとに作成できるL-Server数に換算できません。

  • "VirtualStorage[virtual storage...]"、"Pool[storage pool...]"、"VirtualStorage[virtual storage],Pool[storage pool]"の場合

    virtual storageには、仮想ストレージ名が表示されます。
    storage poolには、ストレージプール名が表示されます。
    functionで表示された機能は、システムディスクとデータディスクで異なる仮想ストレージまたはストレージプールを指定できません。

  • "vmhost[vmtype]"の場合

    vmhostには、VMホスト名が表示されます。
    vmtypeには、vmhostのVM種別が表示されます。
    L-ServerのVM種別と移動先に指定されたVMホストのVM種別が異なっている場合、マイグレーションは行えません。

  • "spare server"の場合

    操作対象のリソースは予備サーバのため、サーバプールに登録できません。

  • "some settings exist"の場合

    操作対象のリソースはOSインストール済み、またはI/O仮想化など何らかの設定がされているため、サーバプールに登録できません。

  • "VMType"、"Model"、"CPU"、"Memory"、"Policy.Positioning"、"NICs"、"Disks.Disk.type"、"Policy.SpareSelection"、"CPU.NumOfCPU"、"CPU.CPUPerf"、"Memory.MemorySize"、"FCConnectionPattern"の場合

    L-Serverテンプレートに指定された上記タグをサポートしていないため、インポートできません。
    なお、物理L-Server用のL-Serverテンプレートのインポートで、以下のタグが表示された場合、XMLファイルに記載されたほかのタグとの組合せに矛盾があります。

    • CPU

    • Memory

    • CPU.NumOfCPU

    • CPU.CPUPerf

    • Memory.MemorySize

    • Disks.Disk.type

  • "Not connected PhysicalServer"の場合

    物理サーバの用途変更により物理サーバが接続されていない状態であるため、オペレーションが実行できません。

  • "VIOM"の場合

    objで表示されたサーバには、すでにVIOMによる仮想化方式が設定されているため、HBA address renameの設定はできません。

  • "Not Physical Server"の場合

    物理L-Serverの場合だけ本コマンドを実行できます。
    物理L-Serverに対して本コマンドを実行してください。

  • "setting VIOM server profile"の場合

    objで表示されたサーバを搭載したシャーシには、すでにHBA address renameによる仮想化方式が設定されたサーバが存在するため、VIOMの設定はできません。

  • "Network Parameter Auto-Configuration is enabled"の場合

    業務LANのIPアドレス設定に失敗しました。ROR VEのネットワークパラメーター設定が有効になっているため、指定したクローニングイメージを使用できません。

  • "Invalid target network admin LAN"の場合

    業務LANのIPアドレス設定に失敗しました。管理LANに対してIPアドレスを設定できません。

  • "Target network overlaps with admin LAN"の場合

    業務LANのIPアドレス設定に失敗しました。管理LANと同じネットワークを業務LANに対して設定できません。

  • "Target network overlaps with admin LAN"以外の場合

    objで利用できない機能、または状態が不正なため利用できない機能を利用しようとしています。

  • "Invalid agent version"の場合

    業務LANのIPアドレス設定に失敗しました。ServerView Resource Orchestrator V2.2.1以前のエージェントがインストールされているため、指定したクローニングイメージでは業務LANのIPアドレス設定ができません。
    物理L-Server作成時にRed Hat Enterprise Linuxのイメージを指定する場合、IPアドレスの自動設定は対応していません。
    作成されたL-Serverを使用する場合、業務LANのIPアドレスを手動で設定してください。

  • "disk link"の場合

    ディスク番号0に対して、XMLでDiskLinkタグを指定できません。

  • "disk copy"の場合

    ディスク番号0に対して、XMLでDiskCopyタグを指定できません。

  • "disk link, copy"の場合

    1つのディスクに対して、XMLでDiskLinkタグとDiskCopyタグを同時に指定できません。

  • "disk type"の場合

    ディスク番号0以外に対して、typeに指定した値を設定できません。

  • "DiskLink"、"DiskCopy"の場合

    L-Server作成時に指定された上記のタグをサポートしていないため、L-Serverを作成できません。

  • "MacAddress"の場合

    functionで表示されたL-Serverの機能が、指定された上記のタグをサポートしていないため、実行できません。

  • "release MacAddress"、"reserve MacAddress"の場合

    【KVM】
    以下の操作をサポートしていないため、NICの追加と削除、およびVM種別の変更はできません。

    • 仮想L-Serverの構成定義情報の変更時、本製品のアドレスプールからMACアドレスを割り当てる

    • 本製品のアドレスプールから割り当てた、MACアドレスを解放する

  • "illegal disk type"の場合

    指定したディスクリソースがVMゲスト用のディスクリソースではないため、設定を変更できません。

  • "disk unregistration"の場合

    設定変更操作でディスクリソースの登録を解除しようとしています。

  • "Not Virtual Machine"または"Physical Server"の場合

    物理L-Serverの場合、利用できません。

  • "already in use"の場合

    すでにL-Serverで使用中の占有ディスクを、ほかのL-Serverへ増設できません。

  • "last"、"logical server not found"の場合

    操作対象のリソースがサポートしていないオプションを指定したため、functionを実行できません。

  • "hierarchizing of Tenant folder"の場合

    テナントフォルダーの階層化はサポートされていないため、テナントフォルダー配下にテナントフォルダーの作成と移動はできません。

  • "invalid Repurpose"の場合

    操作対象のリソースは、detailのXMLタグをサポートしていないため、functionを実行できません。

  • "already in use"の場合

    すでにL-Serverで使用中の仮想マシン、物理サーバおよび占有ディスクを、ほかのL-Serverへ接続できません。

  • "VM Type"、"VMType"、"VM type"の場合

    objで表示された操作対象のリソースは、functionをサポートしていないサーバ仮想化ソフトウェアです。

    【VMware】
    VMware ESXiの場合、以下の操作はサポートしていません。

    • バックアップ

    【Xen】
    以下の操作はサポートしていません。

    • オーバーコミット

    【Oracle VM】
    以下の操作はサポートしていません。

    • クローニングイメージを指定しないL-Serverの作成

    • オーバーコミット

  • "illegal disk type"の場合

    ディスクの属性をサポートしていません。

  • "not creatable storage"の場合

    対象のストレージ装置で、ディスクリソースは自動生成できません。

  • "can not delete the static disk"の場合

    事前に作成されたLUNは削除できません。

  • "VIOM is required"の場合

    複数のストレージ筺体から物理L-Serverにディスクリソースを割り当てる場合、VIOMが必要です。

  • "subnet"の場合

    マネージャーから直接接続されている管理LANのリソースのサブネットアドレスは変更できません。

  • "mask"の場合

    マネージャーから直接接続されている管理LANのリソースのサブネットマスクは変更できません。

  • "DefaultGateway"の場合

    マネージャーから直接接続されている管理LANのリソースのデフォルトゲートウェイは変更できません。

  • objが"network_resource_name"で、detailが"AddressSet"の場合

    マネージャーが直接接続している管理LANのリソースのサブネットアドレスは、指定できません。

  • objが"network_resource_name"で、detailが"ManagementLanSubnet"の場合

    業務LANリソースに、管理LANのサブネットアドレスを使用できません。
    ネットワークリソース種別を指定する<Type>タグを設定せずに、<ManagementLanSubnet>タグを指定できません。

  • objが"network_resource_name"で、detailが"Pool"の場合

    ネットワークリソースの設定変更時に指定できないPoolタグが指定されています。

  • objが"network_resource_name"で、detailが"Vlanautosetting"の場合

    外部接続ポートのVLAN自動設定フラグは変更できません。

  • objが"UserGroup"で、detailが"supervisor group"の場合

    "supervisor"グループへの編集と削除はできません。

  • "Pool"の場合

    リソースプールは指定できません。

  • "Type"の場合

    ネットワークリソース種別は指定できません。

  • "Vlanid"の場合

    VLAN IDは指定できません。

  • "other tenant folder"の場合

    電源ON状態のL-Serverが使用中のリソースは、ほかのテナントへ移動できません。
    リソースを使用しているL-Serverを停止したあと、リソースを移動してください。

    移動できないリソースは以下のとおりです。

    • 電源ON状態のL-Server

    • 電源ON状態のL-Serverを含むフォルダー

    • 電源ON状態のL-Serverで使用しているリソースプール

    • 電源ON状態のL-Serverで使用しているリソースプールを含むフォルダーまたはリソースプール

  • "The resources used are permission denied."の場合

    objで表示されるL-Serverが使用しているリソースの中で、アクセス権をもたないものがあります。
    L-Serverが使用するリソースの状態を確認してください。

  • "storage is not configured properly"の場合

    functionで表示された機能は、ストレージが適切に構成されていないため実行できません。

  • "unknown disk"の場合

    操作対象のリソースには、不明なディスクが存在するため、functionを実行できません。

  • "converted vm"または"converted server"の場合

    操作対象のリソースは、構築済みの物理サーバまたは仮想マシンと関連しているL-Serverのため、functionを実行できません。

  • "secondary vm of VMware FT"の場合

    操作対象のリソースは、VMware FTのセカンダリ仮想マシンのため、functionを実行できません。

  • "exist spare server settings"の場合

    操作対象のリソースは、予備サーバの設定が行われている物理サーバのため、functionを実行できません。

  • "agent is not registered"の場合

    エージェントが登録されていないため、functionは実行できません。

  • "Server pool,Storage pool,Network pool,Address pool,and Image pool"の場合

    VMプールに対して有効な操作です。
    操作対象のリソースは、リソースプールに登録されているリソース配下の要素を表示できません。
    操作対象のリソースは、VMプールではないためHA構成時のリザーブ情報を表示できません。

  • "Storage pool,Network pool,Address pool,and Image pool"の場合

    VMプール、サーバプールに対して有効な操作です。
    操作対象のリソースは、L-Serverとの関連付けた表示ができません。

  • "VM pool,Server pool,Storage pool,Network pool,and Address pool"の場合

    イメージプールに対して有効な操作です。
    操作対象のリソースは、イメージ情報を表示できません。

  • リソースプールへのリソース登録で、"force"が表示された場合

    サーバプール以外でforceオプションはサポートしていないため、functionを実行できません。

  • "Dynamic Memory is enabled"の場合

    操作対象のリソースは、動的メモリの設定が有効になっています。
    動的メモリが有効になっているL-Serverに対して、メモリ容量の変更はできません。

  • "Exist"の場合

    VM種別がKVM以外の場合、Existタグは指定できません。

  • "DiskLink and ServerImageLink.disk cannot be specified at the same time"の場合

    仮想L-Server作成時に「イメージ指定時のディスク配付設定」をしたL-Serverテンプレートを指定した場合、仮想ストレージから切り出され保存されたディスクを同時に指定できません。

  • "remaining disk"の場合

    指定したL-Serverでは、仮想ストレージから切り出され保存されたディスクを指定できません。仮想L-ServerのVM種別がHyper-Vの場合だけ、仮想ストレージから切り出され保存されたディスクを指定できます。

  • "L-Server with snapshot"の場合

    スナップショットが採取されているL-Serverでは、保存された仮想ディスク(仮想ストレージから切り出されたディスク)を追加できません。

  • "not connectable disk resource from VM host"の場合

    L-Serverが配備されたVMホストから接続できない仮想ディスクは指定できません。

  • "disk with snapshot"の場合

    スナップショットが採取されているディスクに対して、deny_deldisk=true(削除しない)は指定できません。

  • "product version of VM management software"の場合

    Microsoft(R) System Center 2012 Virtual Machine Manager 以降にアップグレードしていない環境で、以下の操作をしました。

    • L-Serverに対して、仮想ストレージから切り出し保存されたディスクを接続した

    • L-Serverに対して、仮想ストレージから切り出されたディスクを削減した(削除しない)

  • "disk size, exist"の場合

    VM種別がKVMで、DiskSizeタグを指定した場合、Existタグに"true"を指定してください。

  • "disk link, exist"の場合

    事前に作成済みのディスクリソースを指定した場合、Existタグに"false"は指定できません。

  • "L-Platform"、"Folder"、"Tenant Folder"の場合

    functionで表示された機能は、L-Platformに対しては行えません。

  • "Folder.[tag name]"の場合

    指定されたリソースはリソースフォルダー、L-Platformに作成できません。

  • "belongs to L-Platform"の場合

    functionで表示された機能は、L-Platformの配下にあるリソースに対しては行えません。

  • "can not belongs to L-Platform"の場合

    対象のリソースをL-Platformの配下に作成、移動させることはできません。

  • "deny_deldisk=true is specified"の場合

    指定したL-Serverでは、仮想ストレージから切り出されたディスクを削減するときにdeny_deldisk=true (削除しない)は、指定できません。

  • "HBA address rename cannot use FCConnectionPattern."の場合

    HBA address renameサービスが設定されている環境では「FC接続パターン」は使用できません。

  • "The resource is registered in pool"の場合

    objで表示されたサーバはリソースプールに登録されているため、ブートエージェントを変更できません。

  • "agent not available"の場合

    objで表示された操作対象の管理対象サーバはエージェントを利用できないサーバであるため、functionの機能は利用できません。

  • "agent available"の場合

    objで表示された操作対象の管理対象サーバはエージェントを利用できるサーバとして登録されているため、エージェントを利用できないVMホストとして登録できません。

  • "HA is required for AliveMonitoring"の場合

    生存監視を有効にした場合、Redunancyタグに"None"は指定できません。

[対処]

  • objが"Target network overlaps with admin LAN"の場合

    物理L-Serverを作成したあと、IPアドレスを手動で設定してください。管理LANと業務LANは異なるネットワークに設定してください。

  • objが"Target network overlaps with admin LAN"以外の場合

    対処は必要ありません。

  • detailが"VMType"、"Model"、"CPU"、"Memory"、"Policy.Positioning"、"NICs"、"Disks.Disk.type"、"Policy.SpareSelection"、"CPU.NumOfCPU"、"CPU.CPUPerf"、"Memory.MemorySize"、"FCConnectionPattern"の場合

    上記タグを使用していないかL-Serverテンプレートを見直し、再操作してください。

    なお、以下のタグが表示された場合はXMLファイルを見直し、再操作してください。

    • CPU

    • Memory

    • CPU.NumOfCPU

    • CPU.CPUPerf

    • Memory.MemorySize

    • Disks.Disk.type

  • objが"network_resource_name"で、detailが"AddressSet"の場合

    管理LANのサブネット名を指定して再実行してください。

  • objが"network_resource_name"で、detailが"ManagementLanSubnet"の場合

    管理LANと業務LANのサブネットに異なる値を指定して再実行してください。
    管理LANサブネットを利用して管理LAN用のネットワークリソースを作成する場合、<Type>admin</Type>タグを追加し、<ManagementLanSubnet>タグを指定してください。

  • objが"network_resource_name"で、detailが"Pool"の場合

    Poolタグを削除したあと、再実行してください。

  • objが"network_resource_name"で、detailが"Vlanautosetting"の場合

    XML定義のExternalPortsタグからvlanautosettingを削除して再実行してください。

  • objが"DefaultGateway"で、detailが"ManagementLanSubnet name = "" , Type = admin"の場合

    マネージャーが直接接続している管理LANの場合、デフォルトゲートウェイを指定しないでください。

  • functionが"convert L-Server"で、detailが"storage is not configured properly"の場合

    ストレージの構成が構築済みの物理サーバとL-Serverが関連付けられる構成になっているか確認してください。

  • detailが"some settings exist"の場合

    構築済みの物理サーバをリソースプールに登録する場合、-forceオプションを指定して、再実行してください。

  • detailが"Dynamic Memory is enabled"の場合

    • 動的メモリの設定を有効にした状態でメモリ容量を変更する場合

      VM管理製品からメモリ容量を変更してください。
      変更した値は、VM管理製品に対する定期的な問合せにより、L-Serverの構成に反映されます。
      定期的な問合せによるL-Serverの構成の反映については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「11.2 変更」を参照してください。

    • 本製品からメモリ容量を変更する場合

      VM管理製品から対象の仮想マシンを静的メモリに変更してください。
      変更がL-Serverに反映されたあと、再操作してください。

  • detailが"release MacAddress"または"reserve MacAddress"の場合

    L-Serverを削除したあと、L-Serverを再作成してください。

  • detailが"illegal disk type"の場合

    VMゲスト用のディスクリソースを指定して、再操作してください。

  • detailが"disk unregistration"の場合

    objのディスクリソースの登録を解除するには、unregisterコマンドを使って再操作してください。

  • detailが"L-Platform"の場合

    L-Platformのコマンドを利用して、操作してください。

  • detailが"Folder"の場合

    リソースフォルダーのコマンドを利用して、操作してください。

  • detailが"Tenant Folder"の場合

    テナントのコマンドを利用して、操作してください。

  • detailが"can not belongs to L-Platform"の場合

    作成先、移動先リソースフォルダーにリソースフォルダーまたはテナントフォルダーを指定し、再実行してください。

  • detailが"deny_deldisk=true is specified"の場合

    指定したL-Serverでは、仮想ストレージから切り出されたディスクを削減すると、そのディスクは削除されます。
    削減するには、deny_deldisk=falseを指定して下さい。または、引数deny_deldiskを省略できます。
    引数deny_deldisk=true を指定できるのは、物理L-Server、および、VM種別がHyper-Vの仮想L-Serverからディスクを削減する場合だけです。

  • detailが"DiskLink and ServerImageLink.disk cannot be specified at the same time"の場合

    L-Serverテンプレートを変更するか、または、仮想ストレージから切り出され保存されたディスクを使用しないよう変更したあと、再操作してください。

  • detailが"remaining disk"の場合

    VM種別および環境を見直したあと、再操作してください。

  • detailが"L-Server with snapshot"の場合

    保存された仮想ディスク(仮想ストレージから切り出されたディスク)を仮想L-Serverに追加する場合は、その仮想L-Serverのスナップショットをすべて削除したあと、再操作してください。

  • detailが"not connectable disk resource from VM host"の場合

    VM管理製品から、L-Serverが配備されているVMホストから仮想ディスクが接続できるかを確認し、仮想ディスクが接続できるL-Serverに対して、操作してください。

  • detailが"disk with snapshot"の場合

    仮想ディスク(仮想ストレージから切り出されたディスク)を保存する場合、その仮想L-Serverのスナップショットをすべて削除したあと、再操作してください。

  • detailが"product version of VM management software"の場合

    Microsoft(R) System Center 2012 Virtual Machine Manager 以降にアップグレードしているか確認し、アップグレードしていない場合は、アップグレード後、再操作してください。

  • detailが" HBA address rename cannot use FCConnectionPattern."の場合

    「FC接続パターン」を指定しないで、再実行してください。

  • functionが"registering agent"で、detailが"agent not available"または"agent available"の場合

    以下のどちらかの対処をしてください。

    • objで表示された管理対象サーバをエージェントが利用できるVMホスト用のサーバとするため、以下に記載されている定義ファイルの設定を変更してください。その後、エージェントを登録してください。

      「導入ガイド CE」の「E.1.1 定義ファイル」の「他社サーバ上のVMware ESXiを利用して仮想L-Serverを作成する場合の設定」

    • objで表示された管理対象サーバをエージェントが利用できないVMホスト用のサーバとするため、サーバを削除してください。その後、以下を参照し、サーバの登録、エージェントの登録をしてください。

      「導入ガイド CE」の「E.1.1 定義ファイル」の「他社サーバ上のVMware ESXiを利用して仮想L-Serverを作成する場合の設定」

  • detailが"HA is required for AliveMonitoring"の場合

    Redunancyタグに"HA"を指定し、再操作してください。


67295

FJSVrcx:ERROR:67295:obj:duplicate resource name found

[説明]

「メッセージ集 VE」の「メッセージ番号 67295」に記載されている説明を参照してください。

ただし本製品では、以下の場合があります。

  • リソースプールへのリソース登録の場合

    objはすでにリソースプールに登録されています。

  • リソースプールからのリソース移動の場合

    objと同名のリソースが移動先のリソースプールに登録されています。

  • ディレクトリサービスによるユーザー認証を行っている場合

    以下のどれかに、objがすでに登録されています。大文字と小文字は区別されません。

    • ルートフォルダー

    • 同一リソースフォルダー

    • 同一テナントフォルダー

    • 同一リソースプール内

  • Disaster Recovery環境の運用における構成情報のインポートを実行した場合

    objで指定されたVMゲストまたはVMホストが複数存在します。

    管理製品上で名前を変更した場合、変更を元に戻したあと、再操作してください。

  • ネットワークデバイスの操作の場合

    objで指定されたネットワークデバイスが複数存在します。

  • L-Server/リソースプール/フォルダー/テナントを作成した場合

    以下の可能性があります。

    • 同じ名前のリソースが存在します。

    • オーケストレーションツリーの直下に作成した場合、同じ名前のL-Serverテンプレートが存在する可能性があります。

[対処]

「メッセージ集 VE」の「メッセージ番号 67295」に記載されている対処を参照してください。

  • リソースプールへのリソース登録の場合

    本製品では、objがすでにリソースプールに登録されている場合、現在、登録済みのリソースは重複して登録できないため、表示されています。対処は必要ありません。

  • リソースプールからのリソース移動の場合

    本製品では、同名のリソースは登録できません。リソース名を変更後、再操作をしてください。

  • ディレクトリサービスによるユーザー認証を行っている場合

    登録済みのリソースと同じ名前のリソースは、重複して登録できないため、表示されています。リソースの名前を変えて、再操作してください。

  • ネットワークデバイスの操作の場合

    「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「3.5 LANスイッチの変更」を参照して、GUIで対象のネットワークデバイスの名前を変更したあと、再度コマンドを実行してください。

  • L-Server/リソースプール/フォルダー/テナントを作成した場合

    名前を変更して再作成してください。