Linkexpress コマンドリファレンス |
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第9章 DB連携機能 |
要求応答処理コマンド
相手システムからのサービス状態送信要求に対する応答処理(自システムはサービス状態受信)
lxtrndb -c 応用プログラム名 [-e サービス状態通知連動アプリケーション名] [-o サービス状態出力ファイル名] [-f 転送結果ファイル名] |
相手システムからのサービス状態受信要求に対する応答処理(自システムはサービス状態送信)
lxtrndb -c 応用プログラム名 [-i 通知するコード系] [-f 転送結果ファイル名] |
相手システムからのデータ送信要求に対する応答処理(自システムはデータ受信)
lxtrndb -c 応用プログラム名 [-y [データベース・アクセス・ユーザ名[/パスワード]]] [-i 通知するコード系] [-f 転送結果ファイル名] [-d 動作環境ファイル配置ディレクトリ名] [{-g 業務名|-q}] |
相手システムからのデータ受信要求に対する応答処理(自システムはデータ送信)
lxtrndb -c 応用プログラム名 [-f 転送結果ファイル名] [{-g 業務名|-q}] |
lxtrndbコマンドは分散型システム連携で使用するコマンドです。
相手システムからの要求に対する応答処理を行います。可能な応答処理は以下のとおりです。
応用プログラム名を指定します。
応用プログラム名は8バイト以内の英数字で指定し、ネットワーク定義のappl定義命令のnameオペランドで指定した名前になります。
転送結果を出力するファイル名を255バイト以内の絶対パスで指定します。本オプションを省略した場合、転送結果は出力されません。
DBサービス状態を受信した後に実行するDBサービス状態通知連動アプリケーション名を255バイト以内の絶対パスで指定します。受信した情報を起動パラメタとしてDBサービス状態通知連動アプリケーションを起動します。本オプションが有効になるのは、相手システムからのDBサービス状態通知がDBサービス単位で行われた場合だけです。本オプションを省略した場合、受信した情報はメッセージに出力されます。
受信したDBサービス状態の情報を格納するファイル名を255バイト以内の絶対パスで指定します。本オプションが有効になるのは、相手システムからのDBサービス状態通知がDBサービスグループ単位で行われた場合だけです。本オプションを省略、かつ相手システムからDBサービスグループ単位のDBサービス状態通知要求があった場合、相手システムからの要求を拒否します。
格納連動モードの動作および格納処理のセキュリティ情報を指定します。本オプションは相手システムからのデータ送信要求(自システムではデータ受信)時に有効です。
パラメタには、データベースにアクセスするためのユーザ名およびパスワードを65バイト以内で指定します。設定値の詳細については、「導入ガイド」の「9.2.4 DB連携機能の利用に必要なセキュリティ情報」を参照してください。また、Oracleで自動ログインを行う場合は"-y /"と指定してください。
なお、本オプションの指定に関係なく、グループ名はDB連携使用グループのグループ名が採用されます。
注) 格納連動モードは、lxtrndbコマンドからlxstrdbコマンドを実行します。
DB動作環境定義ファイルを配置したディレクトリ名を237バイト以内の絶対パスで指定します。本オプションは-yオプションが指定されているときに有効です。本オプション指定時は、DB動作環境定義として以下のファイル名が採用されます。オプション省略時は環境変数LXDBENVの指定値が採用されます。
"$dir/DBサービスグループ名.OUTTABLE識別名" |
注) "dir"は本オプションの指定ディレクトリです。
このファイル名を持つDB動作環境定義は、事前に用意する必要があります。ファイルが存在しない場合、データ格納処理は失敗します。
なお、パラメタの指定値は、格納連動処理で起動されるlxstrdbコマンドの-dオプションとして採用されます。
応答処理を連携させる業務の有無を指定します。業務と連携させる場合は-gオプションのパラメタ値としてDB連携機能をジョブ通知待ちイベントとして登録している業務名を指定します。業務と連携しないでDB-EXPRESSの運用を継承する形でコマンドを起動する場合は-qオプションを指定します。
-gオプションを指定した起動では相手システムから、データ送信、または、データ受信要求を受けた際、指定された当該業務は起動されている必要があります。-gおよび-qオプションを省略した場合、INTABLE識別名を業務名とする業務と連携を行います。
DBサービス状態を送信する際のコード系を指定します。コード系の指定方法については、「運用ガイド」の「3.4.1 指定可能な文字コード系の組み合わせ」および「3.4.2 文字コード系の指定方法(DB連携機能)」を参照してください。
本オプションを省略した場合は、自システムのコード系が採用されます。相手システムがグローバルサーバ/PRIMEFORCEの場合、JEF-EBCDIC(ASCII)系またはJEF-EBCDIC(カナ)系を指定してください。
0 : 正常終了
4 : 正常終了(警告:備考)
8 : 異常終了(一時エラー)
12 : 異常終了(永久エラー)
128 : システムエラー
備考)格納処理におけるコード変換処理で、出力されたデータの一部に代替文字への置き換え、または文字あふれによる切り捨てなどが発生しています。なお、DB動作環境定義で処理続行を指定している場合です。DB動作環境定義のキーワードは、"CHARACTER_CONVERT_ERROR"、"CHARACTER_OVERFLOW"、および"NUMERIC_CONVERT_ERROR"です。
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