PowerReplication ユーザーズガイド V3.0 - Microsoft(R) Windows(R) 2000, Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - |
目次
索引
![]() ![]() |
第5章 保守 | > 5.1 トラブル発生時の調査手順 |
利用者プログラムが更新したデータが、相手サーバまたは自サーバに反映されない事象に対する調査方法と対処方法を説明します。
以下のフローに従って状態を確認してください。
リストビューウィンドウの[結果] |
同期実行結果 |
正常に完了しました |
正常(開始時刻を確認) |
失敗しました 詳細コード(XXXXX) |
失敗 |
未実施 |
未実施 |
リストビューウィンドウの[状態] |
スケジュールの状態 |
未設定 |
未設定 |
実行待ち |
開始 |
停止 |
停止 |
リストビューウィンドウのアイコン |
更新情報の取得状態 |
|
開始 |
|
停止 |
|
定義不整合 |
レプリケーショングループに設定した運用形態に応じて、以下のアイコンを参照してください。
運用形態 |
参照するアイコン |
配布 |
マスタグループ定義のアイコン |
集約 |
レプリカグループ定義のアイコン |
共用 |
マスタグループ定義およびレプリカグループ定義のアイコン |
定義不整合の場合は、マスタ定義およびレプリカ定義のアイコンも確認してください。
OracleまたはSQL Serverを使用する場合、正確な最大使用量が確認できません。このため、同期を実行する直前に、使用量を確認し使用量が90%を超えている場合は、最大使用量が100%に達する可能性があると判断して処置してください。
PowerRW+を使用する場合、レプリケーションマネージャを使用して最大使用量が確認できます。
詳細メッセージ情報ファイルの詳細は、"F.1 競合検出時の詳細情報出力"を参照してください。
詳細メッセージ情報ファイルの詳細は、"F.4 文字コード変換エラー時の詳細情報出力"を参照してください。
更新情報の取得を停止した履歴の確認方法は、"F.5 監査ログ情報の出力"を参照してください。
レプリケーションの構成定義を作成後、対象のデータファイルの構造を変更または再作成したため、定義不整合が発生しています。
レプリケーションの構成定義を再作成して復旧してください。
レプリケーションの構成定義を再作成する方法は、"3.7.1 利用者プログラムの運用環境を変更する"を参照してください。
更新情報ファイルのサイズが不足しています。
更新情報ファイルのサイズを再度見積もり、更新情報ファイルを拡張してください。
更新情報ファイルの拡張方法は、"3.7.1 利用者プログラムの運用環境を変更する"を参照してください。
スケジュールが停止しているため、同期が実行されていません。
スケジュールの実行を開始してください。
該当するレプリケーショングループの同期方式が「差分方式」の場合、データベース間の整合性が保てない状態となっているため、レプリケーションマネージャまたはrpsyncコマンドを使用し、一括同期を実行して復旧することが必要です。
レプリケーションマネージャを使用して、一括同期を実行する方法は、"6.1.3 レプリケーションマネージャの画面操作"を参照してください。
rpsyncコマンドを使用して、一括同期を実行する方法は、"7.2 同期実行コマンド"を参照してください。
利用者プログラムやレプリケーションの運用方法に誤りがあり、データベース間の整合性が保てない運用環境です。
以下を参照して、利用者プログラムやレプリケーションの設計および運用方法を点検し復旧してください。
Oracleを使用する場合 |
|
SQL Serverを使用する場合 |
|
PowerRW+を使用する場合 |
目次
索引
![]() ![]() |