PowerReplication ユーザーズガイド V3.0 - Microsoft(R) Windows(R) 2000, Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
目次 索引 前ページ次ページ

付録F 詳細メッセージ情報ファイルの出力形式

F.1 競合検出時の詳細情報出力

以下に競合検出時の詳細メッセージ情報の出力例を示します。これを元に詳細メッセージの参照方法を説明します。

[図F.1.1 競合検出時の詳細情報出力例]

(1)

詳細メッセージ出力ファイルを作成または初期化した日時です。

(2)

詳細メッセージの出力日時です。

(3)

詳細メッセージを出力したプロセスIDとスレッドIDです。
複数スレッドから同時刻にメッセージ出力されたとき、同一メッセージを識別するために参照します。

(4)

詳細メッセージのレベルは次のいずれかです。

  • (E)エラー
  • (W)警告エラー
  • (I)詳細情報

(5)

詳細メッセージの内容です。

(a)

データの更新において、更新前データが一致しない旨の競合を検出しました。

(b)

反映データ送信元サーバのホスト名です。

(c)

反映データ送信元のDBMS種別とレプリケーショングループ名です。

(d)

反映データ送信元のマスタ/レプリカ名です。

(e)

データ反映先(競合検出)のDBMS種別とレプリケーショングループ名です。

(f)

データ反映先(競合検出)のマスタ/レプリカ名です。

(g)

競合検出レコードの主キー情報です。
複数の列で主キーが構成されている場合は、構成列数だけ主キー列情報が出力されます。

(h)

第1番目(キー番号=1)の主キー列であり、反映データ送信元の列名は"K1"です。
この主キー列のデータ内容がダンプ形式で出力されます。

(i)

第1番目(キー番号=1)の主キー列であり、データ反映先の列名は"A1"です。
反映データ送信元とデータ内容が異なる可能性がある場合、この主キー列のデータ内容がダンプ形式で出力されます。

(j)

不一致データの情報です。

(k)

反映データ送信元の列名は"C2"で、列番号=2です。
この列のデータ内容がダンプ形式で出力されます。

(l)

反映データ送信元の列名は"A2"で、列番号=2です。
この列のデータ内容がダンプ形式で出力されます。

上記の出力内容より、競合検出データの内容を確認し、必要であれば対象のデータを修正してください。


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2006-2007