ETERNUS SF XL-DATA/MV 使用手引書
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第4章 グローバルサーバまたはPRIMEFORCE主導のデータ転送> 4.2 バッチジョブのJCL文法

4.2.2 KJUAMFTF(SEND)制御文

グローバルサーバまたはPRIMEFORCEからUNIX/IAサーバへデータを転送する場合には、KJUAMFTFのSEND機能を利用します。

KJUAMFTFのSEND機能についての制御文を説明します。

PRIMEFORCEの共用ディスクを使用する場合

◆1カラム目

◆2〜71カラム目

パラメタの記述は、2カラム目から開始してください。
パラメタは、以下のとおり指定してください。

1行目:"PRIMEFORCEDISK(unit)"と指定してください。

unit

2行目:以降はETERNUS8000/ETERNUS6000/ETERNUS GR800 series、F6494/F6495/F6496/F6497の場合の2行目以降と同じです。

◆72カラム目

◆73〜80カラム目

ETERNUS8000/ETERNUS6000/ETERNUS GR800 series、F6494/F6495/F6496/F6497を使用する場合

◆1カラム目

◆2〜71カラム目

パラメタの記述は、2カラム目から開始してください。
パラメタは、以下のとおり指定してください。

1行目:"CKDDISK(volume)"と指定してください。

volume

2行目:文字で"SEND"と指定します。

3行目:UNIX/IAサーバ側の種類によって異なります。

[Solaris OS、HP-UX、AIX、Linux の場合]

[Windows の場合]

4行目:以降は、サーバのOSの種類によって異なります。

[MSP、XSP の場合]

4行目:フィルターコマンドの指定を行います。

この行は省略できます。
ユーザが作成したフィルターコマンドを実行する場合は、そのコマンドを"CMD="の後に最大66文字以内で指定します。
このフィルターコマンドの復帰コードが0以外の場合は、エラー終了したとみなします。
ただし、フィルターコマンド復帰コード変換ファイルに指定がある場合は、利用者の任意の復帰コードに変換されます。フィルターコマンドの出力先により、以下のとおり指定します。

[標準出力の場合]

    コマンド(またはシェルスクリプト)を指定します。XLデータムーバは、標準出力を指定されたファイル名に切り替えてフィルターコマンドを実行します。

[ファイル出力の場合]

    コマンド(またはシェルスクリプト)を指定します。そのコマンドには、出力ファイル名の代わりに "@"を指定します。XLデータムーバは、この"@"を指定されたファイル名で置き換えてフィルターコマンドを実行します。

フィルターコマンドを実行しない場合は、この行を省略してください。または、"CMD="の後に1バイトの空白("CMD= ")を指定してください。

[例]

    標準出力  :CMD=絶対パス指定によるフィルターコマンド
    ファイル出力:CMD=絶対パス指定によるフィルターコマンド @
    指定せず  :CMD=

コマンドは絶対パス名で指定してください
また、コマンドのファイル名やディレクトリ名に空白が存在する場合には、名前をダブルクォート("〜")またはシングルクォート('〜')で囲んで (IAサーバのコマンドの場合には、ダブルクォートで囲んでください) シェル解析できるように指定してください。

注意

以下の場合は必ず標準出力を指定してください。ファイル出力の "@" は指定できません。

  • Solaris OSのフィルターコマンドとして"SIMPLIA/TF-MDPORT V4L2 標準コード変換対応版"を使用する場合

  • Windows のフィルターコマンドとして"SIMPLIA/TF-MDPORT Pro"を使用する場合

5行目:UNIX/IAサーバのファイル名を絶対パスで指定します。

[OS/390 の場合]

◆72カラム目

◆73〜80カラム目


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