ETERNUS SF XL-DATA/MV 使用手引書 |
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第4章 グローバルサーバまたはPRIMEFORCE主導のデータ転送 | > 4.2 バッチジョブのJCL文法 |
UNIX/IAサーバからグローバルサーバまたはPRIMEFORCEへデータを転送する場合には、KJUAMFTFのRECEIVE機能を利用します。
KJUAMFTFのRECEIVE機能についての制御文を説明します。
空白を指定する。* を指定した場合、その行すべてをコメントとします。
パラメタの記述は、2カラム目から開始してください。
パラメタは、以下のとおり指定してください。1行目:"PRIMEFORCEDISK(unit)"と指定してください。
unit
データ転送用ボリュームの装置アドレスまたは装置名を指定してください。
MSPの場合は、装置アドレスを指定してください。
XSPの場合は、装置名を指定してください。2行目:以降はETERNUS8000/ETERNUS6000/ETERNUS GR800 series、F6494/F6495/F6496/F6497の場合の2行目以降と同じです。
最終行を除いて"-"を指定します。
指定した場合、無視します。
空白を指定する。* を指定した場合、その行すべてをコメントとします。
パラメタの記述は、2カラム目から開始してください。
パラメタは、以下のとおり指定してください。1行目:"CKDDISK(volume)"と指定してください。
volume
データ転送用ボリュームのボリューム通し番号を指定してください。
2行目:文字で"RECEIVE"と指定します。
これにより、UNIX/IAサーバからグローバルサーバまたはPRIMEFORCEにファイルを受信することができます。
また、レコードの区切り文字を RECEIVE につづけて括弧で囲んで指定することができます。
区切り文字は、1〜4バイトの16進数で指定を行います。
それ以上の場合はエラーとなります。[例]
RECEIVE(0D0A)
RECEIVE(0A)
3行目:UNIX/IAサーバ側の種類によって異なります。
[Solaris OS、HP-UX、AIX、Linux の場合]
UNIX/IAサーバのアカウント名を指定します。
このアカウントの権限でファイルの作成を行います。
アカウント名の長さは、最大32バイトです。[Windows の場合]
UNIX/IAサーバがWindowsであることを示すため、"WINDOWS"と指定してください。
4行目:以降は、サーバのOSの種類によって異なります。
[MSP、XSP の場合]
4行目:フィルターコマンドの指定を行います。
この行は省略できます。
ユーザが作成したフィルターコマンドを実行する場合は、そのコマンドを"CMD="の後に最大66文字以内で指定します。
このフィルターコマンドの復帰コードが0以外の場合は、エラー終了したとみなします。
ただし、フィルターコマンド復帰コード変換ファイルに指定がある場合は、利用者の任意の復帰コードに変換されます。
フィルターコマンドの入力元により、以下のとおり指定します。[標準入力の場合]
コマンド(またはシェルスクリプト)を指定します。XLデータムーバは、標準入力を指定されたファイル名に切り替えてフィルターコマンドを実行します。
[ファイル入力の場合]
コマンド(またはシェルスクリプト)を指定します。そのコマンドには、入力ファイル名の代わりに "@"を指定します。XLデータムーバは、この"@"を指定されたファイル名で置き換えてフィルターコマンドを実行します。
フィルターコマンドを実行しない場合は、この行を省略してください。または、"CMD="の後に1バイトの空白("CMD= ")を指定してください。
[例]
標準入力 :CMD=絶対パス指定によるフィルターコマンド
ファイル入力:CMD=絶対パス指定によるフィルターコマンド @
指定せず :CMD=コマンドは絶対パス名で指定してください。
以下の場合は必ず標準出力を指定してください。ファイル出力の "@"は指定できません。
Solaris OSのフィルターコマンドとして"SIMPLIA/TF-MDPORT V4L2 標準コード変換対応版"を使用する場合
Windows のフィルターコマンドとして"SIMPLIA/TF-MDPORT Pro"を使用する場合
5行目:UNIX/IAサーバのファイル名を絶対パスで指定します。
このファイルをグローバルサーバまたはPRIMEFORCEで受信します。
ファイル名は最大256バイトです。
受信元サーバがIAサーバの場合、ネットワークドライブ配下にデータ転送することはできませんので、ここにネットワークドライブ配下のファイルを指定しないでください。
フィルターコマンドの記述を省略した場合、この行が4行目となります。
[OS/390 の場合]
4行目:KEYWORDを指定します。KEYWORDは最大7バイトです。
このKEYWORDはオープン側の".mftf"ファイル(Windows の場合は、"mftf.ini"ファイル)のKEYWORDと同じユーザ名を指定してください。OS/390の場合、ユーザ名は、"KEYWORD"です。
5行目:[MSP、XSPの 場合]の4行目と同じです。
6行目:[MSP、XSPの 場合]の5行目と同じです。
最終行を除いて"-"を指定します。
指定した場合、無視します。
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