ETERNUS SF XL-DATA/MV 使用手引書
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2.2.2 UNIXサーバとIAサーバ間で利用する場合
UNIXサーバとIAサーバ間で、XLデータムーバを使用する場合は、以下の手順で環境設定を行ってください。
- UNIXサーバ(Solaris OS、HP-UX、AIX、Linux)にディスクを接続します。
- IAサーバにディスクを接続します。
- XLデータムーバのデータ転送用ボリュームとして使用するディスクについて、以前の使用用途を明確にし、対象ディスクを初期化しても問題ないことを確認する。
- 対象ディスクが、以前UFSやNTFS等のファイルシステムで構築されていた場合、ディスクの中身を削除しても問題ないか。
- 対象ディスクが、別のUNIXやIAサーバやグローバルサーバまたはPRIMEFORCEで使用しているディスクではないか。
- 対象ディスクが、/etc/vfstabに登録されていて、システム起動時にマウントされることはないか。
- UNIXサーバ側で、XLデータムーバの初期化コマンド(mftfdviniコマンド)を実行し、ディスク内を初期化します。
- IAサーバ側で、XLデータムーバのディスクユーティリティを実行し、ディスクの物理ドライブ名を求めます。
- UNIXサーバ側で、XLデータムーバの初期化コマンド(mftfdvaltコマンド)を実行し、UNIXサーバとIAサーバの関係を確立させます。
- IAサーバ側で、XLデータムーバのディスクユーティリティを実行し、UNIX側で初期化したディスクを転送用ボリュームとして選択します。
- UNIX/IAサーバの双方に、XLデータムーバの起動およびデータ転送時に必要な情報を設定します。
- UNIXサーバでXLデータムーバのデーモンを起動します。
- IAサーバでXLデータムーバのサービスを起動します。
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