TeamWARE Office 200X V2.0 管理者ガイド
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第14章 Webサービスの管理> 14.1 Webサービスの概要

14.1.4 Webサービス利用時の留意事項

Webサービスの利用時の留意事項を以下に示します。

◆一般的な留意事項

◆マルチサーバ環境における留意事項

◆OSに依存する留意事

設定方法

TeamWARE Officeシステム管理者でWebサービスを実行するための方法を、以下に示します。

  1. TeamWARE Officeシステム管理者でログインします。
  2. TeamWARE Officeのインストールディレクトリをカレントディレクトリに変更します。
    cd $TO
  3. TeamWARE Officeサーバを停止します。
    to stop
  4. http.iniの[Host]セクションのPortキーの値をエディタなどを利用して確認し、1024番ポート未満が設定されている場合は、1024番ポート以上を設定します。設定方法については、“C.4.12 Webサービスのセットアップ”を参照してください。
  5. suコマンドにより、rootにユーザを切り替えます。
    su
  6. chownコマンドにより、tohttpファイルの所有者をTeamWARE Officeの管理者に変更します。
    例:TeamWARE Officeシステム管理者が"twu"の場合
    chown twu tohttp
  7. chmodコマンドにより、tohttpファイルの権限を変更します。
    chmod 750 tohttp
  8. chownコマンドにより、httpディレクトリ配下のファイルの所有者をTeamWARE Officeシステム管理者に変更します。
    例:TeamWARE Officeシステム管理者が“twu”の場合
    chown -R twu http
  9. exitコマンドで、実行ユーザをTeamWARE Officeシステム管理者に戻します。
    exit
  10. TeamWARE Officeサーバを起動します。
    to start

設定方法

  1. TeamWARE Officeシステム管理者でログインします。
  2. TeamWARE Officeのインストールディレクトリをカレントディレクトリに変更します。
    cd $TO
  3. suコマンドにより、rootにユーザを切り替えます。
    su
  4. coreadmコマンドにより、coreの出力条件を変更します。
    coreadm -e proc-setid
  5. exitコマンドで、実行ユーザをTeamWARE Officeシステム管理者に戻します。
    exit

◆LDAP関連の留意事

◆ActiveXを利用する機能における留意事

WebブラウザにMicrosoft(R) Internet Explorerを利用している場合、ActiveXを利用することで、ドラッグ&ドロップによる添付ファイルの追加機能と、ツールバーが利用可能になります。

ドラッグ&ドロップによる添付ファイルの追加機能では、エクスプローラからWebサービスの画面の[ドラッグ&ドロップでファイルを登録することができます]と表示されるフィールドにファイルをドラッグ&ドロップすることで、添付ファイルを指定できます。また、添付ファイルをダブルクリックにより開き、編集できます。

ツールバーでは、Webサービスの各機能をWebブラウザツールバーから利用できます。

上記の機能を利用する場合には、以下の注意が必要です。

◆ActiveX利用不可環境における留意事

Microsoft(R) Internet Explorerを使用、かつActiveXを利用する設定になっている環境において、以下のようなActiveXを利用できない場合でも、ブラウザの設定で強制的にActiveXを無効にし、送信操作を行うことができます。

本機能により、サーバでActiveXの利用の有無を一括して設定するのではなく、ユーザごとにActiveXの利用を選択することが可能になります。

機能詳細

ActiveXを無効にした場合は、送信画面に、添付ファイルを指定する入力フィールドが4つ表示されます。

環境設定

ActiveXを強制的に利用不可にする条件として、ブラウザの言語種別を利用します。以下の手順で、ブラウザの言語種別にキーワードを追加することで、ActiveXを強制的に利用不可にすることができます。

  1. Microsoft(R) Internet Explorerを起動
  2. 「ツール」メニューを選択
  3. 「インターネットオプション」を選択
  4. 「全般」タブの下方にある「言語」ボタンをクリック
  5. 「言語の優先順位」ウィンドウの中央右側にある「追加」ボタンをクリック
  6. 「言語の追加」ウィンドウの「ユーザー定義」で、「ax-no」を指定し、「OK」ボタンをクリック
  7. もし登録言語が3つ以下の場合は、[ax-no]が最下位の優先順位として登録されていることを確認します。4言語以上登録されている場合は、「上へ」ボタンを押して、優先順位が3番目になるよう設定します。

◆パスワード変更における留意事

以下に挙げる利用をしていた場合、パスワードを変更しても、しばらくのあいだは古いパスワードでログインできてしまうことがあります。

パスワードを変更したらすべてのブラウザを終了し、新しいパスワードにて認証しなおすようWebサービスの利用者に対して指導をしてください。

なお、古いパスワードはブラウザ(携帯電話含む)からのアクセスを終了して20分間程度放置しなければ無効となりません。


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