TeamWARE Office 200X V2.0 管理者ガイド
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第14章 Webサービスの管理> 14.3 初期化ファイル(http.ini)の変更

14.3.9 [MacBinary]セクション

[MacBinary]セクションは、旧製品においてMacintoshとの混在環境で使用していた場合に、リソースフォークを取り除く処理を、必要に応じて自動的に行うための設定です。なお、Macintoshから登録されたメッセージ、文書がある状態でこの設定を行わないと、Macintoshから登録された添付ファイルが正しく取り出せないことがあります。

自動的に行うように設定した場合、添付ファイルの取り出し時にリソースフォークを取り除く処理がWebサービスで自動的に行われます。

これまでにMacintoshを使用していない環境では、このセクションを変更する必要はありません。

混在環境であった場合は、ExtractMode を"2"に設定してください。

なお、標準設定では、"0"となっています。

マルチサーバ環境の場合は、すべてのWebサービスの初期化ファイルで、[MacBinary]セクションの内容を同じにする必要があります。

自動的にリソースフォークを取り除く設定

[MacBinary]
ExtractMode = 2
IgnoreAgent = MSIE* Mac_PowerPC
ExtractType = text/html
ExtractType = text/plain
ExtractType = image/jpeg
ExtractType = image/gif

Macintoshとの混在環境で使用する場合で、インストール後に初期化ファイル(http.ini)に上記設定がない場合には、[MacBinary]セクションとすべてのキーを上記のとおり追加してください。


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