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Interstage List Works for Modernization V11.0.0 帳票印刷配信機能アプリケーション作成ガイド 帳票管理編

3.7.2 LogicalDestinationクラス

論理あて先情報の取得、論理あて先に対する操作、および論理あて先内の帳票の取得/検索を行うクラスです。

このクラスは、LogicalDestinationManagerクラスのメソッドから取得されます。

java.lang.Object
  └com.fujitsu.listmanager.operate.LogicalDestination


public class LogicalDestination
extends java.lang.Object

注意

このクラスのメソッドを使用するには、論理あて先に対する権限が必要になる場合があります。必要な権限については、各メソッドの注意を参照してください。

3.7.2.1 フィールドの概要

LogicalDestinationクラスのgetTypeメソッドで取得されるフィールドを以下に示します。

LogicalDestinationクラスのgetTypeメソッドで取得されるフィールド

定数

説明

DOCUMENT_PUSH

論理あて先タイプは、帳票配信用です。

LOCAL_PRINT

論理あて先タイプは、Web手元印刷用です。


LogicalDestinationクラスのgetErrorStatusメソッドで取得されるフィールドを以下に示します。

LogicalDestination クラスのgetErrorStatus メソッドで取得されるフィールド

定数

説明

STATUS_ERROR

出力エラー状態は、エラーです。

STATUS_NORMAL

出力エラー状態は、通常(エラーなし)です。

STATUS_WAIT_REPLY

出力エラー状態は、応答待ちです。


LogicalDestinationクラスのgetOutputModeメソッドで取得されるフィールドを以下に示します。

LogicalDestinationクラスのgetOutputModeメソッドで取得されるフィールド

定数

説明

OUTPUT_MODE_OUTPUT

帳票作成後の出力指定は、「出力する」です。

OUTPUT_MODE_NONE

帳票作成後の出力指定は、「出力しない(帳票の登録のみ行う)」です。

OUTPUT_MODE_USE_FORM_ATTRIBUTE

帳票作成後の出力指定は、「帳票属性の編集コマンド(lmedtformatrコマンド)で定義した帳票属性にしたがう」です。


LogicalDestinationクラスのgetKeepModeメソッドで取得されるフィールドを以下に示します。

LogicalDestinationクラスのgetKeepModeメソッドで取得されるフィールド

定数

説明

KEEP_MODE_KEEP

帳票出力後の保存指定は、「保存する」です。

KEEP_MODE_NONE

帳票出力後の保存指定は、「保存しない」です。

KEEP_MODE_USE_FORM_ATTRIBUTE

帳票出力後の保存指定は、「帳票属性の編集コマンド(lmedtformatrコマンド)で定義した帳票属性にしたがう」です。


LogicalDestinationクラスのgetKeepDaysメソッドで取得されるフィールドを以下に示します。

LogicalDestinationクラスのgetKeepDaysメソッドで取得されるフィールド

定数

説明

KEEP_DAYS_NO_LIMIT

保存日数の指定は、無期限です。

KEEP_DAYS_USE_FORM_ATTRIBUTE

保存日数の指定は、「帳票属性の編集コマンド(lmedtformatrコマンド)で定義した帳票属性にしたがう」です。

3.7.2.2 メソッドの概要

LogicalDestinationクラスのメソッドを以下に示します。

メソッドの概要

java.lang.String

getName()

論理あて先名を取得します。

java.lang.String

getComment()

論理あて先のコメントを取得します。

int

getType()

論理あて先の論理あて先タイプを取得します。

int

getPriority()

論理あて先の優先度を取得します。

java.lang.String

getDeviceName()

論理あて先に対応付けされている論理デバイス名を取得します。

java.lang.String

getDeviceComment()

論理あて先に関連付けされている論理デバイスのコメント(出力先)を取得します。

int

getOutputMethod()

論理あて先に対応付けされている論理デバイスの出力方法を取得します。

boolean

isActive()

論理あて先の状態を取得します。

int

getOutputMode()

帳票作成後の出力指定を取得します。

int

getKeepMode()

帳票出力後の保存指定を取得します。

int

getKeepDays()

論理あて先内の帳票の保存日数の指定を取得します。

java.lang.String

getCustomizeItem1()

論理あて先のカスタマイズ項目1を取得します。

java.lang.String

getCustomizeItem2()

論理あて先のカスタマイズ項目2を取得します。

java.lang.String

getCustomizeItem3()

論理あて先のカスタマイズ項目3を取得します。

java.lang.String

getCustomizeItem4()

論理あて先のカスタマイズ項目4を取得します。

java.lang.String

getCustomizeItem5()

論理あて先のカスタマイズ項目5を取得します。

int

getErrorStatus()

論理あて先の出力エラー状態を取得します。

void

start()

論理あて先を起動します。

void

stop()

論理あて先を停止します。

void

changeDevice(LogicalDevice device)

論理あて先に対応付けされている出力先(論理デバイス)を切り替えます。

Form

getForm(java.lang.String formID)

帳票IDを指定して、論理あて先内の帳票を取得します。

Form[]

getForms(SortOrder[] sortOrder)

論理あて先内の帳票を取得します。

ListResult

getForms(SortOrder[] sortOrder,int resultLimit)

最大取得件数を指定して、論理あて先内の帳票を取得します。

Form[]

getForms(FormFilterCondition condition,SortOrder[] sortOrder)

帳票の絞り込み条件を指定して、論理あて先内の帳票を取得します。

ListResult

getForms(FormFilterCondition condition,SortOrder[] sortOrder,int resultLimit)

帳票の絞り込み条件、および最大取得件数を指定して、論理あて先内の帳票を取得します。

ListResult

getForms(FormFilterCondition condition,SortOrder[] sortOrder,int startPosition,int resultLimit)

帳票の絞り込み条件、取得開始位置、および最大取得件数を指定して、論理あて先内の帳票を取得します。

int

getFormsCount(FormFilterCondition condition)

帳票の絞り込み条件を指定して、指定した条件に一致する帳票の総件数を取得します。

void

resumeAllForms(boolean isContinue)

論理あて先内の帳票の出力を一括して保留解除します。

void

resumeAllForms(boolean isContinue,LMParametersList printoutOptions)

印刷部数、メッセージ通知先を指定して、論理あて先内の帳票の出力を一括して保留解除します。

void

cancelAllForms(boolean isContinue)

論理あて先内の帳票の出力を一括して中止します。

void

forceCancelAllForms(boolean isContinue)

論理あて先内の帳票の出力を、一括して強制的に中止します。

void

deleteAllForms(boolean isContinue)

論理あて先内の帳票を一括して削除します。

void

copyAllForms(java.lang.String toLogicalDestinationName,boolean isOutput,boolean isContinue)

論理あて先内の帳票を一括して複写します。

複写は、同じ論理あて先タイプの論理あて先に対してのみ行えます。

void

copyAllForms(java.lang.String toLogicalDestinationName, boolean isOutput,boolean isContinue,LMParametersList printoutOptions)

論理あて先内の帳票の出力を一括して複写します。

複写と同時に出力を行う場合、印刷部数、メッセージ通知先を指定します。

複写は、同じ論理あて先タイプの論理あて先に対してのみ行えます。

ポイント

各論理あて先情報の定義については、オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能  セットアップガイド”を参照してください。

3.7.2.3 メソッドの詳細

public java.lang.String
getName()

用途

論理あて先名を取得します。

戻り値

論理あて先名


public java.lang.String
getComment()

用途

論理あて先のコメントを取得します。

戻り値

コメント

なお、コメントが指定されていない場合、または半角空白だけの場合は「null」が取得されます。


public int
getType()

用途

論理あて先の論理あて先タイプを取得します。

戻り値

論理あて先タイプを示すフィールドの中の1つ

フィールドの詳細については、以下を参照してください。
⇒“LogicalDestinationクラスのgetTypeメソッドで取得されるフィールド


public int
getPriority()

用途

論理あて先の優先度を取得します。

論理あて先タイプが「DOCUMENT_PUSH」の場合に、有効な値を取得できます。

戻り値

優先度を示す数値1(優先度:低)~10(優先度:高)


public java.lang.String
getDeviceName()

用途

論理あて先に対応付けされている論理デバイス名を取得します。

戻り値

論理デバイス名


public java.lang.String
getDeviceComment()

用途

論理あて先に対応付けされている論理デバイスのコメント(出力先)を取得します。

戻り値

コメント(出力先)

なお、コメント(出力先)が指定されていない場合、または半角空白だけの場合は「null」が取得されます。


public int
getOutputMethod()

用途

論理あて先に対応付けされている論理デバイスの出力方法を取得します。

戻り値

出力方法を示すフィールドの中の1つ

フィールドの詳細については、以下を参照してください。
⇒“LogicalDeviceクラスのgetOutputMethodメソッドで取得されるフィールド


public boolean
isActive()

用途

論理あて先の状態を取得します。

論理あて先タイプが「DOCUMENT_PUSH」の場合にのみ、有効な値を取得できます。

戻り値

true:

論理あて先が「起動中」の場合

false:

論理あて先が「停止中」の場合


public int
getOutputMode()

用途

帳票作成後の出力指定を取得します。

帳票作成後の出力指定は、帳票作成後に続けて出力を行うかどうかの指定です。

戻り値

帳票作成後の出力指定を示すフィールドの中の1つ

フィールドの詳細については、以下を参照してください。
⇒“LogicalDestinationクラスのgetOutputModeメソッドで取得されるフィールド


public int
getKeepMode()

用途

帳票出力後の保存指定を取得します。

帳票出力後の保存指定は、帳票出力後、List Managerに帳票を保存するかどうかの指定です。

戻り値

帳票出力後の保存指定を示すフィールドの中の1つ

フィールドの詳細については、以下を参照してください。
⇒“LogicalDestinationクラスのgetKeepModeメソッドで取得されるフィールド


public int
getKeepDays()

用途

論理あて先内の帳票の保存日数の指定を取得します。

戻り値

以下のいずれかが取得されます。


public java.lang.String
getCustomizeItem1()

用途

論理あて先のカスタマイズ項目1を取得します。

戻り値

カスタマイズ項目1

なお、カスタマイズ項目1が指定されていない場合、または半角空白だけの場合は「null」が取得されます。


public java.lang.String
getCustomizeItem2()

用途

論理あて先のカスタマイズ項目2を取得します。

戻り値

カスタマイズ項目2

なお、カスタマイズ項目2が指定されていない場合、または半角空白だけの場合は「null」が取得されます。


public java.lang.String
getCustomizeItem3()

用途

論理あて先のカスタマイズ項目3を取得します。

戻り値

カスタマイズ項目3

なお、カスタマイズ項目3が指定されていない場合、または半角空白だけの場合は「null」が取得されます。


public java.lang.String
getCustomizeItem4()

用途

論理あて先のカスタマイズ項目4を取得します。

戻り値

カスタマイズ項目4

なお、カスタマイズ項目4が指定されていない場合、または半角空白だけの場合は「null」が取得されます。


public java.lang.String
getCustomizeItem5()

用途

論理あて先のカスタマイズ項目5を取得します。

戻り値

カスタマイズ項目5

なお、カスタマイズ項目5が指定されていない場合、または半角空白だけの場合は「null」が取得されます。


public int
getErrorStatus()

用途

論理あて先の出力エラー状態を取得します。

戻り値

出力エラー状態を示すフィールドの中の1つ

フィールドの詳細については、以下を参照してください。
⇒“LogicalDestination クラスのgetErrorStatus メソッドで取得されるフィールド


public void
start()
throws OperateException,java.lang.IllegalStateException

用途

論理あて先を起動します。

戻り値

OperateException:

起動処理でエラーが発生した場合

java.lang.Illegal StateException:

セキュリティモード有効時において、ユーザがログイン状態ではない場合

セキュリティモードについては、以下を参照してください。
⇒“B.1 セキュリティモードの設定

注意


public void
stop()
throws OperateException,java.lang.IllegalStateException

用途

論理あて先を停止します。

戻り値

OperateException:

停止処理でエラーが発生した場合

java.lang.Illegal StateException:

セキュリティモード有効時において、ユーザがログイン状態ではない場合

セキュリティモードについては、以下を参照してください。
⇒“B.1 セキュリティモードの設定

注意


public void
changeDevice(LogicalDevice device)
throws OperateException, java.lang.IllegalArgumentException,java.lang.IllegalStateException

用途

論理あて先に対応付けされている出力先(論理デバイス)を切り替えます。

論理あて先の出力先として切り替えできる論理あて先の論理あて先タイプと、論理デバイスの出力方法の関係を、以下の表に示します。

出力先を切り替える論理あて先の論理あて先タイプ

切り替え先として指定できる論理デバイスの出力方法

帳票配信用

帳票配信型の場合のプリンタ(印刷)

帳票配信型の場合のList Works(電子保存(Interstage List Manager互換のための機能))

帳票配信型の場合のPDF(PDFファイル保存)

Web手元印刷用

Web手元印刷型の場合のPDF(PDFファイル)

Web手元印刷型の場合のOWF(OWFファイル)

パラメータ

device:

切り替え先の出力先(論理デバイス)を指定します。

例外

OperateException:
java.lang.Illegal ArgumentException:

deviceパラメータに「null」を指定した場合

java.lang.Illegal StateException:

セキュリティモード有効時において、ユーザがログイン状態ではない場合

セキュリティモードについては、以下を参照してください。
⇒“B.1 セキュリティモードの設定

注意

備考


public Form
getForm(java.lang.String formID)
throws OperateException, java.lang.IllegalArgumentException,java.lang.IllegalStateException

用途

帳票IDを指定して、論理あて先内の帳票を取得します。

パラメータ

formID:

取得する帳票の帳票IDを指定します。

帳票IDの一部に、ワイルドカード文字「クエスチョンマーク(?)」または「アスタリスク(*)」を指定することはできません。

戻り値

帳票

なお、該当する帳票がない場合は、「null」が取得されます。

例外

OperateException:

取得処理でエラーが発生した場合

java.lang.Illegal ArgumentException:
java.lang.Illegal StateException:

セキュリティモード有効時において、ユーザがログイン状態ではない場合

セキュリティモードについては、以下を参照してください。
⇒“B.1 セキュリティモードの設定

注意

備考


public Form[]
getForms(SortOrder[] sortOrder)
throws OperateException,java.lang.IllegalArgumentException,java.lang.IllegalStateException

用途

論理あて先内の帳票を取得します。

パラメータ

sortOrder:

取得した帳票をソートする場合、並べ替えのキーにするソート項目を指定します。

ソート項目は複数指定できます。複数指定した場合、最初に指定したソート項目がもっとも優先度が高くなり、それ以降は順に優先度が低くなります。例えば、ソート項目を2個指定した場合、最初に指定したソート項目でソートが行われたあと、ソートされた範囲内で、2番目に指定したソート項目でソートが行われます。

「null」を指定した場合、List Manager管理データベースで管理されている順になり、ソートはされません。

ソート項目の詳細については、以下を参照してください。
⇒“3.10.1 SortOrderクラス

戻り値

帳票の配列

なお、論理あて先内に帳票がない場合は、長さ0の配列が取得されます。

例外

OperateException:

取得処理でエラーが発生した場合

java.lang.Illegal ArgumentException:
java.lang.Illegal StateException:

セキュリティモード有効時において、ユーザがログイン状態ではない場合

セキュリティモードについては、以下を参照してください。
⇒“B.1 セキュリティモードの設定

注意

備考


public ListResult
getForms(SortOrder[] sortOrder,int resultLimit)
throws OperateException,java.lang.IllegalArgumentException,java.lang.IllegalStateException

用途

最大取得件数を指定して、論理あて先内の帳票を取得します。

最大取得件数は、取得する帳票の最大数です。

帳票を取得した結果は、ListResultクラスのgetListメソッドの戻り値をForm[]にキャストして取得します。

パラメータ

sortOrder:

取得した帳票をソートする場合、並べ替えのキーにするソート項目を指定します。

ソート項目は複数指定できます。複数指定した場合、最初に指定したソート項目がもっとも優先度が高くなり、それ以降は順に優先度が低くなります。例えば、ソート項目を2個指定した場合、最初に指定したソート項目でソートが行われたあと、ソートされた範囲内で、2番目に指定したソート項目でソートが行われます。

「null」を指定した場合、List Manager管理データベースで管理されている順になり、ソートはされません。

ソート項目の詳細については、以下を参照してください。
⇒“3.10.1 SortOrderクラス

resultLimit:

帳票の最大取得件数を指定します。

「0」以下の値を指定した場合は無制限になります。

戻り値

一覧で取得した結果

例外

OperateException:

取得処理でエラーが発生した場合

java.lang.Illegal ArgumentException:
java.lang.Illegal StateException:

セキュリティモード有効時において、ユーザがログイン状態ではない場合

セキュリティモードについては、以下を参照してください。
⇒“B.1 セキュリティモードの設定

注意

備考


public Form[]
getForms(FormFilterCondition condition,SortOrder[] sortOrder)
throws OperateException,java.lang.IllegalArgumentException,java.lang.IllegalStateException

用途

帳票の絞り込み条件を指定して、論理あて先内の帳票を取得します。

パラメータ

condition:

帳票を絞り込んで検索するときの条件を指定します。

帳票の絞り込み条件については、以下を参照してください。
⇒“3.9.3 FormFilterConditionクラス

この条件で絞り込みを行わない場合は、「null」を指定します。

sortOrder:

取得した帳票をソートする場合、並べ替えのキーにするソート項目を指定します。

ソート項目は複数指定できます。複数指定した場合、最初に指定したソート項目がもっとも優先度が高くなり、それ以降は順に優先度が低くなります。例えば、ソート項目を2個指定した場合、最初に指定したソート項目でソートが行われたあと、ソートされた範囲内で、2番目に指定したソート項目でソートが行われます。

「null」を指定した場合、List Manager管理データベースで管理されている順になり、ソートはされません。

ソート項目の詳細については、以下を参照してください。
⇒“3.10.1 SortOrderクラス

戻り値

条件に一致した帳票の配列

なお、論理あて先内に帳票がない場合、または条件に一致する帳票がない場合は、長さ0の配列が取得されます。

例外

OperateException:

取得処理でエラーが発生した場合

java.lang.Illegal ArgumentException:
java.lang.Illegal StateException:

セキュリティモード有効時において、ユーザがログイン状態ではない場合

セキュリティモードについては、以下を参照してください。

⇒“B.1 セキュリティモードの設定

注意

備考


public ListResult
getForms(FormFilterCondition condition,SortOrder[] sortOrder,int resultLimit)
throws OperateException,java.lang.IllegalArgumentException,java.lang.IllegalStateException

用途

帳票の絞り込み条件、および最大取得件数を指定して、論理あて先内の帳票を取得します。

最大取得件数は、取得する帳票の最大数です。

帳票を取得した結果は、ListResultクラスのgetListメソッドの戻り値をForm[]にキャストして取得します。

パラメータ

condition:

帳票の絞り込み条件を指定します。

帳票の絞り込み条件については、以下を参照してください。
⇒“3.9.3 FormFilterConditionクラス

この条件で絞り込みを行わない場合は、「null」を指定します。

sortOrder:

取得した帳票をソートする場合、並べ替えのキーにするソート項目を指定します。

ソート項目は複数指定できます。複数指定した場合、最初に指定したソート項目がもっとも優先度が高くなり、それ以降は順に優先度が低くなります。例えば、ソート項目を2個指定した場合、最初に指定したソート項目でソートが行われたあと、ソートされた範囲内で、2番目に指定したソート項目でソートが行われます。

「null」を指定した場合、List Manager管理データベースで管理されている順になり、ソートはされません。

ソート項目の詳細については、以下を参照してください。
⇒“3.10.1 SortOrderクラス

resultLimit:

帳票の最大取得件数を指定します。

「0」以下の値を指定した場合は無制限になります。

戻り値

一覧で取得した結果

例外

OperateException:

取得処理でエラーが発生した場合

java.lang.Illegal ArgumentException:
java.lang.Illegal StateException:

セキュリティモード有効時において、ユーザがログイン状態ではない場合

セキュリティモードについては、以下を参照してください。
⇒“B.1 セキュリティモードの設定

注意

備考


public ListResult
getForms(FormFilterCondition condition,SortOrder[] sortOrder,int startPosition,int resultLimit)
throws OperateException,java.lang.IllegalArgumentException,java.lang.IllegalStateException

用途

帳票の絞り込み条件、取得開始位置、および最大取得件数を指定して、論理あて先内の帳票を取得します。

最大取得件数は取得する帳票の最大数です。

帳票を取得した結果は、ListResult クラスのgetList メソッドの戻り値をForm[] にキャスト

して取得します。

パラメータ

condition:

帳票の絞り込み条件を指定します。

帳票の絞り込み条件については、以下を参照してください。
⇒“3.9.3 FormFilterConditionクラス

この条件で絞り込みを行わない場合は、「null」を指定します。

sortOrder:

取得した帳票をソートする場合、並べ替えのキーにするソート項目を指定します。

ソート項目は複数指定できます。複数指定した場合、最初に指定したソート項目がもっとも優先度が高くなり、それ以降は順に優先度が低くなります。

例えば、ソート項目を2 個指定した場合、最初に指定したソート項目でソートが行われたあと、ソートされた範囲内で、2 番目に指定したソート項目でソートが行われます。

「null」を指定した場合、List Manager 管理データベースで管理されている順になり、ソートはされません。

ソート項目の詳細については、以下を参照してください。
⇒“3.10.1 SortOrderクラス

startPosition:

部分取得する際の取得開始位置を指定します。

「0」以下を指定した場合は先頭から取得します(「1」を指定した場合と同じです)。

帳票一覧取得時に指定する絞り込み条件(condition)に一致するこの論理あて先に出力された帳票の件数より大きい値を指定した場合は、取得件数が0件になります。

resultLimit:

最大取得件数を指定します。「0」以下を指定した場合は無制限に取得します。帳票一覧取得時に指定する絞り込み条件(condition)に一致するこの論理あて先に出力された帳票の件数より大きい値を指定した場合は、絞り込み条件に一致するこの論理あて先に出力された帳票の件数分だけ取得し、例外は発生しません。

戻り値

論理あて先内の帳票一覧

例外

OperateException:

取得処理でエラーが発生した場合

java.lang.Illegal ArgumentException:
java.lang.Illegal StateException:

セキュリティモード有効時において、ユーザがログイン状態ではない場合

セキュリティモードについては、以下を参照してください。
⇒“B.1 セキュリティモードの設定

注意

備考


public int
getFormsCount(FormFilterCondition condition)
throws OperateException, java.lang.IllegalStateException

用途

帳票の絞り込み条件を指定して、指定した条件に一致する帳票の総件数を取得します。

パラメータ

condition:

帳票の絞り込み条件を指定します。

帳票の絞り込み条件については、以下を参照してください。
⇒“3.9.3 FormFilterConditionクラス

この条件で絞り込みを行わない場合は、「null」を指定します。

戻り値

指定した条件に一致する帳票の総件数

例外

OperateException:

取得処理でエラーが発生した場合

java.lang.Illegal StateException:

セキュリティモード有効時において、ユーザがログイン状態ではない場合

セキュリティモードについては、以下を参照してください。
⇒“B.1 セキュリティモードの設定


public void
resumeAllForms(boolean isContinue)
throws OperateAllFormsException,java.lang.IllegalStateException

用途

論理あて先内の帳票の出力を一括して保留解除します。

帳票の出力状態が「出力保留」の帳票に対して、帳票の出力の保留を解除して帳票を出力します。

帳票の出力状態が「出力保留」以外の帳票に対しては無効です。

パラメータ

isContinue:

処理中にエラーが発生した場合、その帳票をスキップして次の帳票を処理するかどうかを指定します。

true:

エラーが発生した帳票をスキップして、次の帳票を処理する場合に指定します。

false:

エラーが発生した時点で、処理を終了する場合に指定します。

例外

OperateAllForms Exception:
java.lang.Illegal StateException:

セキュリティモード有効時において、ユーザがログイン状態ではない場合

セキュリティモードについては、以下を参照してください。

⇒“B.1 セキュリティモードの設定

注意

備考


public void
resumeAllForms(boolean isContinue,LMParametersList printoutOptions)
throws OperateAllFormsException, java.lang.IllegalArgumentException, java.lang.IllegalStateException

用途

印刷部数、メッセージ通知先を指定して、論理あて先内の帳票の出力を一括して保留解除します。

パラメータ

isContinue:

処理中にエラーが発生した場合、その帳票をスキップして次の帳票を処理するかどうかを指定します。

true:

エラーが発生した帳票をスキップして、次の帳票を処理する場合に指定します。

false:

エラーが発生した時点で、処理を終了する場合に指定します。

printoutOptions:

印刷部数、メッセージ通知先を、LMParameterKeyクラスの以下のキーで指定します。

  • PARAM_PRINTOUT_COPY(印刷部数)
    帳票出力時の印刷部数をIntegerオブジェクトで指定します。
    指定可能な印刷部数は1~ 999の範囲です。

    • 「0」を指定した場合は、「1」が指定されたとみなされます。ただし、帳票登録時に印刷部数を指定した場合は、ユーザアプリケーションで指定した印刷部数が有効になります。

    • 印刷部数を指定しなかった場合は、「0」が指定されたとみなされます。

  • PARAM_PRINTOUT_RESPONSE_MESSAGE(メッセージ通知先(返答メッセージ/応答メッセージ))
    返答メッセージ/応答メッセージの通知先として、「ホスト名」または「IP アドレス」をStringオブジェクトで指定します。
    メッセージ通知先を指定しなかった場合は、帳票登録時のメッセージ通知先となります。

  • PARAM_PRINTOUT_NOTICE_MESSAGE(メッセージ通知先(通知メッセージ))
    通知メッセージの通知先として、「ホスト名」または「IP アドレス」をStringオブジェクトで指定します。
    メッセージ通知先を指定しなかった場合は、帳票登録時のメッセージ通知先となります。

例外

OperateAllForms Exception:
java.lang.Illegal ArgumentException:
java.lang.Illegal StateException:

セキュリティモード有効時において、ユーザがログイン状態ではない場合

セキュリティモードについては、以下を参照してください。

⇒“B.1 セキュリティモードの設定

注意

備考


public void
cancelAllForms(boolean isContinue)
throws OperateAllFormsException,java.lang.IllegalStateException

用途

論理あて先内の帳票の出力を一括して中止します。

論理あて先の論理あて先タイプが帳票配信用の場合のみ操作できます。

帳票の出力中止が完了すると、帳票の出力状態が「中止」に変更されます。

パラメータ

isContinue:

処理中にエラーが発生した場合、その帳票をスキップして次の帳票を処理するかどうかを指定します。

true:

エラーが発生した帳票をスキップして、次の帳票を処理する場合に指定します。

false:

エラーが発生した時点で、処理を終了する場合に指定します。

例外

OperateAllForms Exception:
java.lang.Illegal StateException:

セキュリティモード有効時において、ユーザがログイン状態ではない場合

セキュリティモードについては、以下を参照してください。
⇒“B.1 セキュリティモードの設定

注意

備考


public void
forceCancelAllForms(boolean isContinue)
throws OperateAllFormsException,java.lang.IllegalStateException

用途

論理あて先内の帳票の出力を、一括して強制的に中止します。

論理あて先の論理あて先タイプが帳票配信用の場合のみ操作できます。

パラメータ

isContinue:

処理中にエラーが発生した場合、その帳票をスキップして次の帳票を処理するかどうかを指定します。

true:

エラーが発生した帳票をスキップして、次の帳票を処理する場合に指定します。

false:

エラーが発生した時点で、処理を終了する場合に指定します。

例外

OperateAllForms Exception:
java.lang.Illegal StateException:

セキュリティモード有効時において、ユーザがログイン状態ではない場合

セキュリティモードについては、以下を参照してください。
⇒“B.1 セキュリティモードの設定

注意

備考


public void
deleteAllForms(boolean isContinue)
throws OperateAllFormsException,java.lang.IllegalStateException

用途

論理あて先内の帳票を一括して削除します。

パラメータ

isContinue:

処理中にエラーが発生した場合、その帳票をスキップして次の帳票を処理するかどうかを指定します。

true:

エラーが発生した帳票をスキップして、次の帳票を処理する場合に指定します。

false:

エラーが発生した時点で、処理を終了する場合に指定します。

例外

OperateAllForms Exception:
java.lang.Illegal StateException:

セキュリティモード有効時において、ユーザがログイン状態ではない場合

セキュリティモードについては、以下を参照してください。
⇒“B.1 セキュリティモードの設定

注意


public void
copyAllForms(java.lang.String toLogicalDestinationName,boolean isOutput,boolean isContinue)
throws OperateAllFormsException,java.lang.IllegalArgumentException,java.lang.IllegalStateException

用途

論理あて先内の帳票を一括して複写します。

複写は、同じ論理あて先タイプの論理あて先に対してのみ行えます。

パラメータ

toLogicalDestination:

複写先の論理あて先名を指定します。

論理あて先グループを複写先論理あて先にすることはできません。

isOutput:

複写後に、帳票を出力するかどうかを指定します。

true:

帳票を出力する場合に指定します。

false:

帳票を出力しない場合に指定します。

isContinue:

処理中にエラーが発生した場合、その帳票をスキップして次の帳票を処理するかどうかを指定します。

true:

エラーが発生した帳票をスキップして、次の帳票を処理する場合に指定します。

false:

エラーが発生した時点で、処理を終了する場合に指定します。

例外

OperateAllForms Exception:
java.lang.Illegal ArgumentException:

複写先の論理あて先名が「null」の場合

java.lang.Illegal StateException:

セキュリティモード有効時において、ユーザがログイン状態ではない場合

セキュリティモードについては、以下を参照してください。
⇒“B.1 セキュリティモードの設定

注意

備考


public void
copyAllForms(java.lang.String toLogicalDestinationName,
boolean isOutput,boolean isContinue,LMParametersList printoutOptions)
throws OperateAllFormsException, java.lang.IllegalArgumentException, java.lang.IllegalStateException

用途

論理あて先内の帳票の出力を一括して複写します。

複写と同時に出力を行う場合、印刷部数、メッセージ通知先を指定します。

複写は、同じ論理あて先タイプの論理あて先に対してのみ行えます。

パラメータ

toLogicalDestination Name:

複写先の論理あて先名を指定します。
論理あて先グループを複写先論理あて先にすることはできません。

isOutput:

複写後に、複写した帳票の出力を行うかどうかを指定します。

true:

複写後に帳票を出力する場合に指定します。

false:

複写後に帳票を出力しない場合に指定します。

isContinue:

処理中にエラーが発生した場合、その帳票をスキップして次の帳票を処理するかどうかを指定します。

true:

エラーが発生した帳票をスキップして、次の帳票を処理する場合に指定します。

false:

エラーが発生した時点で、処理を終了する場合に指定します。

printoutOptions:

印刷部数、メッセージ通知先を、LMParameterKeyクラスの以下のキーで指定します。複写と同時に出力を行った場合(isOutput パラメータに「true」を指定した場合)に有効になります。

  • PARAM_PRINTOUT_COPY(印刷部数)
    帳票出力時の印刷部数をIntegerオブジェクトで指定します。
    指定可能な印刷部数は1~ 999の範囲です。

    • 「0」を指定した場合は、「1」が指定されたとみなされます。ただし、帳票登録時に印刷部数を指定した場合は、ユーザアプリケーションで指定した印刷部数が有効になります。

    • 印刷部数を指定しなかった場合は、「0」が指定されたとみなされます。

  • PARAM_PRINTOUT_RESPONSE_MESSAGE(メッセージ通知先(返答メッセージ/応答メッセージ))
    返答メッセージ/応答メッセージの通知先として、「ホスト名」または「IP アドレス」をStringオブジェクトで指定します。
    メッセージ通知先を指定しなかった場合は、帳票登録時のメッセージ通知先となります。

  • PARAM_PRINTOUT_NOTICE_MESSAGE(メッセージ通知先(通知メッセージ))
    通知メッセージの通知先として、「ホスト名」または「IPアドレス」をStringオブジェクトで指定します。
    メッセージ通知先を指定しなかった場合は、帳票登録時のメッセージ通知先となります。

例外

OperateAllForms Exception:
java.lang.Illegal ArgumentException:
java.lang.Illegal StateException:

セキュリティモード有効時において、ユーザがログイン状態ではない場合

セキュリティモードについては、以下を参照してください。
⇒“B.1 セキュリティモードの設定

注意

備考