機能説明
本コマンドは、Systemwalker ACL Managerの監査機能の操作ログ出力先ディレクトリ、操作ログファイルの最大サイズの設定変更、操作ログファイルのクリア、削除を行います。
記述形式
mpauditenv | -d audit_path | -s file_size | -c | -r |
オプション
操作ログの出力先ディレクトリを変更したい場合に指定します。すでに存在するディレクトリを指定した場合は、エラーとなります。変更を行う前の操作ログ出力先ディレクトリは、次の通りです。
Windows版の場合
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker\mpaclmgr\audit
UNIX版の場合
Systemwalkerインストールディレクトリ/FJSVfwsec/audit またはSystemwalkerインストールディレクトリ/FJSVfwseo/audit
操作ログファイルの最大サイズを変更します。単位はバイトです。1024よりも小さい値、2147483647よりも大きい値は設定できません。変更を行う前の値は、1024000です。
操作ログをクリアします。
操作ログファイルを削除します。
復帰値
正常終了
異常終了
参照
コマンド格納場所
Windows | Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker\bin |
UNIX | Systemwalkerインストールディレクトリ/systemwalker/bin |
実行に必要な権限/実行環境
【Windows】
Administrator権限が必要です。
運用管理/部門管理/業務サーバで実行可能です。
【UNIX】
システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。
運用管理サーバ/部門管理サーバ/業務サーバで実行可能です。
使用例1
【Windows版】
操作ログファイルの出力先ディレクトリを「D:\home\log」に変更します。
mpauditenv -d D:\home\log
【UNIX版】
操作ログファイルの出力先ディレクトリを「/home/log」に変更します。
mpauditenv -d /home/log
使用例2
操作ログファイルの最大サイズを4096000バイトに変更します。
mpauditenv -s 4096000
実行結果/出力形式
出力はありません。
設定に失敗した旨のメッセージを表示します。