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Systemwalker Centric Manager V17.0.2 リファレンスマニュアル

1.2.142 mpauditenv(監査環境設定コマンド)

機能説明

本コマンドは、Systemwalker ACL Managerの監査機能の操作ログ出力先ディレクトリ、操作ログファイルの最大サイズの設定変更、操作ログファイルのクリア、削除を行います。

記述形式

mpauditenv

-d audit_path | -s file_size | -c | -r

オプション

-d audit_path:

操作ログの出力先ディレクトリを変更したい場合に指定します。すでに存在するディレクトリを指定した場合は、エラーとなります。変更を行う前の操作ログ出力先ディレクトリは、次の通りです。

  • Windows版の場合

    Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker\mpaclmgr\audit

  • UNIX版の場合

    Systemwalkerインストールディレクトリ/FJSVfwsec/audit またはSystemwalkerインストールディレクトリ/FJSVfwseo/audit

-s file_size:

操作ログファイルの最大サイズを変更します。単位はバイトです。1024よりも小さい値、2147483647よりも大きい値は設定できません。変更を行う前の値は、1024000です。

-c:

操作ログをクリアします。

-r:

操作ログファイルを削除します。

復帰値

0:

正常終了

0以外:

異常終了

参照

mplstaudit(監査設定表示コマンド)

mpsetaudit(監機能有効/無効設定コマンド)

Systemwalker ACLマネージャの監査ログファイル

監査環境設定情のログファイル

セキュリィ用コマンド

コマンド格納場所

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker\bin

UNIX

Systemwalkerインストールディレクトリ/systemwalker/bin

実行に必要な権限/実行環境

【Windows】

【UNIX】

使用例1

【Windows版】

操作ログファイルの出力先ディレクトリを「D:\home\log」に変更します。

mpauditenv -d D:\home\log

【UNIX版】

操作ログファイルの出力先ディレクトリを「/home/log」に変更します。

mpauditenv -d /home/log

使用例2

操作ログファイルの最大サイズを4096000バイトに変更します。

mpauditenv -s 4096000

実行結果/出力形式

正常終了時:

出力はありません。

異常終了時:

設定に失敗した旨のメッセージを表示します。