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Systemwalker Centric Manager V17.0.2 リファレンスマニュアル

1.2.241 mpsetaudit(監査機能有効/無効設定コマンド)

機能説明

本コマンドは、Systemwalker ACL Managerの監査機能の有効/無効および事象の種別の設定を変更します。

記述形式

mpsetaudit

-s {on|off}

mpsetaudit

-f {both|ok|ng|off} [a][r][u][g]

オプション

-s {on|off}:

監査機能の有効/無効を指定します。onを指定した場合は監査機能を有効に、offを指定した場合は無効にします。

-f {both|ok|ng|off}:

監査する事象の設定を変更します。下の「a」、「r」、「u」、「g」との組み合わせで使用します。

both:

成功と失敗を記録します。

ok:

成功だけ記録します。

ng:

失敗だけ記録します。

off:

記録しません。

a:

認証に関する事象を監査する場合に指定します。

r:

参照系の操作に関する事象を監査する場合に指定します。

u:

更新系の操作に関する事象を監査する場合に指定します。

g:

ロールに関する事象を監査する場合に指定します。

復帰値

0:

正常終了

0以外:

異常終了

参照

mpauditenv(監査環境設定コマンド)

mplstaudit(監査設表示コマンド)

セキュリィ用コマンド

コマンド格納場所

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker\bin

UNIX

Systemwalkerインストールディレクトリ/systemwalker/bin

実行に必要な権限/実行環境

【Windows】

【UNIX】

注意事項

使用例1

認証の成功/失敗の操作ログを出力するよう設定し、監査機能を有効にします。

mpsetaudit -f both a
mpsetaudit -s on

使用例2

監査機能を無効にします。

mpsetaudit -s off

使用例3

認証、参照系、更新系、ロール事象の失敗の操作ログを出力するよう設定します。

mpsetaudit -f ng arug

実行結果/出力形式

正常終了時

出力はありません。

異常終了時

設定に失敗した旨のメッセージを表示します。