機能説明
本コマンドは、Systemwalker ACL Managerの監査機能の有効/無効および事象の種別の設定を変更します。
記述形式
mpsetaudit | -s {on|off} |
mpsetaudit | -f {both|ok|ng|off} [a][r][u][g] |
オプション
監査機能の有効/無効を指定します。onを指定した場合は監査機能を有効に、offを指定した場合は無効にします。
監査する事象の設定を変更します。下の「a」、「r」、「u」、「g」との組み合わせで使用します。
成功と失敗を記録します。
成功だけ記録します。
失敗だけ記録します。
記録しません。
認証に関する事象を監査する場合に指定します。
参照系の操作に関する事象を監査する場合に指定します。
更新系の操作に関する事象を監査する場合に指定します。
ロールに関する事象を監査する場合に指定します。
復帰値
正常終了
異常終了
参照
コマンド格納場所
Windows | Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker\bin |
UNIX | Systemwalkerインストールディレクトリ/systemwalker/bin |
実行に必要な権限/実行環境
【Windows】
Administrator権限が必要です。
運用管理サーバ/部門管理サーバ/業務サーバで実行可能です。
【UNIX】
システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。
運用管理サーバ/部門管理サーバ/業務サーバで実行可能です。
注意事項
「mpsetaudit -s on」で監査機能を有効にしても、「mpsetaudit -f both|ok|ng|off [a][r][u][g]」で、監査する事象を1つも設定してない場合は、操作ログは出力されません。
「mpsetaudit -s on」と「mpsetaudit -f both|ok|ng|off [a][r][u][g]」の実行順序は問いません。
使用例1
認証の成功/失敗の操作ログを出力するよう設定し、監査機能を有効にします。
mpsetaudit -f both a mpsetaudit -s on
使用例2
監査機能を無効にします。
mpsetaudit -s off
使用例3
認証、参照系、更新系、ロール事象の失敗の操作ログを出力するよう設定します。
mpsetaudit -f ng arug
実行結果/出力形式
出力はありません。
設定に失敗した旨のメッセージを表示します。