形式
change-admin-password
機能説明
admin-realmにfileレルムを使用している場合、fileレルムの管理ユーザーの管理者パスワードを変更します。
asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「10.1 asadmin」も参照してください。
また共通オプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。
戻り値
0: 正常終了
1: 異常終了
注意事項
管理ユーザー、管理者パスワードについては「5.2.4 ログイン認証」を参照してください。
パスワードには8文字以上20文字以内の英数字を指定してください。
その他、パスワードに関する注意事項は、「1.4.5 Java EE 7で使用するパスワードに関する注意事項」を参照してください。
Java VMプロセスの生死監視機能の「プロセスの自動再起動」に自動再起動する(デフォルト)を設定している場合、管理者パスワード変更後にlogin --pcmiサブコマンドを実行してpassファイルを更新してください。詳細は、「2.5.1 Java VMプロセスの生死監視」を参照してください。
使用例
以下のように実行します。問い合わせに従って、管理ユーザー名、現在のパスワード、新しいパスワードを2回入力します。
C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin change-admin-password |
/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin change-admin-password |
形式
change-master-password [--savemasterpassword[=true|=false]]
機能説明
マスターパスワードを変更します。
asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「10.1 asadmin」も参照してください。
また共通オプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。
オプション
オプション名 | 簡略名 | 説明 |
---|---|---|
--savemasterpassword | なし |
|
注) 新規作成または再作成される、マスターパスワードを保存したファイルは以下に格納されます。
[Java EE 7共通ディレクトリ]\domains\domain1\master-password |
[Java EE 7共通ディレクトリ]/domains/domain1/master-password |
戻り値
0: 正常終了
1: 異常終了
注意事項
本コマンドを実行する場合、実行前に以下を停止してください。
Interstage Java EE 7 DASサービス
すべてのIJServerクラスタ
マスターパスワードの初期値はchangeitです。
パスワードには6文字以上20文字以内の英数字を指定してください。
--passwordfileオプションで指定したファイルに以下のエントリを追加することで、現在のマスターパスワードを指定できます。
AS_ADMIN_MASTERPASSWORD=現在のマスターパスワード |
--passwordfileオプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。
master-passwordファイルが存在する状態でasadmin change-master-passwordサブコマンドを--savemasterpasswordオプションに「false」を指定して実行した場合、master-passwordファイルは削除されます。
その他、パスワードに関する注意事項は、「1.4.5 Java EE 7で使用するパスワードに関する注意事項」を参照してください。
本サブコマンドを多重に実行しないでください。また、本サブコマンド実行と同時に他サブコマンドを実行しないでください。
使用例
以下のように実行します。問い合わせに従って、現在のパスワードと、新しいパスワードを2回入力します。
C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin change-master-password --savemasterpassword |
/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin change-master-password --savemasterpassword |
形式
create-connector-security-map --poolname connector_connection_pool_name [--principals principal_name1[,principal_name2]...] [--usergroups usergroup_name1[,usergroup_name2]...] --mappedusername username security_map_name
機能説明
セキュリティーマップを作成します。
asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「10.1 asadmin」も参照してください。
また共通オプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。
オプション
オプション名 | 簡略名 | 説明 |
---|---|---|
--poolname | なし | コネクタ接続プールのプール名を指定します。 |
--principals | なし | Principalを指定します。複数のPrincipalを指定する場合、各Principalを「,」で区切って指定します。 |
--usergroups | なし | ユーザーグループを指定します。複数のユーザーグループを指定する場合、各ユーザーグループを「,」で区切って指定します。 |
--mappedusername | なし | Backend Principalのユーザー名を指定します。 |
オペランド
オペランド名 | 省略 | 説明 |
---|---|---|
security_map_name | 不可 | セキュリティーマップの名前を指定します。 |
戻り値
0: 正常終了
1: 異常終了
注意事項
--passwordfileオプションで指定したファイルに以下のエントリを追加することで作成されるセキュリティーマップのBackend Principalのパスワードを指定できます。
AS_ADMIN_MAPPEDPASSWORD=パスワード |
--passwordfileオプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。
--principalsオプションと--usergroupsオプションはいずれか一方の指定が必須です。2つのオプションを同時に指定した場合、またはいずれも指定しない場合、コマンドの実行に失敗します。
本サブコマンドを実行すると、以下の同期化対象に対して、定義項目の更新(同期化)処理が行われます。
Java EE 7環境のすべてのサーバーインスタンス
このため、Java EE 7環境のすべてのサーバーインスタンスに対する実行結果が出力されます。実行結果の詳細は「asadminコマンドの注意事項」を参照してください。
使用例
以下のように実行します。
C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin --passwordfile C:\temp\password.txt create-connector-security-map --poolname eis/connectionPool --principals principal1,principal2 --mappedusername backendPrincipal securityMap |
/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin --passwordfile /temp/password.txt create-connector-security-map --poolname eis/connectionPool --principals principal1,principal2 --mappedusername backendPrincipal securityMap |
形式
delete-connector-security-map --poolname connector_connection_pool_name security_map_name
機能説明
セキュリティーマップを削除します。
asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「10.1 asadmin」も参照してください。
また共通オプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。
オプション
オプション名 | 簡略名 | 説明 |
---|---|---|
--poolname | なし | コネクタ接続プールのプール名を指定します。 |
オペランド
オペランド名 | 省略 | 説明 |
---|---|---|
security_map_name | 不可 | セキュリティーマップの名前を指定します。 |
戻り値
0: 正常終了
1: 異常終了
注意事項
本サブコマンドを実行すると、以下の同期化対象に対して、定義項目の更新(同期化)処理が行われます。
Java EE 7環境のすべてのサーバーインスタンス
このため、Java EE 7環境のすべてのサーバーインスタンスに対する実行結果が出力されます。実行結果の詳細は「asadminコマンドの注意事項」を参照してください。
使用例
以下のように実行します。
C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin delete-connector-security-map --poolname eis/connectionPool securityMap |
/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin delete-connector-security-map --poolname eis/connectionPool securityMap |
形式
update-connector-security-map --poolname connector_connection_pool_name [--addprincipals principal_name1[,principal_name2]...] [--addusergroups usergroup_name1[,usergroup_name2]...] [--removeprincipals principal_name1[,principal_name2]...] [--removeusergroups usergroup_name1[,usergroup_name2]...] [--mappedusername username] security_map_name
機能説明
セキュリティーマップを更新します。
asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「10.1 asadmin」も参照してください。
また共通オプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。
オプション
オプション名 | 簡略名 | 説明 |
---|---|---|
--poolname | なし | コネクタ接続プールのプール名を指定します。 |
--addprincipals | なし | 追加するPrincipalを指定します。複数のPrincipalを指定する場合、各Principalを「,」で区切って指定します。 |
--addusergroups | なし | 追加するユーザーグループを指定します。複数のユーザーグループを指定する場合、各ユーザーグループを「,」で区切って指定します。 |
--removeprincipals | なし | 削除するPrincipalを指定します。複数のPrincipalを指定する場合、各Principalを「,」で区切って指定します。 |
--removeusergroups | なし | 削除するユーザーグループを指定します。複数のユーザーグループを指定する場合、各ユーザーグループを「,」で区切って指定します。 本オプションを省略した場合、ユーザーグループは削除されません。 |
--mappedusername | なし | Backend Principalのユーザー名を指定します。 |
オペランド
オペランド名 | 省略 | 説明 |
---|---|---|
security_map_name | 不可 | セキュリティーマップの名前を指定します。 |
戻り値
0: 正常終了
1: 異常終了
注意事項
--passwordfileオプションで指定したファイルに以下のエントリを追加することでセキュリティーマップのBackend Principalのパスワードを更新できます。
AS_ADMIN_MAPPEDPASSWORD=パスワード |
--passwordfileオプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。
--addprincipalsオプションと—-addusergroupsを同時に指定することはできません。指定した場合、コマンドの実行に失敗します。
--addprincipalsオプションと--removeprincipalsオプションに同名のPrincipalを指定することはできません。指定した場合、コマンドの実行に失敗します。
--addusergroupsオプションと--removeusergroupsオプションに同名のユーザーグループを指定することはできません。指定した場合、コマンドの実行に失敗します。
セキュリティーマップに登録済みのPrincipalを--addprincipalsオプションで指定することはできません。指定した場合、コマンドの実行に失敗します。
セキュリティーマップに登録済みのユーザーグループを--addusergroupsオプションで指定することはできません。指定した場合、コマンドの実行に失敗します。
使用例
以下のように実行します。
C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin --passwordfile C:\temp\password.txt update-connector-security-map --poolname eis/connectionPool --addprincipals principal1,principal2 --mappedusername backendPrincipal securityMap |
/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin --passwordfile /temp/password.txt update-connector-security-map --poolname eis/connectionPool --addprincipals principal1,principal2 --mappedusername backendPrincipal securityMap |
形式
list-connector-security-maps connector_connection_pool_name
機能説明
セキュリティーマップの一覧を取得します。
asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「10.1 asadmin」も参照してください。
また共通オプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。
オペランド
オペランド名 | 省略 | 説明 |
---|---|---|
connector_connection_pool_name | 不可 | コネクタ接続プールのプール名を指定します。 |
戻り値
0: 正常終了
1: 異常終了
使用例
以下のように実行します。
C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin list-connector-security-maps eis/connectionPool |
/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin list-connector-security-maps eis/connectionPool |
形式
create-password-alias aliasname
機能説明
パスワードエイリアスを作成します。管理者パスワードのエイリアスは作成できません。
作成したパスワードエイリアスは、以下においてパスワードの代りに指定できます。
asadminコマンドのsetサブコマンド
上記でパスワード項目を定義する際、パスワードエイリアスを以下のフォーマットで指定します。
${ALIAS=aliasname} |
コマンドを実行すると以下のプロンプトが表示されますのでパスワードを入力してください。
Please enter the alias password |
asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「10.1 asadmin」も参照してください。
また共通オプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。
オペランド
オペランド名 | 省略 | 説明 |
---|---|---|
aliasname | 不可 | パスワードエイリアス名を指定します。 |
戻り値
0: 正常終了
1: 異常終了
注意事項
--passwordfileオプションで指定したファイルに以下のエントリを追加することで作成されるパスワードエイリアスのパスワードを指定できます。エントリを追加しない場合、パスワードの入力を求めるプロンプトが表示されます。
AS_ADMIN_ALIASPASSWORD=パスワード |
--passwordfileオプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。
プロンプトで入力したパスワードは表示されません。
パスワードエイリアスの大文字と小文字が区別されるかどうかは、Javaの実装によって異なります。問題の発生を防ぐため、小文字のみで設定するようにしてください。
本サブコマンドを多重に実行しないでください。また、本サブコマンド実行と同時に他サブコマンドを実行しないでください。
本サブコマンドを実行した場合、Interstage Java EE 7 DASサービスとIJServerクラスタを再起動してください。
使用例
以下のように実行します。
C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin create-password-alias alias1 |
事前に作成されたコネクションプールeis/connectionPoolのセキュリティマップsecurityMapにパスワードエイリアスを設定するには、以下のように実行します。これにより、定義ファイルに書かれているパスワードやasadmin getサブコマンドなどで表示されるパスワードを隠ぺいすることができます。
C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin set --user admin |
/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin create-password-alias alias1 |
事前に作成されたコネクションプールeis/connectionPoolのセキュリティマップsecurityMapにパスワードエイリアスを設定するには、以下のように実行します。これにより、定義ファイルに書かれているパスワードやasadmin getサブコマンドなどで表示されるパスワードを隠ぺいすることができます。
/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin set --user admin |
形式
delete-password-alias aliasname
機能説明
パスワードエイリアスを削除します。
asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「10.1 asadmin」も参照してください。
また共通オプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。
オペランド
オペランド名 | 省略 | 説明 |
---|---|---|
aliasname | 不可 | パスワードエイリアス名を指定します。 |
戻り値
0: 正常終了
1: 異常終了
注意事項
本サブコマンドを多重に実行しないでください。また、本サブコマンド実行と同時に他サブコマンドを実行しないでください。
本サブコマンドを実行した場合、Interstage Java EE 7 DASサービスとIJServerクラスタを再起動してください。
使用例
以下のように実行します。
C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin delete-password-alias alias1 |
/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin delete-password-alias alias1 |
形式
list-password-aliases
機能説明
パスワードエイリアスの一覧を表示します。
asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「10.1 asadmin」も参照してください。
また共通オプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。
戻り値
0: 正常終了
1: 異常終了
使用例
以下のように実行します。
C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin list-password-aliases |
/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin list-password-aliases |
形式
update-password-alias aliasname
機能説明
パスワードエイリアスを更新します。
コマンドを実行すると以下のプロンプトが表示されますのでパスワードを入力してください。
Please enter the alias password |
asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「10.1 asadmin」も参照してください。
また共通オプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。
オペランド
オペランド名 | 省略 | 説明 |
---|---|---|
aliasname | 不可 | パスワードエイリアス名を指定します。 |
戻り値
0: 正常終了
1: 異常終了
注意事項
--passwordfileオプションで指定したファイルに以下のエントリを追加することでパスワードエイリアスのパスワードを更新できます。
AS_ADMIN_ALIASPASSWORD=パスワード |
--passwordfileオプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。
プロンプトで入力したパスワードは表示されません。
本サブコマンドを多重に実行しないでください。また、本サブコマンド実行と同時に他サブコマンドを実行しないでください。
本サブコマンドを実行した場合、Interstage Java EE 7 DASサービスとIJServerクラスタを再起動してください。
使用例
以下のように実行します。
C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin update-password-alias alias1 |
/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin update-password-alias alias1 |
形式
create-auth-realm --classname realm_class [--property name=value[:name=value]...] [--target target] auth_realm_name
機能説明
指定された認証方法のレルムを追加します。
asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「10.1 asadmin」も参照してください。
また共通オプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。
オプション
オプション名 | 簡略名 | 説明 |
---|---|---|
--classname | なし | レルムの実装クラスを指定します。以下のクラスを指定してください。
指定を省略すると、入力を求めるプロンプトが表示されます。 |
--property | なし | 「レルムの追加プロパティ」を指定します。 |
--target | なし | 以下のいずれかを指定します。省略値は「server」です。
|
オペランド
オペランド名 | 省略 | 説明 |
---|---|---|
auth_realm_name | 不可 | レルム名を指定します。 |
戻り値
0: 正常終了
1: 異常終了
注意事項
fileレルムを使用する場合は、使用例のように、--propertyオプションにjaas-context、fileを必ず指定するようにしてください。指定しない場合、fileレルムの作成ができません。
ldapレルムを使用する場合は、使用例のように、--propertyオプションにjaas-context、directory、base-dnを必ず指定するようにしてください。指定しない場合、ldapレルムの作成ができません。
レルムをInterstage Java EE 7 DASサービスやIJServerクラスタで共通に使用する場合、同じ名前のレルムを共通に使用するInterstage Java EE 7 DASサービス/IJServerクラスタすべてに作成する必要があります。asadmin create-auth-realmサブコマンドをInterstage Java EE 7 DASサービス、IJServerクラスタごとに--targetオプションを指定して実行してください。
本サブコマンドを実行すると、以下の同期化対象に対して、定義項目の更新(同期化)処理が行われます。
「target」(または「オペランド」)に指定したサーバーインスタンスまたは指定したIJServerクラスタに属するすべてのサーバーインスタンス
このため、サーバーインスタンスまたはIJServerクラスタに属するすべてのサーバーインスタンスに対する実行結果が出力されます。実行結果の詳細は「asadminコマンドの注意事項」を参照してください。
使用例
fileレルムを作成する場合は、以下のように実行します。
C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin create-auth-realm --classname com.sun.enterprise.security.auth.realm.file.FileRealm |
/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin create-auth-realm --classname com.sun.enterprise.security.auth.realm.file.FileRealm |
ldapレルムを作成する場合は、以下のように実行します。
C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin create-auth-realm --classname com.sun.enterprise.security.auth.realm.ldap.LDAPRealm |
/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin create-auth-realm --classname com.sun.enterprise.security.auth.realm.ldap.LDAPRealm |
形式
delete-auth-realm [--target target] auth_realm_name
機能説明
指定されたレルムを削除します。
asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「10.1 asadmin」も参照してください。
また共通オプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。
オプション
オプション名 | 簡略名 | 説明 |
---|---|---|
--target | なし | 以下のいずれかを指定します。省略値は「server」です。
|
オペランド
オペランド名 | 省略 | 説明 |
---|---|---|
auth_realm_name | 不可 | レルム名を指定します。 |
戻り値
0: 正常終了
1: 異常終了
注意事項
本サブコマンドを実行すると、以下の同期化対象に対して、定義項目の更新(同期化)処理が行われます。
「target」(または「オペランド」)に指定したサーバーインスタンスまたは指定したIJServerクラスタに属するすべてのサーバーインスタンス
このため、サーバーインスタンスまたはIJServerクラスタに属するすべてのサーバーインスタンスに対する実行結果が出力されます。実行結果の詳細は「asadminコマンドの注意事項」を参照してください。
使用例
以下のように実行します。
C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin delete-auth-realm --target IJServer001 fileRealm |
/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin delete-auth-realm --target IJServer001 fileRealm |
形式
list-auth-realms [target]
機能説明
オペランドに指定されたtargetのレルムの一覧を表示します。
asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「10.1 asadmin」も参照してください。
また共通オプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。
オペランド
オペランド名 | 省略 | 説明 |
---|---|---|
target | 可 | 以下のいずれかを指定します。省略値は「server」です。
|
戻り値
0: 正常終了
1: 異常終了
使用例
以下のように実行します。
C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin list-auth-realms IJServer001 |
/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin list-auth-realms IJServer001 |
形式
create-file-user [--groups user_groups[:user_groups]...] [--authrealmname authrealm_name] [--target target] username
機能説明
fileレルムのユーザを作成します。
asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「10.1 asadmin」も参照してください。
また共通オプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。
オプション
オプション名 | 簡略名 | 説明 |
---|---|---|
--groups | なし | ユーザが属するグループのリストを指定します。(注) |
--authrealmname | なし | fileレルムの名前を指定します。 |
--target | なし | 以下のいずれかを指定します。省略値は「server」です。
|
注) 詳細は、「5.4.5 fileレルムのユーザ・グループ管理」を参照してください。
オペランド
オペランド名 | 省略 | 説明 |
---|---|---|
username | 不可 | ユーザ名を指定します。(注) |
注) 詳細は、「5.4.5 fileレルムのユーザ・グループ管理」を参照してください。
戻り値
0: 正常終了
1: 異常終了
注意事項
--passwordfileオプションで指定したファイルに以下のエントリを追加することで、作成するfileレルムユーザのパスワードを指定できます。エントリを追加しない場合、パスワードの入力を求めるプロンプトが表示されます。
AS_ADMIN_USERPASSWORD=パスワード |
--passwordfileオプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。
プロンプトに入力したパスワードは表示されません。
設定するパスワードについては、「5.4.5 fileレルムのユーザ・グループ管理」を参照してください。
本サブコマンドを実行すると、以下の同期化対象に対して、定義項目の更新(同期化)処理が行われます。
「target」(または「オペランド」)に指定したサーバーインスタンスまたは指定したIJServerクラスタに属するすべてのサーバーインスタンス
このため、サーバーインスタンスまたはIJServerクラスタに属するすべてのサーバーインスタンスに対する実行結果が出力されます。実行結果の詳細は「asadminコマンドの注意事項」を参照してください。
更新を反映させるため、手動による同期化が必要な場合があります。詳細は「2.1.4 リポジトリの同期化処理」を参照してください。
使用例
以下のように実行します。
C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin create-file-user --target IJServer001 user1 |
/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin create-file-user --target IJServer001 user1 |
形式
delete-file-user [--authrealmname authrealm_name] [--target target] username
機能説明
fileレルムのユーザを削除します。
asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「10.1 asadmin」も参照してください。
また共通オプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。
オプション
オプション名 | 簡略名 | 説明 |
---|---|---|
--authrealmname | なし | fileレルムの名前を指定します。 |
--target | なし | 以下のいずれかを指定します。省略値は「server」です。
|
オペランド
オペランド名 | 省略 | 説明 |
---|---|---|
username | 不可 | ユーザ名を指定します。 |
戻り値
0: 正常終了
1: 異常終了
注意事項
本サブコマンドを実行すると、以下の同期化対象に対して、定義項目の更新(同期化)処理が行われます。
「target」(または「オペランド」)に指定したサーバーインスタンスまたは指定したIJServerクラスタに属するすべてのサーバーインスタンス
このため、サーバーインスタンスまたはIJServerクラスタに属するすべてのサーバーインスタンスに対する実行結果が出力されます。実行結果の詳細は「asadminコマンドの注意事項」を参照してください。
更新を反映させるため、手動による同期化が必要な場合があります。詳細は「2.1.4 リポジトリの同期化処理」を参照してください。
使用例
以下のように実行します。
C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin delete-file-user --target IJServer001 user1 |
/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin delete-file-user --target IJServer001 user1 |
形式
update-file-user [--groups user_groups[:user_groups]...] [--authrealmname authrealm_name] [--target target] username
機能説明
fileレルムのユーザを更新します。
asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「10.1 asadmin」も参照してください。
また共通オプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。
オプション
オプション名 | 簡略名 | 説明 |
---|---|---|
--groups | なし | ユーザが属するグループのリストを指定します。(注) |
--authrealmname | なし | fileレルムの名前を指定します。 |
--target | なし | 以下のいずれかを指定します。省略値は「server」です。
|
注) 詳細は、「5.4.5 fileレルムのユーザ・グループ管理」を参照してください。
オペランド
オペランド名 | 省略 | 説明 |
---|---|---|
username | 不可 | ユーザ名を指定します。(注) |
注) 詳細は、「5.4.5 fileレルムのユーザ・グループ管理」を参照してください。
戻り値
0: 正常終了
1: 異常終了
注意事項
fileレルムユーザのパスワードを更新する場合は、--passwordfileオプションで指定したファイルに以下のエントリを追加してください。
AS_ADMIN_USERPASSWORD=パスワード |
--passwordfileオプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。
設定するパスワードについては、「5.4.5 fileレルムのユーザ・グループ管理」を参照してください。
本サブコマンドを実行すると、以下の同期化対象に対して、定義項目の更新(同期化)処理が行われます。
「target」(または「オペランド」)に指定したサーバーインスタンスまたは指定したIJServerクラスタに属するすべてのサーバーインスタンス
このため、サーバーインスタンスまたはIJServerクラスタに属するすべてのサーバーインスタンスに対する実行結果が出力されます。実行結果の詳細は「asadminコマンドの注意事項」を参照してください。
更新を反映させるため、手動による同期化が必要な場合があります。詳細は「2.1.4 リポジトリの同期化処理」を参照してください。
使用例
以下のように実行します。
C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin --passwordfile c:\temp\password.txt update-file-user --groups group1 --target IJServer001 user1 |
/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin --passwordfile /tmp/password.txt update-file-user --groups group1 --target IJServer001 user1 |
形式
list-file-users [--authrealmname authrealm_name] [target]
機能説明
fileレルムのユーザの一覧を表示します。
asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「10.1 asadmin」も参照してください。
また共通オプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。
オプション
オプション名 | 簡略名 | 説明 |
---|---|---|
--authrealmname | なし | fileレルムの名前を指定します。 |
オペランド
オペランド名 | 省略 | 説明 |
---|---|---|
target | 可 | 以下のいずれかを指定します。省略値は「server」です。
|
戻り値
0: 正常終了
1: 異常終了
使用例
以下のように実行します。
C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin list-file-users IJServer001 |
/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin list-file-users IJServer001 |
形式
list-file-groups [--name username] [--authrealmname authrealm_name] [target]
機能説明
fileレルムのグループの一覧を表示します。
asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「10.1 asadmin」も参照してください。
また共通オプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。
オプション
オプション名 | 簡略名 | 説明 |
---|---|---|
--name | なし | fileレルムのユーザを指定します。 本オプションを指定した場合、指定したユーザが属するグループの一覧を表示します。 |
--authrealmname | なし | fileレルムの名前を指定します。 |
オペランド
オペランド名 | 省略 | 説明 |
---|---|---|
target | 可 | 以下のいずれかを指定します。省略値は「server」です。
|
戻り値
0: 正常終了
1: 異常終了
使用例
以下のように実行します。
C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin list-file-groups IJServer001 |
/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin list-file-groups IJServer001 |