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Interstage Application Server V12.0.0 Java EE 7 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

10.1.17 セキュリティ

10.1.17.1 change-admin-passwordサブコマンド

形式

change-admin-password

機能説明

admin-realmにfileレルムを使用している場合、fileレルムの管理ユーザーの管理者パスワードを変更します。

asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「10.1 asadmin」も参照してください。

また共通オプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

戻り値

0: 正常終了
1: 異常終了

注意事項

使用例

以下のように実行します。問い合わせに従って、管理ユーザー名、現在のパスワード、新しいパスワードを2回入力します。

C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin change-admin-password
Enter admin user name [default: admin]> admin
Enter admin password>
Enter new admin password>
Enter new admin password again>
Command change-admin-password executed successfully.

/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin change-admin-password
Enter admin user name [default: admin]> admin
Enter admin password>
Enter new admin password>
Enter new admin password again>
Command change-admin-password executed successfully.

10.1.17.2 change-master-passwordサブコマンド

形式

change-master-password [--savemasterpassword[=true|=false]]

機能説明

マスターパスワードを変更します。

asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「10.1 asadmin」も参照してください。

また共通オプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

オプション

オプション名

簡略名

説明

--savemasterpassword

なし

  • 「true」を指定した場合
    マスターパスワードを保存したファイルを新規作成または再作成します(注)。start-clusterサブコマンドを実行する環境では必ずマスターパスワードを保存したファイルを作成してください。詳細は、「5.2.8 マスターパスワード」を参照してください。

  • 「false」を指定した場合
    マスターパスワードを保存したファイルが存在する場合は削除します。

  • 省略値は「true」です。

注) 新規作成または再作成される、マスターパスワードを保存したファイルは以下に格納されます。

[Java EE 7共通ディレクトリ]\domains\domain1\master-password
[Java EE 7共通ディレクトリ]\nodes\localhost-domain1\agent\master-password(再作成のみ)

[Java EE 7共通ディレクトリ]/domains/domain1/master-password
[Java EE 7共通ディレクトリ]/nodes/localhost-domain1/agent/master-password(再作成のみ)

戻り値

0: 正常終了
1: 異常終了

注意事項

使用例

以下のように実行します。問い合わせに従って、現在のパスワードと、新しいパスワードを2回入力します。

C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin change-master-password --savemasterpassword
Enter the current master password>
Enter the new master password>
Enter the new master password again>
Command change-master-password executed successfully.

/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin change-master-password --savemasterpassword
Enter the current master password>
Enter the new master password>
Enter the new master password again>
Command change-master-password executed successfully.

10.1.17.3 create-connector-security-mapサブコマンド

形式

create-connector-security-map --poolname connector_connection_pool_name [--principals principal_name1[,principal_name2]...] [--usergroups usergroup_name1[,usergroup_name2]...] --mappedusername username security_map_name

機能説明

セキュリティーマップを作成します。

asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「10.1 asadmin」も参照してください。

また共通オプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

オプション

オプション名

簡略名

説明

--poolname

なし

コネクタ接続プールのプール名を指定します。

--principals

なし

Principalを指定します。複数のPrincipalを指定する場合、各Principalを「,」で区切って指定します。

--usergroups

なし

ユーザーグループを指定します。複数のユーザーグループを指定する場合、各ユーザーグループを「,」で区切って指定します。

--mappedusername

なし

Backend Principalのユーザー名を指定します。

オペランド

オペランド名

省略

説明

security_map_name

不可

セキュリティーマップの名前を指定します。

戻り値

0: 正常終了
1: 異常終了

注意事項

使用例

以下のように実行します。

C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin --passwordfile C:\temp\password.txt create-connector-security-map --poolname eis/connectionPool --principals principal1,principal2 --mappedusername backendPrincipal securityMap
Command create-connector-security-map executed successfully.

/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin --passwordfile /temp/password.txt create-connector-security-map --poolname eis/connectionPool --principals principal1,principal2 --mappedusername backendPrincipal securityMap
Command create-connector-security-map executed successfully.

10.1.17.4 delete-connector-security-mapサブコマンド

形式

delete-connector-security-map --poolname connector_connection_pool_name security_map_name

機能説明

セキュリティーマップを削除します。

asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「10.1 asadmin」も参照してください。

また共通オプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

オプション

オプション名

簡略名

説明

--poolname

なし

コネクタ接続プールのプール名を指定します。

オペランド

オペランド名

省略

説明

security_map_name

不可

セキュリティーマップの名前を指定します。

戻り値

0: 正常終了
1: 異常終了

注意事項

本サブコマンドを実行すると、以下の同期化対象に対して、定義項目の更新(同期化)処理が行われます。

このため、Java EE 7環境のすべてのサーバーインスタンスに対する実行結果が出力されます。実行結果の詳細は「asadminコマンドの注意事項」を参照してください。

使用例

以下のように実行します。

C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin delete-connector-security-map --poolname eis/connectionPool securityMap
Command delete-connector-security-map executed successfully.

/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin delete-connector-security-map --poolname eis/connectionPool securityMap
Command delete-connector-security-map executed successfully.

10.1.17.5 update-connector-security-mapサブコマンド

形式

update-connector-security-map --poolname connector_connection_pool_name [--addprincipals principal_name1[,principal_name2]...] [--addusergroups usergroup_name1[,usergroup_name2]...] [--removeprincipals principal_name1[,principal_name2]...] [--removeusergroups usergroup_name1[,usergroup_name2]...] [--mappedusername username] security_map_name

機能説明

セキュリティーマップを更新します。

asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「10.1 asadmin」も参照してください。

また共通オプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

オプション

オプション名

簡略名

説明

--poolname

なし

コネクタ接続プールのプール名を指定します。

--addprincipals

なし

追加するPrincipalを指定します。複数のPrincipalを指定する場合、各Principalを「,」で区切って指定します。
本オプションを省略した場合、Principalは追加されません。

--addusergroups

なし

追加するユーザーグループを指定します。複数のユーザーグループを指定する場合、各ユーザーグループを「,」で区切って指定します。
本オプションを省略した場合、ユーザーグループは追加されません。

--removeprincipals

なし

削除するPrincipalを指定します。複数のPrincipalを指定する場合、各Principalを「,」で区切って指定します。
本オプションを省略した場合、Principalは削除されません。

--removeusergroups

なし

削除するユーザーグループを指定します。複数のユーザーグループを指定する場合、各ユーザーグループを「,」で区切って指定します。

本オプションを省略した場合、ユーザーグループは削除されません。

--mappedusername

なし

Backend Principalのユーザー名を指定します。
本オプションを省略した場合、Backend Principalのユーザー名は更新されません。

オペランド

オペランド名

省略

説明

security_map_name

不可

セキュリティーマップの名前を指定します。

戻り値

0: 正常終了
1: 異常終了

注意事項

使用例

以下のように実行します。

C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin --passwordfile C:\temp\password.txt update-connector-security-map --poolname eis/connectionPool --addprincipals principal1,principal2 --mappedusername backendPrincipal securityMap
Command update-connector-security-map executed successfully.

/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin --passwordfile /temp/password.txt update-connector-security-map --poolname eis/connectionPool --addprincipals principal1,principal2 --mappedusername backendPrincipal securityMap
Command update-connector-security-map executed successfully.

10.1.17.6 list-connector-security-mapsサブコマンド

形式

list-connector-security-maps connector_connection_pool_name

機能説明

セキュリティーマップの一覧を取得します。

asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「10.1 asadmin」も参照してください。

また共通オプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

オペランド

オペランド名

省略

説明

connector_connection_pool_name

不可

コネクタ接続プールのプール名を指定します。

戻り値

0: 正常終了
1: 異常終了

使用例

以下のように実行します。

C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin list-connector-security-maps eis/connectionPool
securityMap1
securityMap2
Command list-connector-security-maps executed successfully.

/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin list-connector-security-maps eis/connectionPool
securityMap1
securityMap2
Command list-connector-security-maps executed successfully.

10.1.17.7 create-password-aliasサブコマンド

形式

create-password-alias aliasname

機能説明

パスワードエイリアスを作成します。管理者パスワードのエイリアスは作成できません。
作成したパスワードエイリアスは、以下においてパスワードの代りに指定できます。

上記でパスワード項目を定義する際、パスワードエイリアスを以下のフォーマットで指定します。

${ALIAS=aliasname}

コマンドを実行すると以下のプロンプトが表示されますのでパスワードを入力してください。

Please enter the alias password

asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「10.1 asadmin」も参照してください。

また共通オプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

オペランド

オペランド名

省略

説明

aliasname

不可

パスワードエイリアス名を指定します。

戻り値

0: 正常終了
1: 異常終了

注意事項

使用例

以下のように実行します。

C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin create-password-alias alias1
Please enter the alias password>
Please enter the alias password again>
Command create-password-alias executed successfully.

事前に作成されたコネクションプールeis/connectionPoolのセキュリティマップsecurityMapにパスワードエイリアスを設定するには、以下のように実行します。これにより、定義ファイルに書かれているパスワードやasadmin getサブコマンドなどで表示されるパスワードを隠ぺいすることができます。

C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin set --user admin
resources.connector-connection-pool.eis/connectionPool.security-map.securityMap.backend-principal.password=${ALIAS=alias1}

/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin create-password-alias alias1
Please enter the alias password>
Please enter the alias password again>
Command create-password-alias executed successfully.

事前に作成されたコネクションプールeis/connectionPoolのセキュリティマップsecurityMapにパスワードエイリアスを設定するには、以下のように実行します。これにより、定義ファイルに書かれているパスワードやasadmin getサブコマンドなどで表示されるパスワードを隠ぺいすることができます。

/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin set --user admin
resources.connector-connection-pool.eis/connectionPool.security-map.securityMap.backend-principal.password=\$\{ALIAS=alias1\}

10.1.17.8 delete-password-aliasサブコマンド

形式

delete-password-alias aliasname

機能説明

パスワードエイリアスを削除します。

asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「10.1 asadmin」も参照してください。

また共通オプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

オペランド

オペランド名

省略

説明

aliasname

不可

パスワードエイリアス名を指定します。

戻り値

0: 正常終了
1: 異常終了

注意事項

使用例

以下のように実行します。

C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin delete-password-alias alias1
Command delete-password-alias executed successfully.

/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin delete-password-alias alias1
Command delete-password-alias executed successfully.

10.1.17.9 list-password-aliasesサブコマンド

形式

list-password-aliases

機能説明

パスワードエイリアスの一覧を表示します。

asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「10.1 asadmin」も参照してください。

また共通オプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

戻り値

0: 正常終了
1: 異常終了

使用例

以下のように実行します。

C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin list-password-aliases
alias1
alias2
Command list-password-aliases executed successfully.

/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin list-password-aliases
alias1
alias2
Command list-password-aliases executed successfully.

10.1.17.10 update-password-aliasサブコマンド

形式

update-password-alias aliasname

機能説明

パスワードエイリアスを更新します。
コマンドを実行すると以下のプロンプトが表示されますのでパスワードを入力してください。

Please enter the alias password

asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「10.1 asadmin」も参照してください。

また共通オプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

オペランド

オペランド名

省略

説明

aliasname

不可

パスワードエイリアス名を指定します。

戻り値

0: 正常終了
1: 異常終了

注意事項

使用例

以下のように実行します。

C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin update-password-alias alias1
Please enter the alias password>
Please enter the alias password again>
Command update-password-alias executed successfully.

/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin update-password-alias alias1
Please enter the alias password>
Please enter the alias password again>
Command update-password-alias executed successfully.

10.1.17.11 create-auth-realmサブコマンド

形式

create-auth-realm --classname realm_class [--property name=value[:name=value]...] [--target target] auth_realm_name

機能説明

指定された認証方法のレルムを追加します。

asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「10.1 asadmin」も参照してください。

また共通オプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

オプション

オプション名

簡略名

説明

--classname

なし

レルムの実装クラスを指定します。以下のクラスを指定してください。

  • fileレルムを作成する場合
    com.sun.enterprise.security.auth.realm.file.FileRealm

  • ldapレルムを作成する場合
    com.sun.enterprise.security.auth.realm.ldap.LDAPRealm

指定を省略すると、入力を求めるプロンプトが表示されます。

--property

なし

「レルムの追加プロパティ」を指定します。
指定するプロパティは、「8.8.12 セキュリティの定義項目」を参照してください。

--target

なし

以下のいずれかを指定します。省略値は「server」です。

  • 設定名

  • IJServerクラスタ名

  • Interstage Java EE 7 DASサービスのインスタンス名(server)

オペランド

オペランド名

省略

説明

auth_realm_name

不可

レルム名を指定します。
指定を省略すると、入力を求めるプロンプトが表示されます。

戻り値

0: 正常終了
1: 異常終了

注意事項

使用例

fileレルムを作成する場合は、以下のように実行します。

C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin create-auth-realm --classname com.sun.enterprise.security.auth.realm.file.FileRealm
--property jaas-context=fileRealm:file=${com.sun.aas.instanceRoot}/config/newkeyfile --target IJServer001 fileRealm
Command create-auth-realm executed successfully.

/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin create-auth-realm --classname com.sun.enterprise.security.auth.realm.file.FileRealm
--property jaas-context=fileRealm:file=\$\{com.sun.aas.instanceRoot\}/config/newkeyfile --target IJServer001 fileRealm
Command create-auth-realm executed successfully.

ldapレルムを作成する場合は、以下のように実行します。

C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin create-auth-realm --classname com.sun.enterprise.security.auth.realm.ldap.LDAPRealm
--property jaas-context=ldapRealm:directory=ldap\://localhost\:389:base-dn=ou\=interstage,o\=fujitsu,dc\=com --target IJServer001 ldapRealm
Command create-auth-realm executed successfully.

/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin create-auth-realm --classname com.sun.enterprise.security.auth.realm.ldap.LDAPRealm
--property jaas-context=ldapRealm:directory=ldap\\://localhost\\:389:base-dn=ou\\=interstage,o\\=fujitsu,dc\\=com --target IJServer001 ldapRealm
Command create-auth-realm executed successfully.

10.1.17.12 delete-auth-realmサブコマンド

形式

delete-auth-realm [--target target] auth_realm_name

機能説明

指定されたレルムを削除します。

asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「10.1 asadmin」も参照してください。

また共通オプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

オプション

オプション名

簡略名

説明

--target

なし

以下のいずれかを指定します。省略値は「server」です。

  • 設定名

  • IJServerクラスタ名

  • Interstage Java EE 7 DASサービスのインスタンス名(server)

オペランド

オペランド名

省略

説明

auth_realm_name

不可

レルム名を指定します。
指定を省略すると、入力を求めるプロンプトが表示されます。

戻り値

0: 正常終了
1: 異常終了

注意事項

本サブコマンドを実行すると、以下の同期化対象に対して、定義項目の更新(同期化)処理が行われます。

このため、サーバーインスタンスまたはIJServerクラスタに属するすべてのサーバーインスタンスに対する実行結果が出力されます。実行結果の詳細は「asadminコマンドの注意事項」を参照してください。

使用例

以下のように実行します。

C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin delete-auth-realm --target IJServer001 fileRealm
Command delete-auth-realm executed successfully.

/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin delete-auth-realm --target IJServer001 fileRealm
Command delete-auth-realm executed successfully.

10.1.17.13 list-auth-realmsサブコマンド

形式

list-auth-realms [target]

機能説明

オペランドに指定されたtargetのレルムの一覧を表示します。

asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「10.1 asadmin」も参照してください。

また共通オプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

オペランド

オペランド名

省略

説明

target

以下のいずれかを指定します。省略値は「server」です。

  • 設定名

  • IJServerクラスタ名

  • サーバーインスタンス名

  • Interstage Java EE 7 DASサービスのインスタンス名(server)

戻り値

0: 正常終了
1: 異常終了

使用例

以下のように実行します。

C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin list-auth-realms IJServer001
admin-realm
file
certificate
Command list-auth-realms executed successfully.

/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin list-auth-realms IJServer001
admin-realm
file
certificate
Command list-auth-realms executed successfully.

10.1.17.14 create-file-userサブコマンド

形式

create-file-user [--groups user_groups[:user_groups]...] [--authrealmname authrealm_name] [--target target] username

機能説明

fileレルムのユーザを作成します。

asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「10.1 asadmin」も参照してください。

また共通オプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

オプション

オプション名

簡略名

説明

--groups

なし

ユーザが属するグループのリストを指定します。(注)
複数のグループを指定する場合、各グループを「:」で区切って指定します。省略した場合は設定されません。

--authrealmname

なし

fileレルムの名前を指定します。
fileレルムとして設定したレルム名を指定してください。省略した場合はデフォルトレルムが選択されます。デフォルトレルムについては、「5.4.4 デフォルトレルムの設定」を参照してください。

--target

なし

以下のいずれかを指定します。省略値は「server」です。

  • 設定名

  • IJServerクラスタ名

  • Interstage Java EE 7 DASサービスのインスタンス名(server)

注) 詳細は、「5.4.5 fileレルムのユーザ・グループ管理」を参照してください。

オペランド

オペランド名

省略

説明

username

不可

ユーザ名を指定します。(注)
指定を省略すると、入力を求めるプロンプトが表示されます。

注) 詳細は、「5.4.5 fileレルムのユーザ・グループ管理」を参照してください。

戻り値

0: 正常終了
1: 異常終了

注意事項

使用例

以下のように実行します。

C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin create-file-user --target IJServer001 user1
Enter the user password>
Enter the user password again>
Command create-file-user executed successfully.

/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin create-file-user --target IJServer001 user1
Enter the user password>
Enter the user password again>
Command create-file-user executed successfully.

10.1.17.15 delete-file-userサブコマンド

形式

delete-file-user [--authrealmname authrealm_name] [--target target] username

機能説明

fileレルムのユーザを削除します。

asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「10.1 asadmin」も参照してください。

また共通オプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

オプション

オプション名

簡略名

説明

--authrealmname

なし

fileレルムの名前を指定します。
fileレルムとして設定したレルム名を指定してください。省略した場合はデフォルトレルムが選択されます。

--target

なし

以下のいずれかを指定します。省略値は「server」です。

  • 設定名

  • IJServerクラスタ名

  • Interstage Java EE 7 DASサービスのインスタンス名(server)

オペランド

オペランド名

省略

説明

username

不可

ユーザ名を指定します。
指定を省略すると、入力を求めるプロンプトが表示されます。

戻り値

0: 正常終了
1: 異常終了

注意事項

使用例

以下のように実行します。

C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin delete-file-user --target IJServer001 user1
Command delete-file-user executed successfully.

/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin delete-file-user --target IJServer001 user1
Command delete-file-user executed successfully.

10.1.17.16 update-file-userサブコマンド

形式

update-file-user [--groups user_groups[:user_groups]...] [--authrealmname authrealm_name] [--target target] username

機能説明

fileレルムのユーザを更新します。

asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「10.1 asadmin」も参照してください。

また共通オプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

オプション

オプション名

簡略名

説明

--groups

なし

ユーザが属するグループのリストを指定します。(注)
複数のグループを指定する場合、各グループを「:」で区切って指定します。
本オプションを省略した場合、グループのリストは更新されません。

--authrealmname

なし

fileレルムの名前を指定します。
fileレルムとして設定したレルム名を指定してください。省略した場合はデフォルトレルムが選択されます。デフォルトレルムについては、「5.4.4 デフォルトレルムの設定」を参照してください。

--target

なし

以下のいずれかを指定します。省略値は「server」です。

  • 設定名

  • IJServerクラスタ名

  • Interstage Java EE 7 DASサービスのインスタンス名(server)

注) 詳細は、「5.4.5 fileレルムのユーザ・グループ管理」を参照してください。

オペランド

オペランド名

省略

説明

username

不可

ユーザ名を指定します。(注)
指定を省略すると、入力を求めるプロンプトが表示されます。

注) 詳細は、「5.4.5 fileレルムのユーザ・グループ管理」を参照してください。

戻り値

0: 正常終了
1: 異常終了

注意事項

使用例

以下のように実行します。

C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin --passwordfile c:\temp\password.txt update-file-user --groups group1 --target IJServer001 user1
Command update-file-user executed successfully.

/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin --passwordfile /tmp/password.txt update-file-user --groups group1 --target IJServer001 user1
Command update-file-user executed successfully.

10.1.17.17 list-file-usersサブコマンド

形式

list-file-users [--authrealmname authrealm_name] [target]

機能説明

fileレルムのユーザの一覧を表示します。

asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「10.1 asadmin」も参照してください。

また共通オプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

オプション

オプション名

簡略名

説明

--authrealmname

なし

fileレルムの名前を指定します。
fileレルムとして設定したレルム名を指定してください。省略した場合はデフォルトレルムが選択されます。

オペランド

オペランド名

省略

説明

target

以下のいずれかを指定します。省略値は「server」です。

  • 設定名

  • IJServerクラスタ名

  • サーバーインスタンス名

  • Interstage Java EE 7 DASサービスのインスタンス名(server)

戻り値

0: 正常終了
1: 異常終了

使用例

以下のように実行します。

C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin list-file-users IJServer001
user1
user2
Command list-file-users executed successfully.

/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin list-file-users IJServer001
user1
user2
Command list-file-users executed successfully.

10.1.17.18 list-file-groupsサブコマンド

形式

list-file-groups [--name username] [--authrealmname authrealm_name] [target]

機能説明

fileレルムのグループの一覧を表示します。

asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「10.1 asadmin」も参照してください。

また共通オプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

オプション

オプション名

簡略名

説明

--name

なし

fileレルムのユーザを指定します。

本オプションを指定した場合、指定したユーザが属するグループの一覧を表示します。
本オプションを省略した場合、--authrealmnameオプションで指定したfileレルム(省略した場合、デフォルトレルム)に存在するグループの一覧を表示します。

--authrealmname

なし

fileレルムの名前を指定します。
fileレルムとして設定したレルム名を指定してください。省略した場合はデフォルトレルムが選択されます。

オペランド

オペランド名

省略

説明

target

以下のいずれかを指定します。省略値は「server」です。

  • 設定名

  • IJServerクラスタ名

  • サーバーインスタンス名

  • Interstage Java EE 7 DASサービスのインスタンス名(server)

戻り値

0: 正常終了
1: 異常終了

使用例

以下のように実行します。

C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin list-file-groups IJServer001
list-file-groups Successful
group1
group2
Command list-file-groups executed successfully.

/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin list-file-groups IJServer001
list-file-groups Successful
group1
group2
Command list-file-groups executed successfully.