形式
create-system-properties [--target target] name=value[:name=value]...
機能説明
システムプロパティを作成します。
本コマンドで作成したシステムプロパティは、サーバーインスタンスの起動時に有効になります。
asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「10.1 asadmin」も参照してください。
また共通オプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。
オプション
オプション名 | 簡略名 | 説明 |
---|---|---|
--target | なし | ドメイン、設定名、IJServerクラスタ名、またはサーバーインスタンス名を指定します。省略値は「server」です。 |
オペランド
オペランド名 | 省略 | 説明 |
---|---|---|
name=value | 不可 | システムプロパティを、「プロパティ名=値」のペアを「:」(コロン)で連結して指定します。 |
戻り値
0: 正常終了
1: 異常終了
注意事項
本サブコマンドを実行すると、以下の同期化対象に対して、定義項目の更新(同期化)処理が行われます。
「target」(または「オペランド」)に指定したサーバーインスタンスまたは指定したIJServerクラスタに属するすべてのサーバーインスタンス
このため、サーバーインスタンスまたはIJServerクラスタに属するすべてのサーバーインスタンスに対する実行結果が出力されます。実行結果の詳細は「asadminコマンドの注意事項」を参照してください。
使用例
以下のように実行します。
C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin create-system-properties sampleproperty=default |
/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin create-system-properties sampleproperty=default |
この場合、Interstage Java EE 7 DASサービス起動時に、以下のシステムプロパティが付加されます。
-Dsampleproperty=default |
形式
delete-system-property [--target target] property_name
機能説明
システムプロパティを削除します。
本コマンドで削除したシステムプロパティは、サーバーインスタンスの起動時に有効になります。
asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「10.1 asadmin」も参照してください。
また共通オプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。
オプション
オプション名 | 簡略名 | 説明 |
---|---|---|
--target | なし | ドメイン、IJServerクラスタ名、設定名またはサーバーインスタンス名を指定します。省略値は「server」です。 |
オペランド
オペランド名 | 省略 | 説明 |
---|---|---|
property_name | 不可 | システムプロパティの名前を指定します。 |
戻り値
0: 正常終了
1: 異常終了
注意事項
本サブコマンドを実行すると、以下の同期化対象に対して、定義項目の更新(同期化)処理が行われます。
「target」(または「オペランド」)に指定したサーバーインスタンスまたは指定したIJServerクラスタに属するすべてのサーバーインスタンス
このため、サーバーインスタンスまたはIJServerクラスタに属するすべてのサーバーインスタンスに対する実行結果が出力されます。実行結果の詳細は「asadminコマンドの注意事項」を参照してください。
使用例
以下のように実行します。
C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin delete-system-property --target instance1 sampleproperty |
/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin delete-system-property --target instance1 sampleproperty |
形式
list-system-properties [target]
機能説明
システムプロパティの一覧を表示します。
asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「10.1 asadmin」も参照してください。
また共通オプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。
オペランド
オペランド名 | 省略 | 説明 |
---|---|---|
target | 可 | ドメイン、設定名、IJServerクラスタ名、またはサーバーインスタンス名を指定します。省略値は「server」です。
ターゲットが存在しない場合は異常復帰します。 ターゲットが存在した場合、かつ、表示するシステムプロパティが1つも存在しない場合は正常復帰します。 |
戻り値
0: 正常終了
1: 異常終了
使用例
以下のように実行します。
C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin list-system-properties instance2 |
/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin list-system-properties instance2 |
システムプロパティが設定されていない場合、出力結果は以下となります。
C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin list-system-properties instance1 |
/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin list-system-properties instance1 |
形式
create-jvm-options [--target target] jvm_option_name[=jvm_option_value][:jvm_option_name[=jvm_option_value]]...
機能説明
Java VMのオプションを作成します。
asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「10.1 asadmin」も参照してください。
また共通オプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。
オプション
オプション名 | 簡略名 | 説明 |
---|---|---|
--target | なし | IJServerクラスタ名、設定名、Interstage Java EE 7 DASサービスのインスタンス名(server)のいずれかを指定します。省略値は「server」です。 |
オペランド
オペランド名 | 省略 | 説明 |
---|---|---|
jvm_option_name | 不可 | Java VMのオプションを指定します。 複数指定する場合は、Java VMのオプションを「:」(コロン)で連結して指定します。 |
戻り値
0: 正常終了
1: 異常終了
注意事項
Java VMのオプションを有効にするには、Interstage Java EE 7 DASサービスまたはIJServerクラスタを再起動してください。
すでに定義されているJava VMオプションの値の変更は、以下の手順で行ってください。
delete-jvm-optionsサブコマンドで現在の値を削除します。
create-jvm-optionsサブコマンドで値を作成します。
デフォルトで定義されているJava VMオプションは、削除しないでください。デフォルトで定義されているJava VMオプションについては、「第8章 定義項目一覧」の「8.8.15 Java VMの定義項目」を参照してください。
本コマンドのオペランドでJava VMオプションを指定する場合、特定の文字を指定する場合はエスケープ文字を利用する必要があります。詳細は、「10.1 asadmin」の「エスケープ文字の利用」を参照してください。
本サブコマンドを実行すると、以下の同期化対象に対して、定義項目の更新(同期化)処理が行われます。
「target」(または「オペランド」)に指定したサーバーインスタンスまたは指定したIJServerクラスタに属するすべてのサーバーインスタンス
このため、サーバーインスタンスまたはIJServerクラスタに属するすべてのサーバーインスタンスに対する実行結果が出力されます。実行結果の詳細は「asadminコマンドの注意事項」を参照してください。
使用例
以下のように実行します。
C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin create-jvm-options --target IJServer001 \-Dsamplejvmoption=default |
/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin create-jvm-options --target IJServer001 \\-Dsamplejvmoption=default |
形式
delete-jvm-options [--target target] jvm_option_name[=jvm_option_value][:jvm_option_name[=jvm_option_value]]...
機能説明
Java VMのオプションを削除します。
asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「10.1 asadmin」も参照してください。
また共通オプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。
オプション
オプション名 | 簡略名 | 説明 |
---|---|---|
--target | なし | IJServerクラスタ名、設定名、Interstage Java EE 7 DASサービスのインスタンス名(server)のいずれかを指定します。省略値は「server」です。 |
オペランド
オペランド名 | 省略 | 説明 |
---|---|---|
jvm_option_name | 不可 | Java VMのオプションを、「オプション名=値」のペアを「:」(コロン)で連結して指定します。 |
戻り値
0: 正常終了
1: 異常終了
注意事項
デフォルトで定義されているJVMオプションは削除しないでください。デフォルトで定義されているJVMオプションについては、「8.8.15 Java VMの定義項目」を参照してください。デフォルト設定のJVMオプションは以下のように確認することができます。
C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin get default-config.java-config.jvm-options |
/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin get default-config.java-config.jvm-options |
Java VMのオプションの削除を有効にするには、Interstage Java EE 7 DASサービスまたはIJServerクラスタを再起動してください。
本コマンドのオペランドでJava VMオプションを指定する場合、特定の文字を指定する場合はエスケープ文字を利用する必要があります。詳細は、「10.1 asadmin」の「エスケープ文字の利用」を参照してください。
本サブコマンドを実行すると、以下の同期化対象に対して、定義項目の更新(同期化)処理が行われます。
「target」(または「オペランド」)に指定したサーバーインスタンスまたは指定したIJServerクラスタに属するすべてのサーバーインスタンス
このため、サーバーインスタンスまたはIJServerクラスタに属するすべてのサーバーインスタンスに対する実行結果が出力されます。実行結果の詳細は「asadminコマンドの注意事項」を参照してください。
使用例
以下のように実行します。
C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin delete-jvm-options --target IJServer001 \-Dsamplejvmoption=default |
/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin delete-jvm-options --target IJServer001 \\-Dsamplejvmoption=default |
形式
list-jvm-options [--target target]
機能説明
Java VMのオプションを一覧表示します。
asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「10.1 asadmin」も参照してください。
また共通オプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。
オプション
オプション名 | 簡略名 | 説明 |
---|---|---|
--target | なし | IJServerクラスタ名、設定名、Interstage Java EE 7 DASサービスのインスタンス名(server)のいずれかを指定します。省略値は「server」です。 |
戻り値
0: 正常終了
1: 異常終了
使用例
以下のように実行します。
C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin list-jvm-options --target IJServer001 |
/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin list-jvm-options --target IJServer001 |