PCMIプロファイルの定義項目
タグ名 | 定義項目 | ||||
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Profile | - | ||||
ProcessAutoRestart | - | ||||
Restart | |||||
RetryCount | |||||
RetryCountResetTime | |||||
MaximumStartupTime | |||||
MaximumStopTime | |||||
ApplicationProcessingTime | - | ||||
MaximumProcessingTime | |||||
TerminateProcessForTimeout | |||||
Monitor | - | ||||
MonitoringTime | |||||
TerminateProcessForTimeout | |||||
Log | - | ||||
Rotation | - | ||||
Type | |||||
Size | |||||
Time | |||||
BackupSize | |||||
CurrentDirectory | - | ||||
NumberOfGenerations | |||||
FJVM | - | ||||
RestartProcessAtOutOfMemory | |||||
EnvironmentVariables | - | ||||
Variable |
PCMIサービス動作定義ファイルの定義項目
タグ名 | 定義項目 |
---|---|
maximumDaemonStartupTime | |
maximumDaemonStopTime | |
maximumProcessReStartupTime | |
enableSyslogOutput1035 | |
terminateOnStartHookFailure |
プロセスの自動再起動
Restart
監視対象のプロセスが異常終了した場合に自動再起動する(true)/しない(false)を指定します。
プロセスの自動再起動の詳細は、「2.5.1 Java VMプロセスの生死監視」を参照してください。
true
false
true
プロセス自動再起動回数
RetryCount
プロセス自動再起動回数の上限を指定します。「0」を指定した場合は、無制限です。
プロセスの自動再起動に「true」が選択されている場合に有効です。
プロセス自動再起動回数の詳細は、「6.2.2 プロセスの自動再起動回数」を参照してください。
0~255(回)
0
プロセス自動再起動回数のリセット時間
RetryCountResetTime
プロセス自動再起動回数をリセットするまでの時間(直近の異常終了からの時間)を指定します。
プロセス自動再起動回数のリセット時間の詳細は、「6.2.2 プロセスの自動再起動回数」を参照してください。
0~65535(秒)
600
プロセス起動待ち時間
MaximumStartupTime
監視対象のプロセスの起動が完了するまでの待ち時間を指定します。起動が完了するまで処理を中断しない場合は、「0」を指定します。
プロセス起動待ち時間の詳細は、「2.5.4 プロセスの起動時間監視・停止時間監視」を参照してください。
0~65535(秒)
600
プロセス停止待ち時間
MaximumStopTime
監視対象のプロセスの停止が完了するまでの待ち時間を指定します。停止が完了するまで処理を中断しない場合は、「0」を指定します。
プロセス停止待ち時間の詳細は、「2.5.4 プロセスの起動時間監視・停止時間監視」を参照してください。
0~65535(秒)
180
アプリケーションの最大処理時間
MaximumProcessingTime
アプリケーションの最大処理時間を指定します。
アプリケーションの最大処理時間の詳細は、「2.5.3 アプリケーション最大処理時間の監視」を参照してください。
0~86400(秒)
注意
10(秒)以上の指定を奨励します。10(秒)未満を指定すると、「アプリケーション最大処理時間超過時の制御」が動作しない場合があります。
480
アプリケーション最大処理時間超過時の制御
TerminateProcessForTimeout
アプリケーションの最大処理時間を超えても処理が完了しない場合の制御を、以下より選択します。
silent:警告メッセージをイベントログ/システムログに出力しません。
message:警告メッセージをイベントログ/システムログに出力します。
stop:警告メッセージをイベントログ/システムログに出力して、プロセスを強制停止します。プロセスの自動再起動が有効(true)の場合、その後、自動的に再起動されます。
アプリケーション最大処理時間超過時の制御の詳細は、「2.5.3 アプリケーション最大処理時間の監視」を参照してください。
silent
message
stop
silent
生存通知監視時間
MonitoringTime
監視対象のプロセスからPCMIへの生存通知の監視時間を指定します。
生存通知監視時間の詳細は、「2.5.5 生存通知の監視」を参照してください。
0~65535(秒)
30
生存通知監視時間超過時の制御
TerminateProcessForTimeout
生存通知監視時間を超えても監視対象のプロセスから生存通知がない場合の制御を、以下より選択します。
silent:警告メッセージをイベントログ/システムログに出力しません。
message:警告メッセージをイベントログ/システムログに出力します。
stop:警告メッセージをイベントログ/システムログに出力して、プロセスを強制停止します。プロセス自動再起動が有効(true)の場合、その後、自動的に再起動されます。
生存通知監視時間超過時の制御の詳細は、「2.5.5 生存通知の監視」を参照してください。
silent
message
stop
silent
Java VMログのローテーションのタイプ
Type
Java VMログをローテーションする条件を、以下より選択します。
logsize:ログサイズ
time:時刻
Java VMログのローテーションのタイプの詳細は、「4.17.6 ログファイルのローテーション」の「■Java VMログの場合」を参照してください。
logsize
time
logsize
Java VMログの最大サイズ
Size
Java VMログをローテーションするログサイズを指定します。ログファイルのサイズが指定した値に達すると、Java VMログはローテーションされます。
Java VMログの最大サイズの詳細は、「4.17.6 ログファイルのローテーション」の「■Java VMログの場合」を参照してください。
1~512(Mバイト)
1
Java VMログのローテーション時刻
Time
Java VMログをローテーションする時刻を指定します。毎日、指定した時刻になると、Java VMログファイルはローテーションされます。
Java VMログのローテーション時刻の詳細は、「4.17.6 ログファイルのローテーション」の「■Java VMログの場合」を参照してください。
0~23(時)
0
Java VMログのバックアップ世代数
BackupSize
Java VMログファイルのローテーションでバックアップする世代数を指定します。
Java VMログのバックアップ世代数の詳細は、「4.17.6 ログファイルのローテーション」の「■Java VMログの場合」を参照してください。
1~100
1
退避するカレントディレクトリの世代数
NumberOfGenerations
カレントディレクトリをバックアップする世代数を指定します。「0」を指定した場合、カレントディレクトリを世代管理しません。
なお、「0」の指定時に以前のバックアップ資源が存在した場合、そのバックアップ資源は削除されません。必要に応じて、削除してください。
退避するカレントディレクトリの世代数の詳細は、「2.2.2 PCMIサービスのファイル構成 」の「カレントディレクトリ」を参照してください。
0~5
1
Javaヒープ領域/メタスペース不足時の制御
RestartProcessAtOutOfMemory
監視対象プロセスのJavaVMの動作に必要なメモリ領域が不足した場合の動作を、以下より選択します。
restart:プロセスが強制停止されて、その後、自動的に再起動します。ただし、プロセス自動再起動が無効(false)の場合は、再起動されずに停止します。
oome:通常のJavaアプリケーション同様、アプリケーション、およびJava EEコンテナに「java.lang.OutOfMemoryError」を返却(スロー)します。
Javaヒープ領域/メタスペース不足時の制御の詳細は、「2.5.2 Javaヒープ領域/メタスペース不足時の制御」を参照してください。
restart
oome
restart
環境変数
Variable
監視対象のプロセス起動時に使用する環境変数を、「環境変数=値」の形式で指定します。複数の環境変数を指定する場合は、環境変数1つに対して1つのタグを、複数行に分けて指定します。
指定した環境変数は、以下の起動プロセスの環境変数に上書きで設定されます。
起動プロセス | 環境変数 |
---|---|
Interstage Java EE 7 DASサービス | start-domainサブコマンドを実行したターミナルの環境変数 (注) |
サーバーインスタンス | start-domainサブコマンドを実行したターミナルの環境変数 (注) |
サーバーインスタンス | start-local-instanceサブコマンドを実行したターミナルの環境変数 (注) |
すでに環境変数PATH、環境変数LD_LIBRARY_PATH、および環境変数CLASSPATHの設定がある場合は、それぞれの設定値の最後に追加されます。
注)各サブコマンドをPCMIサービスの起動時の出口機能で実行している場合(サブコマンドを実行したターミナルが存在しない場合)、アプリケーション実行に必要となる環境変数(PATHやLD_LIBRARY_PATH、LANG等)は本項目で設定してください。
注意
環境変数PATH、LD_LIBRARY_PATH、およびCLASSPATHの設定は、Interstage Java EE 7 DASサービス、サーバーインスタンスのJava VM上のjava.library.pathやクラスパスには有効となりません。
環境変数でネイティブライブラリパスを設定する場合は、環境変数PATHまたはLD_LIBRARY_PATHに加えてJava VMの定義項目の「ネイティブライブラリパスのサフィックス」も設定してください。
任意の文字列
なし
起動タイムアウト時間
maximumDaemonStartupTime
PCMIサービス起動処理がタイムアウトするまでの時間(秒)です。指定時間を経過しても起動処理が完了しない場合、PCMIサービスを含む下記のプロセスを停止して、起動処理は中止されます。
PCMIサービス
Interstage Java EE 7 DASサービス
サーバーインスタンス
PCMIサービス起動処理の詳細は、「4.2 PCMIサービスの運用」を参照してください。
60~INTMAX-1
1200
停止タイムアウト時間
maximumDaemonStopTime
PCMIサービス停止処理がタイムアウトするまでの時間(秒)です。指定時間を経過しても停止処理が完了しない場合、PCMIサービスを含む下記のプロセスが強制停止されます。
PCMIサービス
Interstage Java EE 7 DASサービス
サーバーインスタンス
PCMIサービス停止処理の詳細は、「4.2 PCMIサービスの運用」を参照してください。
30~INTMAX-1
180
Interstage Java EE 7 DASサービスまたはサーバーインスタンスの再起動タイムアウト時間
maximumProcessReStartupTime
Interstage Java EE 7 DASサービスまたはサーバーインスタンスの再起動処理がタイムアウトするまでの時間(秒)で使用します。「指定時間 + PCMIプロファイルのプロセス起動待ち時間」を経過しても起動処理が完了しない場合、再起動対象のInterstage Java EE 7 DASサービスまたはサーバーインスタンスは停止します。
Interstage Java EE 7 DASサービスまたはサーバーインスタンスの再起動処理の詳細は、「2.5.1 Java VMプロセスの生死監視」を参照してください。
30~INTMAX-1
60
生存通知時の通信で異常が発生した場合のエラーメッセージの通知
enableSyslogOutput1035
内部通信で異常が発生した場合のエラーメッセージ(PCMI1035)をイベントログ/システムログに通知する(true)/しない(false)を指定します。
true
false
false
PCMIサービス起動時の出口機能で異常が発生した場合の制御
terminateOnStartHookFailure
PCMIサービス起動時の出口機能で異常が発生した場合、PCMIサービスの起動処理を異常終了する(true)/異常終了せずに起動処理を継続する(false)を指定します。
true
false
false
関連情報
詳細な説明や関連記事については、以下を参照してください。
内容 | 参照先 |
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チューニング方法 | |
コマンド | - |