運用中のInterstage Java EE 7 DASサービスまたはサーバーインスタンスのJava VMプロセスで、Javaヒープ領域/メタスペース/Cヒープ領域が不足したときのJava VMプロセスの動作を下記の2つから選択できます。PCMIプロファイルの「Javaヒープ領域/メタスペース不足時の制御」で設定します。デフォルトは「プロセスを再起動する」です。
プロセスを再起動する
PCMIサービスによって、下記の処理が実行されます。
イベントログ/システムログに警告メッセージ「PCMI1105」を出力します。
Java VMプロセスを強制停止します。
Java VMプロセスが自動的に再起動されます。(注1)
注1)PCMIプロファイルの「プロセスの自動再起動」に「自動再起動しない」を設定している場合、Java VMプロセスは再起動されません。サーバーインスタンスは停止します。
「java.lang.OutOfMemoryError」を返却する
通常のJavaアプリケーション同様、アプリケーション、およびJava EEコンテナに「java.lang.OutOfMemoryError」を返却(スロー)します。可能なかぎり、処理は継続されます。
ただし、不足した資源や不足量、および発生のタイミングによっては、正常に運用できなくなる(リクエスト処理失敗でステータス500、セッションの情報消失、内部異常など)可能性があります
参照
PCMIプロファイルの設定方法については、「6.2.1 PCMIプロファイルの変更方法」を参照してください。
PCMIプロファイルの定義項目については、「8.2 PCMIサービスの定義項目」を参照してください。