M.1.2 4.3A10 の新機能

項番	製品	機能名	内容	詳細
1	GDS	I/Oタイムアウト機能	ミラーリングしているディスクで異常が発生したとき、デバイスドライバのリトライ(再試行)処理を抑止することで、ディスクI/Oの応答遅延を抑止します。	「1.2.5 I/O タイムアウト」
2	GDS Snapshot	ストライプおよびコンカチネーションタイプのボリュームに対する、OPC 方式のスナップショット	ETERNUS ディスクアレイのアドバンスト・コピー機能 OPC (One Point Copy) を使用して、ストライプタイプ、およびコンカチネーションタイプのボリュームのスナップショットが作成できます。	「5.2.4.2 プロキシ関連付け」「5.3.3 リストア」「6.6 プロキシボリュームを使用したオンラインバックアップと瞬間リストア」「A.1.8 プロキシ構成の前提条件」「D.14 sdxproxy - プロキシオブジェクトの操作」
3	GDS	システムディスクミラーリングの強制解除ツール(sdxsystemコマンド)	UFSブート環境において、システムに異常が発生し、通常の方法でシステムディスクのミラーリングが解除できない場合に、システムディスクミラーリングの設定情報を削除できます。	「F.3.1 sdxsystem - システムディスクミラーリングの強制解除」
4	GDS	システムディスクのミラーリング解除の確認ツール(sdxrootckコマンド)	UFSブート環境において、システムディスクのミラーリングの設定、および、ルートクラスの設定が完全に解除されているか確認できます。	「F.3.2 sdxrootck - システムディスクミラーリングの解除の確認」
5	GDS	ディスクのI/Oエラー状態の復旧時間短縮	sdxfix -DコマンドでディスクのI/Oエラー状態を解除する際、-x NoRdchkオプションを指定すると、処理時間が短縮できます。	「G.3 運用」の「Q: テストにおいてI/Oエラー状態を発生させた場合の復旧時間を短縮したい。」「D.9 sdxfix - 故障したオブジェクトの復旧」
6	GDS	システムディスク設定のエラーメッセージ改善	GDS運用管理ビューのシステムディスク設定において、システムディスクのスライス番号がすべて使用されている場合、原因と対処方法を示すエラーメッセージ(5014)を表示します。	「E.5.1 エラーメッセージ (5000 - 5099)」のメッセージ5014
7	GDS	ディスクのリソース登録のチェック	PRIMECLUSTERシステムにおいて、クラスタのリソースデータベースに登録されていないディスクを、GDS運用管理ビューのクラス構成設定画面で新しいクラスに登録しようとした場合、共用クラスに登録できないことを示す警告メッセージ(5148)を表示します。	「E.5.2 警告メッセージ (5000,5100 - 5199)」のメッセージ5148

GDS : Global Disk Services
GDS Snapshot : Global Disk Services Snapshot