List Creatorから通知されるメッセージや本書のトラブルシューティングを参照してもトラブルが解消できない場合、トラブル調査用の情報を採取し、当社技術員へ連絡します。
Windows環境でトラブル情報を採取する場合、以下の手順でトラブル調査用の情報を採取してください。
手順 | 概要 | 参照先 | ||
---|---|---|---|---|
1)準備 | 入力データの退避を行うよう設定する場合 | あらかじめ、帳票出力サーバのList Creatorの環境設定画面([トレースログ]タブ)で、「入力データを退避する」設定を行う。 | オンラインマニュアル“環境設定・帳票運用編” | |
フォーマッティングログを採取する場合 | 帳票出力コマンドのオプション指定時に、 | |||
Web手元印刷機能におけるトラブル情報を採取する場合 | あらかじめ設定を行う。
|
| ||
XBRLデータ対応機能の | 設定ファイルを変更し、XBRLデータ対応機能のログを採取する設定を行う。 | |||
Database Direct連携ログを採取する場合 | 帳票出力時の環境変数に、Database Direct 連携ログを採取するための設定を行う。 | |||
2)帳票出力を実行する (※任意) | トラブル情報を採取する場合に、あらかじめ必要な設定を変更した場合 | 帳票出力を実行する | - | |
3)障害調査用情報採取ツールを実行する | 帳票出力サーバで、障害調査用情報採取ツールを使用して必要な情報を採取する。 分散出力を行っている場合は、アプリケーションサーバでも障害調査用情報採取ツールを使用して必要な情報を採取する。 Web手元印刷型の場合は、Webクライアント側で障害調査用情報採取ツールを使用して必要な情報を採取する。 動作オペレーティングシステムによって、必要な情報を採取する手順は異なります。 | 動作オペレーティングシステムが以下の場合
| Administrator用障害調査用情報採取ツール(OARSdt/OARSdtWコマンド)を実行する。 管理者権限が取得できない環境の場合は、一般ユーザ用障害調査用情報採取ツール(OARSUsr コマンド)で情報を採取する。 ⇒指定したフォルダ配下に圧縮ファイル「oapressa.far」(OARSUsr/OARSUsrWコマンドを実行した場合は「oapressu.far」)が作成される。 | ⇒“13.2.2 Administrator用障害調査用情報採取ツール(OARSdtコマンド)” ⇒“ 13.4.1.2 Administrator用障害調査用情報採取ツール(OARSdtWコマンド)” |
3)障害調査用情報採取ツールを実行する | 帳票出力サーバで、障害調査用情報採取ツールを使用して必要な情報を採取する。 分散出力を行っている場合は、アプリケーションサーバでも障害調査用情報採取ツールを使用して必要な情報を採取する。 Web手元印刷型の場合は、Webクライアント側で障害調査用情報採取ツールを使用して必要な情報を採取する。 動作オペレーティングシステムによって、必要な情報を採取する手順は異なります。 | 動作オペレーティングシステムが以下の場合
| 1.トラブルが発生したユーザで一般ユーザ用障害調査用情報採取ツール(OARSUsr/OARSUsrWコマンド)を実行する。 ⇒指定したフォルダ配下に圧縮ファイル「oapressu.far」が作成される。 2.その後、Administrators 権限を持つユーザでコンピュータにログオンし直し、Administrator用障害調査用情報採取ツール(OARSdt/OARSdtWコマンド)を実行する。 ⇒指定したフォルダ配下に圧縮ファイル「oapressa.far」が作成される。 | ⇒“13.2.2 Administrator用障害調査用情報採取ツール(OARSdtコマンド)” ⇒“ 13.4.1.2 Administrator用障害調査用情報採取ツール(OARSdtWコマンド)” |
3)障害調査用情報採取ツールを実行する | 帳票出力サーバで、障害調査用情報採取ツールを使用して必要な情報を採取する。 分散出力を行っている場合は、アプリケーションサーバでも障害調査用情報採取ツールを使用して必要な情報を採取する。 Web手元印刷型の場合は、Webクライアント側で障害調査用情報採取ツールを使用して必要な情報を採取する。 動作オペレーティングシステムによって、必要な情報を採取する手順は異なります。 | 動作オペレーティングシステムが以下の場合
| Administrator用障害調査用情報採取ツール(OARSdt/OARSdtWコマンド)を実行する。 ⇒指定したフォルダ配下に圧縮ファイル「oapressa.far」が作成される。 | |
4)その他の情報を記録する | “12.5 その他”を参照し、必要な情報を控える。 | ⇒“12.5 その他 ” | ||
5)当社技術員に情報を提供する | 障害調査用情報採取ツールで採取された情報(作成された圧縮ファイルなど)をコピーし、採取された各機能のログ情報やトレース情報、および記録した情報もあわせて提供する。 差し支えなければ、帳票出力時に使用した資源やアプリケーションなどの帳票出力時の属性情報も提供する。 |
-:特になし