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Interstage List Creator V10.4.1 トラブルシューティング集
FUJITSU Software

13.1 トラブル情報の採取手順

List Creatorから通知されるメッセージや本書のトラブルシューティングを参照してもトラブルが解消できない場合、トラブル調査用の情報を採取し、当社技術員へ連絡します。

Windows環境でトラブル情報を採取する場合、以下の手順でトラブル調査用の情報を採取してください。

表13.1 トラブル情報の採取手順

手順

概要

参照先

1)準備
(設定)
を行う
(※任意)

入力データの退避を行うよう設定する場合

あらかじめ、帳票出力サーバのList Creatorの環境設定画面([トレースログ]タブ)で、「入力データを退避する」設定を行う。

オンラインマニュアル“環境設定・帳票運用編”

フォーマッティングログを採取する場合

帳票出力コマンドのオプション指定時に、
「-p " ログ出力先"」を指定して帳票出力する。

⇒“13.3 フォーマッティングログを採取する

Web手元印刷機能におけるトラブル情報を採取する場合

あらかじめ設定を行う。

  • Webクライアント
    Webクライアントでトレースログを採取するための環境設定を行う。

  • Webサーバ
    Webサーバのアクセスログを採取するための設定を行う。

XBRLデータ対応機能の
ログを採取する場合

設定ファイルを変更し、XBRLデータ対応機能のログを採取する設定を行う。

⇒“13.5 XBRLデータ対応機能ログを採取する

Database Direct連携ログを採取する場合

帳票出力時の環境変数に、Database Direct 連携ログを採取するための設定を行う。

⇒“13.6 Database Direct連携ログを採取する

2)帳票出力を実行する

(※任意)

トラブル情報を採取する場合に、あらかじめ必要な設定を変更した場合

帳票出力を実行する

3)障害調査用情報採取ツールを実行する
(※必須)

帳票出力サーバで、障害調査用情報採取ツールを使用して必要な情報を採取する。

分散出力を行っている場合は、アプリケーションサーバでも障害調査用情報採取ツールを使用して必要な情報を採取する。

Web手元印刷型の場合は、Webクライアント側で障害調査用情報採取ツールを使用して必要な情報を採取する。

動作オペレーティングシステムによって、必要な情報を採取する手順は異なります。

動作オペレーティングシステムが以下の場合

  • Windows Server 2008

  • Windows Server 2012

  • Windows Vista

  • Windows 7

  • Windows 8

  • Windows 10

Administrator用障害調査用情報採取ツール(OARSdt/OARSdtWコマンド)を実行する。

管理者権限が取得できない環境の場合は、一般ユーザ用障害調査用情報採取ツール(OARSUsr コマンド)で情報を採取する。

⇒指定したフォルダ配下に圧縮ファイル「oapressa.far」(OARSUsr/OARSUsrWコマンドを実行した場合は「oapressu.far」)が作成される。

⇒“13.2.2 Administrator用障害調査用情報採取ツール(OARSdtコマンド)

⇒“ 13.4.1.2 Administrator用障害調査用情報採取ツール(OARSdtWコマンド)

⇒“ 13.2.1 一般ユーザ用障害調査用情報採取ツール(OARSUsrコマンド)

⇒“ 13.4.1.1 一般ユーザ用障害調査用情報採取ツール(OARSUsrWコマンド)

3)障害調査用情報採取ツールを実行する
(※必須)

帳票出力サーバで、障害調査用情報採取ツールを使用して必要な情報を採取する。

分散出力を行っている場合は、アプリケーションサーバでも障害調査用情報採取ツールを使用して必要な情報を採取する。

Web手元印刷型の場合は、Webクライアント側で障害調査用情報採取ツールを使用して必要な情報を採取する。

動作オペレーティングシステムによって、必要な情報を採取する手順は異なります。

動作オペレーティングシステムが以下の場合

  • Windows XP

  • Windows Server 2003

  • Windows 2000

1.トラブルが発生したユーザで一般ユーザ用障害調査用情報採取ツール(OARSUsr/OARSUsrWコマンド)を実行する。

⇒指定したフォルダ配下に圧縮ファイル「oapressu.far」が作成される。

2.その後、Administrators 権限を持つユーザでコンピュータにログオンし直し、Administrator用障害調査用情報採取ツール(OARSdt/OARSdtWコマンド)を実行する。

⇒指定したフォルダ配下に圧縮ファイル「oapressa.far」が作成される。

⇒“13.2.2 Administrator用障害調査用情報採取ツール(OARSdtコマンド)

⇒“ 13.4.1.2 Administrator用障害調査用情報採取ツール(OARSdtWコマンド)

⇒“ 13.2.1 一般ユーザ用障害調査用情報採取ツール(OARSUsrコマンド)

⇒“ 13.4.1.1 一般ユーザ用障害調査用情報採取ツール(OARSUsrWコマンド)

3)障害調査用情報採取ツールを実行する
(※必須)

帳票出力サーバで、障害調査用情報採取ツールを使用して必要な情報を採取する。

分散出力を行っている場合は、アプリケーションサーバでも障害調査用情報採取ツールを使用して必要な情報を採取する。

Web手元印刷型の場合は、Webクライアント側で障害調査用情報採取ツールを使用して必要な情報を採取する。

動作オペレーティングシステムによって、必要な情報を採取する手順は異なります。

動作オペレーティングシステムが以下の場合

  • Windows 98

  • Windows Me

Administrator用障害調査用情報採取ツール(OARSdt/OARSdtWコマンド)を実行する。

⇒指定したフォルダ配下に圧縮ファイル「oapressa.far」が作成される。

⇒“13.2.2 Administrator用障害調査用情報採取ツール(OARSdtコマンド)

⇒“ 13.4.1.2 Administrator用障害調査用情報採取ツール(OARSdtWコマンド)

4)その他の情報を記録する
(※任意)

12.5 その他”を参照し、必要な情報を控える。

⇒“12.5 その他

5)当社技術員に情報を提供する
(※必須)

障害調査用情報採取ツールで採取された情報(作成された圧縮ファイルなど)をコピーし、採取された各機能のログ情報やトレース情報、および記録した情報もあわせて提供する。

差し支えなければ、帳票出力時に使用した資源やアプリケーションなどの帳票出力時の属性情報も提供する。

-:特になし

以下に、Windows環境の場合に、各サーバで採取が必要なトラブル情報について示します。