異常発生時には、以下の情報を採取し、確認してください。
採取/確認する情報 | 概要 |
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メッセージ | 以下を採取してください。 - syslog - イベントログ(アプリケーションログ) 関連製品や環境などが原因で異常が発生することもあるので、出力されているすべてのメッセージを採取してください。 |
操作記録 | 異常発生時に行ったコマンド操作などの内容です。 |
TJNLの状態 | 異常発生時のTJNLの状態です。 必要に応じて以下のコマンドにより確認してください。 - tjnlstat - tjnlprtfmtdef - tjnlprtdef 詳細は、Symfoware/RDBの場合は"11.9 コマンド"、Oracleの場合は"12.10 コマンド"、SQL Serverの場合は"13.10 コマンド"を参照してください。 |
TJNLの各定義 | 必要に応じてTJNLの状態や抽出元のデータベースなどと比較します。 以下の定義を確認してください。 - 環境定義(Symfoware/RDBの場合"11.3.4 環境定義の記述"、Oracleの場合"12.4.4 環境定義の記述"、SQL Serverの場合"13.4.4 環境定義の記述") - 取得定義・配付定義(Symfoware/RDBの場合"11.4 定義"、Oracleの場合"12.5 定義"、SQL Serverの場合"13.5 定義") |
環境変数 | 詳細については、以下を参照してください。 - Symfoware/RDBの場合"11.3.2 環境変数" - Oracleの場合"12.4.2 環境変数" - SQL Serverの場合"13.4.2 環境変数" |
抽出元のデータベースの定義 | TJNLの取得定義に対応する抽出元のデータベースの表の定義について、必要に応じて確認します。 |
TRMのメッセージキューの状態 (trmqdprtqコマンドの内容) | 逐次差分抽出処理が進んでいないと推測される場合、TRMのメッセージキューの状態を確認します。 |
JournalTransferの状態 (trjtdisplayコマンドの内容) | 格納側システムにメッセージが送信されているか、JournalTransferの各ノードの状態を確認します。 |