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Linkexpress Transactional Replication option V5.0L60 説明書
FUJITSU Software

B.8 異常発生時に採取する情報

異常発生時には、以下の情報を採取し、確認してください。

採取/確認する情報

概要

メッセージ

以下を採取してください。
- syslog
- イベントログ(アプリケーションログ)
関連製品や環境などが原因で異常が発生することもあるので、出力されているすべてのメッセージを採取してください。

操作記録

異常発生時に行ったコマンド操作などの内容です。

TJNLの状態

異常発生時のTJNLの状態です。
必要に応じて以下のコマンドにより確認してください。
- tjnlstat
- tjnlprtfmtdef
- tjnlprtdef
詳細は、Symfoware/RDBの場合は"11.9 コマンド"、Oracleの場合は"12.10 コマンド"、SQL Serverの場合は"13.10 コマンド"を参照してください。

TJNLの各定義

必要に応じてTJNLの状態や抽出元のデータベースなどと比較します。
以下の定義を確認してください。
- 環境定義(Symfoware/RDBの場合"11.3.4 環境定義の記述"、Oracleの場合"12.4.4 環境定義の記述"、SQL Serverの場合"13.4.4 環境定義の記述")
- 取得定義・配付定義(Symfoware/RDBの場合"11.4 定義"、Oracleの場合"12.5 定義"、SQL Serverの場合"13.5 定義")

環境変数

詳細については、以下を参照してください。
- Symfoware/RDBの場合"11.3.2 環境変数"
- Oracleの場合"12.4.2 環境変数"
- SQL Serverの場合"13.4.2 環境変数"

抽出元のデータベースの定義

TJNLの取得定義に対応する抽出元のデータベースの表の定義について、必要に応じて確認します。

TRMのメッセージキューの状態
(trmqdprtqコマンドの内容)

逐次差分抽出処理が進んでいないと推測される場合、TRMのメッセージキューの状態を確認します。

JournalTransferの状態
(trjtdisplayコマンドの内容)

格納側システムにメッセージが送信されているか、JournalTransferの各ノードの状態を確認します。