機能説明
JournalTransferシステムの起動パラメタ、通信ノードおよびブリッジノードの状態を表示します。
入力形式
trjtdisplay -i idname [{-t {node|brid} | -n name}] |
パラメタ
JournalTransferシステム識別名を指定します。本パラメタには、SYSTEM_INFORMATIONセクション定義のIDENT_NAMEパラメタ定義の値を指定してください。
本パラメタのみを指定した場合、JournalTransferシステムのシステム情報を表示します。
“node”を指定した場合、通信ノードの状態を表示します。
“brid”を指定した場合、ブリッジノードの状態を表示します。
通信ノードまたはブリッジノードの詳細を表示します。
通信ノードの詳細を表示する場合は、NODE_INFORMATIONセクション定義のNODE_NAMEパラメタ定義の値を本パラメタに指定してください。
ブリッジノードの詳細を表示する場合は、BRIDGE_INFORMATIONセクション定義のBRIDGE_NAMEパラメタ定義の値を本パラメタに指定してください。
注意事項
本コマンドは、スーパユーザだけが実行できます。![]()
![]()
本コマンドは、Administratorsローカルグループのユーザの資格を持つ利用者だけが実行できます。![]()
Windows 2008以降の場合、本コマンドは、管理者のコマンドプロンプトからコマンドを実行してください。![]()
表示形式
以下の表示形式について説明します。
-i オプションのみの表示形式
-t nodeの表示形式
-t bridの表示形式
-n 通信ノードの表示形式
-n ブリッジノードの表示形式
-iオプションのみの表示形式
SYSTEM SUMMARY IDENT_NAME=TRJTSN01 IP-ADDRESS=10.10.10.10 PORT=1500 |
IDENT_NAME :JournalTransferシステム識別名
IP-ADDRESS :自システムのIPアドレス
PORT :自システムの受信ポート番号
-t nodeの表示形式
NODE LIST NAME STATUS NODESN01 ACT |
NAME :通信ノード識別名
STATUS:通信ノード状態
ACT :活性化状態
INACT :非活性化状態
ACT/P :活性化状態へ遷移中
INACT/P:非活性化状態へ遷移中-t bridの表示形式
BRIDGE LIST NAME TYPE NODE STATUS BRIDSN01 SEND NODESN01 ACT |
NAME :ブリッジノード識別名
TYPE :ブリッジノードの動作モード
SEND: 送信ブリッジノード
RECV: 受信ブリッジノードNODE :通信ノード識別名
STATUS:ブリッジノード状態
ACT :活性化状態
INACT :非活性化状態
ACT/P :活性化状態へ遷移中
INACT/P:非活性化状態へ遷移中-n 通信ノードの表示形式
NODE SUMMARY
LOCAL NAME=NODESN01 IP-ADDRESS=10.10.10.10 PORT=1500
POLL-INTVL=99999 POLL-TMOUT=99999 I_STATUS=ACT
REMOTE IP-ADDRESS=10.10.11.11 PORT=1500
STATUS=ACT SEND=9,999,999 RECV=9,999,999
BRIDGE LIST
NAME TYPE NODE STATUS
BRIDSN01 SEND NODESN01 ACT |
NAME :自システムの通信ノード識別名
IP-ADDRESS :通信ノードIPアドレス(LOCALの場合)または接続中の相手システム通信ノード
IPアドレス(REMOTEの場合)PORT :通信接続ポート番号(LOCALの場合)または接続中の相手通信ノード接続ポート
番号(REMOTEの場合)POLL-INTVL :TCPコネクションのポーリングインターバル時間
POLL-TMOUT :相手システムに対する応答監視時間
I_STATUS :通信ノードの初期状態
ACT :活性化する
INACT :活性化しないSTATUS :通信ノードの状態
ACT :活性化状態
INACT :非活性化状態
ACT/P :活性化状態へ遷移中
INACT/P:非活性化状態へ遷移中SEND :プロトコルデータ送信回数(JournalTransferシステム起動からの累計)
RECV :プロトコルデータ受信回数(JournalTransferシステム起動からの累計)
BRIDGE LIST :ブリッジノードの状態一覧 (詳細は-t bridの表示形式を参照)
-n ブリッジノードの表示形式
BRIDGE SUMMARY NAME=BRIDSN01 NODE=NODESN01 TYPE=SEND SMODE=WARM CONN_INTERVAL=99999 I_STATUS=ACT MAXSIZE=99999 MAXNUMS=50 RECV-TMOUT=99999 STATUS=ACT FROM=TRM001:QUE001 TO=ACMG001:LD001 SEND=9,999,999 RECV=9,999,999 READ=9,999,999 WRITE=9,999,999 |
NAME :ブリッジノード識別名
NODE :通信ノード識別名
TYPE :ブリッジノードの動作モード
SEND: 送信ブリッジノード
RECV: 受信ブリッジノードSMODE :ブリッジノードの起動モード(受信ブリッジノードの場合、常に空白)
COLD: “COLD”モードで起動されたブリッジノード
WARM: “WARM”モードで起動されたブリッジノード
VRFY: “VRFY”モードで起動されたブリッジノードCONN_INTERVAL : 接続処理のリトライインターバル時間(受信ブリッジノードの場合、常に“0”)
(BRIDGE_INFORMATIONセクション定義のCONN_INTERVALパラメタ定義の値)I_STATUS :ブリッジノードの初期状態
ACT :活性化する
INACT :活性化しないMAXSIZE : 最大メッセージ長
MAXNUMS : 内部情報
RECV-TMOUT : 相手システムに送信したデータの応答監視時間
STATUS : ブリッジノードの状態
ACT :活性化状態
INACT :非活性化状態
ACT/P :活性化状態へ遷移中
INACT/P:非活性化状態へ遷移中FROM :送信用のTRMシステム名とメッセージキュー名、または送信用のACMグループ名とACMの論理あて先
TO :受信用のTRMシステム名とメッセージキュー名、または受信用のACMグループ名とACMの論理あて先
SEND :プロトコルデータ送信回数 (JournalTransferシステム起動からの累計)
RECV :プロトコルデータ受信回数 (JournalTransferシステム起動からの累計)
READ :メッセージ読込み回数 (JournalTransferシステム起動からの累計)
WRITE :メッセージ書込み回数 (JournalTransferシステム起動からの累計)