JBKプラグインに関する設定情報は、jbkplugin.propertiesというファイルに記述されています。jbkplugin.propertiesは、JBKをインストールしたフォルダの下の、“classes”というフォルダの中にあります。JBKプラグインの設定を変更する場合には、jbkplugin.propertiesをテキストエディタで編集して、設定内容を変更してください。
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##* All Rights Reserved
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##* jbkplugin.properties
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# '#'で始まる行はコメント行。
#
# 注意事項:
# ・1行の最大桁数は1024バイトです。
# ・Windows Vista/Windows 7で保護モードが有効なサイトのアプレットを使用する
# 場合、保存/出力フォルダはユーザディレクトリのAppData\LocalLow下を指定して
# ください。
# ・インストールフォルダが空白を含む場合、jbk.plugin.policy.urlに
# ${jbk.home}を使用しないでください。ポリシーファイルの読み込みに失敗します。
# Java VMの指定
# 以下はJava VMの指定例です。
#jbk.plugin.javahome=C:\jdk6
# あるいは
#jbk.plugin.javahome=C:\jdk7
# VMの起動オプションの指定
# 以下は起動オプションの指定例です。
jbk.plugin.vmoption=-Dsun.java2d.noddraw=true
# JBKプラグインで使用するポリシーファイルの指定
# (この設定はJava2のVM使用時のみ有効です)
jbk.plugin.policy.url=file:/${jbk.home}/classes/jbkplugin.policy
# プロキシの設定
# 以下はプロキシの指定例です。
#jbk.plugin.proxy.enable=true
#jbk.plugin.proxy.http.host=proxy.fujitsu.co.jp
#jbk.plugin.proxy.http.port=8080
#jbk.plugin.proxy.override=*.fujitsu.co.jp|*.fujitsu.com
#jbk.plugin.proxy.secure.host=proxy.fujitsu.co.jp
#jbk.plugin.proxy.secure.port=8080
# Javaコンソールの表示/非表示の指定
jbk.plugin.console.visible=false
# アプレットのダウンロード方式の指定
# 次の設定が使用可能です。
# - java:
# Javaのネットワーク通信クラスを使用する。
# - native:
# ブラウザの機能を使用する。
# - hybrid:
# クラスファイルとJARファイル:ブラウザの機能を使用する。
# その他のファイル:Javaのネットワーク通信クラスを使用する。
#
jbk.plugin.protocol.http=hybrid
# HTTPSプロトコルによるアプレットのダウンロード方式の指定
# 次の設定が使用可能です。
#
# - java:
# Javaのネットワーク通信クラスを使用する。
# - native:
# ブラウザの機能を使用する。
# - hybrid:
# クラスファイルとJARファイル:ブラウザの機能を使用する。
# その他のファイル:現在はHTTPS接続によるダウンロードは不可。
#
jbk.plugin.protocol.https=hybrid
# アプレットの独自キャッシュ用の指定
#
# 次の項目が設定可能です。
# - 独自キャッシュの使用/非使用の指定
# - 独自キャッシュの保存フォルダの指定
# - 独自キャッシュの保存フォルダの空き容量の指定
# - 独自キャッシュの更新条件の指定
jbk.plugin.www.plugin_cache.enable=false
jbk.plugin.www.plugin_cache.dir=${user.home}\applet_cache
jbk.plugin.www.plugin_cache.dir.freespace=1%
jbk.plugin.www.plugin_cache.update=newer
# - 更新条件がnewerのとき、高速化モードを使用するかの指定
#jbk.plugin.www.plugin_cache.accelerate=true
# - 2パス確認モードを使用するかの指定(高速化モード指定時無効)
#jbk.plugin.www.plugin_cache.twopass=true
# アプレットのダウンロード状態の表示/非表示の指定
jbk.plugin.applet.showmessage=true
# JavaScript からのアプレットのメソッド呼び出しの指定
# (Internet Explorer, Netscape 6/7 のみ有効)
#jbk.plugin.sw.script.enable=true
# アプレットのダウンロード状態を監視するクラスの指定
#jbk.plugin.interface.download_notify=
# Java VM メッセージの出力
#jbk.plugin.debug.showvmmsg=true
# Java VM メッセージの出力フォルダ
#jbk.plugin.debug.tracedir=C:\WINDOWS\TEMP
# Javaコンソールログのファイル出力
jbk.plugin.debug.console_log=false
# Javaコンソールログのファイル出力フォルダの指定
#jbk.plugin.debug.console_log.dir=${jbk.home}/console_log
# Javaコンソールログのファイル数制限値の指定
#jbk.plugin.debug.console_log.history=5
# Javaコンソールログのファイル出力サイズ制限値の指定
#jbk.plugin.debug.console_log.size=100K
# Javaコンソールログの行ヘッダを追加するかどうかの指定
#jbk.plugin.debug.console_log.header=false
# ブラウザを閉じるときにアプレットの終了を待つかどうかの指定
#jbk.plugin.sw.applet.delay=false
# ブラウザがアクティブ状態になったときに強制的にアプレットをアクティブ化
# させるかどうかの指定
#jbk.plugin.sw.fbc.force_activate=true
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注意
jbkplugin.propertiesの設定内容を変更した場合
動作中のJBKプラグインには設定の変更は反映されません。JBKプラグインに設定内容の変更を反映させるためには、ブラウザを再起動して、JBKプラグインを使用するHTMLファイルをブラウザで読み込み直してください。
JBKプラグインの設定情報
jbkplugin.propertiesにおける各設定を、以下の内容で説明します。
JBKプラグインにはこの他にも以下の機能があります。各機能を、それぞれの節で説明します。
HTMLファイルの記述の仕方により、アプレットを実行せずにJavaVMだけを先行起動することが可能です。
2.3.10 アプレットのアクティブ/非アクティブ状態の通知
JBKプラグインでは、アプレットのアクティブ/非アクティブ状態を独自に定め、そのアクティブ/非アクティブ状態が切り替わるタイミングをアプレットに通知する機能を提供しています。
アプレット実行中にユーザがブラウザを終了しようとした場合に、ブラウザを終了して良いかどうかをアプレットに問い合わせることが可能です。
JBKプラグインの設定ファイル(jbkplugin.properties)を切り替えることにより、ブラウザ毎に別の情報を設定することが可能です。
アプレットからJavaScriptを呼び出したり、JavaScriptからアプレットのpublicメソッドを呼び出したりすることが可能です。