JBKプラグインがアプレットの実行に用いるJava VMの指定方法を説明します。
なお、JBKプラグインインストール時のデフォルト状態(初期状態)では、JBKプラグインはJBKのインストール時に選択したJava SEをJava VMとして使用します。使用するJava VMを変更する必要がない場合には、ユーザがJava VMの指定を行う必要はありません。
使用するJava VMの指定方法
使用するJava VMをデフォルト状態から変更する必要がある場合には、jbkplugin.propertiesの中に以下の行を記述してください。
jbk.plugin.javahome=<Java SEのインストールフォルダ> |
<Java SEのインストールフォルダ>には、Java VMとして使用するJava SEのインストールフォルダを指定します。
注意
デフォルト状態では、jbkplugin.properties内のJava VMの指定行はコメント行('#'の付いた行)になっています。
Java VMの指定を行う場合には、行の先頭の'#'を取り除いてください。
Java SEのインストールフォルダ名に空白文字が含まれている場合には、Java SEのインストールフォルダ名を'"'(ダブルクォーテーション)で囲んで指定してください。
JBKプラグインで使用するJava VMには、実行するアプレットに合わせて、適切なバージョンのJava SEを指定してください。
例
使用するJava VMの指定例
jbk.plugin.javahome="C:\Program Files\jdk1.6.0" |
ポイント
使用するJava VMの指定の検索順序
JBKプラグインは、アプレットの実行に使用するJava VMの指定を以下の順番で検索します。
使用するJava VMがjbkplugin.properties内に記述されている場合には、そのJava VMを使用します。
使用するJava VMがjbkplugin.properties内に記述されていない場合には、JBKのインストール時に選択したJava SEがJava VMとして使用されます(デフォルト状態の動作)。
もし、JBKのインストール時に選択したJava SEの情報が取得できなかった場合は、環境変数JAVA_HOMEに設定されているJava SEをJava VMとして使用します。この状況は、JBKのインストール情報を記録しているレジストリが何らかの原因で参照できなくなった場合に起こります。