シナリオJSPは、以下のタグ/機能を使って記述します。
Portalworksが提供するタグ(シナリオタグライブラリ)
Portalworksが提供するスクリプト変数
JSP標準の機能
Portalworksが提供するタグとスクリプト変数について以下に示します。
詳細については、“付録A シナリオ用タグリファレンス”を参照してください。
========================================================== Portalworks内でエラーが発生しました。 2001/12/28 17:03:15 (com.fujitsu.portalworks.util.qiac.jasper.JasperException) ========================================================== 詳細情報については、以下のファイルを参照してください。
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Portalworksでは、シナリオJSP記述用に以下のタグを提供しています。このPortalworks固有のタグとスクリプトクラス、およびJSPの標準機能を利用してシナリオ用のJSPを記述します。
処理項目 | 記述方法 | 処理概要 |
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前処理/後処理 | prologueScenarioタグ | アクティブシナリオJSPの前処理および後処理を行います。 |
前処理/後処理 | prologueDocタグ | アクティブドックJSPの前処理および後処理を行います。 |
サービスの呼び出し | callタグ | USP/シナリオに処理を依頼します。 |
サービス実行結果の受信 | receiveタグ | USP/シナリオから実行結果を受信します。 |
XMLのマッチング処理 | matchタグ | XMLコンテンツとインプットパターン(マッチングルール)によるマッチング処理を行い、新しいXMLコンテンツを作成します。 |
XHTML=>XML変換 | xhtml2xmlタグ | XHTML形式のテーブルとフォームをXML形式に変換します。 |
XSLT変換 | xslConvertタグ | XMLコンテンツとXSLテンプレートからHTML/XMLコンテンツへの変換を行います。 |
表示するコンテンツにIDとタイプを付加 | contentタグ | 表示するコンテンツにIDとタイプ(HTML/XML)を付加します。 |
複数コンテンツの制御 | parcelタグ、parcelHeaderタグ、parcelBodyタグ、addParcelタグ、referParcelタグ | マルチパートコンテンツデータの送受信制御を行います。 |
タグの返却コンテンツをレスポンスで返す | scenarioResponseタグ | テキストベースの受信データなどを返します。PWScenarioContextクラスのcontentToResponseメソッドに相当します。 |
サービスを呼び出すタグ作成 | anchorタグ、formタグ | サービスを呼び出すanchorタグ、formタグを作成します。 |
利用者への代理ログオン情報の付加 | signOnBasicタグ | 利用者に対して、基本認証が必要なサービスへの代理ログオン情報を付加します。 |
各USPへの処理依頼 | 各USP固有のタグ | 外部情報・サービスへの接続・情報取得などの処理を行います。 |
エラー情報の設定 | setErrorInfoタグ | 指定されたエラー情報を呼び出し先のシナリオから呼び出し元のシナリオに返します。 |
デバッグ情報の出力 | debugPrintタグ | デバッグモード時にdebugPrintタグのボディ部分をデバッグファイルに出力します。 |
パラメータの設定 | paramタグ | アトリビュートに指定する値をタグで指定します。設定できる値は、anchorタグのparamアトリビュート、formタグのparamアトリビュート、callタグのparmObjectアトリビュートです。 |
ブリックの制御 | controlBrickタグ | ブリックの制御を行います。 |
Portalworksでは、シナリオJSP記述用に以下のスクリプト変数を提供しています。スクリプト変数は、シナリオJSP内で共有する情報の記録・提供を行います。
スクリプト変数には、予約語、またはタグのアトリビュートで指定した名称を使用します。
クラス名 | 変数名 | 内容 |
---|---|---|
PWScenarioContext | “scenarioContext” (予約語) | 有効範囲:各prologueタグ以降 当該シナリオを呼び出した利用者のユーザプロファイル情報、セション情報、およびシナリオ機能内部で利用する各種URLを生成するメソッドを提供します。 詳細については、“A.1.1 PWScenarioContextクラス”を参照してください。 |
ArrayList 配列要素 | “scenarioCalls” (予約語) | 有効範囲:各prologueタグ以降 当該シナリオから通算で呼び出したUSP・シナリオの情報が格納されます。このあと呼び出すべきreceiveタグを判断する時に使用します。 詳細については、“A.1.2 PWScenarioCallクラス”を参照してください。 |
PWScenarioRequest | “scenarioRequest” (予約語) | 有効範囲:各prologueタグ以降 当該シナリオの呼び出し元からの要求情報を格納します。 詳細については、“A.1.3 PWScenarioRequestクラス”を参照してください。 |
PWScenarioTagResult | 各タグのresultアトリビュートで指定 | 有効範囲:各タグ以降 タグに依存した項目が設定されます。 詳細については、“A.1.4 PWScenarioTagResultクラス”を参照してください。 |
PWScenarioParcel | “scenarioParcel” (予約語) | 有効範囲:各prologueタグ以降 マルチパートコンテンツデータの送受信制御を行います。 詳細については、“A.1.5 PWScenarioParcelクラス”を参照してください。 |
PWScenarioUtil | “scenarioUtil” (予約語) | 有効範囲:各prologueタグ以降 当該シナリオからクライアントアプリを起動するために必要な情報を、取得および登録するメソッドを提供します。 詳細については、“A.1.6 PWScenarioUtilクラス”を参照してください。 |