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Interstage Data Effector ユーザーズガイド

4.2 処理時にデータを変換する

Data Effectorでは、入出力データの値を別の値に変換して処理する場合に、仮想項目機能を使います。
仮想項目機能を使用するには、以下の手順で設定します。

仮想項目を定義する

仮想項目名と、どのような条件下でどのような値に変換するかを、以下のパラメタに指定します。

機能名

対象パラメタ名

パタメタを記載する定義ファイル名または関数名

コマンド利用時

C API利用時

連結機能

LCondition

連結条件ファイル

AsisInitReplace

集計機能

LCondition

集計条件ファイル

AsisExecuteAnalyze

ソート機能

LCondition

ソート条件ファイル

AsisExecuteSort

処理条件を指定する

LConditionで定義した仮想項目名を処理条件として使う場合、以下の条件式に指定します。

機能名

条件式名

対象パラメタ名

連結機能

連結条件式

Jcondition

リターン式

OutputDef

集計機能

グループ式

GCondition

集計式

RCondition

ソート機能

ソート式

OCondition

リターン式

RCondition

注意

抽出機能では、データをそのままの値で抽出することが目的であるため、仮想項目機能は使用できません。

参照

各パラメタの詳細については、以下を参照してください。

仮想項目の用途および本節での参照先を以下に示します。

用途

参照先

データ値を別の値に変換する

4.2.1

データ値ごとに分類する

4.2.2

データ値を元に関連項目を算出する

4.2.3

データ値を元に変換処理を決める

4.2.4

特定データだけを処置対象にする
(データのマスキング)

4.2.5

データ値を元に別項目を選択する

4.2.6

処理結果のデータに情報を付加する

4.2.7


参照

仮想項目の書式の詳細については、“A.7 仮想項目機能”を参照してください。